⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
今回は、南陽(7417)を紹介するよ!1950年創業、福岡発の総合機械商社で、建設機械・産業機器の販売とレンタルが本業なんだ!
リーマンやコロナ局面でも黒字を守ってきた小型バリュー株&高配当株を、みんなで一緒に学んでいこうよ!
東証スタンダード | コード 7417 | 卸売業 | 決算月:3月
南陽
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/28)
1,881円前日比-7 (↓0.37%)
時価総額 約249億円
配当利回り(予)
3.46%
65円(2027年3月期予想)
PBR(実)
0.82倍
過去レンジ 0.4〜0.9倍
配当性向(予)
35.1%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
自己資本比率
65.2%
2026年3月期(実質無借金)
※データ取得日:2026/08/28
🎁 南陽の株主優待制度
100株以上の保有でQUOカードを年1回贈呈。継続保有3年以上で増額される。
| 100株保有(3月末・年1回) |
QUOカード |
| 継続保有3年未満 |
1,000円相当 |
| 継続保有3年以上 |
1,500円相当 |
株主優待配当利回り(予)
3.99%
100株・3年未満
(年配当6,500円+優待1,000円)
÷投資額188,100円
※継続保有3年以上(基準日に7回以上連続記載)なら優待は1,500円相当・株主優待配当利回りは約4.35%に上昇。出典:南陽 公式IR。株主優待配当利回りは2026/08/28現在。
南陽(7417)はどんな会社?【事業内容】
南陽は、産業機器と建設機械の販売・レンタルを手がける、福岡市が本拠の商社です。1950年の創業で、東証スタンダードに所属しています。事業は産業機器事業と建設機械事業の2本柱に、小規模な砕石事業が加わる3つの構成です。産業機器事業は、一般の産業機器から電子・半導体、環境関連まで幅広く扱う分野。建設機械事業は分割払いでの販売やレンタルにも力を入れており、営業拠点は九州・沖縄が中心です。砕石事業は、岩を砕いて道路やコンクリートの材料になる砂利をつくる仕事です。連結の従業員は521名(2026年3月末現在)。
📈 株価・PER・配当10年チャート
7417 南陽|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 851 | 26.5 | 8.1 |
| 2018/03 | 1182 | 34.5 | 8.99 |
| 2019/03 | 1053.5 | 38 | 7.43 |
| 2020/03 | 628.5 | 33 | 5.78 |
| 2021/03 | 848.5 | 35 | 8.14 |
| 2022/03 | 942 | 41 | 6.9 |
| 2023/03 | 1131.5 | 50.5 | 6.73 |
| 2024/03 | 1287 | 50.5 | 8.22 |
| 2025/03 | 1157 | 58 | 7.09 |
| 2026/03 | 1439 | 68 | 7.58 |
南陽って、福岡の建設機械屋さんなんだね!1株配当が増えてるけど来期は微減配の予想?株価チャートも10年でおおむね右肩上がりで、しっかり上がってるね。
するどい!1950年創業の福岡発の総合機械商社で、建設機械や産業機器の販売・レンタルが本業なんだ。
直近10年で売上は約1.2倍、純利益も約1.8倍と着実に伸ばしてるよ。配当金も10年で約2.6倍。
2027年3月期は減配計画なのは要注意。前期も減配計画だったけど、結果減配せずに増配してくれたんだ!日本の会社って弱気予想だから、南陽も今後計画以上に稼いでくれるといいね!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
7417 南陽|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|
| 2017/03 | 3.11 | 25.2 |
| 2018/03 | 2.92 | 26.2 |
| 2019/03 | 3.61 | 26.8 |
| 2020/03 | 5.25 | 30.3 |
| 2021/03 | 4.12 | 33.5 |
| 2022/03 | 4.35 | 30 |
| 2023/03 | 4.46 | 30 |
| 2024/03 | 3.92 | 32.2 |
| 2025/03 | 5.01 | 35.6 |
| 2026/03 | 4.73 | 35.8 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
7417 南陽|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 104.98 | 6.03 | 9.07 |
| 2018/03 | 131.52 | 6.45 | 10.18 |
| 2019/03 | 141.81 | 6.74 | 10.36 |
| 2020/03 | 108.91 | 6.17 | 7.59 |
| 2021/03 | 104.36 | 5.75 | 6.79 |
| 2022/03 | 136.47 | 6.89 | 8.33 |
| 2023/03 | 168.26 | 7.54 | 9.44 |
| 2024/03 | 156.53 | 7.33 | 8.06 |
| 2025/03 | 163.09 | 7.8 | 7.94 |
| 2026/03 | 189.93 | 7.63 | 8.57 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
7417 南陽|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 1157.31 | 47.7 |
| 2018/03 | 1291.6 | 49.2 |
| 2019/03 | 1368.48 | 52.1 |
| 2020/03 | 1434.53 | 56.4 |
| 2021/03 | 1536.3 | 56.4 |
| 2022/03 | 1638.28 | 56 |
| 2023/03 | 1781.06 | 55.3 |
| 2024/03 | 1977.1 | 57.6 |
| 2025/03 | 2053 | 62.3 |
| 2026/03 | 2244.91 | 65.2 |
気になるんだけど、2020年3月期の配当が38→33円に減配されてるよね。コロナ期の特殊要因?それとも業績悪化?
