スコアシート

LAホールディングス(2986)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

TJ

⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年5月29日時点。

TJ
TJ

今回は、中古マンションの再生・販売や新築不動産を手がける不動産会社、LAホールディングス(2986)を紹介するよ!配当利回り5%超の高配当株&売上3倍以上に伸びている成長企業なんだ!

2025年12月期の本決算データも反映させたから、各財務指標を一緒に学んでいこうよ!

東証グロース | コード 2986 | 不動産業 | 決算月:12月

LAホールディングス

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年12月期(2026年2月公表)

現在株価(2026/05/29)

9090円

時価総額 約683億円

配当利回り(予)
5.74%
522円(2026/12期予想)
PER(予)
5.99倍
過去レンジ 1.93~11.09倍
PBR(実)
2.39倍
過去レンジ 0.59~2.48倍
MIX係数(PER×PBR)
14.32
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
38.6%
2025年12月期
ROE(実)
20.57%
ROA(実)6.02%
営業利益率(前期)
21.54%
2025年12月期
自己資本比率
29.3%
不動産業として標準的な水準(2025/12期)

※LAホールディングスは2020年7月に東証マザーズ(現グロース市場)へ上場したため、各チャートは2020年12月期以降のデータを掲載しています。また2026年5月に1株を3株とする株式分割を発表しており(効力発生後は1株あたりの株価・配当・利益が約3分の1になります)、本記事の数値はすべて分割前の基準です。

※データ取得日:2026/05/29

📈 株価・PER・配当 上場来推移

株価(円) 1株配当(円) PER(倍)
株初心者 ショウくん
株初心者 ショウくん

株価も配当も、6年間でぐんぐん右肩上がりだね!

TJ
TJ

素晴らしい成長だよね。LAホールディングスは2020年7月の上場で、まだ歴史は浅いけれど、上場来ずっと増収増益・増配を続けてきた成長企業だよ。

上場時から考えると株価10倍レベルにまで投資家から人気を集めているんだ!

一方、PER(オレンジ線)はずっと低い状態も特徴。これは超景気敏感な不動産セクターならではの推移だね。

📊 配当性向・配当利回り 上場来推移

配当性向(%) 配当利回り(%)

📊 EPS・営業利益率・ROE 上場来推移

EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)

📊 BPS・自己資本比率 上場来推移

BPS(円) 自己資本比率(%)
しばっち
しばっち

自己資本比率は29%とちょっと低めだね。でも少しずつ上がってきてはいるんだ。

TJ
TJ

いいところを見ているね。不動産販売業は、売るための物件(販売用不動産)を借入で仕入れるビジネスだから、自己資本比率は低めに出やすいんだ。LAホールディングスは利益を積み上げて、その比率を年々改善してきているよ。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 2020年12月期138億円→2025年12月期465億円と、6期で約3.4倍に急拡大。2026年12月期は610億円を会社予想。
経常利益 2020年12月期9.79億円→2025年12月期89.6億円と、6期で約9倍に拡大。2026年12月期予想は167億円。
EPS 2020年12月期123.58円→2025年12月期874.92円。利益の拡大を反映して大きく伸びている。2026年12月期予想は1,520.37円。
ROE 2025年12月期20.57%。上場来15~30%の高い水準で推移しており、資本効率は非常に高い。
ROA 2025年12月期6.02%。総資産が急拡大するなかでも6%前後を維持している。
営業利益率 2025年12月期21.54%。上場来レンジ8~23%。不動産販売業として高めの水準にある。
売上原価率 2025年12月期71.27%。上場来レンジ65~81%。仕入れた物件の構成によって年度ごとに変動する。
自己資本比率 2025年12月期末29.3%。2020年12月期末の18.1%から年々改善。販売用不動産を借入で仕入れる業態のため低めに出るが、上昇傾向にある。
利益剰余金 2020年12月期末37億円→2025年12月期末207億円と、6期で約5.6倍。内部留保を急速に積み上げている。
有利子負債 2025年12月期末656億円(有利子負債比率220%)。販売用不動産の仕入れ資金で、純資産の2倍超。比率自体は年々低下している。
BPS 2025年12月期末3,908.48円。1株当たり純資産は6期で約4.2倍に拡大。前日終値ベースのPBRは2.34倍。
営業CF 2025年12月期-114億円。販売用不動産(棚卸資産)の積み増しによる業種特有のマイナスで、事業拡大局面を反映したもの。
投資CF 2025年12月期-22.6億円。賃貸用不動産などへの投資による支出が中心。
財務CF 2025年12月期+232億円。販売用不動産の仕入れ資金を借入などで調達しているため、大きくプラスとなっている。
現金等 2025年12月期末229億円。事業拡大に対応した手元資金を確保している。
配当推移(上場来) 2020年12月期43円→2025年12月期338円と、6期で約7.9倍に大きく増配。2026年12月期は予想522円。
配当性向 2025年12月期38.6%。上場来31~39%で安定しており、無理のない水準。
自社株買い 2020年12月期に約6.07億円、2022年12月期に約5.0億円、2024年12月期に約6.52億円を実施。複数年で機動的に行っている。
PER推移(上場来) 年度末ベースで4.89~9.58倍のレンジで推移。前日終値の予想PER5.88倍は低い部類で、不動産販売業は総じて低いPERで評価されやすい。
PBR推移(上場来) 前日終値ベースで2.34倍。年度末ベースでは0.91倍(2020年12月期)から2.14倍(2025年12月期)まで切り上がってきた。
配当利回り推移 年度末ベースで4.03~6.57%と高い水準で推移。前日終値ベースの予想利回りは5.84%。
リーマンショック後
の配当推移
LAホールディングスは2020年7月の東証マザーズ(現グロース市場)上場のため、リーマンショック時期(2008~2012年)に該当する配当データは存在しない。
株主還元方針 配当性向をおおむね30~40%に置き、増益にあわせて増配を続けている。2026年5月には1株を3株とする株式分割と、あわせて配当予想の増額修正を発表した。
セグメント 「DX新築不動産」「DX再生不動産」「DX不動産価値向上」「不動産賃貸」の各事業。2025年12月期は新築不動産202億円・再生不動産132億円・価値向上119億円・賃貸11.2億円。
海外売上比率 事業は国内の不動産販売・賃貸が中心で、海外売上は計上されていない。

