アルゴグラフィックス(7595)銘柄分析|株主優待・配当金・高配当株スコアシート【特別利益に注意】
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月14日時点。
今回は、アルゴグラフィックスが登場!
白状します。好材料が多い&配当利回りの高さに飛びついて、すぐ買いそうになりました。それじゃあ、なぜ買わなかったのか? 理由は「特別利益」。
このカラクリも含めていったいどんな銘柄なのか、みんなで一緒に見ていこうよ!
東証プライム | コード 7595 | 情報・通信業 | 決算月:3月
アルゴグラフィックス
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/10/14)
1,271円前日比+12 (↑0.95%)
時価総額 約1,017億円
(特別配当有/会社予想)
※データ取得日:2026/10/14
🎁 アルゴグラフィックスの株主優待制度
毎年3月末に1年以上継続保有する株主へQUOカードやカタログギフト、9月末に100株以上の株主へオリジナルカレンダーを贈呈。
| 保有株式数・条件 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上・3月末 (1年以上保有) |
QUOカード1,000円分 |
| 200株以上・3月末 (1年以上保有) |
カタログギフト3,000円分 |
| 500株以上・3月末 (1年以上保有) |
カタログギフト6,000円分 |
| 1,000株以上・3月末 (1年以上保有) |
カタログギフト10,000円分 |
| 100株以上・9月末 | 壁掛けカレンダー1部 |
5.90%
(年間配当6,500円+優待1,000円分)
÷投資額127,100円
※3月末の優待は基準日(毎年3月31日)時点で1年以上の継続保有が条件。9月末の優待の基準日は毎年9月30日。年間配当6,500円は特別配当20円を含む2027年3月期の会社予想で、普通配当45円のみで計算すると4.20%。株主優待は会社の判断で内容の変更・廃止が行われる場合があります。出典:アルゴグラフィックス。株主優待配当利回りは 2026/10/14現在。
アルゴグラフィックス(7595)はどんな会社?【事業内容】
アルゴグラフィックスは3次元CAD「CATIA」を軸に、自動車業界を中心とした製造業へ設計と生産のITを提供。売上の6割弱は、製品の企画から製造までを一気通貫で管理するPLMのソリューションが占めています。次いで、顧客のシステムづくりを支えるシステム構築支援が収益の柱。本社は東京都中央区。1998年上場。東証プライム。決算月は3月。
📈 株価・PER・配当チャート
数値データを見る(表)
| 期 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|---|---|---|
| 2017/3 | 292 | 8.25 | 11.79 |
| 2018/3 | 431 | 9.13 | 14.24 |
| 2019/3 | 589 | 11.25 | 14.25 |
| 2020/3 | 886 | 15 | 17.96 |
| 2021/3 | 794 | 15 | 17.12 |
| 2022/3 | 765 | 15.75 | 14.48 |
| 2023/3 | 920 | 18.25 | 14.48 |
| 2024/3 | 1,074 | 22.5 | 14.04 |
| 2025/3 | 1,298 | 27.5 | 14.85 |
| 2026/3 | 1,435 | 80 | 5.45 |
| 2026/10 | 1,271 | 65(予) | 12.13(予) |
※株価は各年度末の終値(2026/10は2026年10月14日の株価)。2019年4月1日付で1株を2株、2025年10月1日付で1株を4株とする株式分割を実施しており、株価・1株配当・PERはいずれも株式分割調整後ベースです。1株配当は2022年3月期以降が有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」、2021年3月期以前はIR BANK掲載の株式分割調整後の実績値です。2026年3月期の80円は特別配当40円を含みます(決算短信・IR BANKの配当注記で確認できる範囲では、この10年の窓で記念・特別配当はこの1回のみ)。最終行の1株配当は2027年3月期の会社予想65円で、うち特別配当20円。PERは期末終値÷実績EPSで当ブログが算出した参考値で、最終行のみ現在株価÷会社予想EPSの予想ベースです。2026年3月期のPERはSCSK株の売却益を含むEPSで算出しているため、見かけ上低くなっています。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・決算短信

配当って、長いあいだ少しずつ増えてきたのに、直近でドカンと跳ねてるね!こんなに急に増やせるものなの?