そうなんだ。2018年と2019年は記念配当があったんだけど、2020年3月期はコロナ禍でEPSが約2割の減益。結果、減配したよ。
ただし、配当性向はむしろ引き上げていて、株主還元を維持する意思は強いね。翌2021年3月期からは増配基調に戻ってるんだ。景気敏感寄りの建設機械商社は不況局面で配当が揺れやすいから、配当性向の動きとセットでチェックするといいよ!
BPSも10年で約2倍に!自己資本比率も大きく改善して、財務体質めっちゃ強くなってるね。
そのとおり!利益剰余金は10年で約2倍に積み上がり、有利子負債は大幅に圧縮して有利子負債比率も数%まで下がった実質無借金経営。手元現金も着実に増えていて財務余力は十分。建設機械商社の中でも特に財務優良な銘柄だね。
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
売上はおおむね右肩上がりで、直近10年でおよそ1.2倍。2023年3月期をピークに足元はやや調整したが、2027年3月期は会社予想400億円で増収見通し。 |
| 経常利益 |
直近10年でおおむね1.5倍に拡大。2027年3月期は会社予想32億円で増益基調を維持、収益力は高く、創業以来赤字を出していない。 |
| EPS |
直近10年でおおむね1.8倍に成長。2027年3月期は会社予想183.73円とほぼ横ばいで、長期の上昇トレンドは継続。 |
| ROE |
会社予想は8%台で、私が目安にする8%以上を維持。自己資本比率が高水準でも収益力を保つ。 |
| ROA |
会社予想は5%台で、私が目安にする5%を上回り資産効率は良好。 |
| 営業利益率 |
直近実績・会社予想ともおおむね7%台で、私が目安にする7%を上回る。卸売業としては高収益体質。 |
| 売上原価率 |
10年でおおむね81〜83%帯から78%台へ低下し、コスト管理の改善が進む。 |
| 自己資本比率 |
直近10年で40%台後半から60%台半ばへ大きく改善。財務体質は極めて強固で、合格ラインを大幅に上回る。 |
| 利益剰余金 |
直近10年でおおむね2倍に増加。内部留保が着実に積み上がり、財務基盤は厚い。 |
| 有利子負債比率 |
直近10年で十数%から数%へ大幅に低下。ほぼ完済し、実質無借金経営。 |
| BPS |
直近10年でおおむね1.9倍に増加。BPSの継続的な上昇で、純資産価値の向上が顕著。 |
| 営業CF |
直近10年はすべて黒字。コロナ前後でも安定して稼ぎ、本業の現金創出力は高い。 |
| 投資CF |
通常はマイナスで設備投資が継続。年によっては大規模な事業投資も実施している。 |
| 財務CF |
配当・自社株買い・借入返済でマイナス基調。近年は株主還元の拡大が続く。 |
| 現金等 |
直近10年でおおむね1.9倍に増加。財務余力は十分で、安定性が高い。 |
| 配当推移(10年) |
1株配当は直近10年で約2.5倍に増加。ただし、2020年3月期にコロナ禍で1度減配。長期でみると増配傾向にあるが、景気に左右されやすい点は注意が必要。 |
| 配当性向 |
10年で25%帯から35%帯へ上昇。足元はなお35%前後で余裕があり、増配余地は残る。 |
| 自社株買い |
近年はスポットで自社株買いを実施。直近では総還元性向が5割前後まで高まっている。 |
| PER推移(10年) |
おおむね6〜9倍のレンジで推移。足元のPER(予)は9.93倍で、このレンジをやや上回る水準にある。 |
| PBR推移(10年) |
おおむね0.4〜0.9倍のレンジで一貫して1倍割れ。足元のPBR(実)は0.80倍で、なお1倍を下回る水準(直近四半期末の純資産をもとに算出しており、上のBPSチャートの期末実績値とは基準時点が異なります)。 |
| 配当利回り推移 |
直近10年でおおむね3〜5%台。足元の配当利回り(予)は3.53%で、このレンジの中では低めの水準にある。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
有価証券報告書ベースで、リーマンショックの影響で2期連続減配(各期黒字、いずれも2024年4月の1:2株式分割前の当時の1株配当額)。その後2011年15円→2012年18円(新本社落成記念配当3円含む)と回復。業績悪化時に大きく減配した実績がある。 |
| 株主還元方針 |
基本は増配傾向。直近実績は68円、2027年3月期は会社予想65円で小幅減配の計画。配当性向は35%前後で、自社株買いも組み合わせ、総還元性向は5割前後まで高めている。 |
| セグメント |
建設機械事業・産業機器事業・骨材事業の3セグメント体制。1950年創業、福岡発の総合機械商社で連結子会社10社・関連会社1社。 |
| 海外売上比率 |
主要市場は国内(特に九州・中国地方)で内需株性が強い。海外展開はアジア中心で限定的。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書
いい着眼点だね!PERもPBRも、私が目安にする水準をだいぶ下回っているよ。割安のサインが重なっている銘柄と言えそうだね。
建設機械商社は景気敏感寄りで市場から低い評価を受けやすいから、業績好調期に株主還元が拡大するタイミングを意識しておくといいよ。
2027年3月期予想で配当が68→65円に減配計画ってあるけど、長期配当株として持つには気になるよね?
