⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
今回は、ヒガシホールディングス(9029)を紹介するよ!
大阪発の物流グループで、大手EC向けの倉庫・運送を伸ばして直近5年は増収増益、配当も長いあいだ減らしていない会社なんだ!
魅力だけじゃなく、有利子負債が増えている理由まで決算資料で確かめたから、みんなで一緒に学んでいこうよ!
東証スタンダード | コード 9029 | 陸運業 | 決算月:3月
ヒガシホールディングス
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/28)
1,945円前日比+12 (↑0.62%)
時価総額 約258億円
配当利回り(予)
3.19%
62.00円(2027年3月期予想)
PER(予)
9.41倍
過去レンジ 5.2〜32.9倍(2012年以降)
PBR(実)
1.56倍
過去レンジ 0.39〜1.81倍(2012年以降)
配当性向(予)
30.0%
2027年3月期 会社予想 (当ブログ算出)
ROE(予)
16.56%
ROA(予)7.40%
※データ取得日:2026/08/28
🎁 ヒガシホールディングスの株主優待制度
毎年9月末日時点で500株以上保有の株主に、保有株数に応じてQUOカードを年1回贈呈。継続保有でさらに1,000円分追加。
| 保有株式数 |
株主優待(QUOカード) |
| 500株以上 |
1,000円分 |
| 1,000株以上 |
2,000円分 |
| 2,000株以上 |
4,000円分 |
株主優待配当利回り(予)
3.29%
500株保有
(年配当31,000円+優待1,000円)
÷投資額972,500円
※優待は500株から。100株は対象外
※100株の保有では優待の対象外です(最低500株)。同一株主番号で9月末日の基準日を2回以上連続して500株以上で迎えると、保有区分を問わず1,000円分が追加されます(500株の場合の株主優待配当利回りは3.36%)。年間配当は2027年3月期の会社予想62円×500株で計算。出典:ヒガシホールディングス 公式IR(株主優待制度)。株主優待配当利回りは2026/08/28現在。
ヒガシホールディングス(9029)はどんな会社?【事業内容】
ヒガシHDは、1944年に大阪市東区(現在の中央区)の運送会社13社が統合して設立された物流グループ(出典:会社沿革)。本社は大阪市中央区。オフィス移転や書類保管といった企業向けサービスから、大手EC(ネット通販)向けの倉庫運営・輸送まで、「運ぶ・保管する」を軸に事業を広げてきました。
事業セグメントは運送・倉庫・商品販売・ウエルフェアなど。2026年3月期は運送が売上の約51%、倉庫が約30%を占める2本柱。会社は成長の要因として「大手EC向けに流山LC、北大阪LC、神戸西LCの開設等により成長」と説明しており、大手EC向けの物流が事業を押し上げてきました。有価証券報告書には、売上高の22.1%をアマゾンジャパンが占めることが記載されています。国内中心の内需株で海外売上なし。東証スタンダードに上場。業種は陸運業。決算月は3月。
📈 株価・PER・配当10年チャート
9029 ヒガシホールディングス|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 358 | 8.5 | 8.73 |
| 2018/03 | 426 | 12 | 11.13 |
| 2019/03 | 462 | 14 | 10.35 |
| 2020/03 | 486 | 18 | 9.06 |
| 2021/03 | 602 | 18 | 11.73 |
| 2022/03 | 618 | 26 | 7.19 |
| 2023/03 | 954 | 30 | 9.85 |
| 2024/03 | 1,294 | 36 | 11.30 |
| 2025/03 | 1,212 | 42 | 8.86 |
| 2026/03 | 1,870 | 60 | 9.39 |
※2015年3月に1株→2株の株式分割を実施していますが、本表の期間(2017年3月期以降)はすべて分割後の実際の値です。株価は各年度末時点の終値、PERは年度末株価÷その期のEPSです。年次の確定値のみを掲載しています。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
株価も配当金も伸びてる!だけど、PERが横ばいだね。
そう、業績の伸びに合わせて増配が続いてきたんだ。
一方で、業績は伸びてるのに、PERの推移は上がってないのがヒガシHDの特徴なんだ。いまの水準がどうかは、このあとの指標グラフで一緒に確かめていこう!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
9029 ヒガシホールディングス|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | 配当性向(%) | 配当利回り(%) |
|---|
| 2017/03 | 20.7 | 2.37 |
| 2018/03 | 31.3 | 2.82 |
| 2019/03 | 31.4 | 3.03 |
| 2020/03 | 33.6 | 3.70 |
| 2021/03 | 35.1 | 2.99 |
| 2022/03 | 30.3 | 4.21 |
