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南陽(7417)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

TJ
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、南陽(7417)を紹介するよ!1950年創業、福岡発の総合機械商社で、建設機械・産業機器の販売とレンタルが本業なんだ!

リーマンやコロナ局面でも黒字を守ってきた小型バリュー株&高配当株を、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 7417 | 卸売業 | 決算月:3月

南陽

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/07/15)

1,828前日比+68 (↑3.86%)

時価総額 約247億円

配当利回り(予)
3.56%
65円(2027年3月期予想)
PER(予)
9.95倍
過去レンジ 6〜9倍
PBR(実)
0.81倍
過去レンジ 0.4〜0.9倍
MIX係数(PER×PBR)
8.06
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
35.8%
2026年3月期
ROE(予)
8.18%
ROA(予)5.34%
営業利益率(前期)
7.63%
2026年3月期
自己資本比率
65.2%
2026年3月期(実質無借金)

※データ取得日:2026/07/15

🎁 南陽の株主優待制度

100株以上の保有でQUOカードを年1回贈呈。継続保有3年以上で増額される。

100株保有(3月末・年1回) QUOカード
継続保有3年未満 1,000円相当
継続保有3年以上 1,500円相当
株主優待配当利回り(予)

3.96%

100株・3年未満
(年配当6,500円+優待1,000円)
÷投資額189,589円

※継続保有3年以上(基準日に7回以上連続記載)なら優待は1,500円相当・株主優待配当利回りは約5.50%に上昇。出典:南陽 公式IR。株主優待配当利回りは2026/07/15現在。

📈 株価・PER・配当10年チャート

7417 南陽|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0385126.58.1
2018/03118234.58.99
2019/031053.5387.43
2020/03628.5335.78
2021/03848.5358.14
2022/03942416.9
2023/031131.550.56.73
2024/03128750.58.22
2025/031157587.09
2026/031439687.58
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

南陽って、福岡の建設機械屋さんなんだね!1株配当が増えてるけど来期は微減配の予想?株価チャートも10年でおおむね右肩上がりで、しっかり上がってるね。

TJ
TJ

するどい!1950年創業の福岡発の総合機械商社で、建設機械や産業機器の販売・レンタルが本業なんだ。

直近10年で売上は約1.2倍、純利益も約1.8倍と着実に伸ばしてるよ。配当金も10年で約2.6倍。

2027年3月期は減配計画なのは要注意。前期も減配計画だったけど、結果減配せずに増配してくれたんだ!日本の会社って弱気予想だから、南陽も今後計画以上に稼いでくれるといいね!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

7417 南陽|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/033.1125.2
2018/032.9226.2
2019/033.6126.8
2020/035.2530.3
2021/034.1233.5
2022/034.3530
2023/034.4630
2024/033.9232.2
2025/035.0135.6
2026/034.7335.8

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

7417 南陽|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/03104.986.039.07
2018/03131.526.4510.18
2019/03141.816.7410.36
2020/03108.916.177.59
2021/03104.365.756.79
2022/03136.476.898.33
2023/03168.267.549.44
2024/03156.537.338.06
2025/03163.097.87.94
2026/03189.937.638.57

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

7417 南陽|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/031157.3147.7
2018/031291.649.2
2019/031368.4852.1
2020/031434.5356.4
2021/031536.356.4
2022/031638.2856
2023/031781.0655.3
2024/031977.157.6
2025/03205362.3
2026/032244.9165.2
しばっち
しばっち

気になるんだけど、2020年3月期の配当が38→33円に減配されてるよね。コロナ期の特殊要因?それとも業績悪化?

TJ
TJ

そうなんだ。2018年と2019年は記念配当があったんだけど、2020年3月期はコロナ禍でEPSが約2割の減益。結果、減配したよ。

ただし、配当性向はむしろ引き上げていて、株主還元を維持する意思は強いね。翌2021年3月期からは増配基調に戻ってるんだ。景気敏感寄りの建設機械商社は不況局面で配当が揺れやすいから、配当性向の動きとセットでチェックするといいよ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

