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ジーテクト(5970)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月14日時点。

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今回は、ジーテクト(5970)を紹介するよ!どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 5970 | 金属製品 | 決算月:3月

ジーテクト

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/14)

2,081前日比+14 (↑0.68%)

時価総額 約914億円

配当利回り(予)
4.71%
98円(2027年3月期予想)
PER(予)
6.85倍
過去レンジ 1.20〜15.17倍
PBR(実)
0.40倍
過去レンジ 0.28〜0.98倍
MIX係数(PER×PBR)
2.74
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
30.1%
2025年3月期
ROE(予)
5.82%
ROA(予)3.49%
営業利益率(前期)
4.69%
2026年3月期
自己資本比率
59.9%
2026年3月期(健全水準)

※データ取得日:2026/07/14

🎁 ジーテクトの株主優待制度

300株以上を1年以上継続保有で、保有株数と継続保有期間に応じてQUOカード(1,000〜5,000円分)を年1回(3月末)贈呈。

保有株数 1年以上 2年以上 3年以上
300株以上 1,000円分 2,000円分 3,000円分
500株以上 3,000円分 4,000円分 5,000円分
株主優待配当利回り(予)

4.87%

300株・継続1年以上
配当利回り(予)4.77%+優待利回り0.16%
(QUO1,000円÷投資額624,300円)

※継続3年以上は株主優待配当利回り約5.26%(優待3,000円)。基準日は3月末(年1回)、300株以上を1年以上継続保有が対象。株主優待配当利回りは現在株価2,054円・年間配当98円(2027年3月期予想)で算出。出典:ジーテクト 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/07/14現在。

📈 株価・PER・配当10年チャート

5970 ジーテクト|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/031966368.84
2018/032048397.75
2019/031529466.29
2020/031105488.41
2021/031503509.88
2022/031277566.18
2023/031433586.00
2024/032113676.87
2025/031742876.02
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

ジーテクトの10年チャート、1株配当が36円から90円近くまで増えてるね!それなのにPER(オレンジ)はずっと一桁台で低いまま。これはどんな会社なの?

TJ
TJ

いいところに気づいたね。ジーテクトは自動車用のプレス部品(車体フレーム等)をつくる金属製品メーカーで、主要顧客はホンダ系なんだ。配当は近年しっかり増配基調で、2017年の36円から直近は90円近くまで伸びてきた(ただしリーマンショック期の2010年3月期には減配した経緯もある)。なのにPBRは0.4倍台=株価が純資産の約4割しかなく、市場の評価が低いまま放置されている深いバリュー株なんだよ。ワンポイント:低PER・低PBRの会社は「なぜ安いのか(収益性や景気敏感さ)」まで見て判断しよう。

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

5970 ジーテクト|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/031.8316.2
2018/031.9014.8
2019/033.0118.9
2020/034.3436.5
2021/033.3332.9
2022/034.3927.1
2023/034.0524.3
2024/033.1721.8
2025/034.9930.1

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

5970 ジーテクト|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/03222.456.999.04
2018/03264.276.499.76
2019/03243.106.588.62
2020/03131.343.804.68
2021/03152.153.844.88
2022/03206.674.625.83
2023/03238.854.086.24
2024/03307.514.716.91
2025/03289.374.836.28

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

5970 ジーテクト|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/032461.8551.5
2018/032708.6752.6
2019/032821.4553.9
2020/032805.8651.8
2021/033117.6256.2
2022/033545.1553.9
2023/033830.3157.1
2024/034451.6363.0
2025/034605.6061.6
しばっち
しばっち

ROEが6%台、営業利益率も4%台ってちょっと低めじゃない?収益性は大丈夫なの?

TJ
TJ

鋭い指摘だね。自動車部品は薄利で資本も大きいから、ROE・利益率は高く出にくい業態なんだ。実際ROE約6%・営業利益率約4.7%と高くはなく、資本効率の改善が今後の課題。ワンポイント:割安株は「なぜ割安か」の裏側に、こうした収益性の課題があることも多い。割安さと弱点はセットで見よう。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

それでも自己資本比率59.9%って高いし、財務はしっかりしてるんだね!

