フジシールインターナショナル(7864)配当金・銘柄分析|高配当株スコアシート
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この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は2026年5月22日時点。
今回は、フジシールインターナショナル(7864)を紹介するよ!どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!
東証プライム | コード 7864 | その他製品 | 決算月:3月
フジシールインターナショナル
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/05/22)
2,615円
時価総額 約1,574億円
※データ基準日:2026年5月13日現在
📈 株価・PER・配当10年チャート
株価(左軸・折れ線)・1株配当(右軸・棒グラフ)・PER(右軸・点線) ※株価は期末終値・分割調整済み
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 | 評価 |
|---|---|
| 売上高 | 2017年1,420億→2026年2,177億と10年で約1.5倍に拡大。シュリンクラベルを軸にグローバル展開を継続中。2026年3月期は過去最高を更新。 |
| 経常利益 | 2026年3月期220億(前期比+20.1%)と過去最高を更新。米州・欧州の収益性改善が寄与し、利益体質が大幅に向上している。 |
| EPS | 2017年99.34円→2025年224.92円→2026年343円超と過去最高更新(前期比+69.3%)。直近の伸びが顕著で、増配を強力に支える。 |
| ROE | ROE実績8.79%・予9.49%。上場企業平均(8%)並みの水準で、2024年以降の収益性改善で改善傾向にある。 |
| ROA | ROA予6.77%。上場企業平均(5%)を上回る健全水準。グローバル展開する製造業として効率的な総資産活用を実現。 |
| 営業利益率 | 2026年3月期9.40%。シュリンクラベル業界で高水準。米州9.8%・欧州7.2%・日本9.9%・アセアン5.6%とグローバル全地域で改善基調。 |
| 売上原価率 | フィルム・印刷材料中心のコスト構造。原材料価格・為替変動の影響を受けるが、価格転嫁と効率化で利益率を改善中。 |
| 自己資本比率 | 2026年3月期71.3%と非常に健全。製造業として業界トップクラスの財務体質で、安定的な配当の継続性を裏付ける。 |
| 利益剰余金 | 2017年680億→2025年1,107億超と着実に積み上がり10年で約1.6倍に拡大。配当原資と成長投資余力が十分。 |
| 有利子負債比率 | 直近10年で10〜23%レンジで推移。低水準で、グローバル製造業として標準的な財務構造。金利上昇影響は限定的。 |
| BPS | 2026/3期2,918.78円。PBR0.90倍は純資産価値を下回る水準で、解散価値を意識した買い妙味がある割安水準。 |
| 営業CF | 2026年3月期215.5億の安定黒字。直近5年で平均180億超を継続創出しており、本業のキャッシュ創出力は極めて健全。 |
| 投資CF | 2026年3月期-124.8億。設備投資-172.9億と過去最大規模で、グローバル生産能力の拡大に積極投資。成長への明確な姿勢。 |
| 財務CF | 2026年3月期-43.6億(配当支払い中心)。健全な財務運営を継続しており、株主還元と財務規律のバランスが取れている。 |
| 現金等 | 2026年3月期末353.4億。時価総額1,574億に対し約22%が現金。豊富な手元流動性が増配・自社株買い・M&Aの原資。 |
| 配当推移(15年) | 2017年22円→2026年71円と9年で約3.2倍に拡大。2024年に35→60円と大幅増配以降、毎期増配を継続中の連続増配株。 |
| 配当性向 | 2026年3月期22.0%(特別利益による)。通常時は30%目標。目標下回りは一時的影響を成長投資に活用するため明示。 |
| 自社株買い | 配当政策で「機動的な自己株式の取得と処分」を明記。総合還元の選択肢として活用される設計で、株主還元の柔軟性を確保。 |
| PER推移(15年) | 直近8.06倍は過去10年レンジ(6.66〜39.49倍)の下位圏。EPS拡大により株価が追随しきれておらず、業績対比で割安水準。 |
| PBR推移(15年) | 直近0.90倍は過去レンジ(0.60〜2.78倍)の下位圏。BPS2,919円対比株価2,617円とディスカウント水準にあり、東証PBR1倍要請も追い風。 |
| 配当利回り推移 | 2026年3月期2.71%は、近年の増配で2010年代の1%台から大幅向上。直近2.6〜2.9%レンジを推移、長期インカム志向に魅力的。 |
| リーマンショック後 の配当推移 |
2010年15円→2011年17.5円→2012年17.5円→2013年20円と、リーマン後も減配なく増配を継続。財務基盤の強さが裏付け。 |
| 株主還元方針 | 有報明文化「連結配当性向30%目標+DOE勘案、1株配当の安定的かつ継続的増加+機動的自己株取得」。多角的還元方針。 |
| セグメント | 日本(売上999億・主力)、米州(662億)、欧州(294億)、アセアン(168億)の4地域展開。シュリンクラベル世界トップクラス。 |
| 海外売上比率 | 海外売上比率は約53%(米州+欧州+アセアン)。グローバル多角化が進み、為替変動の影響は受けるが地域分散効果が高い。 |
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書
🏆 フジシールインターナショナル(7864)総合評価
【業績・財務・キャッシュフロー・割安性】
その他製品(包装材)のフジシールインターナショナルは、シュリンクラベルを軸にグローバル展開する世界トップクラスメーカー。2026年3月期決算(5/13公表)で売上2,177億・営業利益204.6億・経常利益220億・当期純利益206.6億と過去最高を更新。EPS343円・営業利益率9.40%。財務面は自己資本比率71.3%とトップクラスの健全性、現金353億の豊富な流動性。ROE実績8.79%・予9.49%は標準以上。PER8.06倍・PBR0.90倍・MIX係数7.25は割安水準で、PBRは過去10年レンジ下位かつ純資産割れ。東証PBR1倍要請の追い風も期待できる。
【配当・株主還元】
2017年22円→2026年71円と9年で約3.2倍に拡大。2024年に35→60円の大幅増配以降、毎期増配を継続。有報明文化「連結配当性向30%目標+DOE勘案、1株配当の安定的かつ継続的増加+機動的自己株取得」の多角的方針。2026年3月期は特別要因で配当性向22.0%と低めだが、これは一時的影響を成長投資に活用する明示的判断。配当利回り2.71%は過去5年で上位水準。
【注意点・リスク】
海外売上比率約53%のため為替変動の影響を受ける。米州・欧州事業は2022〜2023年に営業赤字を経験した経緯があり、地域別の収益性ばらつきが大きい点に注意。設備投資-172.9億と過去最大規模で、フリーCFは縮小傾向。原材料(プラスチックフィルム)価格の変動リスクも構造的に存在。ただし完全グローバル4極体制と業界トップクラスの財務体質が、こうしたリスクへの耐性を支える要素となる。
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この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は2026年5月22日時点。

フジシールはPER、PERどっちから見てもお安い銘柄。安すぎて、Xにも以前投稿しました♪

