ニチレキグループ(5011)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。
今回は、10年以上連続増配の高配当株、ニチレキグループ(5011)を紹介するよ!道路の舗装に使うアスファルト乳剤や改質アスファルトでトップ企業なんだ。
2026年3月期の本決算データも反映させたから、各財務指標を一緒に学んでいこうよ!
東証プライム | コード 5011 | 石油・石炭製品 | 決算月:3月
ニチレキグループ
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/07/15)
2,168円前日比+73 (↑3.48%)
時価総額 約687億円
※データ取得日:2026/07/15
📈 株価・PER・配当10年チャート
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 909 | 23 | 6.93 |
| 2018/03 | 1229 | 27 | 9.08 |
| 2019/03 | 1095 | 32 | 8.75 |
| 2020/03 | 1300 | 34 | 20.47 |
| 2021/03 | 1580 | 38 | 7.19 |
| 2022/03 | 1235 | 42 | 5.54 |
| 2023/03 | 1488 | 50 | 7.23 |
| 2024/03 | 2471 | 70 | 16.18 |
| 2025/03 | 2180 | 75 | 13.22 |
| 2026/03 | 2105 | 80 | 14.06 |

ニチレキの10年チャート、1株配当(青い棒)はこの10年でずっと増え続けているね。株価も上がってきたけど、PER(オレンジ線)はけっこう上下に揺れているんだね?

いいところを見ているね!ニチレキは道路舗装材料の最大手で、1株配当は10年で約3.5倍に増えてきたんだ。PERが揺れているのは、利益が年によって変動するからだよ。
今の予想PERは13倍台で、市場平均の15倍前後よりやや低い水準にあるんだ。連続増配を続ける高配当株として、配当の安定感も魅力のひとつだよ。
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 2.53 | 17.5 |
| 2018/03 | 2.20 | 19.9 |
| 2019/03 | 2.92 | 25.6 |
| 2020/03 | 2.62 | 53.5 |
| 2021/03 | 2.41 | 17.3 |
| 2022/03 | 3.40 | 18.8 |
| 2023/03 | 3.36 | 24.3 |
| 2024/03 | 2.83 | 45.8 |
| 2025/03 | 3.44 | 45.5 |
| 2026/03 | 3.80 | 53.4 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 131.21 | 10.55 | 8.04 |
| 2018/03 | 135.39 | 8.99 | 7.64 |
| 2019/03 | 125.17 | 8.89 | 6.79 |
| 2020/03 | 63.51 | 9.01 | 3.45 |
| 2021/03 | 219.70 | 12.79 | 10.25 |
| 2022/03 | 222.88 | 10.98 | 10.01 |
| 2023/03 | 205.70 | 9.65 | 8.67 |
| 2024/03 | 152.72 | 8.15 | 6.00 |
| 2025/03 | 164.89 | 8.28 | 6.27 |
| 2026/03 | 149.71 | 7.80 | 5.39 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
数値データを見る(表)
※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 1631.12 | 71.7 |
| 2018/03 | 1772.14 | 72.8 |
| 2019/03 | 1844.64 | 75.2 |
| 2020/03 | 1842.48 | 73.9 |
| 2021/03 | 2048.01 | 74.9 |
| 2022/03 | 2226.92 | 77.0 |
| 2023/03 | 2394.72 | 79.2 |
| 2024/03 | 2546.08 | 78.7 |
| 2025/03 | 2636.31 | 68.8 |
| 2026/03 | 2798.45 | 64.9 |

EPS・営業利益率・ROEのグラフを見ると、3つとも2021年ごろをピークに下がってきているね。
利益が落ちているみたいだけど、会社は大丈夫なのかな?

よく見ているね!ニチレキの利益は2021〜2022年3月期に好調だったあと、近年は営業利益で60億円前後に落ち着いているんだ。赤字ではなく、毎期しっかり黒字は確保しているよ。
ROEが5%台と低めなのは、自己資本比率が65%超と財務がとても厚いことの裏返しでもあるんだ。利益が伸び悩む時期は、配当が利益で無理なく払えているか(配当性向)を必ず確認しよう!

なるほど、黒字はちゃんと続いているんだね。でも配当はずっと増えているよね?利益が伸びていないのに増配を続けられるのは、どうしてなのかな?

するどい質問だね。ニチレキは利益のうち配当に回す割合(配当性向)を引き上げることで増配を続けているんだ。
配当性向が高くなるほど、これ以上の増配には利益そのものの成長が必要になる。増配の『余力』もあわせて見ておこうね。
📋 財務指標 分析一覧
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出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書

ここまで見て、ニチレキは道路を足元から支える地味だけど大事な会社なんだなと思ったよ。PBRも1倍を割っていて、なんだか割安に見えるね。

TJもショウくんと同じ印象だね、PBR0.7倍台は、会社の資産価値の面では割安。PBR1倍未満の会社は、今後1倍以上になることを意識しているかも注目のポイントだね!

気になる点があってさ、原材料のアスファルトは石油由来だから、原油高のときは採算が苦しくなるんじゃない?

大事な指摘だね。どんなリスクがあるのか事前に知っておくことは重要。
ニチレキの利益は原材料費や公共工事の動向に左右されるし、2026年は特に、米国&イスラエルによるイラン攻撃、ホルムズ海峡の実質的な封鎖によって引き起こされた石油危機が不安材料だよね。
連続増配の高配当株でも、配当が利益で無理なく払い続けられるか、地政学リスクで減配にならないか、毎年の決算や最新IEニュースを確認することも大切だよ。
🏆 ニチレキグループ(5011)総合評価
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💬 【TJの視点】
ニチレキグループは、割安さと高配当株で魅力があると考えています。
道路に使うアスファルト材料は、インフラを足元から支える地味で底堅い会社で、株価は解散価値を下回るほど安く評価されています。
配当は長いあいだ毎年増やし続け、自社株買いにも積極的で、稼いだお金をしっかり株主に還元する姿勢がはっきりしている。
この点が私の好みに合います。
一方で、気をつけたい点もあります。
利益は数年前をピークに伸び悩んでいて、配当を支える余力(配当性向)も上がってきています。
このまま利益が伸びないと、増配のペースが鈍る可能性は意識しておきたいところ。
道路の仕事は公共事業や補修の需要に左右されやすく、材料となるアスファルトの価格変動も採算に響きます。
なので私は、割安さと積極的な株主還元は評価しつつ、利益がもう一段伸びていけるかを見極めながら、配当利回りがさらに高くなる場面を待ちたいと思っています。
あくまで私の一見解なので、最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。



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この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。
