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毎日コムネット(8908)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月13日時点。

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今回は、高配当株の毎日コムネット(8908)を紹介するよ!首都圏を中心に、学生向けマンションの開発・管理・サブリースを主力にしている不動産会社なんだ!

過去10年間減配なしで増配を続けてきた高配当株。株価指標も割安な小型のバリュー株。2025年5月期の本決算データをもとに、各財務指標を一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 8908 | 不動産業 | 決算月:5月

毎日コムネット

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年5月期(2025年7月公表)

現在株価(2026/07/13)

856前日比+16 (↑1.86%)

時価総額 約157億円

配当利回り(予)
4.56%
38円(2026/5期予想)
PER(予)
7.71倍
過去レンジ 8.3〜15.9倍
PBR(実)
1.05倍
過去レンジ 1.0〜2.2倍
MIX係数(PER×PBR)
8.10
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
35.3%
2025年5月期
ROE(実)
12.2%
ROA(実)5.18%
営業利益率(前期)
11.32%
2025年5月期
自己資本比率
42.4%
合格圏の財務水準(2025/5期)

※データ取得日:2026/07/13

🎁 毎日コムネットの株主優待制度

100株以上の保有で、宿泊・ゴルフ・映画・人間ドックなどを会員割引価格で利用できる福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の1年間会員権を年1回贈呈。

保有株数 主な優待内容
100株以上 ベネフィット・ステーション「ダイジェストコース」1年間会員(宿泊・ゴルフ・映画・人間ドック等を会員割引)
優待の特徴

宿泊・レジャー等の
会員割引サービス

100株から対象
(年1回・5月末基準)

※基準日は5月末日(年1回)、100株以上が対象。宿泊・レジャー・ゴルフ・人間ドック等をベネフィット・ワン運営の会員価格で利用できる福利厚生サービスで、利用内容により受けられる金銭価値が一意に定まらないため、株主優待配当利回りは算出していない。優待の最新の詳細は公式IRをご確認ください。出典:毎日コムネット 公式IR

📈 株価・PER・配当10年チャート

8908 毎日コムネット|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2016/055261510.71
2017/058121714.43
2018/059582215.85
2019/057182810.34
2020/058352812.52
2021/056972813.17
2022/056912811.24
2023/05730289.48
2024/05753308.94
2025/05757328.34
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

毎日コムネットの10年チャート、株価は横ばいっぽいのに、1株配当(青い棒)はちゃんと右肩上がりだね。PER(オレンジの線)は最近ぐっと下がっているけど、これって何かのサインなの?

TJ
TJ

いいところに気づいたね!EPS(1株当たり利益)はこの10年でおよそ1.8倍に伸びているのに、株価はあまり上がっていない。だから株価の評価倍率である予想PERは8倍台まで下がって、適正の目安15倍前後より低い水準なんだ。

配当も10年で約2.1倍に増えていて、高配当株としての魅力は高まっている。利益が伸びているのに株価の評価が追いついていない局面は、長期投資家のチェックしどころだよ。

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

8908 毎日コムネット|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2016/052.8530.5
2017/052.0930.2
2018/052.3036.4
2019/053.9040.3
2020/053.3542.0
2021/054.0252.9
2022/054.0545.6
2023/053.8436.4
2024/053.9835.6
2025/054.2335.3

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

8908 毎日コムネット|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2016/0549.1311.1313.66
2017/0556.2911.0214.30
2018/0560.4410.5213.80
2019/0569.4511.6814.29
2020/0566.6812.5912.73
2021/0552.928.829.67
2022/0561.459.4410.58
2023/0577.019.8012.53
2024/0584.2111.0312.33
2025/0590.7611.3212.20

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

8908 毎日コムネット|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2016/05359.7337.7
2017/05393.5437.9
2018/05438.0034.2
2019/05485.8134.0
2020/05523.7134.7
2021/05547.4739.0
2022/05580.7039.4
2023/05625.7340.5
2024/05682.8041.8
2025/05743.8342.4
しばっち
しばっち

EPS・営業利益率・ROEのグラフを見ると、営業利益率は10%前後で安定しているね。でも不動産の会社って、景気や物件の売り買いで業績が動きそう。安定しているのかな?

TJ
TJ

いい着眼点だね。毎日コムネットは首都圏の学生マンションのサブリース・管理が主力で、毎年安定して家賃収入が入る「ストック型」のビジネスが土台にあるんだ。だから営業利益率はこの10年ずっと8〜12%台で、大きくは崩れていないよ。

ただし不動産販売の部分は、物件の売却タイミングで売上・利益が上下する。安定した賃貸の土台と、変動しやすい販売の部分を分けて見るのがコツだよ。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

BPS・自己資本比率のグラフを見ると、自己資本比率は42%くらいまで上がってきているね。でも他の会社より低めに見えるけど、これって大丈夫なの?

