⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
今回は、住宅ローン保証専門の独立系最大手・全国保証(7164)を取り上げるよ。TJも保有している銘柄なんだ!
注目点は、本業のもうけを示す営業利益率。なんと70%を超える水準が続いているんだ。
イエス!予想配当利回りも高めの4%前後(26年7月時点)。高配当株としての顔も持っているよ。
一方で気になるのは、手元の現金がここ5〜6年で減少傾向。この理由もチェックしたから、心配な面もみんなで一緒に見ていこう!
東証プライム | コード 7164 | その他金融業 | 決算月:3月
全国保証
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/27 終値)
3,212円前日比-7 (↓0.22%)
時価総額 約4,424億円
配当利回り(予)
3.83%
123.00円(2027年3月期予想)
PER(予)
13.05倍
過去レンジ 約9.5〜14.6倍
PBR(実)
1.76倍
過去レンジ 約1.6〜3.0倍
配当性向(予)
50%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
13.34%
ROA(予)6.53%
営業利益率(前期)
70.45%
2026年3月期
※データ取得日:2026/08/27
全国保証(7164)はどんな会社?【事業内容】
全国保証は、住宅ローン保証専門で国内最大手の会社です。住宅ローン保証とは、借りた人が返せなくなったときに、代わりに金融機関へ支払うことを約束する仕組みです。全国保証はこの約束を引き受け、そのかわりに保証料を受け取ります。本社は東京・大手町。東証プライム上場。決算月は3月、業種は「その他金融業」です。
📈 株価・PER・配当10年チャート
7164 全国保証|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。株価・1株配当は2025年4月の株式分割(1:2)を過去にさかのぼって調整した値です(PERなどの比率は分割の影響を受けません)。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 1,895 | 31 | 13.34 |
| 2018/03 | 2,335 | 40 | 14.56 |
| 2019/03 | 1,935 | 43.5 | 11.03 |
| 2020/03 | 1,697.5 | 47.5 | 9.56 |
| 2021/03 | 2,540 | 58.5 | 12.94 |
| 2022/03 | 2,355 | 66.5 | 11.63 |
| 2023/03 | 2,497.5 | 74 | 12.01 |
| 2024/03 | 2,753 | 85 | 13.14 |
| 2025/03 | 2,962.5 | 106 | 12.52 |
| 2026/03 | 3,141 | 120 | 12.89 |
配当の棒グラフ、10年間一度もへこまずに階段みたいに増えているね!住宅ローンの保証会社って、こんなに配当を増やせるものなの?
実績としてここまで増やしてきたんだ。10年でおよそ3.9倍。起点は2014年3月期で、そこから13期連続で増配を続けてきたんだ。
2027年3月期の会社予想も123円への増配見込みで、実現すれば14期連続になる。
しかも増配のペースは株価の上昇より速かったから、配当利回りは長い目で見ると切り上がってきているんだ!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
7164 全国保証|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※配当利回り・配当性向は、株式分割を調整した各年度の配当実績と年度末株価から算出した値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|
| 2017/03 | 1.64 | 21.8 |
| 2018/03 | 1.71 | 24.9 |
| 2019/03 | 2.25 | 24.8 |
| 2020/03 | 2.80 | 26.7 |
| 2021/03 | 2.30 | 29.8 |
| 2022/03 | 2.82 | 32.8 |
| 2023/03 | 2.96 | 35.6 |
| 2024/03 | 3.09 | 40.6 |
| 2025/03 | 3.58 | 44.8 |
| 2026/03 | 3.82 | 49.2 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
7164 全国保証|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 142.01 | 78.34 | 21.69 |
| 2018/03 | 160.35 | 78.74 | 20.42 |
| 2019/03 | 175.46 | 79.23 | 19.02 |
| 2020/03 | 177.59 | 78.27 | 16.86 |
| 2021/03 | 196.26 | 79.93 | 16.30 |
| 2022/03 | 202.44 | 80.81 | 15.06 |
| 2023/03 | 207.98 | 79.34 | 13.90 |
| 2024/03 | 209.54 | 75.72 | 12.79 |
| 2025/03 | 236.54 | 73.67 | 13.44 |
| 2026/03 | 243.70 | 70.45 | 13.27 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
7164 全国保証|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 654.86 | 34.2 |
| 2018/03 | 785.33 | 36.7 |
| 2019/03 | 922.35 | 39.5 |
| 2020/03 | 1,053.25 | 38.9 |
| 2021/03 | 1,204.17 | 41.8 |
| 2022/03 | 1,344.88 | 44.4 |
| 2023/03 | 1,496.01 | 46.4 |
| 2024/03 | 1,638.00 | 48.2 |
| 2025/03 | 1,767.97 | 48.5 |
| 2026/03 | 1,845.14 | 48.9 |
営業利益率、ずっと70%以上だね。この数字は異常すぎない!?
