⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
今回は、東京窯業(通称:TYK)を紹介。TJの保有株なんだ!
事業内容は渋いけど、ここ数年は配当金がぐんぐん増えているんだ!
ところが今期は、利益の中身に1つだけ気をつけたいことがあってね、決算資料で確かめてきたから、良い面も注意点もみんなで一緒に見にいこう!
東証スタンダード | コード 5363 | ガラス・土石製品 | 決算月:3月
東京窯業(TYK)
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/28)
692円前日比-3 (↓0.43%)
時価総額 約315億円
配当利回り(予)
4.42%
30.60円(2027年3月期予想)
PER(予)
6.79倍
過去レンジ 赤字〜17.25倍(2010年以降)
PBR(実)
0.61倍
過去レンジ 0.25〜0.88倍(2010年以降)
配当性向(予)
30.0%
2027年3月期 会社予想 (当ブログ算出)
営業利益率(前期)
10.93%
2026年3月期
※データ取得日:2026/08/28
🎁 TYKの株主優待制度
毎年3月末日時点で1,000株以上を保有する株主に、クオカード1,000円相当を年1回贈呈。
| 保有株式数 |
株主優待(クオカード) |
| 100株以上999株以下 |
対象外(優待なし) |
| 1,000株以上 |
1,000円相当(年1回) |
株主優待配当利回り(予)
4.57%
1,000株保有
(年間配当30,600円+優待1,000円相当)
÷投資額692,000円
※基準日は毎年3月31日(年1回)で、定時株主総会終了後の6月下旬に発送予定。年間配当は2027年3月期の会社予想30.60円×1,000株で計算。株主優待は会社の判断で内容の変更・廃止が行われる場合があります。出典:TYK 「株主優待制度の導入に関するお知らせ」(2014年12月18日付)。株主優待配当利回りは 2026/08/28現在。
TYK(5363)はどんな会社?【事業内容】
東京窯業(通称:TYK)は1947年2月に設立された、鉄鋼向け耐火物(製鉄所の炉のように非常に高温になる設備を内側から守る材料)大手。
製品は鉄を溶かす炉から、成分を整える工程、溶けた鉄を運ぶ容器、固めて形にする鋳造など、鉄づくりで必要な製品を手掛けています。売上のほぼすべて(約99%)が耐火物関連事業。単一事業に近い構成です。海外展開で先行し、米国・欧州・台湾・中国に生産拠点を持ちます。
登記上の社名は「東京窯業」で、通称のTYKを用いています(出典:会社概要ページ)。本店は岐阜県多治見市。東証スタンダード上場。業種はガラス・土石製品。決算月は3月。
📈 株価・PER・配当10年チャート
5363 TYK|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 210 | 3 | 10.04 |
| 2018/03 | 425 | 8 | 10.72 |
| 2019/03 | 365 | 9 | 8.01 |
| 2020/03 | 282 | 6 | 9.30 |
| 2021/03 | 335 | 6 | 11.52 |
| 2022/03 | 294 | 8 | 7.50 |
| 2023/03 | 330 | 12 | 6.91 |
| 2024/03 | 476 | 16.2 | 8.87 |
| 2025/03 | 485 | 21.2 | 6.87 |
| 2026/03 | 552 | 25.3 | 6.56 |
※TYKは上場来、株式分割・株式併合を行っていないため、本表の株価・1株配当はすべて実額です。株価は各年度末時点の終値、PERは年度末株価÷その期のEPSで当ブログが算出した参考値です。チャート右端の当月点(2026/08)は、株価が2026年8月時点の値、1株配当とPERが2027年3月期の会社予想に基づく値です。なお2027年3月期の会社予想には、一回きりの投資有価証券売却益が含まれます。表は年次の確定値のみを掲載しています。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
あれ?会社は伸びてるのに、PERだけ上がっていかないね。これって置いていかれてるってこと?
