⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
今回は、明豊ファシリティワークス(1717)を紹介するよ!以前からの保有株でTJ好みの銘柄なんだ!
いったいどんな会社なのか、いいところも注意すべき点もみんなで一緒に学んでいこうよ!
東証スタンダード | コード 1717 | サービス業 | 決算月:3月
明豊ファシリティワークス
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/28)
959円前日比+3 (↑0.31%)
時価総額 約123億円
配当利回り(予)
4.59%
44円(2027/3期予想)
PER(予)
12.00倍
過去10年 8.85〜13.90倍
PBR(実)
1.94倍
過去レンジ 0.47〜2.73倍
MIX係数(PER×PBR)
23.28
22.5以下が割安の目安
配当性向(予)
55%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
15.50%
ROA(予)11.01%
営業利益率(前期)
20.76%
2026年3月期
自己資本比率
71.0%
2026年3月期(完全無借金経営)
※データ取得日:2026/08/28
📈 株価・PER・配当10年チャート
1717 明豊ファシリティワークス|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 376 | 12.5 | 9.97 |
| 2018/03 | 453 | 13 | 12.24 |
| 2019/03 | 503 | 21 | 10.66 |
| 2020/03 | 468 | 21.5 | 8.85 |
| 2021/03 | 669 | 26 | 12.81 |
| 2022/03 | 718 | 28 | 13.55 |
| 2023/03 | 786 | 31.5 | 13.90 |
| 2024/03 | 895 | 37.5 | 13.12 |
| 2025/03 | 909 | 42.5 | 11.64 |
| 2026/03 | 994 | 44 | 12.45 |
株価も配当金も右肩上がりで伸びているね!1株の金額もランチ代くらいでボクにも買いやすいなあ♪
明豊FWは13年連続で増配している会社なんだ。
そして1株買いもしやすい。もちろん株式投資は分析したうえで買って欲しいけど、明豊FWのような低位株は少額投資しやすいことも個人投資家にとってはありがたいね。
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
1717 明豊ファシリティワークス|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|
| 2017/03 | 3.32 | 33.1 |
| 2018/03 | 2.87 | 35.1 |
| 2019/03 | 4.17 | 44.4 |
| 2020/03 | 4.58 | 40.6 |
| 2021/03 | 3.88 | 49.7 |
| 2022/03 | 3.90 | 52.8 |
| 2023/03 | 4.01 | 55.7 |
| 2024/03 | 4.19 | 54.9 |
| 2025/03 | 4.67 | 54.4 |
| 2026/03 | 4.43 | 55.1 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
1717 明豊ファシリティワークス|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 37.73 | 10.90 | 15.59 |
| 2018/03 | 37.02 | 9.98 | 13.85 |
| 2019/03 | 47.27 | 13.84 | 15.62 |
| 2020/03 | 52.98 | 20.74 | 15.77 |
| 2021/03 | 52.30 | 21.46 | 15.88 |
| 2022/03 | 52.99 | 20.31 | 14.20 |
| 2023/03 | 56.53 | 20.13 | 14.13 |
| 2024/03 | 68.29 | 20.29 | 15.61 |
| 2025/03 | 78.16 | 21.46 | 16.33 |
| 2026/03 | 79.87 | 20.76 | 15.45 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
1717 明豊ファシリティワークス|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 239.06 | 67.0 |
| 2018/03 | 264.47 | 59.4 |
| 2019/03 | 300.32 | 62.9 |
| 2020/03 | 333.97 | 73.5 |
| 2021/03 | 343.49 | 71.0 |
| 2022/03 | 371.54 | 74.7 |