出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・決算短信

株初心者 ショウくん
株初心者 ショウくん

LAホールディングスのいいところを整理すると、配当利回りが5%以上。PER6倍以下、ROE20%超。しかも増収増益増配を続けていて、すごくお得な銘柄に見えるよ!

TJ
TJ

そうだね、高配当・低PER・高成長のトリプルコンボは大きな魅力。この「お得に見える」理由が不動産ビジネス特有のものでもあるということ。不動産セクターの割安さは他業種と違うからそこは気を付けてね!

良い点だけでなく、あとから伝える不動産業独自のリスクも理解していこうよ!

しばっち
しばっち

気になる点もあるよ。営業キャッシュフローが毎年マイナスだし、有利子負債は純資産の2倍以上、自己資本比率も29%と低めだよね。ここの会社、大丈夫なの?

TJ
TJ

鋭い指摘だね。不動産販売業は「売る物件を借入で仕入れて売る」ビジネスだから、営業CFのマイナスや高い負債は業種の特徴でもあるんだ。だからこそ金利上昇や不動産市況の悪化には弱いということ。

一般的に不動産銘柄はかなりリスクが大きい高配当株なんだ。良い数字の裏側にあるリスクも必ず意識しておこうね!

🏆 LAホールディングス(2986)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
2025年12月期は売上高465億円(前期比+4.1%)・営業利益100億円(同+30.2%)と増収増益で、上場来6期では売上が138億円から465億円へと約3.4倍に拡大した。1株当たり利益(EPS)は874.92円、営業利益率21.5%・ROE20.6%と高い収益性を保つ。財務面では、自己資本比率が29.3%、有利子負債は656億円・有利子負債比率220%である。これは販売用不動産を借入で仕入れる不動産販売業の構造によるもので、営業キャッシュフローが-114億円とマイナスなのも、事業拡大に伴う在庫(販売用不動産)の積み増しを反映したものである。手元の現金など229億円を確保している。

【割安性・投資タイミング】
LAホールディングスの予想PERは、2026年5月現在で5倍後半の推移。一般に適正とされる15倍前後を大きく下回り、不動産業の業種平均PER10.9倍(株探・2026年5月22日時点)と比べても低い。上場来(2020年12月期以降)の年度末PERは4.89~9.58倍のレンジで推移しており、現在の5.88倍はそのなかでも低い部類に入る。ただし、不動産業は超景気敏感株であることは注意が必要。

PBRは2.34倍、PERとPBRを掛け合わせたMIX係数から見ても、割安の目安とされる22.5を大きく下回る。利益が6期で大きく伸びるなかでもPERは一貫して低く、これは不動産販売業という業態が市場から低いPERで評価されやすいためである。数字のうえでは割安だが、業績が不動産市況に左右されやすく財務レバレッジも高いことを踏まえると、PERの低さには相応の理由がある。投資タイミングとしては、低PER・高利回りは魅力である一方、景気や金利の影響を強く受ける業態であることを理解したうえで判断したい。

【配当・株主還元】
配当は2020年12月期43円から2025年12月期338円へと、6期で約7.9倍に大きく増配してきた。配当性向は31~39%台で安定しており、増益にあわせた無理のない増配である。2026年12月期は会社予想で522円とされ、前日終値ベースの予想配当利回りは5.84%と高水準にある。2026年5月には1株を3株とする株式分割と配当予想の増額修正を発表した。自社株買いも複数年で実施しており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえる。

【注意点・リスク】
最大の注意点は、不動産販売業特有の財務構造と景気感応度である。営業キャッシュフローは5期連続でマイナスで、販売用不動産の仕入れ資金を借入に依存している。有利子負債は純資産の2倍を超え、金利上昇や不動産市況の悪化に弱い。自己資本比率も29%台と高くはない。また2020年7月の上場で歴史が浅く、リーマンショック級の不況を経験していないため、景気後退局面での耐性は未検証である。2026年5月発表の1株を3株とする株式分割では、効力発生後に1株あたりの株価・配当・利益が約3分の1になる点も理解しておきたい。

⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、IR BANKや決算資料からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年5月29日時点。

あわせて読みたい
ベネフィットジャパン(3934)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
ベネフィットジャパン(3934)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
あわせて読みたい
ジーテクト(5970)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
ジーテクト(5970)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
あわせて読みたい
九州リースサービス(8596)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
九州リースサービス(8596)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

Xからの読者コメントをお待ちしています。
アナタのシェアがサイト更新の励みになります!
サイト運営者
TJ
TJ
個人投資家
株が大好き、TJです。SNS「X」では株式投資の最新トレンド、高配当株、株主優待、バリュー株、小型株など、株のことをいろいろつぶやいています。
記事URLをコピーしました