チノー(6850)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年5月22日時点。
今回は、チノー(6850)を紹介するよ!どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!
東証プライム | コード 6850 | 電気機器 | 決算月:3月
チノー
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年3月期(2025年5月公表)
現在株価(2026/05/22)
1,564円
時価総額 約291億円
※データ基準日:2026年5月13日現在
📈 株価・PER・配当10年チャート
株価(左軸・折れ線)・1株配当(右軸・棒グラフ)・PER(右軸・点線) ※株価は期末終値・分割調整済み
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 | 評価 |
|---|---|
| 売上高 | 2017年186億→2025年293億と10年で約1.6倍に拡大。計測機器・センサ事業を軸に堅実成長。2026年予300億で過去最高更新へ。 |
| 経常利益 | 2025年3月期28.8億と前期比+32.5%の大幅増益で過去最高水準。2026年予29億と高水準を維持、収益性が大きく向上。 |
| EPS | 2017年21.81円→2025年117.12円と10年で約5.4倍に成長。2026年予107.99円とほぼ高水準維持で、増配を強力に支える。 |
| ROE | ROE実績9.06%・予8.96%。上場企業平均(8%)並みの水準で、直近4年連続で8%以上を維持し改善基調にある。 |
| ROA | ROA予5.16%。上場企業平均(5%)並みの水準。計測機器メーカーとして適正な総資産効率を実現している。 |
| 営業利益率 | 2025年3月期9.82%と過去最高水準。センサセグメントの好調が利益率を押し上げ、半導体・EV関連需要が追い風。 |
| 売上原価率 | 計測機器・センサの製造原価が中心。高付加価値製品の比率向上で原価率改善が進む構造。 |
| 自己資本比率 | 2025年3月期58.2%と健全水準。製造業として安定した財務体質を維持しており、株主還元の継続性を裏付ける。 |
| 利益剰余金 | 2017年92億→2025年136.5億と10年で約1.5倍に拡大。継続的な利益創出で内部留保が厚く、配当原資が十分。 |
| 有利子負債比率 | 2025年3月期11.9%と低水準。借入は26億規模で、財務リスクは小さく金利上昇局面でも影響は限定的。 |
| BPS | 2025/3期1,319.46円。PBR1.19倍は過去レンジ上限水準で、株価が純資産価値を上回るプレミアム評価。 |
| 営業CF | 2025年3月期25.4億の安定黒字。2024年は1.0億まで落ち込んだが、翌期で大幅回復し本業の現金創出力は健全。 |
| 投資CF | 2025年3月期-6.7億の安定的投資。設備投資-9.4億で、計測機器の生産能力強化や研究開発に積極投資する姿勢。 |
| 財務CF | 2025年3月期-11.0億(配当・自己株式取得が中心)。総合還元への姿勢が表れた財務運営となっている。 |
| 現金等 | 2025年3月期末75.8億。時価総額291億に対し約26%が現金。豊富な手元流動性が増配・自己株式取得の原資。 |
| 配当推移(15年) | 2017年17.5円→2026年予42.5円と9年で約2.4倍に拡大。2025年に30→40円と大幅増配し、配当成長が加速中。 |
| 配当性向 | 2025年3月期34.2%。中期経営計画で「2026年度に連結配当性向40%」目標を明示しており、達成に向けた道筋が見える。 |
| 自社株買い | 直近2026/3,4,5月と毎月自己株式取得を継続実施中。配当に加えた総合還元の積極姿勢が顕著で、株主還元意識が高い。 |
| PER推移(15年) | 直近13.35倍は過去10年レンジ(8.49〜28.34倍)の中位やや下。業績拡大に対しPERが追随する局面で、適正バリュエーション。 |
| PBR推移(15年) | 直近1.19倍は過去レンジ(0.54〜1.19倍)の上限水準。長年PBR1倍割れだったが、業績改善で評価が一気に進んだ。 |
| 配当利回り推移 | 2026年3月期予想2.71%は、近年の増配で2.4〜3.0%レンジを維持。配当性向40%目標達成時にはさらに利回り上昇が期待。 |
| リーマンショック後 の配当推移 |
2010年10円→2011年12.5円→2012年17.5円と、リーマン後も減配なく毎期増配を継続。安定還元の実績が長期。 |
| 株主還元方針 | 中期経営計画Phase2(2024〜2026年度)で「2026年度の連結配当性向40%目標」を明文化。利益成長による増配が基本方針。 |
| セグメント | 計測制御機器事業(温度センサ・温度調節計)を主力に、センサ事業(半導体・EV用)が成長中。BtoB計測機器の老舗。 |
| 海外売上比率 | 海外売上はあり、為替変動の影響を一部受ける。半導体・EV関連の世界的需要拡大が業績の追い風となっている。 |
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書
🏆 チノー(6850)総合評価
【業績・財務・キャッシュフロー・割安性】
電気機器のチノーは、温度センサ・温度調節計など計測制御機器の老舗BtoB企業。2017年売上186億→2025年293億と10年で約1.6倍に拡大、2026年予300億で過去最高更新の見込み。経常利益は28.8億と過去最高、EPS117.12円も10年で5.4倍に成長。半導体・EV向けセンサ需要が業績を押し上げる。財務面は自己資本比率58.2%・現金75.8億で健全。ROE実績9.06%・予8.96%は安定水準。PER13.35倍・PBR1.19倍・MIX係数15.89は割安レンジで、業績成長に対しバリュエーションは適正水準。
【配当・株主還元】
2017年17.5円→2026年予42.5円と9年で約2.4倍に拡大。2025年に30→40円の大幅増配以降、毎期増配を継続中。中期経営計画Phase2(2024〜2026年度)で「2026年度連結配当性向40%目標」を明文化し、増配の継続性が制度的に担保されている。さらに2026年3月以降毎月自己株式取得を実施中で、総合還元への積極姿勢が顕著。リーマン後も減配なく長期保有の安心感が高い。
【注意点・リスク】
配当利回り2.71%は高配当株としては中位水準で、純粋なインカム狙いには物足りない。半導体・EV関連需要に業績が連動するため、IT・自動車業界の景気循環リスクを受ける構造。時価総額291億の中型株のため流動性リスクも考慮が必要。直近2024年3月期に営業CFが1億まで落ち込んだ経緯あり、運転資金管理に注意が必要。ただし配当性向40%目標と毎月の自社株買いは将来の利回り上昇期待を支える要素となる。
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は2026年5月22日時点。
チノーの好きなところは、借入をちゃん減らしつつ現金も増やして配当金も増配傾向にあるところ。個人の家庭でいうと、家計管理バッチリでおこづかいもちゃんと増やしているキラキラしたお母さん!
以前のXにも投稿したから参考にしてみてね!