本当だよ。全国保証の売上にあたる営業収益は、住宅ローンを組む人が支払う保証料が中心なんだ。費用が小さくて、利益率がケタ違いに高くなるんだよ。
この収益性の高さこそ、TJがこの会社に惹かれたいちばんの理由。めったにお目にかかれない水準だね。
ROEはちょっとづつ下がってきているよね。これって投資家のお金を効率よく使えていないってこと?
基本はその解釈でいいんだけど、全国保証の場合そうじゃないんだ。ROEが下がって見えるのは、分母にあたる自己資本が利益の積み上げでどんどん厚くなった結果でもあるんだよ。
実際、自己資本比率は30%台半ばから50%近くまで上がって、財務はむしろ頑丈になった。会社も中期経営計画でROE12〜15%を目安に掲げているよ。
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高(営業収益) |
保証料収入を中心に、この10年一度も減収なく拡大し、直近は約587億円。2027年3月期も会社予想606億円と増収が続く見込み。 |
| 経常利益 |
10年で約1.6倍に成長し、直近は約466億円。2027年3月期の会社予想は472億円と、さらに伸ばす計画。 |
| EPS(1株当たり利益) |
142円台から243円台へ、10年間ほぼ一貫した上昇トレンド。2027年3月期の会社予想は246.12円。 |
| ROE |
直近は13%台。20%超からの低下傾向が続くが、主因は自己資本の積み上がりで、水準自体はなお高い。中期経営計画では12〜15%を目安に掲げる。 |
| ROA |
近年は6%台で安定。資産効率の高い経営が続いている。 |
| 営業利益率 |
70〜81%という極めて高い水準で推移。保証料収入が中心で費用が小さい、ビジネスモデルの強さがそのまま表れている。 |
| 保証債務残高 |
2026年3月末で約21.4兆円。中期経営計画では2031年3月末に27.3兆円へ積み上げる目標を掲げる。事業拡大の土台となる残高。 |
| 自己資本比率 |
30%台半ばから50%近くへ、10年間ほぼ一貫して改善。財務基盤の強化が着実に進んでいる。 |
| 利益剰余金 |
約790億円から約2,460億円へ約3倍に拡大。稼いだ利益を10年間積み上げ続けている。 |
| 有利子負債比率 |
有利子負債は2020年3月期以降300億円で一定。自己資本の1割強にとどまり、借入に頼らない身軽な財務体質。 |
| BPS |
約655円から約1,845円へ約2.8倍に成長(株式分割調整後)。1株あたりの会社の中身(純資産)が着実に厚くなっている。 |
| 営業CF |
10年連続で黒字を確保し、おおむね年280〜350億円を安定的に創出。本業で現金を稼ぐ力は強固。 |
| 投資CF |
近年は投資有価証券の取得などでマイナス幅が拡大。手元資金を運用へ回す方針転換が表れている。 |
| 財務CF |
配当支払いと自己株式取得を中心とした流出超が拡大傾向。株主還元の強化が資金の流れにも表れている。 |
| 現金等 |
2021年3月期の約1,361億円をピークに、直近は約555億円へ減少。ただし主因は投資有価証券への意図的な資金シフトと株主還元の拡大で、営業キャッシュフローは安定黒字を保つ。 |
| 配当推移(10年) |
2017年3月期31円→2026年3月期120円(株式分割調整後)と約3.9倍。2014年3月期を起点に13期連続増配(実績)。2027年3月期の会社予想は123円。 |
| 配当性向 |
21%台から49%台へ段階的に引き上げ。中期経営計画では配当性向50%の継続を明示する。 |
| 自社株買い |
2025年3月期・2026年3月期に各70億円を実施。配当と合わせた総還元の強化が進む。 |
| PER推移(10年) |
期末ベースでおおむね9.5〜14.6倍で推移。極端な割高評価を受けた年がない、振れ幅の小さい評価レンジ。 |
| PBR推移(10年) |
期末ベースでおおむね1.6〜3.0倍で推移し、1倍割れの年はなし。純資産の裏付けを上回る評価を受け続けてきた。 |
| 配当利回り推移 |
期末ベースで1%台半ばから3%台後半へ切り上がってきた。増配の積み重ねが配当利回りを押し上げてきた形。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
2012年12月上場のため、リーマンショック期(2008〜2012年3月期)は未上場。なお、上場前を含む2010年3月期以降、年間配当が前年を下回った年はない(新規公開時の届出書・有価証券報告書で確認)。 |
| 株主還元方針 |
中期経営計画「Go for 50」(2026〜2030年度)で配当性向50%の継続を掲げ、5年間の配当総額は約900億円を見込む。踏み込んだ方針だが、将来の配当を確約するものではない。 |
| セグメント |
信用保証事業の単一セグメント(連結事業は信用保証100%)。住宅ローン保証に特化した専業モデル。 |
| 提携金融機関 |
全国712の金融機関と提携(2025年3月末時点)。幅広い提携網が、独立系最大手の強み。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書・中期経営計画
財務の数字はピカピカだね!