TJ
TJ

するどい質問!w 毎日コムネットは学生マンションなどの不動産を自社でも保有していて、その分の借入(有利子負債)が約129億円あるんだ。だから自己資本比率は40%台と、不動産を持つ会社らしい水準。ただ近年は34%台から42%台まで着実に改善しているよ!

不動産業は「借金が多い=悪い」とは限らない。保有する物件(資産)と借入のバランスで見るのが大事。自己資本比率が下がり続けていないかを、毎年チェックしようね!

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📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2016年5月期135.8億円→2025年5月期222.6億円と10年で約1.6倍に拡大。学生マンション事業を中核に増収基調。2026年5月期は270億円を会社予想。
経常利益 2016年5月期14.2億円→2025年5月期23.8億円と10年で約1.7倍。2025年5月期は過去最高を更新した。
EPS 2016年5月期49.13円→2025年5月期90.76円と10年で約1.8倍に成長。2026年5月期の会社予想は107.27円。
ROE 2025年5月期12.2%。過去10年は9〜14%台で推移し、上場企業平均(8%)を上回り続けている。
ROA 2025年5月期5.18%。過去10年は3〜5%台で推移し、近年は5%台に乗せている。
営業利益率 2025年5月期11.32%。過去10年は8〜12%台で推移し、不動産業として高めの水準にある。
売上原価率 2025年5月期69.49%。過去10年は約66〜72%で推移している。
自己資本比率 2025年5月期末42.4%。過去10年はおおむね34〜42%で、近年は緩やかに上昇している。
利益剰余金 2016年5月期末51.9億円→2025年5月期末120.9億円と10年で約2.3倍。内部留保を着実に積み増している。
有利子負債 2025年5月期末128.7億円。学生マンション等の不動産を保有・運用する事業構造で、有利子負債比率は98.1%。近年は低下傾向にある。
BPS 2025年5月期末743.83円。1株当たり純資産は10年で着実に拡大。直近株価ベースのPBRは1.1倍前後。
営業CF 2025年5月期24.4億円。不動産の在庫変動などで年により振れるが、2021年5月期以降は安定した黒字が続く。
投資CF 2025年5月期-10.1億円。設備投資・不動産取得が中心で、毎期おおむねマイナスで推移している。
財務CF 2025年5月期+0.7億円。借入の調達と返済・配当支払いのバランスで推移している。
現金等 2025年5月期末83.0億円。手元資金は過去10年でおおむね増加傾向にある。
配当推移(10年) 2016年5月期15円→2025年5月期32円と10年で約2.1倍に増配。過去10年間で減配はない。
配当性向 2025年5月期35.3%。過去10年はおおむね30〜50%台で推移し、近年は30%台半ばで安定している。
自社株買い 2023年5月期に約3億円を実施。2026年5月期にも自己株式の取得を実施・終了している(2026年5月公表)。
PER推移(10年) 期末ベースで約8.3〜15.9倍のレンジ。直近株価ベースの予想PERは概ね8倍前後でレンジ下限に近い水準にある。
PBR推移(10年) 期末ベースで約1.0〜2.2倍のレンジ。直近株価ベースのPBRは1.1倍前後と、レンジの下方にある。
配当利回り推移 期末ベースで2016年5月期2.9%→2025年5月期4.2%へ上昇。直近株価ベースの予想利回りは約4.6%。
リーマンショック後
の配当推移
有価証券報告書ベースで2008年11月期20円→2009年11月期11円と、リーマンショックで純利益が急減し減配。その後2010年11月期14円→2011年5月期11円(決算期変更による約6か月の変則決算)→2012年5月期12円と回復した(いずれも当時の額面・2017年6月の1:2分割前)。以降の5月本決算では減配は見られない。
株主還元方針 配当を主軸とした株主還元を継続。1株配当は10年以上 減配なしで増配・維持され、純資産配当率(DOE)は近年4〜5%台で推移している。
セグメント 首都圏を中心に学生向けマンションの開発・管理・サブリースを主力とする不動産事業を展開。あわせて学生の生活・就職支援サービスも手がける。
海外売上比率 事業は首都圏を中心とした国内が中心。国内の賃貸需要・不動産市況に連動する内需型の企業である。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス決算短信

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

財務指標をぜんぶ見たよ。毎日コムネットは業績も配当もじわじわ伸びていて、PER8倍前後・PBR1.1倍と割安に見えたよ。なんだか良いことばかりに見えるけど、いいのかな?