そこ、いちばん面白いところ!株価が上がるスピードを、稼ぐ力が追い越してきた、もしくは過小評価されているって見方もできるかもしれないね。
あと、東京窯業の株をこれから買う人にとって、知っておいて欲しいこともあるから一緒に見ていこう!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
5363 TYK|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | 配当性向(%) | 配当利回り(%) |
|---|
| 2017/03 | 14.3 | 1.43 |
| 2018/03 | 20.2 | 1.88 |
| 2019/03 | 19.7 | 2.47 |
| 2020/03 | 19.8 | 2.13 |
| 2021/03 | 20.6 | 1.79 |
| 2022/03 | 20.4 | 2.72 |
| 2023/03 | 25.1 | 3.64 |
| 2024/03 | 30.2 | 3.40 |
| 2025/03 | 30.0 | 4.37 |
| 2026/03 | 30.0 | 4.58 |
※配当性向はIR BANK掲載の実績値、配当利回りは各年度末の株価と1株配当から当ブログが算出した参考値です。株式分割・株式併合はないため、いずれも実額ベースです。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
5363 TYK|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 20.91 | 6.79 | 3.73 |
| 2018/03 | 39.64 | 11.60 | 6.54 |
| 2019/03 | 45.58 | 12.66 | 7.37 |
| 2020/03 | 30.33 | 11.84 | 4.80 |
| 2021/03 | 29.08 | 9.10 | 4.21 |
| 2022/03 | 39.18 | 11.94 | 5.44 |
| 2023/03 | 47.79 | 11.15 | 6.16 |
| 2024/03 | 53.67 | 10.61 | 6.06 |
| 2025/03 | 70.58 | 14.10 | 7.65 |
| 2026/03 | 84.19 | 10.93 | 7.93 |
※いずれもIR BANK掲載の実績値です。株式分割・株式併合はないため、EPSは実額ベースです。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
5363 TYK|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 560.62 | 66.5 |
| 2018/03 | 606.51 | 68.1 |
| 2019/03 | 618.41 | 66.2 |
| 2020/03 | 633.85 | 66.5 |
| 2021/03 | 689.70 | 67.5 |
| 2022/03 | 719.27 | 67.3 |
| 2023/03 | 775.21 | 68.7 |
| 2024/03 | 884.73 | 68.9 |
| 2025/03 | 920.65 | 69.1 |
| 2026/03 | 1,061.72 | 70.4 |
※BPSはIR BANK掲載の1株純資産で、スコアシートのPBR算出に用いるBPS(Yahoo!ファイナンス掲載値)とは定義が異なる場合があります。年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
高配当株投資家にとって嬉しい伸びだよね。
ここ数年は利益の伸びに連動するように配当金も増えている。東京窯業が株主還元をしっかり意識しているってことだね!
BPSも自己資本比率も増え続けているのも良さげだね。
TYKは借金を減らしながら現金を増やしてきた会社なんだ。
本業で稼いだお金の範囲で、設備投資も配当金もおおむねまかなえている。財務状態は健全と言えるね!
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
10年で約196億円から約315億円へ。もっとも右肩上がり一辺倒ではなく、2021年3月期には約229億円まで沈み、2026年3月期もわずかながら減収。会社は2027年3月期に約318億円を見込む。 |
| 経常利益 |
10年前は約15億円だったが、2026年3月期は約43億円まで拡大。ただし約50億円を稼いだ2025年3月期には届かず、足元1年で見れば減益。会社予想は2027年3月期で約42億円。 |
| EPS |
直近10年で約4倍に増加。会社予想の101.95円(2027年3月期)には、東北特殊鋼株式の売却益による特別利益が含まれる。なお2026年3月期の純利益にも、特別利益として計上されている(2026年3月期決算短信)。 |
| ROE |
7.93%(2026年3月期・IR BANK)。私が目安にしている8%には、あと一歩届かない。自己資本が非常に厚い会社ゆえ、低めに出やすい構造でもある。 |
| ROA |
私が目安にしている5%を、2026年3月期は5.58%で上回った。2010年代前半は2%前後の年が多く、長期では着実に改善してきた。 |
| 営業利益率 |
10.93%(2026年3月期)。10年前の6.79%から水準そのものが上がった。もっとも14.10%を記録した2025年3月期からは後退している。 |
| 売上原価率 |
直近10年は71%台〜74%台のあいだを行き来し、足元は15%前後に落ち着いている。耐火原料を世界各地から輸入しており、原料価格や為替の変動が業績に影響しうる。 |
