株主優待

ベネフィットジャパン(3934)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

ベネフィットジャパン(3934)銘柄分析スコアシートのアイキャッチ画像。「BENEFIT JAPAN」のロゴと「すべての人々にテクノロジーの恩恵を」の言葉、東証スタンダードの表示を掲げ、風景を映した3台のスマートフォンと夜の街並みを背景に、2016年上場以来減配なし、小型銘柄の高配当株、株主還元方針は連結配当性向50%、株主優待はクオカード等各種という特徴が並んでいる。
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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月16日時点。

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今回は、高配当株のベネフィットジャパン(3934)を紹介するよ!MVNO(格安スマホ)やモバイルWiFi販売を主力とする通信代理店なんだ。

2016年上場の2年後から配当がはじまって以降は減配なし!2026年3月期の本決算データも反映させたから、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 3934 | 情報・通信業 | 決算月:3月

ベネフィットジャパン

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/10/16)

2,253円前日比+29 (↑1.30%)

時価総額 約136億円

配当利回り(予)
4.31%
97円(2027/3期予想)
PER(予)
11.65倍
過去レンジ 8.2〜14.6倍
PBR(実)
1.55倍
過去レンジ 0.9〜2.5倍
MIX係数(PER×PBR)
18.06
22.5以下が割安の目安 MIX係数とは?
配当性向(予)
50.3%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(実)
11.43%
ROA(実)6.94%
営業利益率(前期)
8.06%
2026年3月期
自己資本比率
60.7%
良好な財務水準(2026/3期)

※データ取得日:2026/10/16

🎁 ベネフィットジャパンの株主優待制度

100株以上の保有で、QUOカード500円分に加え、自社サービス(ロボホン・モバイル通信・天然水宅配)の割引クーポンを年1回(3月末)贈呈。

優待品目(100株以上・3月末・年1回) 内容
QUOカード(金券) 500円分
ロボホン本体購入割引 36,000円相当
モバイル通信 月額割引 15,600円相当
天然水宅配 購入割引 9,600円相当
株主優待配当利回り(予)

4.53%

100株
配当4.31%+優待0.22pt
(QUO500円÷投資額225,300円)

※基準日は3月末(年1回)、100株以上が対象。株主優待配当利回りは現在株価2,232円・年間配当97円(2027年3月期予想)で算出し、優待はQUOカード500円分のみを加算。ロボホン・モバイル通信・天然水宅配の各割引クーポンは自社サービスの割引で金銭価値が一意に定まらないため、株主優待配当利回りには含めていない。出典:ベネフィットジャパン 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/10/16現在。

ベネフィットジャパン(3934)はどんな会社?【事業内容】

ベネフィットジャパンは、MVNO(格安スマホ)やモバイルWiFiの販売を主力とする通信代理店です。回線を自前で持たず大手から借りて売るのが本業で、店舗や代理店を通じて個人・法人に届けます。あわせてリユース事業、サービスロボット、宅配水ビジネスなど複数の事業を展開しています。2016年の上場で、2年後から配当を開始。小型株投資に強い光通信(9435)系のファンドが大株主に名を連ねます。東証スタンダード上場で、決算期は3月です。

📈 株価・PER・配当10年チャート

3934 ベネフィットジャパン|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。表の最終行(2026/10)は当月時点の値で、株価は2026年10月16日時点、1株配当とPERは今期の会社予想に基づく値です。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス

年度株価
(円)
1株配当
(円)
PER
(倍)
2017/031029013.19
2018/031266814.56
2019/0391689.23
2020/03122189.61
2021/031803811.68
2022/032238912.66
2023/031225913.00
2024/031234209.95
2025/031156438.19
2026/0318218510.74
2026/10225397(予)11.65(予)
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

ベネフィットジャパンの10年チャート、増配もしてるし、株価が2017年から10年で約1.8倍くらいに上がっているね。

TJ
TJ

いいところに気づいたね。ベネフィットジャパンはUQ WiMAXなどのモバイル通信代理店事業を軸に、売上を10年で約4.4倍に拡大してきた成長企業なんだ。配当も業績に連動して一気に増配を継続しているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

3934 ベネフィットジャパン|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り
(%)
配当性向
(%)
2017/030.000
2018/030.639.20
2019/030.878.1
2020/030.666.3
2021/030.445.2
2022/030.405.1
2023/030.739.6
2024/031.6216.1
2025/033.7230.5
2026/034.6750.1

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

3934 ベネフィットジャパン|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS
(円)
営業利益率
(%)
ROE
(%)
2017/0378.0216.2718.56
2018/0386.9714.7317.17
2019/0399.2813.6116.65
2020/03127.0514.6017.77
2021/03154.3412.8817.86
2022/03176.7713.0317.05
2023/0394.198.158.41
2024/03124.066.7910.14
2025/03141.179.5810.48
2026/03169.518.0611.43

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

3934 ベネフィットジャパン|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS
(円)
自己資本比率
(%)
2017/03419.4473.4
2018/03505.1369.9
2019/03596.0664.8
2020/03714.7054.9
2021/03863.1658.7
2022/031034.9661.2
2023/031119.0365.5
2024/031229.9464.7
2025/031349.4066.8
2026/031476.5960.7
しばっち
しばっち

EPS・営業利益率・ROEのグラフを見ると、2023年3月期にEPSが1ガクッと落ちているね。これはどうして?業績不安定なの?

