スコアシート

三和ホールディングス(5929)銘柄分析|株主優待・配当金・高配当株スコアシート

三和ホールディングス(証券コード5929・東証プライム)の銘柄分析スコアシート記事のアイキャッチ画像。シャッター国内トップシェア、2010年以降非減配、EPS・BPS上昇、DOE採用、株主優待制度を紹介した特徴カードが並んでいる。
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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。

TJ
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今回は、三和ホールディングス(5929)を紹介するよ!

シャッターで国内首位のグローバル企業、16期連続非減配×株主優待ありの銘柄なんだ。

一方、懸念点やリスクもあるから、実データと共にみんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 5929 | 金属製品 | 決算月:3月

三和ホールディングス

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/08/27 時点)

3,620前日比-18 (↓0.49%)

時価総額 約7,928億円

配当利回り(予)
4.03%
146.00円(2027年3月期予想)
PER(予)
12.65倍
過去レンジ 約8.7〜25.3倍
PBR(実)
2.23倍
過去レンジ 約0.84〜3.18倍
MIX係数(PER×PBR)
28.21
22.5以下が割安の目安 MIX係数とは?
配当性向(予)
50.7%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
17.72%
ROA(予)11.34%
営業利益率(前期)
11.97%
2026年3月期
自己資本比率
63.6%
2026年3月期

※データ取得日:2026/08/27

🎁 三和ホールディングスの株主優待制度

毎年3月31日時点で100株以上保有かつ、保有株数に応じてオリジナルQUOカード(500円分〜2,000円分)を年1回贈呈。

保有株式数 株主優待(オリジナルQUOカード)
100株以上 500円分(継続保有条件なし)
1,000株以上 2,000円分(保有期間2年以上)
株主優待配当利回り(予)

4.17%

100株保有
(年配当14,600円+優待500円)
÷投資額362,000円

※1,000株以上の優待(2,000円分)は保有期間2年以上(株主番号ベースで3月末・9月末の権利確定日ごとにカウント)が条件。年配当146円には創立70周年記念配当14円を含みます(普通配当は132円)。記念配当は一過性のため、翌期以降は普通配当ベースの水準に戻る可能性があり、その場合は配当利回り・株主優待配当利回りとも本記事の水準より低下します。出典:三和ホールディングス 公式IR。株主優待配当利回りは2026/08/27現在。

三和ホールディングス(5929)はどんな会社?【事業内容】

三和ホールディングスは、1956年に設立された、重量・軽量シャッターで国内首位の企業グループです(出典:会社四季報)。シャッターやドアなど建物の「開口部」まわりの製品を製造・施工・保守まで一貫して手がけ、欧米ではM&Aで事業を広げてきました。中期経営計画「三和グローバルビジョン2030」では、防災・環境対応製品やスマート化による事業拡大を掲げています(出典:決算短信)。

決算で区分して開示する事業(報告セグメント)は「日本」「北米」「欧州」「アジア」の地域別。2026年3月期は日本が売上の約44%、北米が約37%、欧州が約17%で、売上の過半が海外というグローバルな収益構造です(出典:決算短信)。東証プライムに上場し、業種は金属製品、決算月は3月。

📈 株価・PER・配当10年チャート

5929 三和HD|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の終値です。株式分割・併合は確認できた範囲で実施記録がないため調整していません。1株配当はいずれも普通配当のみで、チャート右端=2027年3月期の会社予想146円には創立70周年記念配当14円を含みます(普通配当は132円)。PERは各年度末=実績EPSベース、当月点(チャート右端)=現在株価と会社予想EPSベースの予想値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:株価=Yahoo!ファイナンス時系列、1株配当・PER=IR BANK決算短信(いずれも2026-08-06取得)

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/03104225.0013.97
2018/03137330.0016.96
2019/03131732.0014.17
2020/0384434.008.69
2021/03144934.0015.06
2022/03124436.0012.03
2023/03141658.009.46
2024/032678.578.0013.66
2025/034769106.0018.02
2026/033537130.0012.56
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

株価がグーンと駆け上がって、最近はひと休みしてる感じ!

