スコアシート

サンドラッグ(9989)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

サンドラッグ(9989)銘柄分析スコアシートのアイキャッチ画像。「健康で豊かな未来を、地域とともに。」の言葉と東証プライム・JPX400の表示を掲げ、緑の中で笑い合う家族連れを背景に、安定した高配当利回りの高配当株、25年連続増配銘柄、累進配当と配当性向50%目安、過去最高益更新と連続増収増益、全国のドラッグストアチェーン、生活インフラを支える安定成長企業、という特徴が並んでいる。
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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。

TJ
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今回はTJの保有株、サンドラッグ(9989)を紹介するよ!

リーマンショック後も減配していない24期連続増配株なんだ。

TJにとって魅力が多い銘柄だけど知っておいて欲しいリスクもあってね。慎重に判断しながらみんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 9989 | 小売業 | 決算月:3月

サンドラッグ

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)

現在株価(2026/08/28)

3,740前日比+17 (↑0.46%)

時価総額 約4,463億円

配当利回り(予)
3.53%
132円(2027/3期予想)
PER(予)
13.61倍
過去レンジ 10.32〜28.18倍
PBR(実)
1.53倍
過去レンジ 1.28〜4.20倍
MIX係数(PER×PBR)
20.82
22.5以下が割安の目安 MIX係数とは?
配当性向(予)
48%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
11.24%
ROA(予)6.76%
営業利益率(前期)
5.56%
2026年3月期
自己資本比率
60.1%
小売業として良好水準(2026/3期)

※データ取得日:2026/08/28

🎁 サンドラッグの株主優待制度

100株以上の保有で、買物優待券2,000円分と自社プライベートブランド商品の無料引換券(12種から1種)を年1回(3月末)贈呈。

保有株数 優待内容(年1回・3月末)
100株以上 買物優待券2,000円分 + 自社PB商品 無料引換券(12種から1種)
株主優待配当利回り(予)

4.07%

100株
配当3.53%+優待0.54pt
(買物券2,000円÷投資額374,000円)

※自社プライベートブランド商品の無料引換券(12種から1種)も別途進呈(現物のため株主優待配当利回りには含めず)。基準日は3月末(年1回)、100株以上が対象。株主優待配当利回りは現在株価3,717円・年間配当132円(2027年3月期予想)で算出。出典:サンドラッグ 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/08/28現在。

サンドラッグ(9989)はどんな会社?【事業内容】

サンドラッグは1957年創業のドラッグストア大手。生活必需品の取り扱いでディフェンシブ性は非常に高い。24期連続増配銘柄。本社は東京都府中市。主な事業の柱は、ドラッグストア「サンドラッグ」とディスカウントストア「ダイレックス」。医薬品・化粧品に加えて食品や日用品の販売も大きく、店舗では調剤も手がけています。

店舗数は直営886店・子会社671店・フランチャイズ等37店(2026年3月末時点・出典:会社概要)。東証プライムに上場。業種は小売業。決算月は3月です。

📈 株価・PER・配当10年チャート

9989 サンドラッグ|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0337345018.93
2018/0349156023.15
2019/0330516614.90
2020/0334606817.07
2021/0340507018.69
2022/0329757114.58
2023/03363610016.54
2024/03466811418.74
2025/03420913016.01
2026/03391013114.57
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

サンドラッグ、配当金が毎年増えてるのいいね!

TJ
TJ

いいところ気づいたね!サンドラッグは2003年3月期から24期連続で増配を続けている、上場企業の中でもかなり珍しい銘柄なんだ。

会社予想どおりなら2027年3月期に25期目になるよ。1株配当はこの10年で50円から131円まで増えているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

9989 サンドラッグ|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/031.3425.3
2018/031.2228.3
2019/032.1632.2
2020/031.9733.6
2021/031.7332.3
2022/032.3934.8
2023/032.7545.5
2024/032.4445.8
2025/033.0949.4
2026/033.3548.8

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

9989 サンドラッグ|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/03197.326.4517.11
2018/03212.316.3916.05
2019/03204.755.9914.00
2020/03202.675.9312.69
2021/03216.675.8912.35
2022/03204.025.2510.81
2023/03219.835.4210.88
2024/03249.065.4511.51
2025/03262.905.5511.40
2026/03268.365.5610.98

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

9989 サンドラッグ|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/031153.3561.7
2018/031323.1462.7
2019/031462.8065.2
2020/031597.5765.7
2021/031754.3366.5
2022/031886.4967.7
2023/032020.9765.5
2024/032164.2260.2
2025/032305.9860.7
2026/032444.9160.1
しばっち
しばっち

