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大和ハウス工業(1925)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、16年連続増配を達成している高配当株の大和ハウス工業(1925)を紹介するよ!

日経連続増配株指数にも採用されていて、住宅建設では時価総額首位級の大型銘柄なんだ!前期の最新本決算も反映させたから、どんな銘柄なのかみんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 1925 | 建設業 | 決算月:3月

大和ハウス工業

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/15)

4,600前日比+6 (↑0.13%)

時価総額 約2.9兆円

配当利回り(予)
3.83%
176円(2027/3期予想・分割前)
PER(予)
12.55倍
過去レンジ 6.2〜34.3倍
PBR(実)
0.98倍
過去レンジ 0.74〜2.06倍
MIX係数(PER×PBR)
12.30
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
30.9%
2026年3月期(配当÷EPS)
ROE(予)
7.84%
ROA(予)2.7%
営業利益率(前期)
11.03%
2026年3月期
自己資本比率
34.4%
2026年3月期

※データ取得日:2026/07/15

🎁 大和ハウス工業の株主優待制度

100株以上の保有で、1,000円利用券を年2回(3月末)贈呈。保有株数と継続年数に応じて枚数が増える。

保有株数 主な優待内容(1,000円利用券)
100株以上(3年未満) 2枚(2,000円分)
100株以上(3年以上) 4枚(4,000円分)
より多くの保有 保有株数に応じて利用券を増額
優待の特徴

グループ施設の
1,000円利用券

100株から対象
(3月末基準・年2回/3年以上で増額)

※基準日は3月末日(年2回)。ホテル・レストラン・ホームセンター・スポーツクラブやリフォーム工事代金、社会貢献活動などに使える自社グループの利用券。なお2026年10月1日に1:2の株式分割が予定されており、優待の取得基準株数は今後変更される見込み。優待の最新の詳細は公式IRをご確認ください。出典:大和ハウス工業 公式IR

📈 株価・PER・配当10年チャート

1925 大和ハウス工業|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0331969210.51
2018/03410010711.52
2019/0335191149.85
2020/032677.51157.61
2021/03324111610.91
2022/0332011269.31
2023/0331141306.64
2024/0345281439.9
2025/0349381509.61
2026/0349181758.68
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

大和ハウスの株価、2020年のコロナで下がったけど、配当金は毎年増やしているね!

TJ
TJ

そうなんだ!大和ハウスは一戸建てだけじゃなく、事業の柱が賃貸・物流などの事業施設・商業施設、ホテル事業を手掛けていて、建物を創ることには強い会社さん=総合デベロッパーなんだ!

「住宅会社」って言うより、「不動産で稼ぐ会社」として見るといいかもね!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

1925 大和ハウス工業|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/032.8830.2
2018/032.6130.1
2019/033.2431.9
2020/034.2932.7
2021/033.5839.0
2022/033.9436.6
2023/034.1727.7
2024/033.1631.3
2025/033.0429.2
2026/033.5630.9

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

1925 大和ハウス工業|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/03304.138.8315.42
2018/03355.879.1416.03
2019/03357.298.9814.88
2020/03351.848.713.53
2021/03297.188.6510.63
2022/03343.828.6311.15
2023/03469.129.4813.5
2024/03457.168.4612.25
2025/0351410.0512.43
2026/03566.4711.0313.19

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

1925 大和ハウス工業|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/031971.6636.8
2018/032218.1736.5
2019/032404.3236.8
2020/032600.8237.3
2021/032805.0936.3
2022/033081.0736.6
2023/033466.8537.2
2024/033810.2137.3
2025/034226.1737.1
2026/034677.0934.4
しばっち
しばっち

自己資本比率のグラフ、ずっと37%くらいだったのに2026年は34.4%に下がってるよね。あまり気にしなくいいのかな?

TJ
TJ

いい指摘だね。自己資本比率が下がったのは、開発投資やM&Aのために有利子負債を増やしているからなんだ。

不動産・建設系の開発型デベロッパーは借入を使って稼ぐビジネスだから、自己資本比率だけで不安と決めつけないことが大事だよ。

一方で、利益剰余金(内部留保)は増え続けているからここはいい推移だね!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

なるほど!じゃあEPS(青い棒)が2026年に566円まで伸びているのは、ちゃんと稼げてる証拠ってこと?