| 2023/03 | 399.63 | 69.6 |
| 2024/03 | 436.77 | 69.2 |
| 2025/03 | 477.77 | 69.5 |
| 2026/03 | 515.76 | 71.0 |
そこはプラス評価!売上の伸びはゆるやかだけど、利益率の改善が利益成長を引っ張ってきたんだ。
営業利益率は10年前と比べたらなんと2倍に改善しているんだよ。
そのとおり!明豊FWは実質無借金経営。業界トップクラスの健全な財政状態なんだ。手元現金も潤っていて配当の原資はしっかり確保されている。
財務の安定感は、この銘柄の大きな強みだよ。
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
直近10年で緩やかに拡大。2020年コロナ禍で落ち込んだが、その後回復し2026年3月期は過去最高を更新。2027年予64.2億で増収継続。 |
| 経常利益 |
着実に拡大している。売上を上回るスピードで利益が成長し、収益力の向上が顕著。2027年予13.0億で増益基調が続く。 |
| EPS |
上昇トレンドが続いている。直近EPSの安定が増配の継続性を支えている。 |
| ROE |
ROE予15.5%。上場企業平均(8%)を大幅に上回り、直近10年で13〜16%台を安定して維持。資本効率はトップクラス。 |
| ROA |
ROA予11.01%。上場企業平均(5%)を大きく上回る極めて優秀な水準。建設系マネジメントのビジネスモデルが資本効率を支える。 |
| 営業利益率 |
直近の営業利益率20%超は10年前比で2倍に拡大。非常に高い水準。建設系マネジメントの高付加価値ビジネスが利益率を押し上げている。 |
| 売上原価率 |
人件費中心のコスト構造。同社のコンストラクションマネマメジメントビジネスは人的資源が中核で、エンジニアの確保・育成が利益率の維持・向上に直結する。 |
| 自己資本比率 |
70%前後の推移は非常に健全。サービス業として業界トップクラスの財務体質で、上場企業全体の中でも上位水準。 |
| 利益剰余金 |
10年で約2.7倍に拡大。継続的な利益創出で内部留保が厚く、配当原資が十分。 |
| 有利子負債比率 |
2017年以降は有利子負債ゼロを継続。完全無借金経営で、金利上昇局面でも調達コストの影響を受けない強固な財務体質。 |
| BPS |
継続的に純資産価値を積み上げている。PBRは1.7倍前後で高ROE銘柄のプレミアム評価レンジ内と評価。 |
| 営業CF |
2026年3月期14.6億の安定黒字。2020年・2025年に一時マイナスとなった経緯はあるが、長期では本業のキャッシュ創出力は健全。 |
| 投資CF |
2026年3月期-2.4億の安定的投資。CMビジネスは設備投資負担が軽く、無形資産・IT投資が中心の効率的な経営。 |
| 財務CF |
2026年3月期-5.2億(配当支払いが中心)。無借金経営のため、財務活動はほぼ株主還元のみで健全な財務運営。 |
| 現金等 |
2026年3月期末15.3億。時価総額124億に対し約12%が現金。豊富な手元現金が配当原資として機能し、安定的な還元を支える。 |
| 配当推移(10年) |
増配基調が続き、累進的な還元拡大の実績。2026年3月期で13年連続増配を達成。 |
| 配当性向 |
2026年3月期55.1%。新方針「配当性向55%程度目安」に沿った還元水準で、業績伸びに応じた利益還元を実施。 |
| 自社株買い |
大量保有報告に自社株10.99%あり。自己株式保有規模は相応で、機動的な株主還元の選択肢を確保。 |
| PER推移(10年) |
PER(予)は概ね11倍前後で過去10年レンジ(約9〜14倍)の中位水準。堅調な業績推移に対し、やや過小評価か。 |
| PBR推移(10年) |
PBRは1.7倍前後で過去レンジ(約0.5〜2.7倍)の中位水準。1株純資産(BPS)を上回るプレミアム評価で、高ROEを反映した妥当なレンジ。 |
| 配当利回り推移 |
2027年3月期予想4.87%は、過去5年で見ても上位水準。2019年以降、概ね4%台の水準に位置。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
リーマンショックの影響で2010年3月期に減配(同期当期純損失)。その後2011年4円→2012年5円と回復。直近は13年連続増配を達成。 |
| 株主還元方針 |
2025年5月発表「2025〜2026年度の年間配当下限43円・配当性向55%程度目安」を明文化。下限明示で安定還元が制度化された。 |
| セグメント |
CM(コンストラクションマネジメント)・PM(プロジェクトマネジメント)事業を中核。発注者側に立つ建設プロジェクト管理サービスを展開。 |
| 海外売上比率 |
国内事業のみで為替リスクは実質ゼロ。国内の公共建築・民間建築の投資需要に業績が連動する完全な内需型ビジネス。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書
予想PERは概ね11倍前後で、サービス業の平均20.1倍よりずいぶん低いんだね。これって株価が割安ってこと?
