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フジシールインターナショナル(7864)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月14日時点。

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今回は、フジシールインターナショナル(7864)を紹介するよ!どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 7864 | その他製品 | 決算月:3月

フジシールインターナショナル

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/14)

3,010前日比+45 (↑1.52%)

時価総額 約1,810億円

配当利回り(予)
2.89%
87円(2027/3期予想)
PER(予)
10.50倍
過去レンジ 5.71〜39.95倍
PBR(実)
1.00倍
過去レンジ 0.60〜2.78倍
MIX係数(PER×PBR)
10.50
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
20.9%
2026年3月期
ROE(予)
9.5%
ROA(予)6.77%
営業利益率(前期)
9.40%
2026年3月期
自己資本比率
71.3%
2026年3月期(健全水準)

※データ取得日:2026/07/14

🎁 フジシールインターナショナルの株主優待制度

100株以上を1年以上継続保有で、保有株数と継続保有期間に応じてQUOカード(3,000〜20,000円分)を年1回(3月末)贈呈。

保有株数 継続1年以上 継続3年以上
100株以上 3,000円分 5,000円分
1,000株以上 10,000円分 20,000円分
株主優待配当利回り(予)

3.88%

100株・継続1年以上
配当利回り(予)3.04%+優待利回り1.05%
(QUO3,000円÷投資額301,000円)

※継続3年以上は株主優待配当利回り約4.79%(優待5,000円)。基準日は3月末(年1回)、100株以上を1年以上継続保有が対象。株主優待配当利回りは現在株価2,862円・年間配当87円(2027年3月期予想)で算出。出典:フジシールインターナショナル 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/07/14現在。

📈 株価・PER・配当10年チャート

7864 フジシール|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0324082224.24
2018/0343012339.49
2019/0340012927.63
2020/0319133212.30
2021/0324743216.39
2022/0316833515.07
2023/0315103512.04
2024/0320756011.05
2025/0326146811.62
2026/032287815.90
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

フジシールの10年チャート、EPSや配当はしっかり増えてきたのに、PER(オレンジの点線)は10年でぐっと下がっているね?株価も2018年ごろの高値には届いていないし。

TJ
TJ

いいところを見ているね。フジシールは飲料などのラベル(シュリンクラベル)で世界トップクラスのメーカーなんだ。利益が伸びる一方で株価がその伸びに追いつかず、PERは予想で9倍前後と低い水準になっているよ。増配基調の高配当株として、配当利回りも年々高まっているんだ。

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

7864 フジシール|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/030.9122.1
2018/030.5321.1
2019/030.7320.0
2020/031.6720.6
2021/031.2921.2
2022/032.0831.3
2023/032.3227.9
2024/032.8932.0
2025/032.6030.2
2026/033.1420.9

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

7864 フジシール|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/0399.346.886.92
2018/03108.897.446.94
2019/03144.788.018.61
2020/03155.507.859.02
2021/03150.937.598.12
2022/03111.706.215.59
2023/03125.434.455.70
2024/03187.766.777.78
2025/03224.928.878.40
2026/03387.439.4012.81

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

7864 フジシール|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/031436.4257.2
2018/031568.1659.8
2019/031681.0663.0
2020/031723.7763.9
2021/031857.6464.7
2022/031999.3166.5
2023/032201.6067.0
2024/032414.2068.6
2025/032678.4569.2
2026/033023.0871.3
しばっち
しばっち

配当性向・配当利回りのグラフを見ると、配当性向が2026年3月期にストンと下がっているね。配当が減らされたのかな?ちょっと心配だなあ。

TJ
TJ

心配いらないよ、しばっち。1株配当そのものは68円から81円へ増えているんだ。配当性向(利益のうち配当に回す割合)が下がって見えるのは、利益(EPS)がそれ以上に大きく伸びたからなんだよ。【ワンポイント】配当性向が下がる理由には「減配」と「利益の急増」の2つがある。どちらなのか中身を必ず確認しよう。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

なるほど、利益が増えたから割合としては下がったんだね。配当性向が低めだと、これからの増配にはまだ余裕があるってことなのかな?