増収増益達成中で、増配も続けているのに、株価が下がり続けているね。

TJ
TJ

そうなんだ。業績は好調なのに、直近1年間はずっと株価がタダさがり。株価下落の原因は、訪日客のうち、特に中国人の訪日客数減少等も考えられるね。

ここ10年以上ずっと配当利回りが低くて、TJは配当利回り3.5%台になった2026年5月に買ったんだ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

業績は最高益なのに株価は下がっているなら、指標的には割安ってこと?でも下がり続けるのは少し怖いなあ…。

TJ
TJ

鋭いね。予想PERは概ね13倍前後で、小売業の平均30倍台と比べても割安感あり(26年8月時点)。ただ「割安に見える」のと「今が底」は別物。株価の未来は誰にも分からない。

だから一度に買わず、業績と株価の両方を見ながら無理のない範囲で、というのが基本だね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 直近10年で売上約1.6倍に拡大。ドラッグストア+ディスカウントストア両輪で右肩上がり成長。
経常利益 着実に利益も拡大。2022年3月期347億の谷を経て2024年3月期417億で過去最高更新後、2026年3月期も増益基調。
EPS EPSは10年で約36%に増加している。2027年3月期予想も増益を計画。
ROE 2026年3月期10.98%・2027年3月期予想11.24%。過去10年レンジ10.81〜17.11%。上場企業平均よりも高く、効率よく稼いでいる。
ROA 2026年3月期6.60%・2027年3月期予想6.76%。小売業として高水準。資本効率の良好な経営を継続。
営業利益率 過去10年レンジ5.25〜6.45%で、ドラッグストア業界平均(3〜4%)を上回る収益力を維持。
売上原価率 過去10年レンジ74.34〜75.88%で安定推移。PB商品比率の向上・仕入効率化で原価率改善傾向。
自己資本比率 小売業として良好な水準を維持。2024年以降の出店投資・M&Aで一時低下したが60%超を堅持。
利益剰余金 直近10年で約1.8倍に拡大。配当原資・成長投資余力は依然として豊富。
有利子負債比率 2023年3月期まで実質ゼロを継続。2024年3月期から350億→2026年3月期482億と借入導入も、株主資本2,875億に対し比率16.8%と保守的。
BPS 2026年3月期のPBR1.52倍は、この10年の実績(1.58〜3.71倍)を下回る、10年でもっとも低い水準。継続的に純資産価値を積上中。
営業CF 過去10年は概ね年282〜433億のレンジで成長継続。本業のキャッシュ創出力は小売業として極めて強固。
投資CF 2024年3月期は大型M&Aで-749億円と急増。新規出店・既存店改装・M&Aへの積極投資姿勢。
財務CF 通常は配当支払い中心で年-60〜-200億の範囲。2024年は大型M&Aの借入でプラス225億の例外的動き。
現金等 2026年3月期末705億円。時価総額4,449億に対し約16%が現金。手元流動性は十分で成長投資・株主還元の原資。
配当推移 上場企業の中では非常に稀な24期連続増配銘柄(会社予想どおりなら2027年3月期で25期)。
配当性向 2026年3月期48.8%。10年で大幅に上昇(2017年期25%→2026年期48.8%)し、利益還元姿勢を強化。50%上限の目安水準で増配余地を残す。
自社株買い 配当を中心とした株主還元方針。豊富な手元現金を背景に、機動的な自社株買いの選択肢も維持される構造。
PER推移(10年) 直近13.56倍は、この10年の実績(14.57〜23.15倍)を下回る、10年でもっとも低い水準。業績拡大に対しPERが切り下がっており、長期保有目線では魅力的な水準。
PBR推移(10年) 直近1.52倍は、この10年の実績(1.58〜3.71倍)を下回る、10年でもっとも低い水準。2018年3月期に3.71倍のピークを付けたあと、調整局面が継続。割安感が出ている水準。
配当利回り推移 過去10年レンジ1.22〜3.35%で、2026年上期の配当利回りは連続増配と株価調整の組み合わせで過去10年でも高い水準にある。
リーマンショック後
の配当推移
リーマンショック後も1度も減配なく連続増配を継続。2009年3月期も純利益・配当をともに伸ばし、高いディフェンシブ性を示した(第49期有価証券報告書で確認)。
株主還元方針 2026年5月15日公表の新中期経営計画では、累進配当&配当性向50%目安を明文化。2003年3月期から24期連続増配を継続。配当性向の段階的な引き上げで株主還元姿勢を強化している。
セグメント ドラッグストア事業(医薬品・化粧品・日用品等のサンドラッグ店舗)とディスカウントストア事業(ダイレックス)の2本柱。両セグメントで国内に1,300店舗超を展開。
海外売上比率 国内市場が主力で海外売上は限定的。一部FC展開等を実施するが、国内ドラッグストア+ディスカウントストアの店舗網拡大が成長エンジン。
 

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス株探有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

売上も伸び続けて、自己資本比率は60%超えていて、なんだか「すごく安定した会社」って感じ。長期で保有する高配当株って、こういう手堅い会社が向いてるのかな?