| 2023/03 | 31.0 | 3.14 |
| 2024/03 | 31.4 | 2.78 |
| 2025/03 | 30.7 | 3.47 |
| 2026/03 | 30.1 | 3.21 |
※本表の期間(2017年3月期以降)は、2015年3月の株式分割より後の実額です。配当性向はIR BANK掲載の実績値、配当利回りは各年度末の株価と1株配当から当ブログが算出した参考値です。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
9029 ヒガシホールディングス|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 41.01 | 3.45 | 7.51 |
| 2018/03 | 38.29 | 3.88 | 6.62 |
| 2019/03 | 44.64 | 3.77 | 7.44 |
| 2020/03 | 53.62 | 3.97 | 8.26 |
| 2021/03 | 51.33 | 4.19 | 7.48 |
| 2022/03 | 85.92 | 5.28 | 11.36 |
| 2023/03 | 96.82 | 5.48 | 11.67 |
| 2024/03 | 114.49 | 5.39 | 12.24 |
| 2025/03 | 136.77 | 5.69 | 13.37 |
| 2026/03 | 199.25 | 6.98 | 16.15 |
※本表の期間(2017年3月期以降)は、2015年3月の株式分割より後の実額です。いずれもIR BANK掲載の実績値で、年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
9029 ヒガシホールディングス|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 546.11 | 58.2 |
| 2018/03 | 578.34 | 54.4 |
| 2019/03 | 612.04 | 54.6 |
| 2020/03 | 648.20 | 54.6 |
| 2021/03 | 685.17 | 56.4 |
| 2022/03 | 755.44 | 54.4 |
| 2023/03 | 828.51 | 51.2 |
| 2024/03 | 934.53 | 48.2 |
| 2025/03 | 1,037.15 | 42.8 |
| 2026/03 | 1,232.42 | 44.0 |
※本表の期間(2017年3月期以降)は、2015年3月の株式分割より後の実額です。BPSはIR BANK掲載の1株純資産で、スコアシートのPBR算出に用いるBPS(Yahoo!ファイナンス掲載値)とは定義が異なる場合があります。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
BPSは増えているのに、自己資本比率がここ数年下がってるよね。大丈夫なのかな…?
いいところに気づいたね。結論、倉庫やM&Aへの先行投資を借入で進めた結果なんだ。
借入が増えても、純資産そのものは毎年積み上がっている。比率の低下だけで良し悪しは決められないから、なぜ数字が減っているのか中身を調べるのがだいじだよ!
EPSのグラフは伸びてるね!ずっとこの調子でいけるのかな?
EPSが直近5年で大きく伸びたのは、数字で確認できる事実。ただ、先行投資の効果と負担がどう出てくるかは、これからの決算で確かめたいところだね。
次の財務指標の表で、良い点と注意点を1つずつ整理していこう!
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
2017年3月期の約194億円から2026年3月期は約580億円へ。特に直近5年は毎年増収。会社は成長の要因として大手EC向けセンターの開設等を挙げている(決算説明資料)。 |
| 経常利益 |
10年前の約7億円から2026年3月期は約41.5億円へ。直近5年は毎年増益で、同じ期間に営業利益率も上昇している。 |
| EPS |
2017年3月期41.01円→2026年3月期199.25円と約4.9倍。EPS右肩上がりで非常に優秀。2027年3月期の会社予想は206.73円。 |
| ROE |
2026年3月期は16.15%。上場企業平均の目安とされる8%を大きく上回り、直近5年は2桁を保ちながら上昇してきた。資本効率は優秀。 |
| ROA |
2026年3月期は7.11%。上場企業平均の目安とされる5%以上で優秀。借入で総資産が膨らむ局面でも水準を保っている。 |
| 営業利益率 |
2026年3月期は6.98%。2017年3月期の3.45%から10年かけて切り上がってきた。同業比較は総合評価の比較表を参照。 |
| 売上原価率 |
売上原価率はおおむね80%前後(79.2〜81.9%)で安定。販管費率は2017年3月期14.67%→2026年3月期12.16%へ低下している(IR BANK)。 |
| 自己資本比率 |
2026年3月期は44.0%で、私が目安にしている40%以上はクリア。ただし2021年3月期の56.4%から低下しており、借入による先行投資が反映されている。 |
| 利益剰余金 |
10年間毎期増加し、2026年3月期は約142億円。内部留保は着実に積み上がっている。 |
