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リオン(6823)銘柄分析|バリュー株スコアシート

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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、リオン(6823)を紹介するよ!補聴器で国内首位、半導体向けの液中微粒子計測器で世界2強とされる精密機器メーカーなんだ!

20年以上減配なしの好財務銘柄、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 6823 | 精密機器 | 決算月:3月

リオン

バリュー株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年4月公表)

現在株価(2026/07/15)

3,555前日比+60 (↑1.72%)

時価総額 約419億円

配当利回り(予)
2.53%
90円(2027年3月期予想)
PER(予)
12.71倍
過去レンジ 7.2〜27.7倍
PBR(実)
1.26倍
過去レンジ 0.74〜2.13倍
MIX係数(PER×PBR)
16.01
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
31.3%
2026年3月期
ROE(予)
9.91%
ROA(予)8.26%
営業利益率(前期)
15.3%
2026年3月期
自己資本比率
83.3%
2026年3月期(実質無借金経営)

※データ取得日:2026/07/15

🎁 リオンの株主優待制度

100株以上の保有で、全国約35,000店で使えるジェフグルメカード(食事券)を年1回(3月末)贈呈。3年以上の継続保有で増額され、リオネット補聴器の購入割引券も受けられる。

保有株数 ジェフグルメカード(年1回・3月末)
100株以上 500円分(3年以上は1,500円分)
500株以上 1,500円分
1,000株以上 3,000円分
5,000株以上 5,000円分
10,000株以上 10,000円分
株主優待配当利回り(予)

2.60%

100株(1年)
配当利回り(予)2.31%+優待利回り0.13%
3年以上は2.70%

※基準日は3月末(年1回)、100株以上が対象。株主優待配当利回りは現在株価3,895円・年間配当90円(2027年3月期予想)で算出し、優待は100株のジェフグルメカード500円分(3年以上継続は1,500円分)を加算。リオネット補聴器の購入割引券(メーカー希望小売価格の10%割引)は現物的で金銭価値が一意に定まらないため、利回りには含めていない。出典:リオン 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/07/15現在。

📈 株価・PER・配当10年チャート

6823 リオン|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0315393013.41
2018/0327343517.78
2019/0320414012.51
2020/0322634315.61
2021/0330074322.56
2022/0323324512.85
2023/0319314513.20
2024/0330055513.94
2025/0324567010.58
2026/0327168510.01
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

リオンって補聴器屋さんなんだね!株価のグラフはけっこう上下に動いてるけど、配当(青い棒)はずっと右肩上がりって魅力的!

TJ
TJ

そうなんだ。リオンは補聴器で国内首位、半導体向けの液中微粒子計測器で世界2強とされる精密機器メーカー(会社四季報より)。配当は2017年3月期の30円から2026年3月期85円、2027年3月期予想90円まで毎年伸びていて、20年以上減配がないんだ!

株価の波が大きい小型株でも、リオンのようにリーマンショック後も減配しない会社は不況に強い「ディフェンシブ銘柄」として僕は見ているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

6823 リオン|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/031.9526.2
2018/031.2822.8
2019/031.9624.5
2020/031.929.7
2021/031.4332.3
2022/031.9324.8
2023/032.3330.8
2024/031.8325.5
2025/032.8530.1
2026/033.1331.3

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

6823 リオン|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/03114.729.737.84
2018/03153.7612.649.65
2019/03163.1412.79.52
2020/03144.9611.588
2021/03133.2710.856.9
2022/03181.4113.728.82
2023/03146.3311.926.76
2024/03215.5113.519.08
2025/03232.1914.479.1
2026/03271.4115.39.61

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

6823 リオン|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/031463.0469.3
2018/031594.1970.4
2019/031713.9973.9
2020/031810.8774.5
2021/031931.1577.3
2022/032057.3976.3
2023/032163.3077
2024/032372.8878.7
2025/032551.7580.3
2026/032822.5783.3
しばっち
しばっち

自己資本比率83%で無借金ってすごいけど、ROEは10%前後でそこまで高くないよね。これはどう見ればいいの?

