スコアシート

マークラインズ(3901)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

マークラインズ(3901)銘柄分析スコアシートのアイキャッチ画像。「自動車産業ポータル MARKLINES」のロゴと「変化の先頭に」の言葉、東証プライムの表示を掲げ、両手にのせた地球を背景に、15年以上連続増配の高配当株、超高収益ビジネス 営業利益率30%超、無借金経営 自己資本比率70%超、EPS&BPS上昇トレンド、営業キャッシュフロー連続黒字、グローバル自動車情報プラットフォームという特徴が並んでいる。
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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。

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今回は、自動車業界に特化したビッグデータを扱うマークラインズ(3901)を取り上げるよ!

じつは、TJが2026年6月に新規購入した銘柄なんだ。稼ぎ上手、実質無借金、15年連続増配の実力派。

ただし、マークラインズならではのリスクもあってね…。魅力も注意点もみんなで一緒に学んでいこうよ!

東証プライム | コード 3901 | 情報・通信業(自動車業界向けWeb情報サービス) | 決算月:12月

マークラインズ

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年12月期 実績ベース

現在株価(2026/08/27)

1,562前日比-8 (↓0.51%)

時価総額 約207億円

配当利回り(予)
3.71%
58円(2026年12月期予想)
PER(予)
11.99倍
過去レンジ 13〜55倍
PBR(実)
2.83倍
過去レンジ 2.9〜11.9倍
MIX係数(PER×PBR)
33.93
22.5以下が割安の目安 MIX係数とは?
配当性向(予)
44.5%
2026年12月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
26.44%
ROA(予)19.45%
営業利益率(前期)
37.62%
2025年12月期
自己資本比率
74.2%
高水準(2025年12月期)

※データ取得日:2026/08/27

マークラインズ(3901)はどんな会社?【事業内容】

マークラインズは、自動車業界に特化した会員制のWeb情報サービスを世界で展開する会社です。柱の「情報プラットフォーム」は、世界の自動車の生産・販売台数や部品メーカーの情報ーーーいわゆるビッグデータを提供する事業。2025年12月期は売上の約7割をこの事業が占めました。ほかに調査・コンサルティング、車両や部品の調達代行、自動車業界に絞った人材紹介などを手がけます。米国・中国・タイ・ドイツ・メキシコ・インドなど、海外にも会員を広げています。上場は2014年、市場は東証プライム、決算は12月。

📈 株価・PER・配当10年チャート

3901 マークラインズ|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2016/12711.510.525.41
2017/12145212.542.66
2018/1212001530.98
2019/1219761842.47
2020/1226252154.92
2021/1227622341.18
2022/1225582929.65
2023/1229433628.11
2024/1221764818.23
2025/1215075212.97
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

株価のグラフ、2024年あたりからグーッと下がってる…!でも配当の棒グラフはずっと伸びてるね。なんだか不思議な感じ!

TJ
TJ

いいところに気づいたね。マークラインズは業績も配当も長く伸ばしてきた会社で、本来は絶好調なんだ。

それなのに2024年以降は株価が大きく下がって、2026年6月時点では年初来安値の近くまで来ている。その分、予想の配当利回りはむしろ高くなっているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

3901 マークラインズ|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2016/121.4837.5
2017/120.8636.7
2018/121.2538.7
2019/120.9138.7
2020/120.8043.9
2021/120.8334.3
2022/121.1333.6
2023/121.2234.4
2024/122.2140.2
2025/123.4544.8

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

3901 マークラインズ|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2016/122836.2224.39
2017/1234.0436.1524.79
2018/1238.7335.9324.32
2019/1246.5336.7324.39
2020/1247.836.0821.58
2021/1267.0736.6424.64
2022/1286.2739.3625.69
2023/12104.6941.125.13
2024/12119.3539.8423.85
2025/12116.1637.6223.25

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

3901 マークラインズ|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※株式分割を反映した調整後ベースの値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2016/12112.7269.4
2017/12136.8669.7
2018/12159.1671.1
2019/12190.5572
2020/12221.4572.6
2021/12272.0772
2022/12335.7772.8
2023/12416.5173.5
2024/12500.2275.6
2025/12512.7174.2
しばっち
しばっち

業績はいいのに株価が下がってるって、なにか悪い材料があるんじゃないの?大丈夫なのかな…?

TJ
TJ

心配になるよね。でも会社の中身はむしろ好調で、売上も利益も長く伸びてきた。営業利益率はなんとおよそ4割、ROEも20%を超える超高収益なんだ。

自動車業界向けの情報サービスという主力事業が、サブスクのように毎年積み上がるのが強み。株価が下がっても、会社が稼ぐ力が落ちたわけじゃないんだよ。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

じゃあ財務はどうなの?借金が多かったりしない?