| 有利子負債比率 |
2020年3月期の約23%から2026年3月期は約61%へ上昇。同じ時期に大型物流センターの開設とM&Aへの支出が並んでいる(決算短信)。金利が上がる局面では利息負担が増える点も見ておきたい。 |
| BPS |
10年間毎期増加で546円→1,232円と約2.3倍。1株あたりの純資産は着実に積み上がってきた。 |
| 営業CF |
IR BANKでさかのぼれる2008年3月期以降、一度も赤字なし。2026年3月期は約49.9億円と過去最高水準で、本業で稼げている。 |
| 投資CF |
毎期マイナスで、2024〜2025年3月期は物流センター投資やM&Aで支出が拡大(約33億円・約45億円)。積極的な事業投資の局面にある。 |
| 財務CF |
2023年3月期以降は借入調達によりプラスの年が中心。返済主体から調達主体へ転じており、投資拡大期の資金繰りを映している。 |
| 現金等 |
2026年3月期末は約91億円と、掲載期間では過去最高。投資が拡大した期間でも手元の現金は増えている。 |
| 配当推移(10年) |
2017年3月期8.5円→2026年3月期60円と約7倍(いずれも2015年3月の株式分割より後の実額)。2027年3月期は会社予想62円。2022年3月期から5期連続増配中(2021年3月期は据え置き)。 |
| 配当性向 |
おおむね30%前後で安定。会社方針「連結配当性向30%以上」に沿った運用で、利益が伸びれば配当も伸びる設計。ただし将来の増配が約束されているわけではない。 |
| 自社株買い |
不定期実施。直近では2025年3月期に約2.5億円の実績(IR BANK)。株主還元の主軸はあくまで配当。 |
| PER推移(10年) |
期末ベースでおおむね7〜12倍を行き来。EPSが約4.9倍に伸びた10年間も、期末PERの水準は切り上がっていない。直近値はページ上部のスコアシートを参照。 |
| PBR推移(10年) |
2012年以降のレンジは0.39〜1.81倍。直近はレンジの上限寄りにあり、資産面から見た割安感は過去より薄れている。 |
| 配当利回り推移 |
期末ベースでおおむね2%台〜4%台前半を行き来。増配が続くぶん、株価上昇後も3%台の配当利回りを保っている。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
20年以上非減配の銘柄(2026年8月現在)。リーマンショック後も減配実績がなく、金融危機下でも配当を維持した。 |
| 株主還元方針 |
「安定した配当の継続」を基本に、連結配当性向30%以上を基準とする方針(有価証券報告書・決算説明資料)。実績もおおむね30%前後で方針どおり。 |
| セグメント |
運送(売上の約51%)と倉庫(約30%)が2本柱で、商品販売・ウエルフェアなどが続く(2026年3月期・有価証券報告書)。2026年3月期は倉庫が前期比22.8%増と運送(15.9%増)を上回る伸び。 |
| 海外売上比率 |
有価証券報告書に海外売上高の記載はなく、国内中心の内需型。売上そのものが為替に直接連動する構造ではない。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・ヒガシホールディングス IR情報・有価証券報告書
増収増益に、営業CFはずっと黒字、配当も20年以上減らしていない…良い評価がすごく多い会社だね!
業績・キャッシュフロー・株主還元のバランスは良好だね。ただ、有利子負債比率の増加は見逃せないポイントだよ!
借入がこの数年で何倍にも増えてるんだよね。配当への影響、金利上昇は心配しなくていいのかな…?
配当性向は、いまのところ無理を感じない水準だよ。
それでも金利上昇は利益を削る要因になる。このあとの総合評価の「注意点・リスク」でくわしく話すね!
🏆 ヒガシホールディングス(9029)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
売上高は2021年3月期の約244億円から2026年3月期の約580億円へ、5年でおよそ2.4倍。この5年は毎年、増収と増益が並んでいます。営業CFも2008年3月期以降で見ると一度も赤字なし。手元の現金も約91億円まで厚くなりました。
一方で財務は変化の途中です。先行投資を借入でまかなった結果、有利子負債は2020年3月期の約19億円から2026年3月期は約98億円へ増え、自己資本比率は56%台から44.0%へ低下。純資産と利益剰余金は毎期積み上がっており、攻めの投資と財務健全性のバランスをどう見るかが評価の分かれ目になります。
割安性・投資タイミング
PER(予)9.50倍は、陸運業の平均PER(予想・単純平均で15.0倍、株探・2026年8月時点)で見ても低い水準です。過去の期末PERもおおむね7〜12倍を行き来しており、EPSが約4.9倍に伸びた10年間も、PERの水準は切り上がっていません。
ただし、資産面では景色が変わります。PBR1.57倍は2012年以降のレンジ0.39〜1.81倍の上限寄りで、資産価値から見た割安感は過去より薄れています。利益から見れば割安感あり、資産から見ればやや割高感あり——評価が二つに割れる形になっており、今後も利益成長が続くかどうかが割安性の判断を左右します。
■ 同業陸運業(物流)との比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| ヒガシHD(9029) |