TJ
TJ

しばっちの目も鋭くなってきたね!

無借金経営は借金でレバレッジをかけない分、ROEは高く出にくいんだ。でもその代わり財務リスクがめちゃめちゃ小さくて、不況耐性が高い。リオンはまさにそのタイプなんだ!

ROEの高さだけでなく「どうやって稼いでいるか(借金頼みかどうか)」も合わせて見るのが大事だよ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

なるほど!BPS(1株純資産)の青い棒がずっと増えてるのも長期保有の銘柄では加点だね!

TJ
TJ

間違いないね!BPSは年々増えていて、利益をしっかりためながら配当金の増配も続けている。財務の土台が毎年厚くなっているのが読み取れるね!

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2017年3月期192億円→2026年3月期285億円と約1.5倍。補聴器と計測器の両輪で増収基調が続く。
経常利益 19.6億円→44.4億円と約2.3倍。高付加価値の製品構成で、利益の伸びが売上を上回る。
EPS 114.72円→271.41円と約2.4倍。増益と安定した株数で1株利益が着実に拡大している。
ROE 6〜10%台で推移し2026年3月期は9.61%。無借金ゆえ高くはないが安定している。
ROA 5〜8%台。2026年3月期は8.01%と、借入に頼らず総資産効率は良好。
営業利益率 9.73%→15.3%へ改善。高付加価値の計測器・補聴器で採算が向上している。
売上原価率 約46〜51%と低め。原価率の低さが、付加価値の高い事業構造を物語る。
自己資本比率 69%→83.3%へ上昇。実質無借金で財務の健全性は極めて高い。
利益剰余金 143億円→249億円と着実に積み上がり、内部留保は潤沢で還元・投資余力が大きい。
有利子負債比率 実質無借金経営(有利子負債はBSにほぼ計上なし)。財務リスクは極小。
BPS 1,463円→2,822円と純資産が着実に増加。1株純資産は右肩上がりが続く。
営業CF 16〜42億円で安定的にプラス。2026年3月期は41.7億円と高水準。
投資CF 設備・開発投資中心の小規模なマイナス。財務基盤を崩さない範囲で推移。
財務CF 配当中心の小幅マイナス。無借金のため借入返済の流出がない。
現金等 28億円→84億円と潤沢。無借金と合わせ手元流動性は厚い。
配当推移(10年) 2026年6月現在においても20年以上非減配で、毎年維持または増配を継続。
配当性向 23〜32%で推移し2026年3月期は31.3%。無理のない水準で増配余力は十分。
自社株買い 過去に小規模な取得実績はあるが、株主還元の主軸は配当。
PER推移(10年) 過去レンジは約7.2〜27.7倍。現在13.0倍はレンジ中位で、割高感は乏しい。
PBR推移(10年) 過去レンジは約0.74〜2.13倍。現在1.29倍は中位やや下に位置する。
配当利回り推移 1.3〜3.1%で推移。低位ながら増配で水準は緩やかに切り上がっている。
リーマンショック後
の配当推移
2008→2012年は15円→20円と増配を継続し、不況下でも減配しなかった(ディフェンシブ性が高い)。
株主還元方針 配当を維持・増配する安定方針。20年以上非減配で、減配しない姿勢が明確。
セグメント 補聴器など医療・健康機器と、騒音/振動計・液中微粒子計測器などの計測器が2本柱。会社四季報では補聴器で国内首位、半導体向け液中微粒子計測器で世界2強とされる。
海外売上比率 計測器を中心に海外売上もあり、内需(補聴器)と輸出(計測器)の両面を持つ事業構成。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス・株探・会社四季報・有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

配当利回りが2.5%前後って、高配当株と比べると低めだね。これでも買いなの?