TJもそう考えている。かなり高い営業利益率・EPS上昇傾向、連続増配・実質無借金・高配当。なのにこの評価なら、過熱感は小さいといえるね。
割安なのは分かったけど、買うタイミングで気をつけることはある?
小型株だから売買のしやすさ(流動性)は大型株ほど高くないんだ。一度に大きく買わず、時間を分けて少しずつ買うと値動きの影響を抑えやすいよ。
増配基調の銘柄は、あわてず長期で持つのがTJの投資スタイルさ!
🏆 明豊ファシリティワークス(1717)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
売上の伸びは直近10年で緩やかにとどまる一方、経常利益はこの10年でおよそ2.1倍。直近の本決算では売上高が過去最高を更新しました。
財務は借入に頼らない実質無借金で、自己資本比率は私の目安とする40%以上を大きく超える70%台。本業で稼ぐ現金も直近期はしっかり黒字を確保しています。
ただし、利益の伸びを引っぱってきたのは利益率の改善で、売上そのものの伸び方は緩やかです。
割安性・投資タイミング
株価の評価は、割高でも大きく割安でもない中間の位置です。予想PERは過去10年のおよそ9〜14倍の内側にあり、あまり過熱感のない水準です。一方でPBRは1倍を大きく上回り、純資産から見た値ごろ感は乏しい水準です。
■ 事業内容が近い上場2社との比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| 明豊ファシリティワークス(1717) |
12.00倍 |
1.94倍 |
4.59% |
20.76% |
2026/08/28 |
| 建設技術研究所(9621) |
12.50倍 |
1.29倍 |
3.43% |
9.04% |
2026/08/28 |
| 人・夢・技術グループ(9248) |
12.60倍 |
0.71倍 |
3.42% |
5.83% |
2026/08/28 |
配当・株主還元
配当は増配基調がはっきりしています。1株あたりの配当は9年でおよそ3.5倍に増えました。
会社は年間配当の下限額と配当性向の目安を示しています。下限を明示した還元方針は、長期で配当を受け取りたい人にとって心強い材料と映るのではないでしょうか。
ただし配当性向の目安は、私が基準にする50%を上回る設計です。今後の増配余力がどこまで残るかは、注視していきたいポイントです。
あわせて、リーマンショック期の2010年3月期には1株5円から4円へ減配し、同じ期は赤字でした。増配がずっと続いてきたわけではない点は、押さえておきたいところです。
注意点・リスク
最後に注意点です。気をつけたいのは、外の環境と会社の大きさの2つだと考えています。
1つ目は建設投資の増減です。国内の建築投資に業績が連動する内需型のため、コロナ禍の2020年3月期には売上が43.5億円まで落ち込みました。景気が冷えれば発注の先送りも起こりえます。
2つ目は株の売買です。時価総額の小さい小型株のため、買いたい値段で買えない、売りたい時に売れない場面もあり得ます。
だからこそ、決算のたびに確かめたいのは利益率の改善だけではありません。売上そのものが伸びているかどうか。ここが、この会社と長く付き合ううえでの見どころだと考えています。
▼ つづきを読む
💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私は明豊FWを保有しています。購入記録はコチラの記事で紹介しています。
評価しているのは、CM(コンストラクションマネジメント=建設のコンサルのような仕事)という高付加価値のビジネスで、営業利益率20%超・ROE15%という高い資本効率を、実質無借金の堅い財務で実現している点です。
配当も近年は増配基調で、13連連続増配を達成しています。配当利回りも高めなので、長期の配当収入として魅力を感じています。
ただ、明豊FWはリーマンショック期の2010年3月期に減配し、コロナ禍では売上減の歴史があります。景気の影響を受けやすい会社だから、このリスクを承知の上で判断してほしい銘柄です。
稼ぎ上手な商売と財務の堅さ、還元方針は評価しつつ、建設投資の波があることを前提に、長期で付き合っていくつもりです。
あくまで私の一見解ですので、最後はご自身でよく考えて判断してくださいね。
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
サイト運営者