9.41倍 |
1.56倍 |
3.19% |
6.98% |
2026/08/28 |
| 遠州トラック(9057) |
11.45倍 |
0.97倍 |
2.99% |
6.22% |
2026/08/13 |
| AZ-COM丸和HD(9090) |
14.02倍 |
1.90倍 |
3.70% |
5.15% |
2026/08/13 |
※同業陸運業(物流)のごく一部との比較です。各社の数値はYahoo!ファイナンス・IR BANKより基準日時点の値を取得したものです。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は前期実績ベース。3社とも3月期決算(2026年3月期実績・2027年3月期会社予想)に基づきます。
配当・株主還元
1株配当は10年で約7倍になりました。2027年3月期の会社予想は62円で、増配が続く計画になっています。第88期有価証券報告書までさかのぼると2006年3月期以降、普通配当ベースで一度も減配がなく、リーマンショック期も配当を維持してきました。
還元方針の軸は、連結配当性向30%以上という数値基準です(有価証券報告書・決算説明資料)。実績の配当性向もおおむね30%前後で推移しており、同じ10年でEPSは約4.9倍、1株配当は約7倍になりました。
注意点・リスク
最新の有価証券報告書(第104期・EDINET)の「事業等のリスク」では、特定の得意先への依存(アマゾンジャパンへの売上高比率22.1%。契約関係が見直された場合の影響)、運送事業原価に占める外注比率81.6%(繁忙期の業者確保と単価上昇)、変動金利で調達する借入金の金利変動などが挙げられています。売上の2割超を1社に頼る構造は、成長の源泉であると同時に集中リスクにもなっています。
また、有利子負債は2020年3月期の約19億円から2026年3月期は約98億円へ増えました。同じ時期に大型物流センターの開設とM&Aへの支出が並んでいることは決算短信・決算説明資料で確認できます。一方で、M&Aや固定資産について、見込んだ成果が得られない場合の減損リスクも同じ有価証券報告書に記載されています。投資の回収と金利負担の推移は、決算ごとに確認したいポイントです。
▼ つづきを読む
ヒガシホールディングス(9029)のよくある質問
Q. ヒガシホールディングスの配当はどうなっていますか?
A. 2017年3月期の8.5円から2026年3月期は60円まで増え、10年で約7倍になりました。2027年3月期の会社予想は62円です。第88期有価証券報告書までさかのぼると、2006年3月期以降は普通配当ベースで減配がありません。会社は連結配当性向30%以上を基準に、安定した配当の継続を掲げています。ただし、将来の配当が約束されているものではありません。
Q. ヒガシホールディングスに株主優待はありますか?
A. あります。ただし100株では対象外で、500株からが条件です。毎年9月末日時点の株主に、保有株数に応じてQUOカード1,000円分〜4,000円分を年1回贈呈。9月末の基準日を2回以上連続で迎えると1,000円分が追加されます。
Q. 有利子負債が増えているのはなぜですか?
A. 大手EC向けの大型物流センターの連続開設とM&Aが同じ時期に進んでいます。2025年3月期のキャッシュフロー計算書では、借入による資金調達が約44億円あった一方、有形固定資産の取得に約35.7億円、子会社株式の取得に約6.4億円を支出したことが確認できます(決算短信)。
Q. アマゾンジャパンへの売上依存は、どのくらいリスクですか?
A. 有価証券報告書の「事業等のリスク」に、アマゾンジャパンへの売上高比率が22.1%であり、契約関係が見直された場合に影響を及ぼす可能性がある旨が記載されています。同じ章には運送事業原価に占める外注比率81.6%、変動金利借入の金利変動なども挙げられています。EC物流の拡大が成長の柱である一方、その集中がリスクにもなる構造です。
▼ 質問と回答をすべて見る
💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
ヒガシHDは以前から気になっていた1社です。
過去の業績・財務・キャッシュフロー・配当推移を見ると、増収増益、EPSとBPSは増加、営業CF連続黒字、潤沢な現金、20年以上非減配——好みの条件がよくそろっています。
30%前後の低配当性向=今後の増配余力がまだ十分残っていることも私には魅力に映ります。利益が伸びれば配当も伸びる設計になっているからです。
加えて、面白いのはPERです。
PERの数字だけ見ればバリュー株の顔をしていそうですが、先ほどの10年チャートで見たように、株価も業績も配当金も上昇しているのに過去10年のPER推移は約9.5~10倍くらいに留まっている。結果、明確なバーゲン価格ではなく、バリュー株というより小型成長株という見立てです。
以上の考えから、TJはどうするのか?
結論を急がずに定点観測を続けるつもりです。
先行投資したセンターの回収が数字に表れてくるか。そして借入と金利負担がどう推移するか——決算のたびに、そこを確かめていきます。
一方、私のポートフォリオは運送業の比率が小さい分野でもあります。分散という観点から、新規購入も視野に入っていくかな?という考えです。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
サイト運営者