TJ
TJ

そのとおり。配当性向が30%前後と低めだと、利益を保ちながら増配する余地は比較的大きいといえるね。【ワンポイント】ただし会社が成長投資を優先する年は配当性向を低く抑えることもある。配当の方針もあわせて見ておこうね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2017年1,420億→2026年2,177億と10年で約1.5倍に拡大。シュリンクラベルを軸にグローバル展開を継続中。2026年3月期は過去最高を更新。
経常利益 2026年3月期220億(前期比+20.1%)と過去最高を更新。米州・欧州の収益性改善が寄与し、利益体質が大幅に向上している。
EPS 2017年99.34円→2025年224.92円→2026年387.43円と過去最高更新(前期比+72.3%)。直近の伸びが顕著で、増配を強力に支える。
ROE ROE実績12.81%・予9.49%。上場企業平均(8%)並みの水準で、2024年以降の収益性改善で改善傾向にある。
ROA ROA予6.77%。上場企業平均(5%)を上回る健全水準。グローバル展開する製造業として効率的な総資産活用を実現。
営業利益率 2026年3月期9.40%。シュリンクラベル業界で高水準。米州9.8%・欧州7.2%・日本9.9%・アセアン5.6%とグローバル全地域で改善基調。
売上原価率 フィルム・印刷材料中心のコスト構造。原材料価格・為替変動の影響を受けるが、価格転嫁と効率化で利益率を改善中。
自己資本比率 2026年3月期71.3%と非常に健全。製造業として業界トップクラスの財務体質で、安定的な配当の継続性を裏付ける。
利益剰余金 2017年680億→2026年1,359億と着実に積み上がり10年で約2.0倍に拡大。配当原資と成長投資余力が十分。
有利子負債比率 直近10年で10〜23%レンジで推移。低水準で、グローバル製造業として標準的な財務構造。金利上昇影響は限定的。
BPS 2026/3期3,023.08円。PBR0.94倍は純資産価値を下回る水準で、解散価値を意識した買い妙味がある割安水準。
営業CF 2026年3月期215.5億の安定黒字。直近5年で平均180億超を継続創出しており、本業のキャッシュ創出力は極めて健全。
投資CF 2026年3月期-124.8億。設備投資-172.9億と過去最大規模で、グローバル生産能力の拡大に積極投資。成長への明確な姿勢。
財務CF 2026年3月期-43.6億(配当支払い中心)。健全な財務運営を継続しており、株主還元と財務規律のバランスが取れている。
現金等 2026年3月期末353.4億。時価総額1,541億に対し約23%が現金。豊富な手元流動性が増配・自社株買い・M&Aの原資。
配当推移(15年) 2017年22円→2026年81円と9年で約3.7倍に拡大。2024年に35→60円と大幅増配以降、毎期増配を継続中で、近年は増配基調。
配当性向 2026年3月期20.9%(特別利益による)。通常時は30%目標。目標下回りは一時的影響を成長投資に活用するため明示。
自社株買い 配当政策で「機動的な自己株式の取得と処分」を明記。総合還元の選択肢として活用される設計で、株主還元の柔軟性を確保。
PER推移(15年) 直近9.85倍は過去10年レンジ(5.90〜39.49倍)の下位圏。EPS拡大により株価が追随しきれておらず、業績対比で割安水準。
PBR推移(15年) 直近0.94倍は過去レンジ(0.60〜2.78倍)の下位圏。BPS3,023円対比株価2,821円とディスカウント水準にあり、東証PBR1倍要請も追い風。
配当利回り推移 2026年3月期3.14%は、近年の増配で2010年代の1%台から大幅向上。直近2.6〜3.1%レンジを推移、長期インカム志向に魅力的。
リーマンショック後
の配当推移
2010年15円→2011年17.5円→2012年17.5円→2013年20円と、リーマン後も減配なく増配を継続。財務基盤の強さが裏付け。
株主還元方針 有報明文化「連結配当性向30%目標+DOE勘案、1株配当の安定的かつ継続的増加+機動的自己株取得」。多角的還元方針。
セグメント 日本(売上999億・主力)、米州(662億)、欧州(294億)、アセアン(168億)の4地域展開。シュリンクラベル世界トップクラス。
海外売上比率 海外売上比率は約53%(米州+欧州+アセアン)。グローバル多角化が進み、為替変動の影響は受けるが地域分散効果が高い。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

ここまで見て、フジシールは飲料ボトルのラベルで世界に広がっている会社なんだなと思ったよ。財務もとても健全で、PBRが1倍を割っているのが意外だったよ。

TJ
TJ

同じ印象だね、ショウくん。自己資本比率は70%超でとても健全、それでいてPBRは0.94倍と1倍割れだね。【ワンポイント】財務が良くてもPBRが低いことはよくあるんだ。「なぜ市場の評価が低いのか」まで考えてから判断するクセをつけよう。

しばっち
しばっち

気になる点もあるよ。フジシールは海外売上比率が5割くらいあるよね。為替が動くと業績がぶれそうだし、海外の事業が赤字だった年もあるんじゃない?