| 自己資本比率 |
70.4%(2026年3月期)。財務健全性は高い。直近10年は一度も66%を割っておらず、じわじわと切り上がる動きが続いている。 |
| 利益剰余金 |
この10年、減らした年が一度もない。積み上がった残高は約340億円(2026年3月期)。稼いだ分をこつこつ内部に残す姿勢がうかがえる。 |
| 有利子負債比率 |
約7%(2026年3月期)と低い。10年前の約18%からほぼ一貫して下がり、着実に借金を減らし続けている。 |
| BPS |
10年で約1.9倍。561円だった1株あたりの純資産が1,062円まで積み上がった。毎期きれいに増えており、途中で目減りした年がない。 |
| 営業CF |
さかのぼって確認できる2006年3月期以降、一度もマイナスがない(IR BANK・有価証券報告書)。リーマンショック期も黒字を守った。2026年3月期は約31億円の黒字。 |
| 投資CF |
毎期マイナスで、支出はおおむね年9億〜21億円。生産設備を持つメーカーとして投資を続けながら、稼いだ営業CFの範囲に収まる年がほとんど。 |
| 財務CF |
借入の返済や配当の支払いで、マイナスの年が大半。外から借りて回すのではなく、稼いだ現金で返して配る形が定着している。 |
| 現金等 |
10年前の約77億円からほぼ倍増し、約143億円(2026年3月期末)。手元資金はかなり厚い。 |
| 配当推移(10年) |
2020年3月期の減配を挟みつつ、2022年3月期から2027年3月期の会社予想30.60円まで6期連続で増配している。ただし、2027年3月期の予想配当の土台には東北特殊鋼株式の売却益が乗る。 |
| 配当性向 |
これまで10~20%台を推移していたが、直近数年は30%前後。今後も増配余力あり。 |
| 自社株買い |
小口ながら毎年のように実施している(IR BANK)。株主還元の主役はあくまで配当だ。 |
| PER推移(10年) |
期末の株価をその期のEPSで割ると、この10年はおおむね6倍台〜11倍台に収まる。年間の高安ベースだと2010年以降で赤字(算出できない年)〜17.25倍。 |
| PBR推移(10年) |
0.25〜0.88倍(2010年以降)。ここ15年は一度も1倍に届いていない。足元はレンジの上寄りだが、それでも解散価値を下回る状態が続く。 |
| 配当利回り推移 |
期末の株価で計算すると、1%台から4%台へと長期で切り上がってきた。株価の上昇を上回るペースで増配が進んだ結果。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
2008〜2010年3月期は3期連続の最終赤字。それでも年2円の配当を守り、この期間に減配はない(有価証券報告書・IR BANK)。 |
| 株主還元方針 |
中期経営計画(2024年度〜2028年度)で「配当性向30%以上とし、一株当たりの配当金の継続的な増加を目指す」と掲げている。実績の配当性向はおおむね30%程度を推移。 |
| セグメント |
売上のほぼすべて(約99%)が耐火物関連事業(2026年3月期)。単一事業に近い構成で、鉄鋼業界の動向がそのまま業績に響く構造。 |
| 海外展開 |
米国・欧州・台湾・中国に生産拠点を持ち、海外展開で先行してきた。一方で有価証券報告書は、海外の経済情勢や関税・通商政策の動向が業績に影響する可能性に触れている。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・TYK IR情報・決算短信・有価証券報告書・中期経営計画
耐火物って渋い事業だけど予想以上に良い数字が多いね。配当金もどんどん増えてるのも魅力的!
ただ、1つだけ知っておいてほしいことがあるんだ。
今期(27年3月期)の予想の利益には、持っていた他社の株を手放すことで入ってくる今回だけの利益もふくまれているんだ。予想の配当金は、その利益を土台に計算されているんだよ。
その一回きりの利益がなくなったあとも、いまの配当金を続けられるのかな…?
そこが、この記事でいちばん伝えたかったところ。
TYKは利益に合わせて配当金を決めてきた実績がある会社だから、利益が減れば配当金も減りうる。
くわしくは次の総合評価で整理するから、みんなも数字が持つ意味を確かめるクセをつけよう!
🏆 TYK(5363)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
この10年のTYKは、売上の伸びを利益の伸びが上回ってきました。営業利益率も長期では水準を切り上げています。2021年3月期には売上・利益とも落ち込み、2026年3月期も営業減益。単一事業に近い会社だけに、鉄鋼業界の風向きが業績の波にそのまま表れます。
財務は手堅い内容です。自己資本比率は70%台に乗り、借金は絶対額でも比率でも10年かけて減ってきました。
営業キャッシュフローは、さかのぼって確認できる2006年3月期以降、一度も赤字がありません。手元の現金等も約143億円(2026年3月期末)と、10年前のほぼ倍に積み上がっています。
割安性・投資タイミング
各年度末どうしで比べると、この10年のPERはおおむね6倍台〜11倍台。いまはその下限寄りに位置します。1株あたり利益(EPS)が10年で約4倍になった一方で、投資家からの期待値はむしろ下がってきました。
ただし、この見え方には割り引くべき点があります。今期の予想EPSには一回きりの特別利益(くわしくは次の「配当・株主還元」で解説)が含まれ、予想PERはそのぶん低く出ます。さらに前期=2026年3月期の純利益にも、投資有価証券売却益約11.9億円が特別利益として計上されています(2026年3月期決算短信)。
