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アサヒグループホールディングス(2502)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、アサヒグループホールディングス(2502)を紹介するよ!ビールの「スーパードライ」でおなじみだけど、実は売上の半分以上が海外という大きな会社なんだ。どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 2502 | 食料品 | 決算月:12月

アサヒグループホールディングス

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年12月期(実績・2026年7月公表)

現在株価(2026/07/15)

1,588前日比-16.5 (↓1.03%)

時価総額 約2兆5,256億円

配当利回り(予)
3.59%
57円(2026年12月期予想)
PER(予)
11.97倍
過去レンジ 約13〜23倍
PBR(実)
0.77倍
過去レンジ 約0.8〜2.2倍
MIX係数(PER×PBR)
9.22
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
64.0%
2025年12月期
ROE(予)
6.46%
ROA(予)3.22%
営業利益率(前期)
6.42%
2025年12月期
自己資本比率
49.8%
2025年12月期(大型M&Aで有利子負債は大きめ)

※データ取得日:2026/07/15

📈 株価・PER・配当10年チャート

2502 アサヒGHD|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2015/12126616.6723.04
2016/12123018.0018.95
2017/12186325.0018.16
2018/12142333.0012.94
2019/12166133.3316.05
2020/12141535.3321.60
2021/12149136.3314.77
2022/12137337.6713.77
2023/12175340.3316.24
2024/12165749.0013.08
2025/12164052.0020.17
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

アサヒって誰もが知るビール会社だね。でも、株価チャートを見ると、足元はちょっと下がっているみたい。配当はずっと増えているのに、どうしてだろう?

TJ
TJ

いいところに気づいたね!配当は株式分割の影響をそろえて見ると、この10年ずっと増え続けているんだ。

株価が足元で下がっているのは、2025年に起きたシステム障害(サイバー攻撃)が悪材料になったことが大きいんだ。この影響もあって、2025年12月期は利益が落ち込んだ実績が確定したよ(会社は一時的な要因と説明しているんだ)。逆に言うと、株価が下がったぶん、配当利回りは見かけ上ちょっと高めに出ている局面なんだ。

でも会社は、翌2026年12月期には利益が元の水準近くまで戻る見通しを示していて、配当も増やす予想なんだ。こういう場合こそ、配当利回りだけですぐに飛びつかず、中身をよく見ることが大事だよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

2502 アサヒGHD|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2015/121.3230.3
2016/121.4627.7
2017/121.3424.4
2018/122.3230.0
2019/122.0132.2
2020/122.5053.9
2021/122.4436.0
2022/122.7437.8
2023/122.3037.4
2024/122.9638.7
2025/123.1764.0

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

2502 アサヒGHD|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2015/1254.948.009.6
2016/1264.928.0210.67
2017/12102.598.7912.31
2018/12109.939.9913.18
2019/12103.489.6411.41
2020/1265.516.676.12
2021/12100.979.488.74
2022/1299.708.647.35
2023/12107.948.856.67
2024/12126.669.157.2
2025/1281.296.424.05

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

2502 アサヒGHD|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2015/12664.5743.7
2016/12608.5439.9
2017/12833.2034.2
2018/12834.2137.2
2019/12906.9239.7
2020/121069.8934.2
2021/121155.8438.6
2022/121355.6542.7
2023/121618.7446.5
2024/121759.7949.4
2025/122007.9249.8
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

自己資本比率は5割くらいまで戻ってきてるんだね。前は3割台だったのに、なんだか持ち直してる感じ!

TJ
TJ

そこは前向きな変化だね!欧州やオーストラリアの大型買収で、一時は借金とのれんが膨らんで自己資本比率が3割台まで下がったんだ。

でも、その後は着実に返済を進めて、5割前後まで回復してるんだ。財務を立て直しながら株主還元も続けている経営姿勢は好材料だよ!