TJ
TJ

その感覚は大事だよ。サンドラッグは本業でしっかり現金を稼げている。だから24期連続で増配を続けてこられたんだ。

高配当株を選ぶときは「配当利回りの高さ」だけじゃなく、配当のもとになる利益と現金がちゃんと伸びているかを一緒に見るのがコツだよ。

しばっち
しばっち

でも、ROAは下がり気味だし、配当性向48.8%まで上がってきたけど、これから増配を続ける余力は大丈夫なの?

TJ
TJ

鋭い指摘だね。たしかに、ROA低下は注視ポイント。ただ配当性向48.8%は会社が目安にする50%に少し余地があるし、自己資本比率60.1%とキャッシュリッチで財務基盤は厚いよ。

買いたい銘柄があった時は注意点もしっかり目を向けるってだいじだね。

🏆 サンドラッグ(9989)総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

売上・利益とも堅調に推移しています。1株当たり利益(EPS)も過去10年で約36%増えています。自己資本比率はこの過去10年で60%を下回っておらず財務面も健全。1株純資産(BPS)は10期前のおよそ2.1倍まで積み上がっています。

キャッシュフローは営業CFプラス・投資CFマイナス・財務CFマイナスがの推移が続いており、理想的なキャッシュフローが数字に表れています。なお、2024年3月期だけは投資CFの投資額が多く、これはM&Aによるものです。

割安性・投資タイミング

サンドラッグのPERはこの10年で10.32〜28.18倍、PBRは1.28〜4.20倍と、これまで市場の評価が大きく動いてきた銘柄です。ドラッグストアや小売業と比較して見ると、サンドラッグのPERは割安水準にあります(26年8月現在)。

■ 同業ドラッグストア大手との比較

銘柄 PER(予) PBR(実) 配当利回り(予) 営業利益率 基準日
サンドラッグ(9989) 13.61倍 1.53倍 3.53% 5.56% 2026/08/28
マツキヨココカラ&カンパニー(3088) 17.16倍 1.88倍 2.19% 7.60% 2026/08/20
コスモス薬品(3349) 16.64倍 1.80倍 1.30% 3.85% 2026/08/20

※同業ドラッグストア大手のごく一部との比較です。

配当・株主還元

24期連続増配銘柄です。リーマンショック後も増配を続けました。配当性向は、2017年3月期の25.3%から2026年3月期の48.8%まで上がってきました。サンドラッグの株主還元方針は、累進配当と配当性向50%目安を掲げています。

注意点・リスク

サンドラッグの主なリスクは医薬品。調剤報酬と医療用医薬品の価格は法令により定められており、その改定が業績を左右する可能性もあります。

次に出店とM&Aリスク。ドラッグストア業界は積極的な出店に加えてライバル店との競争もあり、物件の取り合いで賃料等が高騰します。

なお、サンドラッグはM&Aで店舗拡大を展開しており、これよって計画以上の利益が出せなければ成長鈍化、減収減益減配にも直結します。

 

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サンドラッグ(9989)のよくある質問

Q. サンドラッグは何で稼いでいる会社ですか?

A. ドラッグストア事業でサンドラッグ、ディスカウントストア事業ではダイレックスを展開して業績を伸ばしています。

Q. サンドラッグの連続増配は何年ですか?

A. 2003年以降、24年連続増配を続けています。2027年3月期は25年連続増配計画です。

Q. 株主優待制度はありますか?

A. あります。100株以上の保有で、買物優待券2,000円分と自社プライベートブランド商品の無料引換券(12種から1種)が年1回(3月末)贈呈されます。

Q. 配当利回りは過去と比べて高い水準ですか?

A. 2010年以降の配当利回り推移で見ると、2027年の配当利回りはもっとも高い水準です。

 

▼ 質問と回答をすべて見る

💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私は、2026年5月にサンドラッグを新規購入しました。

理由はシンプル。リーマンショック期も増益・増配を続けた数少ない連続増配株かつ、足元の業績はいいのに株価下落で高配当株化したからです。

ドラッグストアという生活密着の安定収益、自己資本比率60%超の強固な財務、会社公表で2003年3月期から24期続く連続増配(2027年3月期の予想が実現すれば25期)——ここまで揃う銘柄は多くありません。

もちろん、サンドラッグにもリスクが伴います。

予想PERは概ね13倍前後と業種内では割安ですが、いつ下げ止まるかが誰にもわかりません。

また、小売の競争激化や人件費上昇、訪日客減少なども逆風になります。

だから私は割安局面でも一度に買わず、業績と株価を見ながら少しずつの買い増し。1銘柄はじぶんポートフォリオの5%以内に抑える——これは私の方針です。

アナタには、どんな銘柄に映りましたか?

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