それでも配当の棒グラフは、階段のまま増え続けてるんだね。

TJ
TJ

よく見てるね、その目のつけどころが大事なんだ。

株価が波打っても、配当の階段は崩れていない——業績の伸びと還元強化の姿勢がこの階段を支えているんだ。くわしくは総合評価で見ていこう!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

5929 三和HD|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※配当性向は連結・IR BANK掲載値です。配当利回りは各年度末終値ベースの当ブログ算出値です。最新の指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス(いずれも2026-08-06取得)

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/032.4033.5
2018/032.1837.1
2019/032.4334.4
2020/034.0335.0
2021/032.3535.3
2022/032.8934.8
2023/034.1038.7
2024/032.9139.8
2025/032.2240.1
2026/033.6846.2

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

5929 三和HD|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※EPS・営業利益率・ROEは連結実績です。この10年より前の2010年3月期・2011年3月期は最終赤字(EPSマイナス)でした。最新の指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算短信(2026-08-06取得)

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/0374.617.4712.29
2018/0380.977.3412.18
2019/0392.947.7113.03
2020/0397.147.7713.19
2021/0396.217.7511.82
2022/03103.397.5711.33
2023/03149.719.5713.75
2024/03196.0310.7015.24
2025/03264.6112.1617.86
2026/03281.6111.9717.15

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

5929 三和HD|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※BPSはIR BANK掲載系列で、決算短信の1株当たり純資産(2026年3月期末1,660円39銭)とほぼ一致します(1銭未満の丸め差)。スコアシートのPBRカードはYahoo!ファイナンス掲載BPS基準のため、集計基準のわずかな差があります。自己資本比率は連結実績。最新の指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算短信(2026-08-06取得)

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/03607.1543.0
2018/03667.0945.2
2019/03713.5047.4
2020/03742.8946.3
2021/03814.0947.9
2022/03912.7052.2
2023/031088.8754.4
2024/031295.4957.7
2025/031499.1460.2
2026/031660.3863.6
しばっち
しばっち

自己資本比率の線はきれいな右肩上がりだね。

TJ
TJ

三和HDはリーマンショック後に大きな傷を負った歴史があるんだ。

そこから借入を減らして自己資本も厚くした結果、財務体質が改善できたのがこのチャートだよ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

営業利益率とROEも高いね!

TJ
TJ

そうだね。稼ぐ力は優秀ってTJは見ているんだ。

過去10年でROEは10%以上、2022年以降の営業利益率は10%を超えているって、長くつき合う投資家には頼もしい景色だよ!

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 10年前の約3,500億円から直近は約6,600億円へ、およそ1.9倍に拡大(途中、微減収の年もある)。2027年3月期も会社予想6,770億円と増収を見込む。
営業利益 約260億円から約790億円へ、10年でちょうど3倍の水準。直近期は微減益だったが、2027年3月期は会社予想810億円と過去最高圏の計画。
経常利益 利益水準の切り上げが続き、直近は約810億円と10年前のおよそ3.2倍。会社は2027年3月期に825億円を見込む。
純利益 直近2026年3月期は約598億円(親会社株主に帰属する当期純利益)と、確認できる範囲で最高益を更新。売上が微減でも利益を伸ばした(決算短信)。
EPS(1株当たり利益) 70円台から281円台へ、10年でおよそ3.8倍。2027年3月期も会社予想ベースで増加を見込む。
ROE 直近は17%台と、上場企業平均の目安8%を大きく上回る。10年前の12%台から一段と切り上がった。
ROA 10%台に乗せ、上場企業平均の目安5%の2倍の水準。総資産に対して稼ぐ効率の高さが際立つ。
営業利益率 7%台だった10年前から直近は12%近くへ上昇。売価転嫁の浸透と、メンテナンス・サービスの伸びが効いている(決算短信・決算説明資料)。
自己資本比率 直近期末で6割を超え、私が安心の目安とする50%を大きく上回る。10年前の40%台前半から着実に上昇してきた。
利益剰余金 約580億円から約2,230億円へ、10年でおよそ3.8倍。リーマン期に大きく減った内部留保を、その後の稼ぎで厚く積み直した。
有利子負債比率 10年前は50%を超えていたが、直近は13%前後まで低下。途中に上昇した年はあるものの、長期トレンドでは大幅に改善している。
BPS(1株当たり純資産) 600円台から1,600円台へ右肩上がり。1株当たりの企業価値は10年でおよそ2.7倍に積み上がった。
営業CF 確認できる直近9期はすべて黒字。直近期は約610億円と高水準で、本業の現金創出力は厚い(決算短信)。
投資CF 設備投資を続けて、確認できる直近9期はすべてマイナス。おおむね営業CFの範囲に収まる規模で推移している。
財務CF 借入の返済に加え、配当と自己株買いの拡大を反映してマイナス幅が大きくなる傾向。直近期は約527億円のマイナスと、還元強化がはっきり表れている。
現金等 約490億円から約920億円へ、確認できる9期でおよそ1.9倍と増加傾向(途中、減少した年もある)。直近期の減少は、配当・自己株買いなど還元拡大の年と重なる。
配当推移(10年) 2017年3月期25円→2026年3月期130円→2027年3月期は会社予想146円(普通配当132円+創立70周年記念配当14円)と、10年でおよそ5倍。この間、減配は一度もない。
配当性向 30%台で安定していたが、還元強化とともに直近は46%台へ上昇。2027年3月期は会社予想ベースで5割前後となり、私の目安とする50%の上限圏に達しつつある。
自社株買い 2026年5月に上限365万株・100億円の取得を決議し、市場買付を実施中。会社は3年累計400億円の方針を掲げる(適時開示・決算説明資料)。
PER推移(10年) 期末ベースではおおむね9〜18倍で推移し、直近期末は12倍台。黒字期の過去レンジ(約8.7〜25.3倍)の中では中位の位置にある。
PBR推移(10年) かつて1倍を割る場面もあった水準から、直近は2倍台へ切り上がった(期末レンジ約0.84〜3.18倍・黒字期)。市場の評価が高まった分、資産面の割安感は薄れている。
配当利回り推移 年度末ベースで2%台前半〜4%程度を行き来。増配ペースが速く、株価が調整した年には4%台に乗る場面もあった。
リーマンショック後
の配当推移
リーマンショック後の2009年3月期・2010年3月期に2期連続で減配した(13円→10円→5円・当時の有価証券報告書で確認)。2010年・2011年3月期は最終赤字。2011年3月期以降は16期連続で非減配(実績)。
株主還元方針 DOE(株主資本配当率)10%を目安に安定的な配当を図る方針。2027年3月期の中間配当から適用され、従来の「自己資本ベース8%」から引き上げられた(適時開示)。
セグメント 日本が売上の約44%、北米が約37%、欧州が約17%、アジアが約2%(2026年3月期)。直近1年は日本が増益をけん引し、海外は苦戦した(決算短信)。
海外売上比率 売上の過半(約56%)が海外で、為替や各地域の景気・住宅市場の動向の影響を受けやすい構造(決算短信)。

