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日比谷総合設備(1982)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、日比谷総合設備(1982)を紹介するよ!空調・電気・給排水をまるごと手がける総合設備エンジニアリングの会社なんだ!

そして小型株への投資が得意な光通信グループのファンドが大株主なんだ!高配当で財務もすごく健全。どんな銘柄なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 1982 | 建設業 | 決算月:3月

日比谷総合設備

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/15)

2,934前日比+74 (↑2.59%)

時価総額 約1,298億円

配当利回り(予)
3.75%
110円(2027年3月期予想)
PER(予)
14.52倍
過去レンジ 7.5〜17倍
PBR(実)
1.59倍
過去レンジ 0.7〜1.5倍
MIX係数(PER×PBR)
23.09
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
37.4%
2026年3月期
ROE(予)
10.95%
ROA(予)7.84%
営業利益率(前期)
11.34%
2026年3月期
自己資本比率
71.6%
2026年3月期(実質無借金経営)

※データ取得日:2026/07/15

📈 株価・PER・配当10年チャート

1982 日比谷総合設備|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2016/38872010.05
2017/3872259.14
2018/31399307.51
2019/311784016.96
2020/310704013.15
2021/310404015.07
2022/31039419.97
2023/3109942.510.8
2024/315754314.1
2025/320954711.8
2026/326997513.48
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

株価のラインがここ数年でぐんと右肩上がりだね。それなのに配当の棒グラフも一緒に伸びてる。ちゃんと利益が増えて、その分をしっかり株主に還元してくれてる会社ってことなのかな?

TJ
TJ

いいところに気づいたね。空調や電気設備をまるごと請け負う総合設備エンジニアリングで、最近は設備投資需要を背景に利益が伸びている。ここ数年は増配基調が定着していて、予想利回りは高配当の水準。財務も健全で、増配と還元の姿勢がこの会社の魅力なんだ。

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

1982 日比谷総合設備|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2016/32.2525.5
2017/32.8728
2018/32.1422.9
2019/33.4071.9
2020/33.7454.3
2021/33.8562.1
2022/33.9544.6
2023/33.8742.4
2024/32.7340.7
2025/32.2435.5
2026/32.7837.4

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

1982 日比谷総合設備|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2016/378.435.898.04
2017/389.247.158.5
2018/3130.994.7412.67
2019/355.652.924.62
2020/373.694.866.21
2021/364.435.475.04
2022/392.007.57.07
2023/3100.237.097.3
2024/3105.516.856.98
2025/3132.518.38.38
2026/3200.2611.3410.93

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

1982 日比谷総合設備|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2016/3975.7262.8
2017/31049.7465.4
2018/31033.4769.2
2019/31205.671.3
2020/31186.368.1
2021/31279.1170.9
2022/31301.3170.7
2023/31372.6167.2
2024/31511.6970.0
2025/31581.7170.6
2026/31832.0671.6
しばっち
しばっち

自己資本比率のグラフがずっと7割前後で安定してるよね。建設・設備の会社って、けっこう借入が多いイメージだったんだけど、この会社はそうじゃないってことなのかな?

TJ
TJ

そう、自己資本比率は7割超で、借入にほとんど頼らない実質無借金の体質なんだ。手元資金も潤沢で、財務は極めて健全といえるよ。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

EPS(1株あたり利益)の棒グラフも直近でぐっと大きくなってるね。利益が増えれば、その分また配当を増やす余力も出てくるってことだよね?

TJ
TJ

その通り。直近期の利益や営業利益率は過去最高の水準まで伸びていて、その利益成長が増配を支えている。ただ工事業は受注環境や採算で利益が振れやすいから、増配がこの先も続くかは今後の利益次第、という点は頭に入れておきたいね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 設備工事を軸に、緩やかな拡大基調が続く。過去10年でおおむね右肩上がりに伸び、直近は売上規模を一段切り上げている。
経常利益 売上の拡大に合わせて増益基調。直近は過去最高水準まで伸びており、本業の採算改善がうかがえる。
EPS 1株あたり利益は中長期で増加傾向。直近期に大きく伸び、株式分割後ベースでも過去最高の水準にある。
ROE 過去10年はおおむね5〜13%のレンジで推移。自己資本が厚いぶん控えめだが、直近は2桁台へ改善している。
ROA 総資産利益率も改善傾向。無借金で総資産が大きいなか、効率は着実に高まってきている。
営業利益率 工事業らしく数%台が長く続いたが、近年は採算が改善し、直近は2桁台の過去最高水準まで上昇した。
売上原価率 工事業のため原価率は高め。ただし近年は採算改善で営業利益率が上向いており、コスト管理は進んでいる。
自己資本比率 過去10年を通じて7割前後で安定。実質無借金で、財務の安全性は同業のなかでも高い部類にある。
利益剰余金 毎期着実に積み上がり、長期で右肩上がり。蓄積された内部留保が増配と自己株取得の原資になっている。
有利子負債比率 借入にほとんど頼らない実質無借金の体質。金利上昇局面でも財務への影響を受けにくい構造といえる。
BPS 1株あたり純資産は長期で増加。利益の蓄積を背景に純資産が厚みを増し、財務基盤の安定につながっている。
営業CF 工事業ゆえ運転資本の変動で年ごとのブレは大きいものの、長期では安定してキャッシュを生み出している。
投資CF 設備投資や有価証券・定期預金の出入りで年により増減。過大な投資負担はなく、無理のない範囲に収まっている。
財務CF 配当の支払いと自己株取得で一貫してマイナス。稼いだ資金を株主還元に回す姿勢が表れている。
現金等 手元現金は潤沢で、長期的に高い水準を維持。無借金とあわせ、財務の余力は十分にある。
配当推移(10年) 過去10年で1株配当は大きく増加。ここ数年は連続増配が続き、増配基調が定着している(分割調整後ベース)。
配当性向 過去10年は2〜7割台で推移。年によって振れるが、利益成長に合わせて無理のない範囲で配当を増やしている。
自社株買い 自己株取得を株価水準や投資効率を踏まえて機動的・弾力的に実施する方針を公式に掲げている。
PER推移(10年) 期末ベースの過去10年はおおむね7.5〜17倍のレンジ。市場平均(15倍前後)に対して中庸な水準にある。
PBR推移(10年) 期末ベースの過去10年はおおむね0.7〜1.5倍。足元はそのレンジ上限を超え、歴史的にはむしろ高めの水準にある。
配当利回り推移 期末ベースでおおむね2〜4%台で推移。増配が続くなかで、高配当株として意識される水準を保っている。
リーマンショック後
の配当推移
リーマンショック後も売上・利益は底堅く推移した。ただ、2008年から5年間で2回減配しているため、不況時には注意が必要。
株主還元方針 利益還元を経営の最重要課題の一つと位置づけ、業績・財務を踏まえ安定的・継続的な配当を基本方針とする。DOEに着目した還元も実施。
セグメント 空調・電気・給排水衛生などの設備工事を統合する総合設備エンジニアリング。データセンターやオフィス、医療・教育施設等が対象。
海外売上比率 国内の建物設備を主戦場とする内需型のビジネス。為替変動の直接的な影響は受けにくい事業構造といえる。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