事実だけ言うと、2027年3月期はEPS予想183.73円・配当65円で、前期からは小幅な減益・-3円減配の計画になっている。ただ、会社予想は保守的に出る傾向があるから、業績次第で上振れの可能性もある。配当株として持つなら、四半期決算で業績進捗をチェックして、業績の上方修正と増配修正のセットを期待するのが現実的だよ。
🏆 南陽(7417)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
売上高は直近10年でおおむね1.2倍、経常利益はおおむね1.5倍に広がってきました。2027年3月期は会社予想で売上400億円・経常32億円と、増収・経常増益の計画です。ただし1株当たり利益は前の期を下回る見通しで、最終利益ベースでは減益の計画になっています。
この10年でいちばん変わったのは財務です。自己資本比率は40%台後半から60%台半ばへ上がり、有利子負債はほぼ完済して実質無借金の状態になりました。利益剰余金はおおむね2倍、手元現金もおおむね1.9倍に積み上がっています。営業キャッシュフローは直近10年すべて黒字で、コロナ禍の時期も本業で現金を稼げていました。
割安性・投資タイミング
株価の評価について、当ブログでは、ベンジャミン・グレアムが著書『賢明なる投資家』で示した割安の目安(PER×PBR、すなわちMIX係数が22.5以下)を判断のものさしとしています。南陽がこのものさしの内側にいるかどうかは、ページ上部のMIX係数カードで当日の値をご確認ください。
過去10年の期末実績PERはおおむね6〜9倍、PBRはおおむね0.4〜0.9倍で、10年を通して1倍を割ったままでした。景気の波を受ける機械商社として、市場から長く低い倍率で見られてきた銘柄です。いまの水準がこのレンジのどこにあるかは、ページ上部のスコアシートのカードで確かめてください。
■ 同じ卸売業でも、南陽は「貸して・分割で売って・自分で掘る」
比較先は、同じ卸売業に分類される専門商社から、規模と事業モデルの近い2社を選びました(三洋貿易=ゴムや化学品を扱う技術商社、カメイ=石油や食品を扱う生活基盤の商社)。
| 銘柄 | PER(予) | PBR(実) | 配当利回り(予) | 営業利益率 | 基準日 |
| 南陽(7417) | 10.16倍 | 0.82倍 | 3.46% | 7.63% | 2026/08/28 |
| 三洋貿易(3176) | 11.46倍 | 1.23倍 | 3.35% | 4.85% | 2026/08/28 |
| カメイ(8037) | 11.64倍 | 0.78倍 | 2.97% | 2.91% | 2026/08/28 |
※卸売業に分類される商社のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事より。基準日は表の右端に載せています。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は直近本決算の実績ベースで、対象となる決算期は3社で異なります(南陽=2026年3月期/三洋貿易=2025年9月期/カメイ=2026年3月期)。銘柄名からリンク先の記事で詳細を確認できます。※3社の順位は株価によって入れ替わります。
機械商社は、メーカーから仕入れて売るぶん利ざやが薄くなりがちです。それでも南陽の営業利益率がひと桁の後半まで乗っているのは、建設機械のレンタルや分割払いでの販売、砕石の自社生産という、自前の資産で稼ぐ事業を抱えているからです。表の2社と見比べると、その差は率の側にはっきり出ています。
いっぽう倍率のほうは、表の基準日時点ではPER(予)が3社ともおおむね10倍前後に、配当利回り(予)も3%台前半から半ばに集まりました。PBR(実)は南陽とカメイが1倍を下回るいっぽう、三洋貿易は1倍をやや上回っています。つまり同じ卸売業のなかで見ると、南陽の指標そのものは特別に突出しているわけではなく、稼ぐ力の厚みのほうで差がついている構図です。
低い倍率は、それだけで買う理由にはなりません。この銘柄では、景気の波に強く左右される事業をどう受け止めるかが先に来ると私は考えています。
配当・株主還元
1株配当は、株式分割の調整後ベースで直近10年におおむね2.5倍へ伸びました。ただし連続増配ではありません。2020年3月期はコロナ禍で減配し、2024年3月期は前の期と同額の据え置きでした。
そして2027年3月期は、会社予想で1株65円。前の期の68円から3円下げる減配の計画です。高配当株として持つなら、ここは最初に押さえておきたい点だと思います。
