スコアシート

ダブルスタンダード(3925)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

TJ
🔰株式投資が初めての方へ — 3分でわかる、このブログの歩き方。はじめてガイド →

⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

TJ
TJ

今回は上場以来10年連続増配中の高配当株、ダブルスタンダード(3925)を紹介するよ!ビッグデータの分析・活用サービスを手がける情報通信セクターで、SBIグループと資本業務提携している会社なんだ!

2026年3月期の本決算データも反映させたから、各財務指標を一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 3925 | 情報・通信業 | 決算月:3月

ダブルスタンダード

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/15 終値)

1,208前日比+4 (↑0.33%)

時価総額 約162億円

配当利回り(予)
5.79%
70円(2027/3期予想)
PER(実)
14.76倍
過去レンジ 約11〜83倍
PBR(実)
2.45倍
過去レンジ 約2.4〜25倍
MIX係数(PER×PBR)
36.16
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
85.4%
2026年3月期。今後の増配余力に注意。
ROE(実)
16.57%
ROA(実)14.99%
営業利益率(前期)
24.56%
2026年3月期
自己資本比率
90.5%
情報・通信業として極めて高水準(2026/3期)

※データ取得日:2026/07/15

📈 株価・PER・配当10年チャート

3925 ダブルスタンダード|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0310618.2552.47
2018/0319981082.72
2019/0327101262.31
2020/0320432036.87
2021/03206527.5037.53
2022/0321554026.90
2023/0320745017.24
2024/0318645515.23
2025/0314736011.17
2026/0313667016.68
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

PER82倍!超割高な時期があったんだね。

TJ
TJ

そうなんだ。こうやって見ると今までの株価は高かったよね。以降は適性な株価水準に落ち着いてきたから、10年以上連続増配の高配当株として魅力度もアップしているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

3925 ダブルスタンダード|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/030.7839
2018/030.541.2
2019/030.4427.6
2020/030.9836.1
2021/031.3350
2022/031.8650.2
2023/032.4141.8
2024/032.9545.1
2025/034.0745.5
2026/035.1285.4

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

3925 ダブルスタンダード|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/0321.1529.7625.27
2018/0324.2527.6125.50
2019/0343.5430.7933.99
2020/0355.3830.0432.37
2021/0355.0225.1426.88
2022/0379.7424.8430.65
2023/03119.7430.6935.56
2024/03122.0332.3130.33
2025/03131.8732.5827.92
2026/0381.924.5616.57

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

3925 ダブルスタンダード|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/0380.0466.3
2018/0394.5678.8
2019/03127.9779.3
2020/03169.6678.9
2021/03204.780.2
2022/03260.2179.3
2023/03336.7181.4
2024/03403.5882.8
2025/03472.2484.8
2026/03494.1990.5
しばっち
しばっち

自己資本比率80%超えるって財務が健全だね。これくらいなら銀行からの借り入れって少ないんじゃないのかな?

TJ
TJ

いいところに着目したね!ダブルスタンダードは無借金経営なんだ。銀行からの借金ゼロ。お財布事情も非常に優秀なIT屋さんだよ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

無借金でこれだけ稼げるIT企業って、すごいね!