TJ
TJ

そこなんだよ!正直、普段の株価水準だと配当利回りは物足りない。だから僕も普段は積極的には買わないんだ。

でも、業績・財務・配当の実績は一級品。だから市場全体が不安で売られて株価が下がりすぎた“暴落・ミスプライス”の時こそ、こういう優良株の買い増し優先度が上がると考えているよ。

「いい会社」と「いま買う価格か」は別問題。優良株はリストにして暴落を待つのも一つの戦略さ!

しばっち
しばっち

でも小型株だし、値動きも大きいよね。リスクはどう見ればいい?

TJ
TJ

その通り!株価は過去10年で約1,500〜3,800円とよく動くし、流動性も大型株ほど高くない。半導体関連(計測器)の設備投資の波で業績が振れることもある。

値動きの大きい銘柄は、一度に買わず時間と資金を分けて、無理のない範囲で向き合うのが大事なんだ。

🏆 リオン(6823)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
リオンは補聴器(医療・健康機器)と液中微粒子計測器などの計測器を2本柱とする精密機器メーカーで、会社四季報では補聴器で国内首位、半導体向け液中微粒子計測器で世界2強とされる。2026年3月期は売上高285億円・営業利益43.6億円と過去最高を更新し、営業利益率は15.3%、原価率の低い高付加価値の事業構造が強みである。自己資本比率は83.3%で実質無借金、利益剰余金249億円・現金84億円と財務基盤は極めて盤石であり、営業キャッシュフローも安定的にプラスで稼ぐ力と財務の堅牢さを兼ね備える。

【割安性・投資タイミング】
PER(予)は13.0倍前後の水準で上場企業平均の15倍前後を下回り、精密機器の中でも割高感は乏しい。MIX係数も割安の目安とされる22.5を下回る。リオン自身の過去10年のPERレンジ(約7〜28倍)では中位、PBRレンジ(約0.74〜2.13倍)では中位やや下に位置しており、業績・財務の質に対して株価評価はなお控えめで、バリュー株としての妙味が残る水準といえる。

【配当・株主還元】
配当は2017年3月期の30円から2026年3月期85円、2027年3月期は90円(会社予想)へと長期にわたり増配を続けている。配当性向は23〜32%と無理のない水準で増配余力は十分である。20年以上にわたり減配がなく、リーマンショックを挟む2008〜2012年は、2009年3月期に最終赤字を計上しながらも配当を維持・増配し15円→20円へ伸ばした実績は、TJがディフェンシブ銘柄を見極める際に重視する「不況下でも減配しない」「リーマンショック後の減配していない」条件を満たす。安定したインカムの積み上げが期待できる。

【注意点・リスク】
一方で、配当利回り2.5%前後の水準は高配当株としての魅力度低下。インカム重視の投資家には物足りない可能性がある。株価は過去10年で約1,500〜3,800円と値動きが大きく、小型株ゆえの流動性・ボラティリティにも留意したい。業績は半導体関連(計測器)の設備投資循環や補聴器市場の動向に左右される面がある。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私の見方ですが、リオンは普段の株価水準では配当利回りが低めで(2026年6月時点で2.5%前後)、高配当株としての妙味は薄いと感じています。

一方で、業績・財務・キャッシュフロー、そして20年以上にわたる連続非減配という実績は一級品だと見ています。

私の投資スタンスでは、こうした「中身は優秀だけれど、普段は利回りが物足りない優良株」は平常時には積極的に買わず、市場全体が不安材料で売られて、業績に対して株価が行き過ぎて下がる「ミスプライス」の局面でこそ、買い増しの優先度が上がります。

実際、私は2025年4月のトランプ関税ショックで市場全体が急落した際、配当利回りが3.5%まで一気に上がったところで買い増ししました。

今は監視銘柄として、次の暴落局面での買い増し候補に位置づけています。

もっとも、これは断定的な推奨ではありませんので、投資の判断はご自身でお願いしますね。

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