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大同信号(6743)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は2026年5月29日時点。

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今回は、大同信号(6743)を紹介するよ!リーマンショック後も配当を維持した20年以上非減配。JRが主顧客で、3大信号会社の一角なんだ!2026年3月の本決算データも反映させたから、どんな高配当株なのか、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 6743 | 電気機器 | 決算月:3月

大同信号

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/05/29)

832円

時価総額 約153億円

配当利回り(予)
4.33%
36円(2027年3月期予想)

PER(予)
6.95倍
過去レンジ 3〜18倍

PBR(実)
0.47倍
過去レンジ 0.24〜0.63倍

MIX係数(PER×PBR)
3.27
22.5以下が割安の目安

配当性向(前期)
31.0%
2026年3月期

ROE(予)
6.83%
ROA(予)3.73%

営業利益率(前期)
8.51%
2026年3月期

自己資本比率
54.6%
2026年3月期

※データ取得日:2026/05/29

📈 株価・PER・配当10年チャート

株価(円) 1株配当(円) PER(倍)

※2018年は赤字のためPER実績値なし。

しばっち
しばっち

大同信号って初めて聞いた会社だけど、チャートを見ると2025年あたりから株価も配当もグッと上がってるね!何が起きたの?

TJ
TJ

いいところ気づいたね!これは、2025年11月7日に大同信号が公表した業績の上方修正、増配、特別利益がきっかけなんだ。前回の本決算(2026/5/20)ではW増配も!業績や増配に連動して株価も上昇=投資家から徐々に注目を集めるようになってきたみたいだね!

株初心者 ショウくん
株初心者 ショウくん

株価が動いた時期は「なぜ動いたか」を業績とセットで見るクセをつけると、数字の意味がわかってくるのか!

>>2026年3月期 業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)、特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ(出典:大同信号 適宜開示情報)

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

配当性向(%) 配当利回り(%)

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)

※2018年は赤字のためROE・配当性向実績値なし。

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

BPS(円) 自己資本比率(%)
しばっち
しばっち

配当利回りのグラフ、2026年に4.72%までポンと跳ねてるけど、これって無理して配当を出してるんじゃないの?ちょっと怖いな。

TJ
TJ

鋭いね、しばっち。でも配当性向(利益のうち配当に回す割合)は2026年で31%なんだ。利益の3割を配当に回しているだけだから、無理して出している水準ではないよ。会社も「連結配当性向30%以上」を方針に掲げているんだ!

>>資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について(出典:大同信号)

株初心者 ショウくん
株初心者 ショウくん

BPS(1株あたり純資産)も10年でずっと右肩上がりだね!これってどういう意味があるの?

TJ
TJ

BPSが増えつづけているのは、会社が利益をコツコツ貯めて1株あたりの価値が育っている証拠だよ。

自己資本比率も54.6%と高くて財務は盤石なんだ。BPSが伸びている会社はジワジワ価値が育つから、長くコツコツ持つ&買い増していく高配当株と相性がいいよ。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2017年216億円→2026年257億円で過去最高を更新。2023年に195億円へ落ち込んだが本決算で大きく回復し、2027年予想も257億円と高水準を維持。
経常利益 2026年は前期比86%増の23.5億円と急回復。鉄道信号事業の採算改善が寄与。2027年予想は19億円で減益見通しだが、過去比では高水準。
EPS 2026年112.98円、2027年予想119.66円。2018年は赤字、2022〜2024年は30円台に低迷したが、直近2期で急回復している。
ROE 実績6.44%・予想6.83%。上場企業平均8%をやや下回るが、近年の低迷期2%台から改善傾向にある。
ROA 実績3.51%・予想3.73%。平均5%は下回るが、総資産の大きい設備型事業という特性も影響している。
営業利益率 2026年は8.51%へ改善し近年で最も高い水準。鉄道信号事業の利益率回復が寄与。2027年予想は7.0%。
売上原価率 2026年は71.22%へ低下し収益効率が改善。長期では71〜76%のレンジで安定して推移している。
自己資本比率 54.6%と50%超で財務は盤石・優秀。2012年の34%から長期で着実に改善してきた。
利益剰余金 58億円(2008年)→218億円(2026年)と着実に積み上がり、内部留保は厚い。
有利子負債比率 概ね20%台で推移。無借金ではないが長期で低下傾向。有利子負債58.5億円に対し現金38.2億円を確保している。
BPS 520円(2010年)→1,751.93円(2026年)と右肩上がり。1株あたり純資産は着実に増加している。
営業CF 2026年は9.2億円の黒字。ただし工事の進捗により年ごとの変動が大きく、2023年・2025年はマイナスの年もあった。
投資CF 通常はマイナスだが2026年は資産売却等で+1.2億円。設備投資は鉄道信号事業が中心。
財務CF 2026年は-7.2億円。借入返済と配当・自己株買いによる流出が中心となっている。
現金等 2026年末は38.2億円。50〜66億円の年もあり近年はやや減少したが、十分な手元資金を維持。
配当推移(10年) 2017年10円→2026年35円→2027年予想36円。2016年以降は減配なしで、特に直近2期で大幅増配。ただし連続増配株ではない点に留意。
配当性向 2026年は31%。会社は連結配当性向30%以上を方針に掲げており、増配余地も残っている。
自社株買い 2025年に約9.5億円の大型自社株買いを実施し総還元性向は77.5%に達した。それ以外は小規模で不定期。
PER推移(10年) 期末PERは3〜18倍で推移。2026年5月現在7.0倍台は中位やや下で、電気機器の業種平均45.9倍・市場平均15倍と比べても低い。
PBR推移(10年) 0.24〜0.63倍で一貫して1倍割れ。直近数年の推移を見ても解散価値の約半分程度で、資産面から見て割安。
配当利回り推移 2017年2.11%→2026年5月時点で4.0%台へ高配当株化。増配で過去最高水準まで上昇し、高配当株投資家にとっては魅力的な局面にある。
リーマンショック後
の配当推移
2008〜2012年のリーマンショック後も1株7円を維持し減配なし。不況期でも安定配当を続けた20年以上非減配銘柄。
株主還元方針 2026年5月公表の資本コスト経営方針で「連結配当性向30%以上」を明示。PBR1倍割れの是正にも言及している。
セグメント 鉄道信号関連事業が売上の約9割を占める主力。JR向け中心の信号大手3社の一角。産業用機器・不動産賃貸が残り。
海外売上比率 地域別売上の開示はなく、JR・国内鉄道インフラ向け中心の内需株。為替変動の影響は受けにくい。