この頃はAIの人気でデータセンター関連銘柄も注目が集まりそうだね!

TJ
TJ

それは間違いない視点だね!AIにはデータセンターは必須中の必須。関連企業はデータセンターの増強や新設を急ピッチで進めているから日比谷総合設備の増収増益増配が期待できるんだ!

しばっち
しばっち

でもさ、PERとPBRから見たら、過去と比べると今の株価ってちょっと高い気がするんだ。

TJ
TJ

鋭いね。実際、過去推移で見たら割安とはちょっと遠い存在だよね。逆に言えば、市場から評価されつつある銘柄って視点もだいじだよ!

この銘柄の魅力は高配当・財務の健全さ・増配姿勢にあって、株価水準はむしろ高めという二面を、両方そのまま受け止めるのが正直なところなんだ。

🏆 日比谷総合設備(1982)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
空調・電気・給排水衛生設備を統合する総合設備エンジニアリングの独立系企業。売上・利益は緩やかな拡大基調で、設備投資需要を背景に直近期の営業利益率・最終利益は過去最高の水準まで伸びている。財務は自己資本比率が7割超と高く、実質無借金で手元現金も潤沢と、安全性は極めて高い。営業キャッシュフローは工事業ゆえ年ごとのブレはあるものの、長期では安定してキャッシュを生み出している。

【割安性・投資タイミング】
株価指標から見ると、PER(予)は市場平均の15倍前後に対して中庸な水準にある。一方でPBRは過去10年の期末レンジ(おおむね0.7〜1.5倍)の上限を超えており、歴史的にはむしろ高めの位置にある。つまり指標面で「割安」とは言いにくい。

この銘柄の主たる魅力は、高配当・財務の健全さ・増配姿勢にある。バリュー株として割安だから買う、という性格の銘柄ではなく、株価水準は歴史的に高めという点を併せて理解したうえで、増配と還元の継続力に着目して向き合うのが現実的だ。タイミングを計るうえでも、足元が過去の株価レンジの上方にあることは押さえておきたい。

【配当・株主還元】
予想配当利回りは高配当の水準で、ここ数年は連続増配が続き増配基調が定着している(分割調整後ベース)。会社は利益還元を経営の最重要課題の一つと位置づけ、業績・財務を踏まえた安定的・継続的な配当を基本方針とし、DOE(純資産配当率)に着目した還元も実施している。長期では2012年以降、減配なしの非減配を続けている。なお株主優待制度は実施しておらず、株主還元は配当が中心。ただし公式に累進配当や連続増配を宣言しているわけではなく、増配はあくまで会社の裁量による点は留意したい。

【注意点・リスク】
留意点として、(1)株価は過去10年のレンジ上方にあり、PBRは過去レンジの上限を超える歴史的に高めの水準、(2)予想配当性向が5割台へ上昇しており、増配の持続は今後の利益次第、(3)工事業ゆえ受注環境や採算で業績・営業キャッシュフローが振れやすい、(4)過去には最終利益が一過性要因で膨らんだ期があり、経常ベースで見るべき、(5)公式の累進配当宣言はなく増配は会社裁量、といった点が挙げられる。なお、本記事の数値は2026年3月期実績・2027年3月期会社予想・2026年7月15日終値に基づく。

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

TJがこの銘柄を見るうえで惹かれるのは、やっぱり高配当・財務の健全さ・増配姿勢がそろっている点。

そこは率直に good だと思います。

ただ、株価が数年で上昇基調だから投資家から人気が出てきた銘柄=バリューの妙味は薄い。

インカム狙いで腰を据えて持つなら候補になり得るけれど、割安だから買う、という購入には適していません。

私の一見解としては、割安じゃないけど他の好材料が多数あるから買いの優先度アップ!と捉えています。

投資タイミングを見て相場全体が崩れて水準が切り下がった局面で買えればラッキー!という考え方です。

最終的な判断は、リスクも踏まえてご自身で。

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