スコアシート

立川ブラインド工業(7989)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

立川ブラインド工業(7989)の高配当株 銘柄分析スコアシート。明るいリビングのブラインドを背景に株主優待のQUOカードを配したアイキャッチ
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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月28日時点。

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今回はTJ保有株の立川ブラインド工業(7989)。窓まわりのブラインドで知られる老舗メーカーだよ!

魅力は累進配当と連続増配基調の高配当株

一方で、業績は住宅の動きに左右されやすい。強みも弱点も、両方セットで確かめていくよ!

東証プライム | コード 7989 | 金属製品 | 決算月:12月

立川ブラインド工業

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2025年12月期 本決算(2026年2月公表)

現在株価(2026/08/28 終値)

2,715前日比-8 (↓0.29%)

時価総額 約564億円

配当利回り(予)
4.42%
120円(2026年12月期予想)
PER(予)
16.64倍
過去レンジ 8〜12倍
PBR(実)
0.95倍
過去レンジ 0.5〜0.8倍
MIX係数(PER×PBR)
15.81
22.5以下が割安の目安 MIX係数とは?
配当性向(予)
73.5%
2026年12月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
5.79%
ROA(予)4.9%
営業利益率(前期)
10.35%
2025年12月期
自己資本比率
83.2%
2025年12月期(実質無借金経営)

※データ取得日:2026/08/28

🎁 立川ブラインド工業の株主優待制度

100株以上の保有かつ、保有株数と継続保有期間に応じてQUOカード(500円〜5,000円分)年1回贈呈。

保有株数 3年未満 3年以上
100株以上300株未満 QUOカード500円分 QUOカード1,000円分
300株以上500株未満 QUOカード1,500円分 QUOカード2,000円分
500株以上1,000株未満 QUOカード3,000円分 QUOカード4,000円分
1,000株以上 QUOカード4,000円分 QUOカード5,000円分
株主優待配当利回り(予)

4.60%

100株・継続3年未満
(年配当12,000円+優待500円)
÷投資額271,500円

※基準日は毎年12月31日(年1回)。発送は3月(事業報告書に同封)。継続保有3年以上なら株主優待配当利回り約5.08%(優待1,000円)。年配当は2026年12月期の会社予想120円で計算。出典:立川ブラインド工業 公式IR。株主優待配当利回りは 2026/08/28現在。

立川ブラインド工業(7989)はどんな会社?【事業内容】

立川ブラインド工業は、ブラインドや間仕切りなど窓まわり製品を手がける老舗のインテリアメーカーです。室内外装品関連が売上の8割超を占める中核で、駐車場装置関連・減速機関連が脇を固める3セグメント構成。海外売上は1割未満の内需型です。自己資本比率は8割超、借入金・社債ゼロの実質無借金経営です。

📈 株価・PER・配当10年チャート

7989 立川ブラインド工業|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の終値、1株配当は各年度の実績です(2016年・2017年は特別配当5円を含みます)。株式分割は対象期間に実施されていません。PERは各年度末の株価と実績EPSから算出。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2016/12882159.85
2017/121,4581512.44
2018/121,079239.05
2019/121,305289.19
2020/121,254298.41
2021/121,136307.71
2022/121,130318.71
2023/121,392369.72
2024/121,350469.08
2025/121,9757012.25
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

配当の棒グラフ、右にいくほど階段みたいに増えてる!いちばん右は会社予想だよね。ずいぶん思い切った増配なの?

TJ
TJ

そう、今期は前期からさらに大きく増やす会社予想なんだ。

背景には累進配当の宣言がある。配当を減らさない、維持か増配だけでいく——そういう会社の約束だね。2018年12月期からは8期連続増配(実績)で、還元の姿勢もグッと強まっているよ!