TJ
TJ

鋭い指摘だね。海外比率が高いぶん為替の影響を受けやすく、過去には地域によって採算がばらついた経緯もあるんだ。原材料のフィルム価格の変動もあるね。【ワンポイント】グローバル企業は為替や地域ごとの採算で利益が動きやすい。1年の数字だけでなく数年の流れで見ようね。

🏆 フジシールインターナショナル(7864)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
その他製品(包装材)のフジシールインターナショナルは、シュリンクラベルを軸にグローバル展開する世界トップクラスのメーカーである。2026年3月期決算(5/13公表)で売上2,177億円・営業利益204.6億円・経常利益220億円・当期純利益206.6億円といずれも過去最高を更新した。EPS387.43円・営業利益率9.40%である。財務面は自己資本比率71.3%とトップクラスの健全性で、現金353億円と豊富な手元流動性をもつ。ROE実績12.81%・予9.49%は標準以上の水準である。

【割安性・投資タイミング】
フジシールインターナショナルの予想PERは、現在の株価2,821円ベースで9.85倍である。一般に適正とされる15倍前後を大きく下回り、その他製品の業種平均PER16.4倍(株探・2026年5月26日時点)と比べても大幅に低い水準にある。過去10年の期末PERは約5.9〜39.5倍のレンジだが、上限の39倍は一過性の特殊値で、近年はおおむね6〜12倍で推移してきた。PBRは0.94倍と純資産(1倍)を下回り、PERとPBRを掛け合わせたMIX係数は9.26と割安の目安22.5を大幅に下回る。過去最高益更新の業績に対して株価指標は明確に割安水準にあり、東証によるPBR1倍要請の追い風も期待できる。

【配当・株主還元】
2017年22円→2026年81円と9年で約3.7倍に拡大。2024年に35→60円の大幅増配以降、毎期増配を継続。有報明文化「連結配当性向30%目標+DOE勘案、1株配当の安定的かつ継続的増加+機動的自己株取得」の多角的方針。2026年3月期は特別要因で配当性向20.9%と低めだが、これは一時的影響を成長投資に活用する明示的判断。配当利回り3.14%は過去5年で上位水準。

【注意点・リスク】
海外売上比率約53%のため為替変動の影響を受ける。米州・欧州事業は2022〜2023年に営業赤字を経験した経緯があり、地域別の収益性ばらつきが大きい点に注意。設備投資-172.9億と過去最大規模で、フリーCFは縮小傾向。原材料(プラスチックフィルム)価格の変動リスクも構造的に存在。ただし完全グローバル4極体制と業界トップクラスの財務体質が、こうしたリスクへの耐性を支える要素となる。

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

フジシールインターナショナルは、私が保有している銘柄のひとつです。

ペットボトルなどに巻かれているシュリンクラベルで世界トップクラスという、地味でも世界で確かな存在感を持つ会社で、業績は過去最高を更新し続けています。

それなのに株価は純資産を下回るほど安く評価されていて、配当も年々しっかり増やしてきました。

利益はしっかり、財務はとても健全、株価は割安——こういう「実力のわりに見過ごされている会社」が、私はとても好きなんです。

一方、気をつけたい点も3つあります。

売上の半分ほどを海外で稼ぐので為替の影響を受けやすい点。

大きな設備投資が続いていて、手元に残る現金は細りぎみなこと。

配当利回りも、4%や5%を超えるような高さではない点。

それでも私は、割安なまま着実に増配を続けてくれるこの堅実さを評価しています。

業績の好調が続くのに株価がついてこない場面で配当利回りが徐々に高くなりそうであれば、ゆっくり買い増したい&長く保有する考えです。

あくまで私の一見解なので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

フジシールはPER、PERどっちから見てもお安い銘柄。

安すぎて、Xにも以前投稿しました♪

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