そこが特に知っておいて欲しいところ。この配当金跳ね上がりは、資本提携先だったSCSKの株を売って得た利益を、特別配当として株主に還したものなんだ。
特別配当の予定が公表されているのは2028年3月期まで。配当金の多さだけで買わないように注意しよう!
📊 配当性向・配当利回り推移
数値データを見る(表)
| 期 | 配当性向(%) | 配当利回り(%) |
|---|---|---|
| 2017/3 | 33.4 | 2.83 |
| 2018/3 | 30.2 | 2.12 |
| 2019/3 | 27.1 | 1.91 |
| 2020/3 | 30.4 | 1.69 |
| 2021/3 | 32.3 | 1.89 |
| 2022/3 | 29.8 | 2.06 |
| 2023/3 | 28.7 | 1.98 |
| 2024/3 | 29.4 | 2.10 |
| 2025/3 | 31.5 | 2.12 |
| 2026/3 | 30.4 | 5.57 |
※配当性向はIR BANK掲載の実績値(2026年3月期のみ決算短信の会社公表値30.4%、2020年3月期のみ実績1株配当÷実績EPSで当ブログが算出)。配当利回りは実績1株配当÷各年度末終値で当ブログが算出した参考値です。スコアシートの配当性向(予)62.0%・配当利回り(予)4.96%は2027年3月期の予想値のため、実績のみのこのグラフには含めていません。2026年3月期の配当利回り5.57%は特別配当40円を含む値で、普通配当40円のみで計算すると2.79%です。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
📊 EPS・営業利益率・ROE推移
数値データを見る(表)
| 期 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|---|---|---|
| 2017/3 | 24.73 | 8.93 | 9.36 |
| 2018/3 | 30.24 | 9.34 | 10.45 |
| 2019/3 | 41.33 | 10.96 | 12.82 |
| 2020/3 | 49.34 | 13.00 | 13.77 |
| 2021/3 | 46.37 | 12.99 | 11.42 |
| 2022/3 | 52.84 | 14.29 | 11.95 |
| 2023/3 | 63.52 | 14.57 | 12.96 |
| 2024/3 | 76.48 | 15.41 | 13.01 |
| 2025/3 | 87.39 | 14.67 | 13.02 |
| 2026/3 | 263.53 | 15.02 | 39.33 |
※EPSは2022年3月期以降が有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の値、2021年3月期以前はIR BANK掲載の株式分割調整後の実績値です。営業利益率・ROEはIR BANK掲載の実績値で、ROEは有価証券報告書記載の自己資本利益率(期中平均自己資本ベース・2026年3月期36.2%)とは算出の定義が異なります。2026年3月期のEPS・ROEはSCSK株の売却益(特別利益)を含むため、一時的に跳ね上がっています。出典:IR BANK・有価証券報告書
📊 BPS・自己資本比率推移
数値データを見る(表)
| 期 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|
| 2017/3 | 264.12 | 64.5 |
| 2018/3 | 289.47 | 64.5 |
| 2019/3 | 322.40 | 61.3 |
| 2020/3 | 358.15 | 63.4 |
| 2021/3 | 406.12 | 66.0 |
| 2022/3 | 442.25 | 64.3 |
| 2023/3 | 490.37 | 63.8 |
| 2024/3 | 588.29 | 66.8 |
| 2025/3 | 671.01 | 66.1 |
| 2026/3 | 710.03 | 60.3 |
※BPSは2022年3月期以降が有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の1株当たり純資産額、2021年3月期以前はIR BANK掲載の株式分割調整後の値です(2024年3月期のみIR BANK値588.29円を採用。有価証券報告書は588.28円で1銭の端数差)。スコアシートのPBR算出に用いるBPS(2026年6月末時点688.19円・第1四半期決算短信)とは基準時点が異なります。自己資本比率はIR BANK掲載の実績値で、2022年3月期以降は有価証券報告書の5年表とも一致しています。2026年3月期の低下は、自己株式の取得で純資産が減ったためです。出典:有価証券報告書・IR BANK

自己資本比率は長く高いまま横ばいだったのに、直近で下がってるね。何かあったの…?
そこ、気になるよね。2026年3月期は筆頭株主だったSCSKから自社株を買い戻すために、たくさんお金を使ったんだ。純資産が減った分だけ比率が下がったけど、それでも高い水準を保っているよ。

そんなに大きな買い物、借金はしなかったの?

していないよ。アルゴグラフィックスは有利子負債がゼロで、手元の現金も厚い。借金に頼らず、株を売って入ってきたお金まで株主還元に回し切ったのが、この年の中身なんだ。
次は各財務資料で総合的に推移をチェックしてみよう!
📋 財務指標 分析一覧
▼ くわしくデータを見る

業績も財務も配当も、悪いところが見つからない!配当利回りもすごく高いし、ボクもう買いたくなっちゃった!

その気持ち、よく分かる。この会社を見つけたときは同じように前のめりだったからね。でも、配当利回りがあまりに高いことが引っかかって、決算短信をめくってみた。そこで出てきたのが、さっき話した特別配当だったんだ。

じゃあ、特別配当が乗っていない年だと、配当利回りはどれくらいになるの…?
株価は日々動くから具体的数字がコレ!って出せないけど、普通配当だけで見ると、いまの高い配当利回りは出ない。それでも普通配当は増配を重ねてきていて、いまの水準もそれなりに高いんだ。
急に高くなった配当利回りは「何かあるのかな?」と一度疑ってみることが大事だよ。
🏆 アルゴグラフィックス(7595)総合評価
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💬 【TJの視点】
アルゴグラフィックスは、私がまだ買っていない銘柄です。
「この株、買うの?買わないの?」って聞かれたら…、
いま(2026年10月時点)は買いません。ただし、候補から外したわけでもありません。
見つけた当初は、増収増益の基調・高い収益性・無借金・普通配当ベース20年以上非減配など、私好みのプラス評価が多く、「配当利回りもすごく高いから買おうかな~」と、前のめりでした。
ただ、あまりに高い配当利回りに違和感があり、決算短信を読んでみたところ、特別利益によって普通配当に特別配当が上乗せされていると分かったので、購入を見送りました。
こういった銘柄は、特別配当を除いた普通配当ベースで投資するかしないかを意識しています。
これは私自身の判断基準なので、アナタに同じ基準をおすすめするものではありません。
急に高くなった配当利回りには「何かあるのかな?」と一度立ち止まる。
アナタも、数字の裏側まで確かめてから判断してくださいね。



執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月14日時点。