TJ
TJ

そのとおり。EPSもROEも10年で大きく伸びていて、営業利益率も11%と過去最高なんだ。ただし、会社の来期予想は少し控えめだから、そこは後で注意点として見ておこうね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2017年3月期の3.5兆円から2026年3月期は5兆5768億円へ、2021年3月期を除き連続増収で過去最高を更新。継続的な増収で成長トレンドは良好。
経常利益 2017年3月期の3005億円から2023年3月期4560億円へ増益基調。コロナ期に一時鈍化も高水準を維持し、収益力は堅調。
EPS 2017年3月期304円から2026年3月期566円へ上昇トレンド。ただし2027年3月期は会社予想366円と減益見通しで、来期は注意が必要。
ROE 2026年3月期実績は13.19%で上場企業平均(8%)を大きく上回り優秀。一方で会社予想ROEは7.84%と保守的な見通し。
ROA 2026年3月期4.17%。総資産の拡大(開発投資)で近年やや低下し、上場企業平均(5%)を下回る水準。
営業利益率 2026年3月期11.03%と過去10年で最高水準。8〜11%で安定推移し、建設・開発業として高めの収益性。
売上原価率 直近は約80%で安定推移。建設・開発業として一般的な水準で、利益は規模拡大とコスト管理で確保している。
自己資本比率 2026年3月期34.4%。開発投資の拡大で30%台で推移し、合格ライン(40%)の手前だが大きな不安はない水準。
利益剰余金 2017年3月期0.73兆円から2026年3月期2.39兆円へ着実に増加。内部留保の蓄積は良好。
有利子負債比率 2017年3月期49%から2026年3月期106%へ上昇傾向。開発投資・M&Aの積極化で借入が増え、財務レバレッジは高まっている。
BPS 2017年3月期1972円から2026年3月期4677円へ右肩上がり。企業価値(純資産)の向上が続く。
営業CF 本業で安定して黒字を稼ぐ。開発在庫の増減で年により変動はあるが、稼ぐ力は堅調に維持されている。
投資CF 毎期マイナス。不動産開発・M&A・設備への積極投資が継続し、2026年3月期は約7260億円の大型投資。
財務CF 成長投資の原資を借入で賄う局面が多く、プラスの年が目立つ。2026年3月期は約6310億円の資金調達。
現金等 手元流動性を確保しつつ成長投資を実行しており、現金残高は概ね増加傾向で財務の安定性は保たれている。
配当推移(10年) 2017年3月期92円から2026年3月期175円(創業70周年の記念配当10円を含む)へ10年で約1.9倍に増配。2010年以降は一貫して増配を継続。
配当性向 配当÷EPSベースで30%前後の安定推移。会社は連結純利益の35%以上を方針に掲げており、増配余力を維持している。
自社株買い 自己株式の取得は不定期・小規模にとどまり、株主還元は配当を中心とした構成となっている。
PER推移(10年) 期末PERは概ね7〜12倍。予想PER12.05倍は過去レンジ(6.2〜34.3倍)の下位〜中位で、株価指標は割安圏にある。
PBR推移(10年) PBR0.93倍は1倍割れ。過去10年レンジ(0.74〜2.06倍)でも下のほうで、純資産対比では割安に評価されている。
配当利回り推移 直近の約4%は過去5年(3〜4%台)の上位水準。株価調整で利回りはやや高めの局面にある。
リーマンショック後
の配当推移
2010年に前期比で減配。2010年3月期以降は2026年3月期まで16年連続増配達成。株主還元の意識は強い。日経連続増配株指数採用銘柄。
株主還元方針 第7次中期経営計画(2022〜2026年度)で配当性向「連結純利益の35%以上」かつ「1株配当の下限145円」を掲げ、成長投資との両立を重視。自己株式取得も機動的に実施(出典:会社IR)。
セグメント 賃貸住宅・事業施設・商業施設の3本柱が各1兆円超の総合デベロッパー。戸建住宅やマンション等にも多角化し、特定事業への依存が低い。
海外売上比率 主要セグメントは国内事業が中心で海外比率は低水準。内需株に分類され、国内の住宅・不動産市況の影響を受けやすい。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

全部見たけど、PBRが0.93倍で1倍割れ、PERも12.05倍で業種平均14.6倍より低いね。これってバリュー株ってこと?

TJ
TJ

指標の上では割安寄りだね。PBR1倍割れは『純資産より株価が安い』状態で、過去レンジ(0.74〜2.06倍)でも下のほうで、仕込みやすい水準のひとつと言えるよ。利回りも約4%と高めだから、魅力度もアップしてるかも!