▼ くわしくデータを見る

※出典:三和ホールディングス IR情報/決算短信・有価証券報告書/IR BANKYahoo!ファイナンス/会社四季報

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

業績も財務も配当も強そうなのに、どうして様子見する人がいるんだろう?

TJ
TJ

いい考え方だね。

今期(2027年3月期)の通期業績予想は増収増益だけど利益は微増であることと、直近の四半期決算(2027年3月期第1四半期)が大幅減益っていうことが考えられるよ。

その行方を見きわめたい——実はTJもそのひとりなんだ。

しばっち
しばっち

株価の指標も、いわゆる割安圏とは言えない水準みたいだね。鋼板やアルミの値上がりも気になるな。

TJ
TJ

そのとおり。そこがこの銘柄の見どころ!

強い会社を、どの値段で迎えるか——TJの見立ては、このあとの総合評価と【TJの視点】で語るね!

🏆 三和ホールディングス(5929)総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

三和ホールディングスは、重量・軽量シャッターの両分野で国内首位に立つ企業グループ。この10年で売上はおよそ1.9倍、営業利益は3倍と増収増益基調。直近の2026年3月期は純利益が確認できる範囲で最高益となりました(決算短信・IR BANK)。

財務は、リーマンショック期に負った傷を乗り越えてきた10年です。自己資本比率は40%台前半から直近期末は60%超へ上昇し、有利子負債の比率は大幅に低下。借金を減らしながら稼ぐ力を高めてきた歩みが、チャートにはっきり表れています。

キャッシュフローも優秀です。営業キャッシュフローは確認できる直近9期すべて黒字で、直近期は約610億円。手元の現金及び現金同等物は約920億円と、年間の配当総額(2027年3月期の予想ベースでおよそ300億円)を上回る厚みがあります。

割安性・投資タイミング

PER(予)は12倍台と、一般に適正とされる15倍前後をやや下回ります。ただし、東証の金属製品の単純平均(2026年8月5日時点でPER16.9倍・PBR1.01倍・株探調べ)と比べると、PERは平均より低い一方で、PBRは平均の2倍超の水準です。PERとPBRを掛け合わせたMIX係数も、グレアム『賢明なる投資家』が示した割安の目安22.5を上回り、資産面から見た割安感は乏しい位置です。

過去10年の期末PER(おおむね9〜18倍)の中では中位。期末PBRは、かつて1倍を割る場面もあった水準から2倍台へ切り上がってきました。高い収益性と還元強化を、市場がすでに評価している状態です。株価そのものは2025年に付けた高値から調整した水準にあり、直近の四半期減益の行方が評価の分かれ目になっています。

■ 同業(金属製品)2社との比較

銘柄 PER(予) PBR(実) 配当利回り(予) 営業利益率 基準日
三和ホールディングス(5929) 12.65倍 2.23倍 4.03% 11.97% 2026/08/27
アルインコ(5933) 10.57倍 0.68倍 3.94% 3.53% 2026/08/27
マルゼン(5982) 12.39倍 1.25倍 3.03% 9.94% 2026/08/28

