巴工業(6309)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月16日時点。
今回は、TJが保有する巴工業(6309)を紹介!
結論。借入金ゼロの財務の固さが、この会社の持ち味なんだ。だけど稼ぎ頭は、景気の波を受ける化学品の商社事業。強みと弱みの両方を確かめていこう!
東証プライム | コード 6309 | 機械 | 決算月:10月
巴工業
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年10月期(2025年12月公表)
現在株価(2026/10/16)
1,947円前日比+3 (↑0.15%)
時価総額 約583億円
(当ブログ算出)
※データ取得日:2026/10/16
🎁 巴工業の株主優待制度
200株以上を1年以上 継続保有すると、保有株数に応じてワインを年1回贈呈。
| 保有株数 | 優待内容(年1回) |
|---|---|
| 200株以上 600株未満 | ワイン1本 |
| 600株以上 | ワイン2本 |
ワイン贈呈
(基準日10月末・年1回)
※基準日は毎年10月31日・年1回。継続保有の条件があり、4月末・10月末の株主名簿に同一の株主番号で各区分以上の株式が連続3回以上記載されること(=1年以上の継続保有)が必要。途中で買い直すと株主番号が変わり、継続保有の扱いにならない点に注意。優待のワインは金銭価値が一定しないため、株主優待配当利回りは算出していない。出典:巴工業 株主優待制度。
巴工業(6309)はどんな会社?【事業内容】
巴工業は、液体と固形分を分けるデカンタ型遠心分離機で国内トップ。化学・食品・鉄鋼・下水処理などの現場に商品を納めています。一方で売上の4分の3は、合成樹脂や半導体向けセラミックを扱う化学工業製品販売(化学品の商社事業)。売上は化学、利益率は機械の二本柱です。設立は1941年、本社は東京・品川。東証プライム上場、決算月は10月です。
📈 株価・PER・配当10年チャート
数値データを見る(表)
※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。表の最終行(2026/10)は当月時点の値で、株価は2026年10月16日時点、1株配当とPERは今期の会社予想に基づく値です。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価 (円) | 1株配当 (円) | PER (倍) |
|---|---|---|---|
| 2016/10 | 514 | 15 | 15.88 |
| 2017/10 | 722 | 15 | 14.38 |
| 2018/10 | 727 | 15.67 | 14.38 |
| 2019/10 | 787 | 15.67 | 15.01 |
| 2020/10 | 647 | 16 | 12.64 |
| 2021/10 | 758 | 16.67 | 10.76 |
| 2022/10 | 787 | 17.67 | 8.86 |
| 2023/10 | 887 | 36.67 | 9.72 |
| 2024/10 | 1257 | 48.33 | 10.41 |
| 2025/10 | 1587 | 60.33 | 12.33 |
| 2026/10 | 1947 | 76(予) | 13.02(予) |

巴工業って配当利回りが高めなんだね!1株配当もこの10年でぐっと増えていて、勢いを感じるなあ。

2023年10月期に配当の水準が一段上がって、そこから増配の幅も大きくなったんだ。しかも借入金がゼロで自己資本比率は70%台。財務の固さが、この会社のいちばんの持ち味だね。
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
数値データを見る(表)
※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り (%) | 配当性向 (%) |
|---|---|---|
| 2016/10 | 2.92 | 46.3 |
| 2017/10 | 2.08 | 29.9 |
| 2018/10 | 2.15 | 31.0 |
| 2019/10 | 1.99 | 29.9 |
| 2020/10 | 2.47 | 31.3 |
| 2021/10 | 2.20 | 23.7 |
| 2022/10 | 2.24 | 19.9 |
| 2023/10 | 4.13 | 40.2 |
| 2024/10 | 3.84 | 40.0 |
| 2025/10 | 3.80 | 46.9 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
数値データを見る(表)
※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS (円) | 営業利益率 (%) | ROE (%) |
|---|---|---|---|
| 2016/10 | 32.37 | 5.03 | 3.85 |
| 2017/10 | 50.21 | 5.35 | 5.57 |
| 2018/10 | 50.55 | 5.61 | 5.43 |
| 2019/10 | 52.42 | 5.75 | 5.44 |
| 2020/10 | 51.19 | 5.76 | 5.16 |
| 2021/10 | 70.43 | 6.30 | 6.62 |
| 2022/10 | 88.84 | 7.24 | 7.73 |
| 2023/10 | 91.32 | 8.16 | 7.42 |
| 2024/10 | 120.80 | 9.02 | 9.19 |
| 2025/10 | 128.65 | 9.02 | 9.01 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
数値データを見る(表)
※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS (円) | 自己資本比率 (%) |
|---|---|---|
| 2016/10 | 840.94 | 72.4 |
| 2017/10 | 902.24 | 73.8 |
| 2018/10 | 931.23 | 74.7 |
| 2019/10 | 964.14 | 73.9 |
| 2020/10 | 991.10 | 77.2 |
| 2021/10 | 1063.69 | 73.6 |
| 2022/10 | 1148.76 | 75.2 |
| 2023/10 | 1230.44 | 75.2 |
| 2024/10 | 1314.57 | 74.0 |
| 2025/10 | 1427.64 | 75.8 |

配当利回りが高くて無借金なのはいいけど…この2〜3年で配当が急に増えてるよね。これって続くの?業績が崩れたら減りそうで心配だなあ…。

いい視点だね。巴工業の利益は化学品の商社事業の波を受けやすくて、リーマンショックの2009年10月期には35円から30円へ減配した歴史もあるんだ。いまの中期計画ではDOE(株主資本配当率)5%を下限に、連結配当性向50%以上を掲げているよ。

じゃあ昔みたいな減配の心配は減った、ってことなの?

そこは断言できないよ。配当性向50%以上は利益が落ちれば配当も一緒に動く設計だし、DOEの下限は純資産が基準。どちらが効くかで見え方は変わる。配当利回りの高さだけでなく、業績の波もセットで見ておこう。
📋 財務指標 分析一覧
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書

ここまで見て、巴工業は財務がすごく固いんだね!株主還元にも前向きに見えるよ。

借入金がなくて、2010年10月期の35円以降は据え置きを挟みながらも減配せずに水準を上げてきた会社なんだ。長く配当を受け取り続けたい人とは、相性のいいタイプだよ。

ただ売上の大半は化学品の商社事業で、景気の波は受けるんだよね?

会社が公表資料の先頭に挙げているリスクが、景気と事業環境の変化なんだ。海外事業と為替がそれに続く。利益が振れることを前提に見ておきたいね。
🏆 巴工業(6309)総合評価
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巴工業(6309)のよくある質問
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💬 【TJの視点】
私は、巴工業を保有しています。
完全無借金で自己資本比率が高く、手元現金も厚い財務の固さと、近年の前向きな配当姿勢(DOE5%下限・連結配当性向50%以上)に魅力を感じているからです。
PER(予)も15倍前後の水準を下回っていて、長く持つほど配当を受け取れる点に注目しています。
ただ、これは景気に左右されにくいディフェンシブ株ではない、と私は見ています。
売上の大半は化学品の商社事業で市況の波を受けやすく、実際、リーマンショックの局面では35円から30円へ一度減配した経緯もあります。
ですから私は高い配当利回りだけで一気に買うことはせず、暴落相場で巴工業の株価も釣られて急落するようなミスプライスが起きた局面、もしくは業績が好調なのに株価が下落しているときに、時間を分けて買い増しを検討します。
これはあくまでTJの一つの考え方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。



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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月16日時点。