TJ
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財務も超優秀だよ!マークラインズは自己資本比率が70%を超えていて、借入金や社債といった有利子負債もほとんどない、実質無借金。手元の資金も厚くて、配当を続ける余力は大きいんだ。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 直近10年でおおむね4倍前後(2016年12月期→2025年12月期)に拡大。自動車業界向けのWeb情報サービスを軸に、国内外で着実に成長を続けてきた。
営業利益 売上の拡大とともに長期で大きく伸びてきた。直近期はやや足踏みしたものの、高い収益性で利益を支えている。
営業利益率 おおむね4割前後という非常に高い水準で推移。情報サービスならではの高い収益性が際立つ。
純利益 長期で大きく増加。直近期はEV関連の需要の一服などでやや足踏みしたが、会社予想では再び増益を見込む。
EPS(1株利益) 分割調整後ベースで長期にわたり大きく伸びてきた。直近期はやや足踏みも、2026年12月期の会社予想は最高水準を見込む。
ROE 過去10年はおおむね20%台で推移する高水準。株主資本を非常に効率よく使えている。
ROA 総資産に対する利益率も高く、資産効率の良い経営が続いている。
自己資本比率 70%を超える高水準で安定して推移。財務の健全性は非常に高い。
有利子負債 借入金や社債の計上がほとんどなく、実質的にほぼ無借金。財務面のリスクは小さい。
利益剰余金 内部留保(利益剰余金)を着実に積み上げてきている。
BPS(1株純資産) 1株当たり純資産は年々積み上がっている。
営業CF 長期にわたって黒字を継続。本業でしっかり現金を稼げており、無借金に近い財務を支えている。
現金等 手元資金を厚く確保しており、ほぼ無借金の財務とあわせて安全性は高い。
配当推移(非減配) さかのぼって確認できる範囲で減配がなく、株式分割を調整したベースで増配を続けてきた。記念配当に頼らない、実力ベースの増配が特徴。
配当性向 直近はおおむね4割台。連結配当性向を重視する方針で、増配の余力も残している。
PER推移(10年) 年度末ベースでおおむね13〜55倍と振れ幅は大きい。本日終値の予想PERは、そのレンジの下限を大きく下回る歴史的な低水準にある。
PBR推移(10年) 年度末ベースでおおむね2.9〜11.9倍。本日終値ベースのPBRはその下限近辺だが、絶対水準では1倍を大きく上回り、高いROEを反映している。
配当利回り推移 株価が高かった局面では1%前後だったが、足元の株価下落で予想配当利回りは過去と比べ高めの水準にある(2026年6月時点)。
リーマンショック後
の配当推移
マークラインズは2014年12月に上場した銘柄で、リーマンショック(2008〜2009年頃)当時は未上場。さかのぼって確認できる2009年12月期以降の配当は減配がなく、増配の傾向を続けてきた。
事業・セグメント 自動車業界に特化したWeb情報サービス「情報プラットフォーム」が中核で、売上の大半と利益のほとんどを生み出す高収益事業。ほかに調査・コンサル、部品調達代行、人材紹介などを手がける。
特色・新規事業 販売・生産台数データや部品メーカー情報などを1つのIDで提供。近年は生成AIを活用した検索機能(ベータ版)を投入するなど、AI分野にも取り組んでいる。海外売上の比率も高い。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス株探・会社四季報・決算資料

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

業績も財務も配当も良くて、しかも株価が下がって配当利回りが上がってるなんて、すごく良い銘柄に見えるよ!

TJ
TJ

魅力の多い会社だよね。ただ、好材料が揃っているからといって、すぐに飛びついて沢山買わないこともだいじだよ。

例えば、PERは過去10年でいちばん割安な水準だけど、PBRは純資産から見ると割安とは言いにくい。それに良い銘柄と判断してそればっかり買うと、いざその銘柄が減配した時のダメージも大きいことは承知しておこうね。

しばっち
しばっち

リスクの面では、どう見ておけばいいの?

TJ
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売上の多くが自動車業界に集中しているから、その業界の調子に業績が左右されやすい点は意識しておきたいね。実際、足元ではEV関連の調査やコンサルの需要が一服して、直近の決算はやや減益だったんだ。

長く増収増益と増配を続けてきた実績は心強いけど、これからも必ず続くとは限らない。良い実績への評価と、リスクへの目配り——その両方を持っておきたいね。

🏆 マークラインズ(3901)総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

売上高は、この10年でおよそ4倍に広がりました。営業利益率は概ね36〜41%で推移していて極めて高い水準です。1株あたりの利益(EPS)も株式分割の調整後ベースで長く伸びてきました。2026年12月期の会社予想では再び増益を見込んでいます。

ROEは20%台で推移する高水準で、株主から預かった資本を効率よく使えています。自己資本比率は70%を超え、借入金や社債といった有利子負債はほとんどなく、実質的にほぼ無借金といえる盤石な財務です。営業キャッシュフローも長く黒字を続けており、手元資金は事業規模に対して厚めに確保されています。