純資産と比べたPBRは、2010年以降の16年余りで一度も1倍に達したことがありません。もっとも、いま(2026年8月)のPBRは2010年以降のレンジの中では上寄りにあり、過去と比べれば市場の評価は上がってきた局面です。割安に見える状態が長く続いてきた銘柄だけに、それがいつ解消されるかはまた別の話です。
■ 同業耐火物メーカーとの比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| TYK(5363) |
6.79倍 |
0.61倍 |
4.42% |
10.93% |
2026/08/28 |
| 品川リフラクトリーズ(5351) |
8.92倍 |
0.85倍 |
4.63% |
7.66% |
2026/08/20 |
| ヨータイ(5357) |
12.44倍 |
0.93倍 |
5.13% |
12.15% |
2026/08/20 |
※同業耐火物メーカーのごく一部との比較です。他2社の数値はYahoo!ファイナンス・IR BANKより基準日時点の値を取得したものです。3社とも3月期決算(2026年3月期実績・2027年3月期会社予想)に基づきます。
配当・株主還元
配当は2022年3月期から2027年3月期(会社予想)まで6期連続増配。リーマンショック期には3期連続の最終赤字に沈みながらも年2円の配当を守りました。一方で2020年3月期は減配があり、非減配銘柄ではありません。実績の配当性向はおおむね30%で推移しており、利益に連動して配当を決めてきた会社と言えます。
今期(2027年3月期)の予想配当の中身は確認が必要です。
会社は決算短信で、大同特殊鋼による東北特殊鋼へのTOBとそれに続く一連の取引が行われた場合について、「2027年3月期は特別利益として、投資有価証券売却益20億9700万円を計上する予定」と開示しています(2026年3月期決算短信)。
予想配当30.60円は、この売却益を含む予想利益に対する約30%の水準です。売却益は一回きりのため、それがなくなった後の配当はその期の利益水準しだいで変わる可能性があります。
なお、会社は中期経営計画(2024年度〜2028年度)で「配当性向30%以上」を掲げています(出典:TYK「中期経営計画(FY24〜FY28)」)。
注意点・リスク
TYKの主なリスクは鉄鋼業界の動向に影響を受けること。鉄鋼業界の浮き沈みが、そのまま業績に響きうる——この構造が、TYKのいちばんの注意点です。
また、TYKは耐火原料を世界各地から輸入しており、一部は特定の地域や購入先に依存していると記載されています。外貨建て取引は主に米ドル・ユーロ建てで、為替変動の影響も完全には排除できません。金利についても、急激な金利上昇時には業績への影響がありうるとしています。
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TYK(5363)のよくある質問
Q. TYKの配当はどうなっていますか?
A. 2017年3月期の3円から2026年3月期は25.30円へ増えました。2020年3月期に減配があります。2022年3月期から2027年3月期まで6期連続増配です。実績の配当性向はおおむね3割で推移しています。株主還元は配当性向30%以上を掲げています。
Q. TYKに株主優待はありますか?
A. あります。毎年3月31日時点で1,000株以上を保有する株主が対象で、クオカード1,000円相当が年1回贈られます。100株(1単元)の保有では対象外です。
Q. 2027年3月期の予想配当30.60円には、特別な事情があるのですか?
A. あります。会社は2026年3月期決算短信で、大同特殊鋼による東北特殊鋼へのTOBとそれに続く一連の取引が行われた場合について「2027年3月期の連結決算における特別利益として、投資有価証券売却益20億9700万円を計上する予定です」と開示しています。今期の予想利益にはこの一回きりの利益が織り込まれており、予想配当30.60円はその利益に対するおおむね30%の水準です。
Q. TYKの財務体質はどうなっていますか?
A. 自己資本比率は2026年3月期で70.4%と高く、有利子負債は10年前より減っています。営業キャッシュフローは、さかのぼって確認できる2006年3月期以降、一度もマイナスがありません)。
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💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私はTYKの株を保有しています。
小型株・業績良好・低PER・低PBR・高配当・非常に高い自己資本比率・低配当性向、長期で黒字が続く営業キャッシュフローなど、私好みの条件がそろっています。
そして、いちばん引っかかったのがPBRでした。
この会社の株価は、2010年以降ずっと解散価値を下回ったまま。この10年で業績も配当金も着実に育ってきたにもかかわらず、です。
「東証のPBR1倍割れ改善要請、本気に取り組んでる?」っていうのが私の所感です。
一方で、派手なテーマ株のような注目のされ方をしない、市場の目が届きにくい小型株ゆえの割安放置——それがTYKという銘柄の性格だと、私は見立てています。
とはいえ、割安に見える数字を鵜呑みにはしていません。では、TJはこの株とどう付き合っていくのか。
これからのチェックポイントは2つ。
売却益が抜けたあとの利益と配当がどうなるか。そして、本業を支える鉄鋼向けの需要がどう動くか。
持ち株はまだわずかですが、株主になった以上、決算が出るたびにこの2つを追いかけます。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。
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