しばっち
しばっち

でも来期のEPS予想が566円→366円と大きく減る見通しだよね。そこは気にしなくていいの?

TJ
TJ

そこはホント大事な注意点!

2027年3月期の会社計画は約40%減益見通しなんだ。2026年3月期の決算短信を見てみたんだけどさ、大和ハウス工業は労働力不足、中東情勢の影響によるエネルギー・資材の物価上昇等による利益減を不安視しているんだ。

こういった減益予想は、おおくの会社に共通する悩みの種。大和ハウス工業に限ったことじゃないから、今期の稼ぐ力を注視していこう!

>> 引用元:大和ハウス工業 2026年3月期 決算短信

🏆 大和ハウス工業(1925)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
大和ハウス工業は賃貸住宅・事業施設・商業施設を3本柱とする総合デベロッパーで、売上高は2021年3月期のコロナ影響を除き連続増収となり、2026年3月期は5兆5768億円と過去最高を更新した。経常利益・EPS・営業利益率も長期で右肩上がりで、2026年3月期の営業利益率は11.0%と過去10年で最高水準。利益剰余金は0.73兆円から2.39兆円へ着実に積み上がる一方、開発投資やM&Aを賄うため有利子負債比率は49%から106%へ上昇している。営業キャッシュフローは安定した黒字で、投資キャッシュフローは毎期マイナスと積極投資が続く。

【割安性・投資タイミング】
株価指標で見ると、予想PERは12.05倍。上場企業の平均的な目安である15倍前後を下回り、所属する建設業の業種平均PER14.6倍(株探・2026年5月29日時点)と比べても低い。期末ベースの過去10年のPERは概ね7〜12倍のレンジで、現在はその中位〜やや下にある。PBRは0.93倍と1倍を割り込んでおり、過去10年のレンジ(0.74〜2.06倍)でも下のほうに位置する。

純資産に対して株価が安く評価されている状態で、配当利回りも約4.1%と過去5年のレンジ(3〜4%台)の上位にある。株価は2025年3月期末の4,938円から5月29日の4,334円へ調整し、年初来安値に近い水準にある。バリュエーション面では割安寄りで利回りも高めの局面にあるため、長期のインカム投資では相対的に仕込みやすいタイミングと言える。

【配当・株主還元】
配当は2017年3月期の92円から2026年3月期の175円(創業70周年の記念配当10円を含む)へ10年で約1.9倍に増配し、2010年3月期以降は一貫して増配を続けている。会社は第7次中期経営計画(2022〜2026年度)で「連結純利益に対する配当性向35%以上」かつ「1株当たり配当金の下限145円」を掲げ、2027年3月期も176円(分割前)と増配を予想する。自己株式の取得も機動的に実施しており、配当を軸とした株主還元の姿勢は明確である。

【注意点・リスク】
一方で、会社の2027年3月期予想は1株当たり利益366円と前期実績566円から減益見通しで、予想ROEも7.8%と前期実績13.2%から低下する点には注意がいる。成長投資の拡大で有利子負債比率が上昇し、自己資本比率は34.4%へ低下している。建設・不動産は金利動向や国内の住宅・不動産市況の影響を受けやすく、海外比率が低い内需中心の事業構造である。また2026年10月1日を効力発生日として1対2の株式分割を予定しており、今後は1株当たりの株価・配当・利益の表示が変わる点も確認しておきたい。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

大和ハウス工業は、私が高配当株として気になっている総合デベロッパーです。

戸建てだけでなく、賃貸住宅や物流などの事業施設、商業施設まで幅広く手がけ、不動産で安定して稼ぐ事業基盤を持っています。

株価は純資産を下回る水準まで売られていて、配当利回りも高めです。

しかも会社が配当の下限をはっきり掲げ、長いあいだ増配を続けてきた——この株主還元へのぶれない姿勢が、私の好みに合います。

ただ、手放しで強気にはなれません。

来期は会社自身が減益を見込んでいて、稼ぐ力を示すROEも下がる見通しです。

建設・不動産は金利や国内の住宅市況に業績が左右されやすく、成長投資で借入も増えています。

だから私自身は、割安で配当利回りが高いうちに関心を持ちつつ、減益がどこで落ち着くか、金利の流れがどうなるかを見極めたい——そんな距離感で眺めています。

あくまで私の一見解なので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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