丸井グループ(8252)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。
今回は、丸井グループ(8252)を紹介するよ!「マルイ」の店舗と「エポスカード」のフィンテック(次世代型IT金融サービス)を両輪にする小売企業で、14期連続で増配を続ける高配当株なんだ!
2026年3月期の本決算データも反映させたから、最新の各財務指標を一緒に学んでいこうよ!
東証プライム | コード 8252 | 小売業 | 決算月:3月
丸井グループ
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/07/15 終値)
2,993円前日比+31 (↑1.05%)
時価総額 約5,600億円
※データ取得日:2026/07/15
📈 株価・PER・配当10年チャート
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 1852 | 33 | 23.08 |
| 2018/03 | 2170 | 38 | 23.29 |
| 2019/03 | 2861 | 49 | 24.67 |
| 2020/03 | 2795 | 50 | 23.77 |
| 2021/03 | 2317 | 51 | 219.21 |
| 2022/03 | 2413 | 52 | 28.12 |
| 2023/03 | 2581 | 59 | 23.60 |
| 2024/03 | 2628 | 101 | 20.11 |
| 2025/03 | 2760 | 106 | 19.27 |
| 2026/03 | 2849 | 131 | 17.99 |

丸井の配当、すごい勢いで増えてるね!利回りも高いし、14期連続増配なんだ。

そう。丸井は「マルイ」の店舗と「エポスカード」を両輪にする、小売と金融が一体になった会社なんだ。利益の柱はむしろフィンテック(エポスカード)のほうで、EPSの成長と自社株買いに合わせて、配当を累進的に積み上げてきたんだよ。
ただ、なぜここまで手厚く還元できるのか、その構造も合わせて見ていこう!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 2.18 | 41.1 |
| 2018/03 | 1.75 | 40.8 |
| 2019/03 | 2.19 | 42.2 |
| 2020/03 | 2.75 | 42.5 |
| 2021/03 | 2.45 | 482.3 |
| 2022/03 | 2.31 | 60.6 |
| 2023/03 | 2.92 | 53.9 |
| 2024/03 | 4.13 | 77.3 |
| 2025/03 | 3.93 | 74 |
| 2026/03 | 4.29 | 82.7 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 80.24 | 13.19 | 6.84 |
| 2018/03 | 93.18 | 15.12 | 7.62 |
| 2019/03 | 115.98 | 16.38 | 8.9 |
| 2020/03 | 117.57 | 16.94 | 8.76 |
| 2021/03 | 10.57 | 7.38 | 0.78 |
| 2022/03 | 85.81 | 17.57 | 6.8 |
| 2023/03 | 109.37 | 17.8 | 8.72 |
| 2024/03 | 130.7 | 17.44 | 9.74 |
| 2025/03 | 143.24 | 17.5 | 10.8 |
| 2026/03 | 158.35 | 18.14 | 11.66 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 1173.72 | 34 |
| 2018/03 | 1223.06 | 31.7 |
| 2019/03 | 1303.28 | 32 |
| 2020/03 | 1341.61 | 32.7 |
| 2021/03 | 1350.57 | 32.1 |
| 2022/03 | 1261.77 | 28.4 |
| 2023/03 | 1253.66 | 25.6 |
| 2024/03 | 1341.82 | 25.2 |
| 2025/03 | 1326.05 | 23.4 |
| 2026/03 | 1357.89 | 21.4 |

でもさ、丸井って自己資本比率が20%くらいしかないんだよね。これってかなり低いけど、心配じゃないの?

鋭い視点だね。これはエポスカードのカード債権を大量に抱える、フィンテック型のビジネスだからなんだ。カード利用者への立替金を借入で賄うので、銀行や消費者金融に近い構造になり、自己資本比率は構造的に低く出る。普通の小売と同じ物差しでは測れないんだよ。
だから比率の絶対値の低さより、カード債権の質や、きちんと利益を稼げているかを見るのが大事。そこは安定しているよ。

ビジネスモデルそのものが、普通の小売と違うんだね!

そうなんだ。だからこそ、金利が上がると借入コストが増えやすい点は頭に入れておきたい。強みと弱みの両方をセットで見ていこう。
📋 財務指標 分析一覧
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出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・決算短信・丸井グループ公式IR

配当性向が高くて、総還元性向は100%を超える年もあるんだね。こんなに還元して大丈夫なのかな?

いいところに気づいたね。丸井は配当方針を「DOE(株主資本配当率)10%程度」に置いていて、利益が多少振れても安定して配当を積み上げる累進配当を掲げているんだ。自社株買いも組み合わせて、利益を上回る還元をする年もある。
株主にとっては手厚いけど、その分、業績が伸び悩むと還元維持の負担は大きくなる。そこは意識しておきたいね。

そういえば、丸井って昔は株主優待があったよね。今はどうなってるの?

よく覚えてるね。エポスの優待は2022年に廃止されて、今は配当と自社株買いに還元を集約しているんだ。だから優待目当てというより、増配と株主還元の手厚さで見る銘柄だね。
ただ、リーマンショックのときには2度の最終赤字も経験している。景気に敏感な一面も忘れずに、強みと弱みをセットで総合的に判断していこう!
🏆 丸井グループ(8252)総合評価
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💬 【TJの視点】
私は、丸井グループを「デパート屋さん」というより、エポスカードメインの金融系銘柄として見ている1社です。
店舗で集めた会員基盤をカードの利用につなげ、長く付き合うほど利益が積み上がるビジネスは、なかなか他社が真似しにくい強みだと感じます。
配当方針をDOEに据え、累進配当と大型の自社株買いで株主に手厚く報いる姿勢も、還元を重視する投資家には魅力的に映るはずです。
一方で、私が気になるのは「還元の手厚さ」と「利益の伸び」のバランスです。
利益を上回る還元は株主にうれしい半面、業績がもたついたときに見直しを迫られないか、という点は冷静に見ておきたいところ。
私がこの銘柄を検討するなら、高い還元性向がいつまで続けられるのか、フィンテックの利益成長がそれを支えられるのかを、決算ごとに確かめていくと思います。
これはあくまで私の一つの見方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。



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