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 海外M&Aを取り込み、この10年で大きく拡大。直近は約2.9兆円規模まで成長した、日本・欧州・豪州を軸にするグローバル酒類・飲料大手。
経常利益 国際会計基準のため事業利益・営業利益で開示。本業の利益はおおむね2,000億円超の規模で稼ぐ力は厚い。2025年はサイバー攻撃などの特殊要因で減益となったが、翌期は回復の会社予想。
EPS 長期では上昇トレンド。M&A効果でおおむね100円前後(分割調整後)まで伸びてきた。2025年は特殊要因で一時的に低下したが、翌期は回復の会社予想。
ROE 平常時はおおむね7〜13%の水準。2025年は特殊要因による減益で一時的に低下したが、構造的な収益力は中位以上といえる。
ROA 大型ののれん・資産を抱えるため、おおむね2〜4%台で推移。資産効率は規模相応で、買収資産を活かせるかが論点。
営業利益率 おおむね8〜10%台で安定。酒類・飲料のブランド力で二桁近い利益率を維持してきた、収益性の高い事業構造。
売上原価率 原材料・エネルギーコストの影響を受けやすいが、値上げとブランド力で吸収してきた。近年はコスト高が利益の重しになりやすい。
自己資本比率 大型M&A直後は3割台まで低下したが、近年は5割前後まで改善。負債返済を進め、財務の立て直しが着実に進む。
利益剰余金 継続的な利益計上を反映し、着実に積み上がってきた。内部留保は厚く、還元と投資の両立を支える土台。
有利子負債比率 豪州・欧州の大型買収で、のれんと有利子負債が大きい構造。ただしピークから着実に圧縮が進んでいる点は前向き。
BPS この10年で大きく増加し、純資産は着実に拡大。自己資本の積み上げが続いており、PBR1倍割れの足元は資産面で割安圏。
営業CF 安定して大きくプラス。本業のキャッシュ創出力は厚く、負債返済や配当の確かな原資になっている。
投資CF 大型M&Aの年は巨額の支出。平時は設備投資が中心で、買収が一巡した後は落ち着いた水準で推移している。
財務CF 買収期は資金調達でプラス、その後は返済・配当でマイナス基調。足元は負債を圧縮するフェーズにある。
現金等 一定水準を確保し、手元流動性は厚め。大型のグローバル事業を回すうえでの安全余裕につながっている。
配当推移(10年) 分割調整後で10年一貫して増配を継続(据置・減配なし)。日経連続増配株指数(原則10年以上連続増配する企業で構成)の構成銘柄。
配当性向 おおむね3割前後が目安。会社は「配当性向40%(調整後利益ベース)」目標を掲げ、2024年に1年前倒しで達成した。
自社株買い 株主還元は増配を主軸に強化しており、配当性向40%(調整後利益ベース)目標を前倒しで達成。優待は廃止し配当へ集約した。
PER推移(10年) 期末ベースでおおむね13〜23倍。業績が落ち込んだ年はPERが高めに出やすく、2025年も減益で高めに出たが、翌期の回復見通しの利益で見れば、むしろ過去の範囲を下回る水準。
PBR推移(10年) 期末ベースでおおむね0.8〜2.2倍。足元は1倍を下回る低い水準で、過去10年でも下位にある。
配当利回り推移 期末ベースで長らくおおむね1〜2%台で推移してきた。足元は株価下落と増配が重なって3%台に乗り、過去レンジと比べても高めの局面にある。
リーマンショック後
の配当推移
公表データで確認できる2009年以降、リーマンショック後も含めて1株配当は減配なく増配を続けている(分割前で21円→28円と増配基調)。生活密着型で需要が底堅いことが背景にある。
株主還元方針 配当による還元に集約する方針で、株主優待は2023年末で廃止。配当性向40%(調整後利益ベース)目標を掲げ、安定的な増配を志向する。
セグメント 地域別に開示し、日本・欧州・オセアニア(豪州)が3本柱。「スーパードライ」を軸に、飲料・食品も世界で展開する。
海外売上比率 直近で5割超と高く、欧州・豪州が二大柱。円安が利益の追い風になりやすい一方、円高や現地での競争はリスク要因になる。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

海外売上が半分以上って驚き!日本のビール会社のイメージだったよ!