TJ
TJ

鋭い指摘だね。2023年3月期は一時的に利益が落ち込んだ年で、ROEも17%台から8%前後まで急減した。会社は2024年・2025年と再び利益を伸ばし、2026年3月期は過去最高近辺まで回復している。一過性の振れ幅があることも覚えておいてね!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

BPS・自己資本比率のグラフを見ると、BPSは10年で右肩上がりだね。自己資本比率も6割台と高いし、財務は健全ってこと?

TJ
TJ

そのとおり。2026年3月期末は自己資本比率に加えて、利益剰余金と現金も良好な水準。BPSも10年で約3.5倍に増えていて、企業価値の蓄積が着実に進んでいるよ。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 売上高は10年で約4.4倍に拡大し、MVNO・モバイルWiFi販売を主力に成長。2027年3月期は約202億円を会社予想。
経常利益 経常利益は10年で約2.3倍に伸び、過去のピーク圏まで回復した。
EPS EPSは10年で約2.2倍に成長。2027年3月期の会社予想は193.38円。
ROE 過去10年は8〜18%台で推移し、上場企業平均(約8%)を上回り続けている。
ROA 過去10年は5〜13%台で推移し、上場企業平均(約5%)を上回る水準にある。
営業利益率 過去10年は6〜16%台で推移し、年により振れがある。
売上原価率 過去10年は約36〜46%で推移している。
自己資本比率 過去10年は55〜73%で推移し、直近も60%台を維持するなど財務の健全性は高い水準にある。
利益剰余金 10年で約4.9倍に増え、内部留保を着実に積み上げている。
有利子負債 自己資本に対して限定的な水準にとどまり、有利子負債比率は近年低下している。
BPS 1株当たり純資産は10年で約3.5倍に拡大。PBRは期末ベースで過去10年0.9〜2.5倍のレンジで推移している。
営業CF 通信端末の在庫変動などで年により大きく振れ、直近はマイナスの年もあったが2024〜2025年は安定した黒字だった。
投資CF 事業投資が中心で、毎期おおむねマイナスで推移している。
財務CF 借入返済と配当支払いが中心で推移している。
現金等 手元資金は10年で大きく増えており、財務の安定性を支えている。
配当推移(10年) 2017年3月期は実質無配。2018年3月期の8円台から急速に増配し、2027年3月期予想は97円。上場後は減配なし。
配当性向 過去10年は5〜50%へ年々上昇し、近年は利益還元を強化してきた。
自社株買い 2024年3月期に約1.16億円、2025年3月期に約0.36億円を実施。配当と組み合わせた総合的な株主還元を進めている。
PER推移(10年) 期末ベースで約8.2〜14.6倍のレンジで推移している。
PBR推移(10年) 期末ベースで約0.9〜2.5倍のレンジで推移している。
配当利回り推移 期末ベースの配当利回りは、この10年で大きく上昇してきた。
リーマンショック後
の配当推移
2016年3月上場のため、リーマンショック期(2008〜2012年)の配当実績は無し。配当開始は2018年3月期からで、以降は減配なし。
株主還元方針 配当と自社株買いを組み合わせた総合還元を継続。1株配当は2018年3月期以降減配なしで急速な増配が続き、純資産配当率(DOE)も近年高まっている。
セグメント MVNO(格安スマホ)・モバイルWiFi販売の通信代理店事業を中核に、リユース・サービスロボット・宅配水など複数の事業を展開。
海外売上比率 事業は国内(地方やシニア層の通信ニーズ)が中心。国内のモバイル通信市場と消費動向に連動する内需型の企業である。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

ベネフィットジャパンって配当が10年で大きく増えていて、PERもMIX係数も割安の目安を下回っていて割安っぽく見えるね。配当利回りも高い水準だけど、長期で持つのってどうなのかな?

TJ
TJ

いい所感だね。長期の高配当株投資としては比較的買いやすい水準にあるね。ただ未来は誰にも予測できないよ。過去の業績と将来性を慎重に見極めていく必要があるね。

しばっち
しばっち

ボク、気になる点があるんだ。ベネフィットジャパンの配当性向って、この10年でぐっと上がって、いまは5割前後まで来ているよね。今後業績が悪化したら、配当を維持できるのかな?