TJ
TJ

そうなんだ。ただ、注意点もある。売上の多くを特定の大口顧客に頼っていて、その取引が縮むと業績が大きく動くんだ。実際、直近の期は主要顧客との取引終了が響いて減収減益になった。財務の強さと、顧客集中のリスクはセットで見ておきたいね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 主要取引先との取引を軸に、売上は直近10年でおおむね5倍に拡大してきた。ただし足元は主要取引先との取引終了の影響で減収。70億円台に乗せた後は伸びが鈍化している。
経常利益 直近10年でおおむね4倍に増えたが、ピークを付けた後、減収に伴い足元は大きく減益となった。
EPS 長期では拡大してきたが、直近期は減収減益で一株利益が低下した。利益の振れが大きい点は留意したい。
ROE 過去10年は25〜35%台の高水準だったが、減益で足元は16%台に低下。それでも情報通信業としては依然良好な水準。
ROA 総資産の多くを現金が占め、資産効率は減益下でも高水準を維持している。
営業利益率 過去10年はおおむね24〜33%。受託型ビジネスで利益率は高めだが、足元は取引縮小で低下した。
売上原価率 おおむね4〜6割台で、外注費等の構成によって年度ごとに変動する。
自己資本比率 過去10年で60%台から90%前後へ大幅に改善。銀行借入がほぼなく、財務は極めて健全。
利益剰余金 直近10年で大きく積み上がり、内部留保を着実に厚くしている。
有利子負債 銀行借入はほぼなく実質無借金。固定負債は退職給付・役員退職慰労引当金が中心で、金利上昇の影響を受けにくい財務構造。
BPS 純資産は10年で着実に拡大してきた。足元のPBRは過去10年レンジの最低圏にあり、評価水準は大きく下がっている。
営業CF 減益や運転資本の変動で足元は減少したが、本業の現金創出はプラスを維持している。
投資CF 設備投資は小規模で、資産を多く持たない身軽な事業モデル。
財務CF 大半が配当金の支払い。借入が少なく、株主還元が財務CFマイナスの主因となっている。
現金等 手元資金は潤沢で、時価総額に対する現金の比率も高い。実質無借金とあわせ、財務の安全性は際立つ。
配当推移(10年) 分割調整後で直近10年に大きく増配し、10年連続増配を達成(2026年3月期まで)。2026年3月期は普通配当60円+記念配当10円の計70円。2027年3月期予想は70円で据え置きの見通し。
配当性向 過去10年は27〜50%台だったが、減益で足元は85%台へ大きく上昇。利益の回復が伴わなければ高めの水準で、増配余力には注意がいる。
自社株買い 過去に自己株式取得を実施した実績がある。配当を中心としつつ、豊富な手元現金を背景に、機動的な自社株買いも選択肢となる。
PER推移(10年) 上場直後の高い成長期待で評価された時期から、業績の拡大とともに大きく低下してきた。足元のPER(実)は過去10年で低位の水準にある。
PBR推移(10年) 足元は過去10年レンジの最低圏にある。上場以来、株価の評価水準は大きく切り下がってきた。
配当利回り推移 増配の継続とともに、年度末ベースの配当利回りは長期で大きく上昇してきた。足元は過去でも高い水準にある。
リーマンショック後
の配当推移
ダブルスタンダードは2015年12月の東京証券取引所マザーズ上場のため、リーマンショック時期(2008~2012年)に該当する配当データは存在しない。
株主還元方針 減益下でも配当を維持する株主還元重視の姿勢。2026年3月期は普通配当60円+記念配当10円の計70円、2027年3月期予想も70円で据え置きとしている。
セグメント 「WEBマーケティング事業」の単一セグメント。ビッグデータの企業向け分析受託と、データ活用サービスの開発が柱。
海外売上比率 主要顧客はSBI証券グループ・大和リビング・リクルートHDなど国内企業が中心。海外売上は限定的。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス決算短信

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

配当利回りが6%近くって、高配当株として魅力的だね!

TJ
TJ

そうだね。上場以来10年連続で増配してきた実績は立派だよ。ただ、直近の期は減益で配当性向が85%を超えていて、利益に対して配当がかなり大きい。2027年3月期の予想配当は前期と同じ70円で、増配はいったん止まる見込みなんだ。

高い利回りは魅力だけど、利益が回復しないと今の配当水準を保つのは楽じゃない。そこは冷静に見ておきたいね。

しばっち
しばっち

減益でも配当を維持してくれるのは株主にはありがたいけど…無理してないか心配だよね。

TJ
TJ

大事な視点だね。手元の現金が潤沢で無借金だから、当面の配当余力はある。ただ、本質は利益の回復だよ。データ活用という成長分野にいる強みを活かして、業績が立ち直るかを見極めたい。強みと注意点をセットで、最後は総合的に判断していこう!

