株主欄はどう見ればいい?会社四季報のキホン

四季報の見方
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 会社四季報で、株主欄の基本的な見方、株式投資をやる上でどういった視点で見ればいいのかキホンの読み方を5つ紹介します。

①筆頭株主が創業社長

 特に新興企業は筆頭株主が創業社長であり、持株比率50%超が伸びる条件の1つとされている

②創業家がリスク要因になっていないか

 創業社長引退後、2代目3代目となってくると、創業家の株式が分散されていくため、権限も分散して社内対立が生まれて「お家騒動」などの阻害要因が出てくることもあるので注意が必要

③外国人持ち株比率が高いか

 株価上昇の要因は、外国人投資家の動向も左右される。外国人投資家から評価されている目安としては、外国人持分比率20%以上。

④著名な機関投資家が株主

 「ノルウェー政府」のように著名な機関投資家名が記載されていると良い兆候である。ノルウェー政府大量保有→キーエンス、SOMPO、岩谷産業など。光通信が大量保有→東計電算、ナラサキ産業、フルキャストHDなど。

⑤上場企業が株主

 上場企業が株主になっている場合は、資本関係にあることを意味する。持株比率50%以上は連結子会社として決算は親会社に連結される。50%未満は、決算は営業外収支として計上され、20%未満は親会社の決済に影響しない。また、ソフトバンクやイオンなどの親子上場企業は資本効率低下、悪材料発生時の株価連鎖安リスクもある

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