TJ
TJ

大事な視点だね。配当性向が5割前後というのはちょっと高めで、業績悪化時の配当維持余力が小さくなる水準なんだ。自己資本比率は6割台と高く手元現金も積み上がっているけれど、減配のリスクはゼロではないことも頭に入れておこう!

🏆 ベネフィットジャパン(3934)総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

2026年3月期は売上高約184億円・営業利益約15億円と大幅な増収増益で、経常利益・純利益も前年から大きく伸びました。過去10年で売上高は約4.4倍に拡大し、MVNO・モバイルWiFi販売を軸に成長してきました。財務は自己資本比率が60%台を維持し、利益剰余金・手元現金も着実に積み上がっています。限定的な有利子負債に対して十分な余裕がある状態です。営業キャッシュフローは年により大きく振れ、在庫変動などでマイナスとなった年もあります。

割安性・PER・PBR

当ブログの物差しはPER×PBRのMIX係数22.5以下です。ベネフィットジャパンは下回っています。過去10年の期末PERはおおむね8〜15倍のレンジ。売上が10年で約4.4倍に拡大した会社としては、株価指標は控えめに置かれています。

■ 情報通信の小型株3社との比較

銘柄PER(予)PBR(実)配当利回り(予)営業利益率基準日
ベネフィットジャパン(3934)11.65倍1.55倍4.31%8.06%2026/10/16
フォーカスシステムズ(4662)10.06倍1.68倍4.02%8.50%2026/10/15
DIT(3916)13.71倍3.32倍4.12%11.95%2026/10/15

※情報通信の小型株のごく一部との比較です。数値は当ブログの各記事より、基準日は表の右端。営業利益率の対象期は3社で異なります。

配当利回り(予)は3社とも4%前後で並びます。ベネフィットジャパンとフォーカスシステムズは営業利益率が8%台で近く、DITだけ利益率もPBRも一段高い並びです。

配当・株主還元

上場2年後から配当を開始し、以降は減配がありません。1株配当は2018年3月期の8円台から直近は80円台後半まで拡大し、2027年3月期は前期比+12円の97円を会社予想としています。配当性向は直近で50%前後、純資産配当率(DOE)も近年は数%台まで高まり、利益還元を強化してきました。QUOカードの株主優待もあり、配当と優待の両面で株主還元が受けられます。会社の予想・方針であり、将来の配当を確約するものではありません。

注意点・リスク

業績が通信端末・代理店ビジネスの市況に左右される点が注意点です。過去には営業利益・純利益がともに前年から大きく落ち込んだ年(2023年3月期)もあり、利益の年次変動は小さくありません。また配当性向は近年50%前後まで高まり、業績悪化時の配当維持余力が相対的に小さくなります。営業キャッシュフローも在庫変動などで年により大きく振れ、直近ではマイナスとなった年もありました。時価総額の小さい小型株で、売買時の流動性にも留意したいところです。

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ベネフィットジャパン(3934)のよくある質問

Q. ベネフィットジャパンはどんな会社ですか?

A. MVNO(格安スマホ)やモバイルWiFiの販売を主力とする通信代理店です。回線を大手から借りて、店舗や代理店を通じて個人・法人に売るのが本業。ほかにリユースや宅配水などの事業も手がけます。

Q. ベネフィットジャパンに株主優待はありますか?

A. あります。100株以上の保有でQUOカード500円分が贈られます。基準日は3月末で年1回。配当に優待を加えた株主優待配当利回りは、記事上部のスコアシートに掲載しています。

Q. ベネフィットジャパンは減配したことがありますか?

A. 上場2年後に配当を開始して以降、減配はありません。1株配当は2018年3月期の8円台から直近は80円台後半まで拡大し、2027年3月期は97円の会社予想です。

Q. 配当性向50%前後は高すぎませんか?

A. 標準的な30%前後より高い水準です。自己資本比率は60%台で手元現金も積み上がっているため財務の余力はありますが、業績が悪化した局面では配当の維持余力が小さくなる点は押さえておきたいところです。

▼ 質問と回答をすべて見る

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私はベネフィットジャパンを保有しています。

魅力に感じているのは、売上を10年で約4.4倍に伸ばしてきた成長力と、2018年の配当開始以降の急速な増配を、市場平均より低いバリュエーションで持てている点です。

成長株でありながら株主還元にも積極的という、そのバランスを評価しています。

一方で、2016年の上場と歴史が浅く、リーマンショックのような大不況をくぐった実績はまだありません。

配当性向は50%前後と高めで、利益の年次変動も小さくないため、「不況に強いディフェンシブ株」とは性格が異なる点は、正直に押さえておきたいところです。

私の場合、こうした変動の大きい小型成長株こそ、1銘柄をポートフォリオの5%以内に抑える自分ルールの範囲で、生活に響かない金額で長期に付き合うようにしています。

あくまで私の一見解ですので、最後はご自身でよく考えて判断してくださいね。

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