🏆 ダブルスタンダード(3925)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
ダブルスタンダードは、ビッグデータの分析・活用を手がける情報・通信セクターの企業で、SBIグループと資本業務提携している。直近期は主要取引先との取引終了が響いて減収減益となったが、上場以来の長期では売上をおおむね5倍に伸ばしてきた。営業利益率やROEは情報通信業として依然高水準で、自己資本比率は90%前後・実質無借金と、財務は極めて堅固。手元の現金も潤沢である。営業キャッシュフローは足元で縮小したものの、本業の黒字は維持している。厳密な数値は上のスコアシートにまとめている。

【割安性・投資タイミング】
PERは、上場直後に高い成長期待で買われた時期には80倍を超えていたが、その後は業績の拡大とともに評価が落ち着き、足元は10倍台まで低下している。一般に適正とされる15倍前後を下回り、情報・通信業の業種平均と比べても低く、数字のうえでは「割安」の水準にある。
ただし、足元のPER低下は、主要取引先との取引終了で利益そのものが縮んだことも要因である。今は業績が踊り場に入り、株価も下がって割安感が出ている局面だが、利益の底打ちはまだ確認できていない。高値づかみのリスクは小さい一方、業績の回復を見極めながら慎重に向き合いたい投資タイミングといえる。

【配当・株主還元】
配当は分割調整後で直近10年に大きく増配し、10年連続増配を達成した(2026年3月期まで)。2026年3月期は減益下でも普通配当60円+記念配当10円の計70円を維持し、配当利回りは過去10年でも高い水準にある。純資産配当率(DOE)も高く、減益下でも配当を据え置く株主還元重視の姿勢がうかがえる。ただし、2027年3月期の予想配当は前期と同じ70円で増配はいったん止まる見込みであり、配当性向が85%台と高いことから、今後の増配余力には注意が必要である。

【注意点・リスク】
最大の懸念は主要取引先への依存度である。過去にも主要取引先との契約終了で業績が振れた経緯があり、直近期も同様の影響で減益となった。WEBマーケティング事業の単一セグメントで事業の集中度が高い点も、裏を返せばリスクとなる。配当性向が高く、利益の回復が伴わなければ今の配当水準の維持は楽ではない。加えて、時価総額が小さい超小型株のため、売買のしやすさ(流動性)は大型株に劣る点も意識しておきたい。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

正直に言うと、私はダブルスタンダードを保有しています。

データを使ったビジネスという成長分野にいながら、無借金で高い利益率を稼ぎ、上場以来こつこつと増配を続けてきた——その「身軽さと堅実さの両立」に惹かれて、長期目線で持っている1社です。

財務の安全性が際立っているので、多少の業績の波には耐えられる体力があると見ています。

一方で、手放しで楽観はしていません。

直近は主力取引先との取引終了で利益が大きく落ち込み、配当性向も高くなっています。

私が今あらためてこの会社を見るときに注目しているのは、「減った利益がどこで底を打ち、再び伸びに転じるか」という一点です。

高い利回りは魅力ですが、それは利益の回復があってこそ続くもの。

配当性向が高すぎると事業成長に充てるお金がそれほど少ないという事ですから、今後の買い増しは優先度「低」です。

これはあくまで私の一つの見方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。

あわせて読みたい
あらた(2733)銘柄分析|株主優待・高配当株スコアシート
あらた(2733)銘柄分析|株主優待・高配当株スコアシート
あわせて読みたい
コムチュア(3844)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
コムチュア(3844)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
あわせて読みたい
フォーカスシステムズ(4662)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
フォーカスシステムズ(4662)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

ダブルスタンダード(3925)のコメントお待ちしています。
リポスト・引用でアナタの投稿を紹介いたします!
サイト運営者
TJ
TJ
個人投資家
株が大好き、TJです。SNS「X」では株式投資の最新トレンド、高配当株、株主優待、バリュー株、小型株など、株のことをいろいろつぶやいています。

運営者プロフィール 記事のAI活用と品質管理
記事URLをコピーしました