TJ
TJ

そう、自己資本比率59.9%で財務は健全だよ。ただ配当は、リーマンショック後の2010年3月期に一度減配した経緯があるのは押さえておきたい(その後は回復・増配基調)。会社は「2031年にDOE3.0%・配当性向30%以上」を有価証券報告書で明文化していて、配当の下支えが制度として整っているのは安心材料だね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2017年2,061億→2026年3,334億と10年で約1.6倍に拡大。自動車用プレス部品を軸にグローバル展開。2024年に過去最高3,446億を記録。
経常利益 2026年3月期184.8億(前期+5.4%)と増益確保。為替差益・助成金計上で利益が下支え。営業利益は156.23億(-4.6%)。
EPS 2017年222.45円→2026年純利益134.55億÷株式数より約306円と過去最高水準。2027/3予303.65円で高水準を継続見込み。
ROE ROE実績6.39%・予5.82%。中期計画で2031年DOE3.0%目標を掲げており、資本効率改善が今後の課題。
ROA ROA予3.49%。自動車部品メーカーとして総資産規模が大きく、業種特性で標準水準。設備効率の改善余地がある。
営業利益率 2026年3月期4.69%。自動車部品業として標準的水準。プレス部品の付加価値率向上が利益率改善のカギ。
売上原価率 鋼材コスト中心のコスト構造。自動車メーカー(主にホンダ系)への価格転嫁交渉が利益率に影響する構造。
自己資本比率 2026年3月期59.9%と健全水準。自動車部品メーカーとして安定した財務体質を維持しており、配当継続性を裏付ける。
利益剰余金 継続的な利益創出で内部留保が厚く、配当原資と成長投資余力が十分。BPS5,213.62円と純資産価値の蓄積が継続。
有利子負債比率 自動車部品メーカーとして標準的な水準。財務体質は安定しており、金利上昇局面でも影響は管理可能な範囲。
BPS 2025/3期5,213.62円。直近のPBRは0.4倍台と純資産価値の約4割で極めて低く、解散価値を意識した買い妙味が大きい。
営業CF 自動車部品メーカーとして安定した営業CFを継続創出。設備投資・配当の原資を本業で十分賄える健全な収益力。
投資CF プレス部品の生産能力維持・新機種対応への安定的投資を継続。EV化対応や軽量化技術への投資も増加局面。
財務CF 配当支払いが中心の財務活動。健全な財務体質を維持しつつ株主還元を拡大する経営姿勢。
現金等 十分な手元流動性を確保。豊富な現金が増配・成長投資の原資として機能し、業績変動局面での耐性を支える。
配当推移(15年) リーマンショック後の2010年3月期に減配した年があるが、その後は回復し近年は増配基調。直近の増配ペースは加速している。
配当性向 2025年3月期30.1%。有報明文化「配当性向30%以上」を達成。2031年3月期にDOE3.0%目標で更なる還元拡大予定。
自社株買い 配当を中心とした株主還元方針。安定的・継続的な配当の拡大に重点を置き、株主還元の質を高める姿勢。
PER推移(15年) 直近8.15倍は過去10年レンジ(6.00〜9.88倍)の上限近辺。EPS拡大を反映して切り上がる過程にあるが、依然として割安圏。
PBR推移(15年) 直近は0.4倍台と過去レンジ(0.28〜0.98倍)の下位圏。BPS約5,200円に対し株価は純資産価値の約4割水準で深いディスカウント。
配当利回り推移 直近の予想利回りは4%台後半と、過去10年で見ても上位水準。2020年4.34%、2025年4.99%と4%台後半を継続している。
リーマンショック後
の配当推移
有価証券報告書ベースで2008年30円→2009年30円→2010年22円と、リーマンショックの影響で2010年3月期に減配(30円→22円)。その後は2011年25円→2012年28円と回復・増配に転じた(いずれも当時の1株配当額)。
株主還元方針 有報明文化「2031年3月期DOE3.0%目標、配当性向30%以上を2025/3期から」。中期目標を明示した還元方針。
セグメント 自動車用プレス部品(ボディフレーム・サスペンション等)を中核とする金属製品メーカー。主要顧客はホンダ系。
海外売上比率 海外売上比率が高く、北米・アジアでグローバル展開。為替変動と海外自動車生産動向が業績に大きく影響する構造。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

ジーテクト、PBR0.4倍台でPERも7倍前後、利回りも4.5%くらいか〜。けっこう割安な高配当株なんだね!