割安性・投資タイミング

過去10年の期末PERはおおむね13〜55倍と高い評価を受けてきましたが、直近の予想PERはそのレンジの下限を下回っています。いっぽうPBRは1倍を大きく超えたままです。これは20%台という高いROEの裏返しで、少ない自己資本で大きく稼ぐ会社ほど、純資産に対する株価は高く付きます。

■ 情報サービス提供3社との比較

銘柄 PER(予) PBR(実) 配当利回り(予) 営業利益率 基準日
マークラインズ(3901) 11.99倍 2.83倍 3.71% 37.62% 2026/08/27
ゼンリン(9474) 18.93倍 0.97倍 4.74% 5.45% 2026/08/18
エムスリー(2413) 22.27倍 2.90倍 1.24% 20.93% 2026/08/18

※情報サービス提供関連銘柄のごく一部との比較です。

配当・株主還元

配当は、株式分割の調整後ベースで2011年12月期から15期連続増配です。増配が続いてきた点は、この会社のいちばんわかりやすい強みだと思います。直近は減益となった期でも増配を維持しました。会社は配当性向について40%を目安とする方針を示しています。

注意点・リスク

リスクの1つ目は、売上が1つの事業に寄っていることです。情報プラットフォームだけで売上の約7割を占めます。自動車の需要が大幅に落ち込むような景気後退があれば、新規契約の停滞や解約の増加につながる可能性を挙げています。事業が1本に寄っているぶん、会員数の変動は業績に響きやすい形です。

2つ目は、情報の仕入れ先。台数統計などは外部から購入・提携して集めており、その取得が続けられなくなり代替先の確保が間に合わなければ、サービスの提供そのものが難しくなることを示しています。

3つ目は、代表取締役への依存。経営方針や戦略づくりで代表が重要な役割を担っており、依存を減らす体制づくりを進めてはいるものの、なお影響が大きいと会社自身が認めています。

このほか、AIなどの検索技術が進むことで会員が自力で情報を集めやすくなり、契約数に影響が出る可能性も挙げています。

 

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マークラインズ(3901)のよくある質問

Q. マークラインズはどんな事業をしている会社ですか?

A. 自動車メーカーや部品メーカーで働く人が使う、有料の業界情報サイトを運営する会社です。会員が支払う利用料が収益の柱で、そこに調査の請負や、車両・部品の調達代行、人材紹介が加わります。

Q. マークラインズに株主優待はありますか?

A. 株主優待はありません(2026年7月時点)。この会社の株主還元は配当だけで組み立てられています。優待の有無より、増配が何期続いているかと、利益のうち配当に回す割合(配当性向)に余力があるかを見たいタイプです。

Q. マークラインズの配当はどうなっていますか?

A. 株式分割の調整後ベースで、2011年12月期から増配が続き、2025年12月期で15期。2026年12月期の会社予想でも増配で、達成すれば16期目です。周年記念のような一時的な上乗せは見当たりません。決算期は12月。予想額と配当利回りは上のカードでご確認ください。

Q. マークラインズの最大のリスクは何ですか?

A. 会社自身は、どれが最大かを示していません。有価証券報告書「事業等のリスク」が挙げるのは、売上の約7割を情報プラットフォーム1本に頼っていること、自動車業界の需要に業績が左右されること、情報の仕入れ先の確保、代表取締役への依存などです。

 

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

マークラインズは、TJが2026年6月に新規購入した銘柄です。購入記録はコチラの記事で紹介しています。

業績・財務・配当・キャッシュフローの過去推移を見て、「TJ好みの銘柄じゃん!」と感じて買いました。

売上も利益も長く右肩上がりで、営業利益率もROEもとても高い。しかも、有利子負債がほとんどない実質無借金で、配当は15年連続で増やし続けてきました。

派手さはなくても、中身がとびきりしっかりした会社が、私は大好きなんです。

これだけの実力がありながら、買った2026年6月ごろは株価がむしろ下がっていて、配当利回りは高くなっていました。

ただし、マークラインズにも大きなリスクがあります。

マークラインズは情報プラットフォームだけで売上の約7割を占めています。売り上げの依存度が高い稼ぎ頭がコケてしまうと、減収減益に直結します。

また、AIが普及したことで、マークラインズの顧客が自社で欲しかったデータを取得する可能性もあり、そうなれば、取引先はマークラインズで情報を買わなくて済むので、需要減→会員数減少→減収減益→減配のリスクってことも考えられます。

ここに書いたのは、あくまで私ひとりの見立てです。アナタが腹落ちするまで数字を追いかけてから、答えを出してくださいね。

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マークラインズ(3901)のコメントお待ちしています。
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