※同業(金属製品)のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事(スコアカード)より、表中の基準日時点の値を取得したものです。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は前期実績ベースです。

配当・株主還元

16年以上非減配の銘柄です(実績)。2011年3月期以降、1株配当は一度も前期を下回っておらず、配当金は26倍に成長してきました(2010年3月期5円→2026年3月期130円)。2027年3月期は会社予想146円(普通配当132円+創立70周年記念配当14円)。

株主還元も強化されています。配当はDOE10%目安へ引き上げられ(2027年3月期の中間配当から適用)、上限100億円の自己株買いも実施中。会社は3年累計400億円の自己株取得方針を掲げています(適時開示・決算説明資料)。

一方で2027年3月期の配当性向は、会社予想ベースで5割前後(会社開示の予想配当性向は50.7%)まで上昇しており、かつてのようなペースの増配余力は細りつつあります。

注意点・リスク

最新の有価証券報告書の「事業等のリスク」では、主要材料(鋼板・アルミ・ステンレス)の価格高騰、各地域の景気減速(公共事業投資・民間設備投資・新規住宅着工の低下)、トラックの確保が難しくなる物流の制約などを、会社自身が挙げています(第91期有価証券報告書)。

足元では、2027年3月期の第1四半期が営業利益で前年同期比約4割の大幅な減益となりました。北米の住宅市場低迷と工場側の課題、原材料コストの上昇を売価転嫁でカバーしきれなかったことが主因です(第1四半期決算短信・決算説明資料)。

会社は国内事業の好調を背景に通期予想を据え置いており、この計画に業績が追いつくかが当面の焦点です。なお、本記事の数値は2026年3月期実績・2027年3月期会社予想・2026年8月6日時点の株価に基づいています。

 

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三和ホールディングス(5929)のよくある質問

Q. 三和ホールディングスに株主優待はありますか?

A. あります。毎年3月31日時点で100株以上を保有する株主に、オリジナルQUOカード500円分を贈呈します(継続保有条件なし)。1,000株以上は保有期間2年以上を条件に2,000円分となります(会社公式サイト)。

Q. 三和ホールディングスの配当はどうなっていますか?

A. 2011年3月期以降、実績で16期連続の非減配です。リーマンショック直後の2009年・2010年3月期には2期連続の減配(13円→10円→5円)がありました。その後は増配基調が続き、2027年3月期は会社予想146円(普通配当132円+創立70周年記念配当14円)です(決算短信・適時開示)。

Q. 三和ホールディングスはどんな会社ですか?

A. 重量・軽量シャッターで国内首位の企業グループです。シャッターやドアなど建物の開口部まわりの製品を製造・施工・保守まで一貫して手がけ、欧米ではM&Aで事業を拡大してきました。売上の過半が海外で、日本が約44%、北米が約37%、欧州が約17%を占めます(会社四季報・決算短信)。

Q. 直近の四半期決算はなぜ大幅減益だったのですか?

A. 2027年3月期の第1四半期は、北米の住宅市場低迷や現地工場の生産性・システム移行の課題、原材料コスト上昇を売価転嫁でカバーしきれなかったことなどで、営業利益が前年同期比約4割の減益となりました。一方で日本セグメントは増益と好調で、会社は通期予想を据え置いています(第1四半期決算短信・決算説明資料)。

Q. 過去に記念配当や特別配当はありましたか?

A. 2016年3月期に創立60周年の記念配当3円、2027年3月期(会社予想)に創立70周年の記念配当14円(中間7円+期末7円)があります。記念配当を除いた普通配当ベースで見ても、2011年3月期以降の非減配は変わりません(各期決算短信・適時開示)。

 

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

高収益・財務健全・キャッシュフロー優秀・16年以上非減配——強い会社である事実を、過去データがはっきり示しています。

DOE10%目安への引き上げと大型の自己株買いからは、株主還元への本気度を感じます。

ただ、私の好きなバリュー株とは距離が遠く、PBRやMIX係数の位置から、市場はすでに概ね評価済みというのが私の見立てです。

気がかりなのは2027年3月期の第1四半期決算結果が大幅減益で、会社の据え置いた通期予想どおりに巻き返せるかを、私は見守っています。

一方、私のポートフォリオでは金属製品の保有比率が小さく、シャッター関連は未保有——分散の面では迎え入れたい銘柄です。

今後は購入するかどうか、決算のたびの定点観測を続けていく考えです。

通期の巻き返しを確かめてから動くか、還元強化を信じて先回りするか——最後はアナタ自身の判断で決めてください。

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執筆:TJ(個人投資家・プロフィール記事の品質管理について

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