BPSも10年で約2倍に!自己資本比率も大きく改善して、財務体質めっちゃ強くなってるね。

TJ
TJ

そのとおり!利益剰余金は10年で約2倍に積み上がり、有利子負債は大幅に圧縮して有利子負債比率も数%まで下がった実質無借金経営。手元現金も着実に増えていて財務余力は十分。建設機械商社の中でも特に財務優良な銘柄だね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 売上はおおむね右肩上がりで、直近10年でおよそ1.2倍。2023年3月期をピークに足元はやや調整したが、2027年3月期は会社予想400億円で増収見通し。
経常利益 直近10年でおおむね1.5倍に拡大。2027年3月期は会社予想32億円で増益基調を維持、収益力は高く、創業以来赤字を出していない。
EPS 直近10年でおおむね1.8倍に成長。2027年3月期は会社予想183.73円とほぼ横ばいで、長期の上昇トレンドは継続。
ROE 会社予想は8%台で、一般基準の8%以上を維持。自己資本比率が高水準でも収益力を保つ。
ROA 会社予想は5%台で、一般基準の5%を上回り資産効率は良好。
営業利益率 直近実績・会社予想ともおおむね7%台で、一般基準の7%を上回る。卸売業としては高収益体質。
売上原価率 10年でおおむね81〜83%帯から78%台へ低下し、コスト管理の改善が進む。
自己資本比率 直近10年で40%台後半から60%台半ばへ大きく改善。財務体質は極めて強固で、合格ラインを大幅に上回る。
利益剰余金 直近10年でおおむね2倍に増加。内部留保が着実に積み上がり、財務基盤は厚い。
有利子負債比率 直近10年で十数%から数%へ大幅に低下。ほぼ完済し、実質無借金経営。
BPS 直近10年でおおむね1.9倍に増加。BPSの継続的な上昇で、純資産価値の向上が顕著。
営業CF 直近10年はすべて黒字。コロナ前後でも安定して稼ぎ、本業の現金創出力は高い。
投資CF 通常はマイナスで設備投資が継続。年によっては大規模な事業投資も実施している。
財務CF 配当・自社株買い・借入返済でマイナス基調。近年は株主還元の拡大が続く。
現金等 直近10年でおおむね1.9倍に増加。財務余力は十分で、安定性が高い。
配当推移(10年) 1株配当は直近10年で約2.5倍に増加。ただし、2020年3月期にコロナ禍で1度減配。長期でみると増配傾向にあるが、景気に左右されやすい点は注意が必要。
配当性向 10年で25%帯から35%帯へ上昇。足元はなお35%前後で余裕があり、増配余地は残る。
自社株買い 近年はスポットで自社株買いを実施。直近では総還元性向が5割前後まで高まっている。
PER推移(10年) おおむね6〜9倍のレンジで推移。足元のPER(予)も8倍前後で、卸売業セクター平均(おおむね13倍前後)を大きく下回る。
PBR推移(10年) おおむね0.4〜0.9倍のレンジで一貫して1倍割れ。足元のPBR(実)も0.7倍前後で、純資産価値の観点では割安。
配当利回り推移 直近10年でおおむね3〜5%台。足元の配当利回り(予)は4%台半ばで、過去10年でも上位の水準にある。
リーマンショック後
の配当推移
有価証券報告書ベースで、リーマンショックの影響で2期連続減配(各期黒字、いずれも2024年4月の1:2株式分割前の当時の1株配当額)。その後2011年15円→2012年18円(新本社落成記念配当3円含む)と回復。業績悪化時に大きく減配した実績がある。
株主還元方針 基本は増配傾向。直近実績は68円、2027年3月期は会社予想65円で小幅減配の計画。配当性向は35%前後で、自社株買いも組み合わせ、総還元性向は5割前後まで高めている。
セグメント 建設機械事業・産業機器事業・骨材事業の3セグメント体制。1950年創業、福岡発の総合機械商社で連結子会社10社・関連会社1社。
海外売上比率 主要市場は国内(特に九州・中国地方)で内需株性が強い。海外展開はアジア中心で限定的。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

MIX係数も10以下で、超割安なんじゃない?