出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探・有価証券報告書

株初心者 ショウくん
株初心者 ショウくん

PBRが0.5倍前後ってことは、会社の資産価値の半分以下の株価ってこと?それなら相当お買い得に見えるけど!

TJ
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その通り、PBR0.5倍程度は解散価値の半分以下という割安水準だね。PERも7倍台で、電気機器の業種平均45.9倍や市場平均15倍と比べてもかなり低いんだ。ただ「安い」だけじゃなく、業績が回復して配当も増えている今の局面で安い、という点が大事だよ。

しばっち
しばっち

でもさ、鉄道信号事業に売上の9割が集中してるし、営業キャッシュフローが赤字の年もあるよね?リスクはないの?

TJ
TJ

いい視点だね。確かに事業の柱がほぼ1つに集中していて、工事の進み具合でキャッシュフローが年ごとに振れやすいのは弱点だよ。

バリュー株・高配当でも「どこにリスクがあるか?」「バリュートラップ銘柄じゃないか?」を理解・分析したうえで、長期目線で持てるかを考えるのが大事だよ。

🏆 大同信号(6743)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
大同信号はJR向けを中心とした鉄道信号システムの大手3社の一角で、2026年3月期は売上257億円(過去最高)、経常利益23.5億円(前期比+86%)と業績が大きく回復した。営業利益率も8.51%と近年で最も高い水準まで改善している。財務は自己資本比率54.6%、利益剰余金218億円と盤石で、現金も38.2億円を確保。一方で営業キャッシュフローは工事の進捗により年ごとの変動が大きく、2023年・2025年にはマイナスの年もあった点は、事業特性として理解しておきたい。

【割安性・投資タイミング】
割安性は際立っている。PER(予)は2026年上期で約7倍前後で、電気機器の業種平均45.9倍はもちろん、市場全体の目安である15倍前後と比べても大きく下回る。PBRは0.48倍と解散価値の半分以下で、過去10年でも0.24〜0.63倍のレンジの中位にあり、一貫して1倍割れが続いている。PERとPBRを掛け合わせたMIX係数は3.40と、割安の目安22.5を大幅に下回る。

2026年本決算で業績・配当ともに大きく改善しても株価の評価は低いままで、業績回復に株価が追いついておらず、ミスプライスが起きている割安な状態にある。配当利回りも4.25%と過去最高水準まで上昇しており、過去の実績値から見れば、割安・高利回りの両面で買いやすい局面と言える。

【配当・株主還元】
配当は2017年の10円から2026年35円、2027年予想36円へと増加し、特に直近2期で大きく増配した。会社は2026年5月に「連結配当性向30%以上」を株主還元方針として明示しており、配当性向31%の現状には増配余地も残る。リーマンショックを含む2008〜2012年も1株7円を維持し減配がなかった点は、配当の安定性とディフェンシブ性の高さを示している。

【注意点・リスク】
注意点としては、まず売上の約9割が鉄道信号事業に集中しており、JRや鉄道会社の設備投資動向に業績が左右されやすいこと。次に、工事の進捗により営業キャッシュフローや四半期利益の振れが大きいこと。さらにROEは予想6.83%と上場企業平均の8%にまだ届いておらず、資本効率には改善余地がある。2027年3月期は経常利益19億円と前期比19%の減益予想である点にも留意したい。割安・高配当の魅力と、これらの事業集中・変動リスクを併せて理解したうえで、長期目線で判断したい銘柄である。

⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は2026年5月29日時点。

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