TJ
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いい所感だね。たしかに過去10年 減配なしで増配が続き、株価指標も市場平均より低い。MIX係数も9前後で、割安の目安22.5を下回っているよ。

だけど、「割安」には理由があることも多い。東証スタンダード上場の小型株で売買が比較的少ない点や、不動産業という業種そのものが低PERに評価されやすい&景気に非常に左右されやすいも背景にあるんだ。割安の理由まで考える習慣をつけようね。

しばっち
しばっち

気になる点があるんだ。毎日コムネットの主な利益って学生マンションだよね。少子化で学生が減っていったら、長い目で見て家賃収入も減っちゃうんじゃない?

TJ
TJ

ホントそれ!大事な視点だね。日本は少子化の国。出生率減少=学生数減少。これって学生マンション事業にとって長期的な逆風。会社はこれまで管理戸数を増やしたり、学生生活サービスを広げたりして対応してきたけれど、長期のリスクとして頭に入れておきたいところだよ。

高配当株でも「この先ずっと安泰」な会社はない。主力事業が抱える長期リスク(ここでは少子化)と、今の財務余力をあわせて、無理のない範囲で投資判断をしようね。

🏆 毎日コムネット(8908)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
2025年5月期は売上高222.6億円(前期比+7.1%)・営業利益25.2億円(同+9.9%)と増収増益で、経常利益23.8億円・純利益16.0億円はいずれも過去最高を更新した。1株当たり利益(EPS)は90.76円、営業利益率は11.32%である。過去10年、売上高は135.8億円から222.6億円へ着実に増加し、首都圏の学生マンション事業を中核に成長してきた。財務面では自己資本比率42.4%・利益剰余金120.9億円・現金など83.0億円である。学生マンション等の不動産を保有・運用する事業構造のため有利子負債128.7億円を抱えるが、有利子負債比率は近年低下が続いている。営業キャッシュフローは2025年5月期に24.4億円と安定した黒字で、2017〜2020年に見られた一時的なマイナスは解消している。

【割安性・投資タイミング】
毎日コムネットの予想PERは2026年6月時点で概ね8倍前後である。一般に適正とされる15倍前後を下回り、不動産業の業種平均PER10.9倍(株探・2026年5月25日時点)と比べても低い。過去10年の期末PERは約8〜16倍のレンジで推移しており、現在はそのレンジの下限に近い水準にある。

PBRは1.1倍前後で、PERとPBRを掛け合わせたMIX係数も9前後と、割安の目安とされる22.5を下回る。売上高・利益が10年で着実に伸び、2025年5月期は過去最高益を更新する一方で、株価の評価倍率は低めに据え置かれている。過去10年間 減配なしで増配を続けてきた実績とあわせて見れば、現在は割高で高値づかみしやすい局面ではなく、長期の高配当株投資としては比較的買いやすい水準にあるといえる。

【配当・株主還元】
配当は2016年5月期15円から2025年5月期32円へ、10年で約2.1倍に増配してきた。過去10年間で減配はなく、2026年5月期は前期比+6円の38円を会社予想としている。2025年5月期の配当性向は35.3%で、過去10年はおおむね30〜50%台で推移している。純資産配当率(DOE)は近年4〜5%台にある。自社株買いは2023年5月期に約3億円を実施したほか、2026年5月期にも自己株式の取得を実施・終了した。直近株価ベースの予想配当利回りは約4.6%である。

【注意点・リスク】
注意点として、業績が不動産市況や賃貸需要の動向に左右される点が挙げられる。主力の学生マンション事業は少子化による学生数の減少が長期的な逆風になりうるほか、不動産販売の在庫や売却タイミングで売上・利益が変動する。実際、営業キャッシュフローは2017〜2020年に一時マイナスとなった年がある。また有利子負債を128.7億円抱えており、金利上昇局面では利払い負担に注意が必要である。時価総額150億円前後の小型株で、売買時の流動性にも留意したい。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私は毎日コムネットを、保有はしていません。

ただ、「割安な小型バリュー株」として注目しています。

PERは8倍前後、PBRは1.1倍前後、MIX係数も9前後と株価の指標は割安で、配当利回りも4%を超えています。

過去10年は減配せずに増配を続けてきた実績があり、首都圏の学生マンションという底堅い事業を持っている点も、良い材料だと感じています。

ただし正直に言うと、リーマンショックのあった2009年11月期には、純利益の急減とともに減配(当時の額面で20円→11円)した経緯があり、「不況に強い」と言い切れる銘柄ではありません。

少子化による学生数の減少や、不動産市況、有利子負債といったリスクもあります。

だからこそ私は、こうした割安な小型株は、一度にまとめて買うのではなく、時間を分けながら長期目線でゆっくり付き合うのがいいと思っています。

あくまで私の一つの見方なので、最後はご自身でよく考えて判断してくださいね。

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