でも「現金等」のところ、ピークの1,300億円台から500億円台まで減ってるよ。半分以下になっちゃって大丈夫なの?
結論から言うと、理由がハッキリしている前向きな減少なんだ。
有価証券報告書を読むと、眠らせていた現金を投資有価証券での運用に回して収益を狙う方針に変えたことと、配当や自己株式取得といった株主還元を大きく増やしたこと。この2つが主な理由だよ。
本業で稼ぐ営業キャッシュフローは10年連続黒字で安定しているから、資金繰りが苦しくて現金が減ったわけではないんだ。
なるほどなあ。でもさ、住宅ローンの保証会社って、景気が悪くなったときはどうなの?
リスクの筆頭に挙げられているのは信用リスクだよ。
景気の悪化などで住宅ローンを返せない人が増えると、会社が金融機関に肩代わりして支払う「代位弁済」が膨らんで、業績に響いてくるんだ。
ほかにも、金利上昇で住宅ローン市場そのものが冷え込むリスク、本社機能が東京集中で災害リスクも挙げているよ。
🏆 全国保証(7164)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
営業収益はこの10年一度も減収がなく、拡大を続けてきました。特筆すべきは営業利益率で、70〜81%という水準は、保証に特化したビジネスモデルの強さがそのまま表れたものです。
財務は自己資本比率が30%台半ばから50%近くへほぼ一貫して改善し、営業キャッシュフローも10年以上連続の黒字です。手元の現金は減少傾向にありますが、投資有価証券での運用強化と株主還元の拡大という、意図的な資金の使い方によるものです。
結果、業績・財務・キャッシュフローの3拍子がそろった、質の高い決算が続いているとTJは評価しています。
割安性・投資タイミング
株価の評価について、当ブログでは、ベンジャミン・グレアムが著書『賢明なる投資家』で示した割安の目安(PER×PBR、すなわちMIX係数が22.5以下)を判断のものさしとしています。
全国保証は、株価の評価が大きく振れてこなかった銘柄です。過去10年の期末実績で見ると、PERはおおむね9.5〜14.6倍と幅が狭く、極端な割高評価を受けた年がありません。PBRは1.6〜3.0倍で推移し、1倍を割った年もありません。もう一つの特徴は、増配のペースが株価の上昇を上回ってきたため、期末ベースの配当利回りが1%台半ばから3%台後半へ長期的に切り上がってきた点です。
■ 「その他金融業」3社との比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| 全国保証(7164) |
13.05倍 |
1.76倍 |
3.83% |
70.45% |
2026/08/27 |
| 三菱HCキャピタル(8593) |
12.58倍 |
1.00倍 |
3.64% |
10.85% |
2026/08/28 |
| 九州リースサービス(8596) |
8.78倍 |
0.80倍 |
3.81% |
17.00% |
2026/08/28 |
※「その他金融業」に分類される銘柄のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事より。。
配当・株主還元
2014年3月期を起点に13期連続増配(実績)を続けており、2027年3月期の会社予想123円が実現すれば14期連続達成です。株式分割を調整したベースでは、2010年3月期以降、年間配当が前年を下回った年はありません。
配当性向は21%台から49%台へ段階的に引き上げられてきました。2026年3月に策定された中期経営計画「Go for 50」では配当性向50%の継続が明示され、5年間の配当総額は約900億円を見込みます。
加えて、2025年3月期・2026年3月期には各70億円の自己株式取得も実施しており、株主還元への姿勢が非常に強い会社です。なお、これらは会社の方針・計画であり、将来の配当を確約するものではありません。
注意点・リスク
リスクは、最新の有価証券報告書(第46期)の「事業等のリスク」を参照しました。会社はリスクを6つに分けて説明しており、その筆頭に置かれているのが信用リスクです。
信用リスクとは、保証を頼んだ人が住宅ローンを返せなくなったとき、金融機関へ肩代わりして支払う代位弁済が発生することを指します。会社は厳格な審査と延滞の管理でこれを防ぐと説明していますが、景気の悪化や雇用環境の変化で延滞が増えれば、代位弁済も増えて業績に影響します。あわせて、その備えである引当金の見積もりもリスクに挙げられています。