TJ
TJ

そうだね。純資産の半分以下の株価で、利回りも4.5%前後ある点は魅力だよ。ただ配当は万全というわけじゃなく、リーマンショック後の2010年3月期には減配した経緯もある。ROEや営業利益率も高くないし、自動車部品ゆえに為替やEV化、ホンダ系顧客の動向に業績が左右される点は見ておきたいね。

しばっち
しばっち

割安なのには理由があるってことか。数字だけ見て飛びつくのは危ないね。

TJ
TJ

そのとおり。割安さと、有価証券報告書で示されたDOE3.0%目標という配当の下支えは魅力だけど、収益性や為替のリスクも併せて、長期目線で考えることが大事だよ。投資の最終判断は、ご自身の責任でね。

🏆 ジーテクト(5970)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
ジーテクトは、自動車用プレス部品(ボディフレーム・サスペンション部品等)を主力とする金属製品メーカーで、主要顧客はホンダ系、海外売上比率の高いグローバル展開を行っている。2026年3月期は売上高約3,334億円・営業利益約156億円と減収減益だったが、為替差益等もあり経常利益・純利益は増益を確保した。EPSは約306円と過去最高水準で、2027年3月期も会社予想で約304円と高い水準を見込む。過去10年で売上高は約2,061億円から約3,334億円へ拡大してきた。財務面は自己資本比率59.9%と健全で、安定した財務体質を維持している。

【割安性・投資タイミング】
2026年6月時点のPER(予)は概ね7倍前後で、割安の目安とされる10倍を下回り、金属製品の業種平均(株探で約16倍)と比べても大幅に低い。PBRは0.4倍台と、株価が1株当たり純資産(BPS約5,200円)のおよそ4割にとどまる深いディスカウント水準にある。PERとPBRを掛け合わせたMIX係数も10以下と、割安の目安22.5を極端に下回る。過去10年の期末PER(概ね6〜10倍)の中でも中位やや下にあり、東証によるPBR1倍改善要請の追い風も期待できる。業績拡大と純資産割れの株価をあわせて見れば、株価指標の面では極めて割安な水準にあるといえる。

【配当・株主還元】
配当は2017年3月期の36円から2026年3月期予想の90円へと、長期にわたり増配を続けてきた。直近も2024年67円→2025年87円→2026年予90円と増配ペースが加速している。ただし配当は一貫した右肩上がりではなく、リーマンショックの影響で2010年3月期には前期の30円から22円へ減配した経緯がある(当時の1株配当額・有価証券報告書ベース)。その後は回復し、近年の増配につながっている。会社は有価証券報告書で「2031年3月期にDOE(純資産配当率)3.0%、配当性向30%以上」を中期目標として明文化しており、株主還元の方針を示している。2026年6月時点の予想配当利回りは約4.5%と、過去10年でも上位水準にある。

【注意点・リスク】
ROEは6%台、営業利益率は4%台と、いずれも標準〜やや低位の水準で、資本効率・収益性の改善が今後の課題である。自動車部品メーカーとして海外売上比率が高く、為替変動・海外の自動車生産動向・EV化に伴う構造変化のリスクを受けやすい。またホンダ系顧客への依存度が高く、特定顧客の業績動向に左右される構造である。実際、配当はリーマンショック後の2010年3月期に前期の30円から22円へ減配した経緯があり、景気後退局面では業績・配当が変動しやすい点には留意が必要である。原材料(鋼材)コストや人件費の上昇も利益率の重しになり得る。ただし、純資産を大きく下回る深いバリュエーションと中期のDOE目標は、下値リスクを和らげる要素となる。なお、本記事の数値は2026年3月期実績・2027年3月期会社予想・直近株価に基づく。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

ジーテクトは、私が気になって見ている割安・高配当株のひとつです。

ホンダ系を主な顧客に、自動車のボディフレームなどのプレス部品をつくる会社で、業績は長い目で見れば右肩上がりに伸びてきました。

それなのに株価は1株当たりの純資産を大きく下回る、とても深い割安水準まで売られていて、配当利回りも高め。

地味な自動車部品メーカーが、ここまで安く放置されているのは面白いなと感じています。

ただ、気をつけたい点もあります。

自動車部品は景気や海外の生産動向、EVへの移行といった大きな変化の影響を受けやすく、実際にリーマンショックのときには減配した経緯もあります。

利益率や資本効率(ROE)も、まだ高いとは言えません。

だから私は、株価の安さと増配・株主還元の方針は高く評価しつつ、景気の波で業績や配当がぶれやすい点は理解したうえで、慎重に見ていきたいと思っています。

あくまで私の一見解なので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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