TJ
TJ

意外だよね!アサヒは欧州や豪州のビール事業を大型M&Aで取り込んできて、今では海外が売上の柱なんだ。だから円安のときは、海外で稼いだ利益が円に直すと膨らみやすい、という特徴があるよ。

しばっち
しばっち

じゃあ逆に、円高になったり海外で競争が激しくなったりすると、利益が思ったより伸びないこともあるんじゃないの?

TJ
TJ

そのとおり。為替と海外競争は、海外比率が高いぶん利益を揺らす要因になりうる。2025年12月期は、サイバー攻撃の影響で減益になったことが正式な決算で確定したけど、翌2026年12月期は会社予想で利益が元の水準近くへ戻る見通しなんだ。良い面(増配・ブランド力)と気をつけたい面(一過性要因の残り・為替)をセットで見ておくのが大事だね!

🏆 アサヒグループホールディングス(2502)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
アサヒグループHDは、ビール「スーパードライ」を軸に、欧州・豪州の大型M&Aを重ねて海外へ広げてきたグローバル酒類・飲料大手。売上はこの10年で大きく伸び、直近は約2.9兆円規模に達する。営業利益率はおおむね8〜10%台、平常時のROEはおおむね7〜13%と収益性は高め。大型買収でのれん・有利子負債は大きいが、自己資本比率は3割台から5割前後へ改善し、営業キャッシュフローも安定して大きくプラス。財務を立て直しながら稼ぐ、優良大型株といえる。

【割安性・投資タイミング】
PER(予)は、翌2026年12月期に利益が回復する会社予想のEPSで見ると10倍台前半で、過去10年の期末PERレンジ(おおむね13〜23倍)を下回る水準。食料品セクターは相対的にPERが高めに評価されやすい業種でもある。一方でPBRは1倍を下回り、過去10年の期末レンジ(おおむね0.8〜2.2倍)でも下位の低い水準にあるため、資産面でも割安圏といえる。

MIX係数も割安の目安である22.5を大きく下回る圏内にある。ただし2025年12月期は、サイバー攻撃の影響で利益が落ち込んだ単年であり(会社は一時的な要因と説明)、単年の指標は歪みやすい。回復を織り込んだ会社予想が計画どおり進むかを確かめながら見るのが無難な局面である。

【配当・株主還元】
配当は分割調整後で見ると、確認できる範囲で長期にわたり増配を続けており(据置・減配なし)、日経連続増配株指数の構成銘柄でもある。会社は「配当性向40%(調整後利益ベース)」目標を2024年に1年前倒しで達成し、翌期も増配を計画するなど株主還元の姿勢はむしろ強まっている。株主優待は2023年末を最後に廃止され、還元は配当に一本化された。配当利回りは足元で3%台にあり、過去の配当利回りと比べると高めの局面にある。

【注意点・リスク】
最大の固有リスクは、2025年のサイバー攻撃による減益で、影響が長引いたり再発したりした場合の業績下振れには注意がいる。海外売上比率が5割を超えるため為替(円高)と海外での競争の影響を受けやすく、大型M&Aで抱えたのれんの減損リスクや、原材料・エネルギーコストの上昇も重し。回復を見込む会社予想が計画どおり進むかを確かめながら見極めたい。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

アサヒグループHDを銘柄分析した結果、私はビールの「スーパードライ」を軸に、欧州やオーストラリアに認知度を広げた成功例を特に着目しています。

本来は景気の波を受けにくいディフェンシブ寄りの銘柄ですが、2025年のシステム障害(サイバー攻撃)が響いて、この年の利益が大きく落ち込んだことが正式な決算で確定しました。会社はこれを一時的な影響と位置づけています。

株価も下げて配当利回りが3%台に乗っていますが、私はお得感だけでなく、一過性の影響がどこまで残るかを冷静に見たいと思っています。

会社は翌2026年12月期に利益が元の水準近くまで戻る見通しを示し、配当も増やす予想を出しています。この回復が計画どおり進むかどうかを、数字を追いながら確かめたいところです。

これはあくまで一人のウォッチャーとしての見方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。

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