2つ目は市場に関わるリスクで、金利・信用・為替・株価の変動が挙げられています。金利が上がれば資産運用で得られる収益は増える一方、保有する債券の現在価値が下がって純資産にマイナスに働く、と会社は説明しています。
残る4つは、オペレーショナルリスク、流動性リスク、経営戦略リスク、そしてその他リスクです。オペレーショナルリスクとは、事務やシステムの不具合、情報の管理、法務・コンプライアンス、規制や制度の変更といった、日々の業務運営から生じるリスクをまとめた呼び方です。流動性リスクは資金繰り、経営戦略リスクは計画どおりに事業が伸びない場合を指します。
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全国保証(7164)のよくある質問
Q. 全国保証の連続増配は何期目で、いつから続いているのですか?
A. 2014年3月期を起点に13期連続の増配です(実績)。2027年3月期の会社予想は123円で、これが実現すれば14期連続になります。さらにさかのぼると、株式分割を調整したベースで2010年3月期以降、年間配当が前年を下回った年はありません。上場は2012年12月なので、上場前の期間も含んだ記録です。
Q. 全国保証の営業利益率が70%を超えるのはなぜですか?
A. 売上にあたる営業収益の大半が保証料で、それに対してかかる費用が小さいためです。工場も在庫も持たず、審査と延滞の管理が主な仕事という事業の形が、そのまま利益率に表れています。21.4兆円の保証を、連結378名(ほかに臨時161名)で支えている会社です。ただし利益率が高いことは、業績が景気に左右されないことを意味するわけではありません。
Q. 全国保証の自己資本比率は約5割ですが、財務は健全といえますか?
A. 自己資本の厚みは、この10年で着実に増してきました。ポイントは借入の使い方です。有利子負債は2020年3月期以降300億円で一定に保たれ、自己資本の1割強にとどまります。借入をあまり増やさずに保証の残高を広げてきたことが、この数字に表れています。なお、自己資本比率の適正な水準は事業の形によって変わるため、他業種とそのまま並べて比べられる指標ではありません。
Q. 全国保証の成長はどこを見れば確かめられますか?
A. 保証債務残高の伸びです。引き受けている保証の残高が、将来の保証料収入のもとになるためで、増えるペースが鈍っていれば、成長の勢いも落ちてきたと読めます。会社は中期経営計画で、2026年3月末に約21.4兆円だったこの残高を、2031年3月末に27.3兆円へ積み上げる目標を掲げています。達成に向けて毎期どれだけ積み上がっているかが、進み具合をはかるものさしになります。
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💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私は全国保証の株式を保有しています。
惹かれたのは、営業利益率70%超という、とんでもないレベルで高い収益性です。
増収増益傾向、EPSの上昇トレンド、良好な財務、そして営業キャッシュフローの連続黒字。高配当株に求めたい要素が、これだけそろっている会社はなかなかありません。
13期連続増配で、株式分割調整後では15年以上非減配という実績も、長期保有の心強い支え。
上場後、配当利回りは上昇傾向にあります。2026年5〜7月時点の3%台後半から4%前後の配当利回りは、長期保有の高配当株投資には魅力的な水準だと感じています。
一方で、気になる点もあります。
手元の現金が、ここ5〜6年で減少傾向にあること。
有価証券報告書を読んでみると、中身は投資有価証券への意図的な資金シフトと株主還元の拡大で、本業の稼ぐ力が落ちたわけではないことが確認できました。
いい意味で、これまで貯めてきたタンス貯金を投資と株主還元に使っているようです。
これはあくまで私個人の見方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
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