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三洋貿易(3176)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、三洋貿易(3176)を取り上げるよ!ゴムや化学品、機械・科学機器などをあつかう専門商社でちょっと地味な会社さんだけど、PERとPBRどっちから見ても割安な高配当株なんだ!

商社は売上が大きく見えるので、利益率や財務の見方も一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 3176 | 卸売業 | 決算月:9月

三洋貿易

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年9月期(2025年11月公表)

現在株価(2026/07/15)

826前日比+20 (↑2.48%)

時価総額 約484億円

配当利回り(予)
3.63%
30円(2026年9月期予想)
PER(予)
9.92倍
過去レンジ 6.5~11.2倍
PBR(実)
0.88倍
過去レンジ 0.42~1.64倍
MIX係数(PER×PBR)
8.73
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
35.6%
2025年9月期
ROE(実)
9.01%
ROA(実)5.66%
営業利益率(前期)
4.85%
2025年9月期
自己資本比率
62.9%
2025年9月期

※データ取得日:2026/07/15

📈 株価・PER・配当10年チャート

3176 三洋貿易|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2016/0931212.256.46
2017/0965414.7511.17
2018/09532168.38
2019/0953218.57.58
2020/0949718.759.41
2021/0958719.57.92
2022/09518207.01
2023/0967521.58.11
2024/0975527.58.34
2025/0980228.510.01
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

株価はけっこう上下してるのに、配当の棒グラフは右肩上がりで増えてるね!でも、PERはずっと10倍前後だ。

TJ
TJ

いいところに気づいたね。三洋貿易は分割調整後の配当でみると、長いあいだ減配せずに、10年で2倍以上に増やしてきた会社なんだ。2026年9月期は会社予想で30円。株価のわりに配当が増えているから、配当利回りも3.5%以上で理想の水準だよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

3176 三洋貿易|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2016/093.9325.4
2017/092.2625.2
2018/093.0125.2
2019/093.4826.4
2020/093.7735.6
2021/093.3226.3
2022/093.8726.7
2023/093.1925.8
2024/093.6430.4
2025/093.5535.6

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

3176 三洋貿易|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2016/0948.26.7613.55
2017/0958.557.2914.08
2018/0963.56.7113.76
2019/0970.187.0513.88
2020/0952.816.289.87
2021/0974.16.1812.39
2022/0973.84.9610.93
2023/0983.225.4211.01
2024/0990.445.4710.91
2025/0980.114.859.01

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

3176 三洋貿易|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2016/09355.5962.7
2017/09415.9461.1
2018/09461.3463.5
2019/09505.6666.2
2020/09534.7164.9
2021/09597.5967.5
2022/09674.7161.7
2023/09754.9663.4
2024/09828.5863.3
2025/09889.162.9
しばっち
しばっち

商社って売上は1,300億円もあるのに、営業利益率は5%くらいだよね。これって低くない???

TJ
TJ

商社は、仕入れた商品を売る「卸」が中心だから、もともと利益率は低めに出る業種なんだ。だから、ほかの業種とそのまま比べる必要はないよ。むしろ、三洋貿易は自己資本比率が6割を超えていて借金も少なく、財務はかなり健全なタイプなんだ。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

EPS(1株利益)のグラフ、2020年だけへこんでるのはどうして?

TJ
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2020年9月期は、コロナの影響などで一時的に利益が落ち込んだ年なんだ。ただ、翌年にはしっかり戻していて、長い目で見ると利益は右肩上がり。コロナ禍は、いろんな企業が一時的に利益を落とした時期だったね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 ゴム・化学品や機械・科学機器を軸に、直近10年で約2.2倍に拡大。前期は過去最高の売上を更新した。
営業利益 前期は前の期からやや一服したものの、長期では増加基調。2026年9月期は会社予想でおおむね横ばい圏。
営業利益率 卸売(商社)は仕入れた商品を販売する事業が中心で、利益率は構造的に低く出る業種。他業種の基準でそのまま低いと判断するものではない。
経常利益 海外関連の持分法による投資利益なども取り込み、営業利益を上回って推移している。
EPS コロナ禍の局面では一時的に落ち込んだが翌期に回復し、長期では大きく伸びてきた。2026年9月期も会社予想で高い水準を維持する見通し。
ROE 過去10年はおおむね9〜14%台で推移。自己資本を厚く積み上げている分、数値は穏やかに出ている。
ROA 卸売業としては高めの水準で、資産効率は良好な部類。
自己資本比率 商社としてはかなり高く、財務の安全性は高い水準にある。
利益剰余金 内部留保を着実に積み上げ、直近10年で大きく増加している。
有利子負債 有利子負債比率は1割に満たず低く、実質的に負債の少ない健全なバランスシート。
BPS 1株あたり純資産は10年を通じて着実に積み上がっている。足元の株価は純資産を下回り、PBRは1倍割れの状態が続く。
営業CF 純利益を上回るキャッシュを稼ぎ、本業の資金創出力は安定している。
投資CF 設備投資は年7億円規模で、巨額の投資を必要としない事業構造。
財務CF 配当の支払いなどが反映され、流出が続いている。
現金等 手元資金は厚く、財務の余裕につながっている。
配当推移(10年) 分割調整後ベースで直近10年で2倍以上に増配。長期にわたり減配せず、増配基調を続けている。2026年9月期は会社予想で30円。
配当性向 過去10年は25〜36%程度で推移し、無理のない範囲での還元が続いている。
PER推移(10年) 年度末ベースでおおむね6〜11倍台。足元の予想PERも、そのレンジの中央付近にある。
PBR推移(10年) 過去10年はおおむね0.4〜1.6倍と、1倍前後で推移する場面が多い。
配当利回り推移 年度末ベースで2〜4%程度で推移。足元の予想配当利回りも、過去レンジでは高めの水準にある(2026年7月時点)。
リーマンショック後
の配当推移
2009年9月期はリーマンショックの影響で売上が前期比約25%減、純利益が約66%減と大きく落ち込んだ。IR BANKで1株配当をさかのぼれる2010年9月期以降は、分割調整後ベースで減配なく増配基調を維持している。
セグメント・海外 ゴム・化学品、機械・科学機器、その他を扱う専門商社。自動車関連やヘルスケア・環境分野などにも展開し、海外にも事業基盤を持つ。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス決算短信