配当性向は10年で25%前後から35%台へ上がりました。私は配当性向50%以内での緩やかな上昇をプラスに見ているので、この水準なら増配の余地はまだ残っている計算です。自社株買いもスポットで組み合わせており、直近の総還元性向は5割前後まで高まっています。なお、これらは会社の実績と計画であって、将来の配当を確約するものではありません。
注意点・リスク
リスクは、2026年6月に提出された最新の有価証券報告書(第72期)「事業等のリスク」を参照しました。
会社が挙げる11項目のうち、私がとくに重く見ているのは3つです。1つ目は事業環境です。建設機械事業と砕石事業は公共事業と民間の建設投資の動向に大きく依存し、産業機器事業は半導体電子部品市場の市況の変動を受けると会社自身が書いています。景気の波がそのまま業績に届く構造です。
2つ目は事業エリアの集中です。建設機械事業は九州・沖縄地区を中心に展開しているため、この地域の市場動向や情勢が急に悪化したときの影響を避けにくくなります。3つ目は与信管理で、割賦販売などで回収期間が長期にわたる売上債権について、取引先の想定外の破綻が挙げられています。分割払いを広げることは、売りやすさと引き換えに代金を回収できないリスクを抱えることでもあります。
このほか有価証券報告書は、景気の変化や商品のモデルチェンジによる棚卸資産の評価減、アジアを中心とする海外事業での為替変動、保有株式の株価変動、自然災害、情報セキュリティ、特定建設業や採石法などの許認可も並べています。
そして過去には、コロナ禍の2020年3月期に減配した実績があります。リーマンショック後にも減配した経緯を、上の一覧表に有価証券報告書ベースで載せています。低い倍率と配当利回りの高さは魅力ですが、景気に左右される事業と減配の履歴という裏側を、同じ重さで見ておきたい銘柄です。
▼ つづきを読む
南陽(7417)のよくある質問
Q. 南陽はどんな事業をしている会社ですか?
A. メーカーの機械を仕入れて売る商社ですが、売るだけではありません。建設機械のレンタルや分割払いでの販売、岩を砕いて砂利をつくる砕石事業も抱え、自前の資産で稼ぐ部分を持っています。扱う分野は産業機器と建設機械の2本柱で、建設機械の営業地盤は九州・沖縄です。
Q. 南陽に株主優待はありますか?
A. あります。100株以上を持つ株主に、3月末を基準日として年1回QUOカードを贈呈します。金額は継続保有3年未満で1,000円相当、3年以上で1,500円相当。継続保有は株主名簿への連続記載の回数で判定されます。
Q. 南陽の配当はどうなっていますか?
A. 配当は中間と期末の年2回です。2027年3月期の会社予想は1株65円で、前の期の68円から下げる計画。配当性向は35%台で、自社株買いを合わせた総還元性向は5割前後まで高まっています。ただし業績が落ちた年に配当を下げた過去があり、毎年増える形ではありません。
Q. 南陽の最大のリスクは何ですか?
A. 有価証券報告書が先頭に置くのは事業環境です。売上の行き先が国や民間の建設予算と半導体市場という、自社では動かせない需要に握られている点。ほかに営業地盤が九州・沖縄に偏ること、分割払いの代金を回収できない可能性(与信管理)も並びます。
▼ 質問と回答をすべて見る
💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私は、南陽を長く保有しています。
魅力に感じているのは、PERとPBR、どちらも私が目安にする水準を下回っていて、配当利回りも高めの水準にある点です。
さらに、創業以来赤字知らず、自己資本比率6割超・実質無借金へと財務を大きく改善させてきた点や、増配・自社株買いに前向きな姿勢も評価しています。
ただし、国内の公共・民間設備投資に業績が左右される景気敏感株、リーマンショックとコロナで減配というように不況局面では配当維持が困難な会社です。
割安さと高い配当利回りという魅力、景気敏感な減配リスクを併せて、こうした銘柄こそ業績好調期に無理せず、1銘柄をポートフォリオの5%以内に抑える自分ルールの範囲で長期に付き合うスタンスです。
これはあくまで私の一見解であり、投資の最終判断はご自身の責任で行ってくださいね。
ちなみに、私は2025年4月のトランプショックの時にも南陽の株を買いました。
暴落時に長期保有の高配当株を買い増しすると、いつもよりお得に安く買えることが多いです。
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
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