TJ
TJ

そのとおり!PER 8倍前後は上場企業平均15倍前後の半分強で深バリュー水準、卸売業セクター平均(おおむね13倍前後)と比べても大幅割安。PBR 0.7倍前後は1倍割れの解散価値以下水準。典型的な超割安ゾーンだね。

建設機械商社は景気敏感寄りで万年バリュー評価されやすいから、業績好調期に株主還元が拡大するタイミングを狙うのが王道だよ。

しばっち
しばっち

2027年3月期予想で配当が68→65円に減配計画ってあるけど、長期配当株として持つには気になるよね?

TJ
TJ

事実だけ言うと、2027年3月期はEPS予想183.73円・配当65円で、前期からは小幅な減益・-3円減配の計画になっている。ただ、会社予想は保守的に出る傾向があるから、業績次第で上振れの可能性もある。配当株として持つなら、四半期決算で業績進捗をチェックして、業績の上方修正と増配修正のセットを期待するのが現実的だよ。

🏆 南陽(7417)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
売上高は直近10年でおおむね1.2倍、経常利益はおおむね1.5倍に拡大してきた。2027年3月期は会社予想で売上400億円・経常32億円と、増収増益基調を維持する見通し。自己資本比率は10年で40%台後半から60%台半ばへ大きく改善し、有利子負債もほぼ完済して実質無借金経営。利益剰余金はおおむね2倍に積み上がり、財務体質は極めて強固だ。営業キャッシュフローは直近10年すべて黒字で、手元現金も着実に増加し、本業の稼ぐ力と財務余力はいずれも十分にある。

【割安性・投資タイミング】
PER(予)は概ね8倍前後で、上場企業平均15倍前後の半分強にとどまるバリュー水準。過去10年のPER推移はおおむね6〜9倍で、現在はそのレンジの中位どころ。所属する卸売業セクター平均(おおむね13倍前後)と比べても大幅に割安で、業種内でもバリュー寄りに位置する。PBRも1倍割れの解散価値以下の水準が続く。

MIX係数も10以下で、割安目安の22.5を大きく下回る典型的な割安ゾーン。配当利回り(予)は4%台半ばで、過去10年でも上位の水準にある。建設機械商社という景気敏感寄りの業種特性で万年バリュー評価されやすいが、財務改善が続いている点と業績の拡大トレンドからは、長期保有のエントリーポイントとして魅力的な水準といえる。ただし、景気に左右されやすい業界のため注意が必要。

【配当・株主還元】
1株配当は直近10年で約2.6倍に伸びたが、コロナ期の2020年3月期に減配。その後は増配基調に戻したものの2024年3月期は据え置きと、連続増配ではない。2027年3月期予想は65円と-3円の微減配計画である。配当性向は10年で25%帯から35%帯へ上昇し、足元はなお35%前後で余裕を残す。自社株買いもスポットで組み合わせ、直近の総還元性向は5割前後まで高まっている。配当利回り(予)は4%台半ばで、割安株&高配当株として魅力的な水準。

【注意点・リスク】
景気敏感株であることに注意。建設機械商社は公共投資・民間設備投資の動向に左右されやすく、景気変動の影響を受けやすい。不況局面では再度減配リスクが顕在化する可能性。リーマンショック後も2期連続で減配した経緯あり。景気敏感寄りの性質は明確。海外展開はアジア中心で限定的、国内建設投資依存度が高い点も認識しておきたい。

▼ つづきを読む

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私は、南陽を長く保有しています。

魅力に感じているのは、PERとPBR、どちらとも割安目安を大きく下回る超バリュー水準で、配当利回りも4%超ある点です。

さらに、創業以来赤字知らず、自己資本比率6割超・実質無借金へと財務を大きく改善させてきた点や、増配・自社株買いに前向きな姿勢も評価しています。

ただし、国内の公共・民間設備投資に業績が左右される景気敏感株、リーマンショックとコロナで減配というように不況局面では配当維持が困難な会社です。

深い割安さ&高い利回りという魅力、景気敏感な減配リスクを併せて、こうした万年バリュー株こそ業績好調期に無理せず、1銘柄をポートフォリオの5%以内に抑える自分ルールの範囲で長期に付き合うスタンスです。

これはあくまで私の一見解であり、投資の最終判断はご自身の責任で行ってくださいね。

ちなみに、TJは2025年4月のトランプショックの時にも南陽の株を買いました。

暴落時に長期保有の高配当株を買い増しすると、いつもよりお得に安く買えるよ♪

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