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

PERもPBRも低めで、配当利回りも高めか…なんだか割安でお得そうに見えるよ!

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数字だけ見ると割安に見えるよね。実際、三洋貿易は「安くて配当も出す」バリュー寄りの高配当株だと思う。ただ、割安にはそれなりの理由があることも多いから、なぜ安く評価されているのかも一緒に考えてみることが大事なんだ。

しばっち
しばっち

成長はあまり期待できないってこと?

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会社予想だと2026年9月期の営業利益はほぼ横ばいで、急成長するタイプではないね。派手さよりも、財務の健全さと配当の安定感をどう評価するか——そこが三洋貿易の見どころだと思うよ。

🏆 三洋貿易(3176)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
三洋貿易は、ゴム・化学品や機械・科学機器などを扱う専門商社。前期は売上高が過去最高を更新する一方、営業利益は前の期からやや一服した。売上は直近10年で約2倍超に伸びている。自己資本比率は商社としては高く、有利子負債比率も低い。営業キャッシュフローも安定して黒字で、財務の健全性は高い水準にある。

【割安性・投資タイミング】
足元の予想PERは1桁台、PBRは1倍割れ、両者をかけ合わせたMIX係数は、一般に割安の目安とされる22.5を大きく下回る。過去10年の年度末PERはおおむね6〜11倍台で、足元はその中央付近。PBRは長く1倍前後で推移しており、純資産に対して株価が下回る状態が続いている。

指標面では割安感のある水準だが、卸売業は景気や為替、取扱商品の市況の影響を受けやすい。また、PBRが1倍を割れ続けているのは、市場が大きな成長性までは見込みにくいと評価している面もある。割安さの背景まで含めて、自分なりに納得できるかを確認したいところだ。

【配当・株主還元】
配当は分割調整後ベースで、長期にわたり減配せず、直近10年で2倍以上に増やしてきた。2026年9月期は会社予想で30円。足元の予想配当利回りは、TJの基準では「高配当株の仲間入り」の水準にある(2026年7月時点)。配当性向は無理のない範囲で、財務の余裕を踏まえると還元余地も残されている。

【注意点・リスク】
卸売業のため、景気後退や為替の変動、取扱分野の市況悪化が業績の下押し要因になりうる。2026年9月期の会社予想は営業利益・経常利益ともほぼ横ばい〜やや減益で、力強い成長を見込む局面ではない。PBRが1倍を割れた状態が長く続いている点は、裏を返せば市場の評価が控えめということでもある。株価の割安さだけでなく、成長の伸びしろや還元方針の継続性もあわせて見ておきたい。

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私は三洋貿易を長く保有しています。

PERは1桁台、PBRは1倍割れ、配当利回りも理想の水準値以上と、派手さはないけれど「安くて、配当もそこそこ出してくれる」、私の好きなバリュー寄りの高配当株です。

自己資本比率は6割を超えていて借金も少なく、財務がしっかりしているのも安心材料だと感じています。

一方で、商社なので景気や為替の影響は受けますし、2026年9月期は会社予想だと利益がほぼ横ばいで、ぐんぐん伸びる成長株ではありません。

それでも、長いあいだ減配せずに増配を続けてきた実績があるので、私は「株価が下がって配当利回りが上がった場面で、コツコツ買い足したいな」というくらいの距離感で見ています。

あくまで私の一つの見方なので、最後はご自身の判断で考えてみてくださいね。

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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