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

7989 立川ブラインド工業|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※配当利回りは各年度末株価に対する実績値、配当性向は各年度の実績です。2016年・2017年は特別配当5円を含みます。出典:IR BANK

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2016/121.7016.8
2017/121.0312.8
2018/122.1319.3
2019/122.1519.7
2020/122.3119.5
2021/122.6420.4
2022/122.7423.9
2023/122.5925.1
2024/123.4131.0
2025/123.5443.4

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

7989 立川ブラインド工業|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※EPS・営業利益率・ROEは各年度の実績です。出典:IR BANK

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2016/1289.507.295.57
2017/12117.239.086.77
2018/12119.259.416.58
2019/12141.9610.417.31
2020/12149.0411.347.26
2021/12147.4011.056.74
2022/12129.749.265.74
2023/12143.209.805.89
2024/12148.6310.535.29
2025/12161.1710.355.75

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

7989 立川ブラインド工業|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※BPS・自己資本比率は各年度末の実績です。出典:IR BANK

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2016/121606.6963.6
2017/121731.6465.5
2018/121813.2866.5
2019/121941.4667.0
2020/122053.9269.2
2021/122186.8370.1
2022/122287.3470.1
2023/122477.4772.9
2024/122636.0383.0
2025/122803.4783.2
しばっち
しばっち

自己資本比率の線、最後の2年でグイッと上がって8割超えだよ!急に何があったのか、気になって仕方ないよ!

TJ
TJ

もともと6〜7割の高水準だったのが、さらに一段上がった形だね。

借入金や社債に頼らない実質無借金経営で、財務の頑丈さは折り紙つきだよ!

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

BPSの棒も毎年こつこつ積み上がってるね。1株あたりの会社の中身がふえてる、って理解で合ってる?

TJ
TJ

うん、その理解でバッチリ。利益をためて、1株の価値を毎年積み上げてきたんだ。長くじっくり持つ投資家にはうれしい伸び方だね!

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 おおむね400億円前後で安定推移。2026年12月期は会社予想435億円と、過去最高圏の更新を見込む。
経常利益 10年前と比べて水準が大きく切り上がり、直近は40億円台で安定。2026年12月期も会社予想47億円と堅調な見通し。
EPS 直近10年で約1.8倍に成長。落ち込む年はあっても長期では右肩上がりで、2026年12月期の会社予想も過去最高圏。
ROE おおむね5〜7%台で推移し、上場企業平均(8%)にはやや届かない。自己資本が厚いぶん率が出にくく、中期経営計画では7%以上を目標に掲げる。
ROA おおむね4〜5%前後で安定。上場企業平均(5%)と同水準の堅実な資産効率。
営業利益率 10年前の1桁台後半から2桁台へ改善。直近はおおむね10%前後で、メーカーとして良好な水準。
売上原価率 おおむね6割弱で推移。近年はやや上昇気味だが、大きな崩れはない。
自己資本比率 一貫して6割超の高水準で、近年は8割超へ一段と上昇。財務は極めて盤石。
利益剰余金 毎期着実に積み上がり、直近10年で約1.8倍。内部留保は厚い。
有利子負債比率 連結貸借対照表に借入金・社債の科目がなく、リース債務がわずかにある程度の実質無借金経営。
BPS 毎期の積み上がりで直近10年で約1.7倍。1株あたりの会社の中身が着実に増えている。
営業CF 確認できる直近9期はすべて黒字で、本業の稼ぐ力は安定。年によって波はあるが、直近は高水準の流入。
投資CF 確認できる直近9期はすべてマイナスで、生産設備などへの投資を継続。稼ぎの範囲に収まった健全な投資。
財務CF 確認できる直近9期はすべてマイナス。中身は配当支払いや自社株買いなど株主還元が中心で、借入返済に追われない姿。
現金等 現金・預金は直近10年で約1.7倍に積み上がり、手元流動性は厚い。
配当推移(10年) 普通配当ベースで20年以上減配なし。2018年12月期から8期連続増配(実績)で、2026年12月期は年120円の会社予想。
配当性向 長らく2割前後だったが、増配の加速で切り上がり。前期実績は4割台、今期は会社予想で7割台と高まっている。
自社株買い 2022〜2024年にかけて2つのプログラムで計約13億円を実施。配当とあわせた還元姿勢が強まっている。
PER推移(10年) 期末ベースでおおむね8〜12倍で推移。足元は大幅増配の発表後に株価が上昇し、過去レンジより高めの評価。
PBR推移(10年) おおむね0.5〜0.8倍と長く1倍割れで推移。解散価値から見た割安圏が続いてきた。
配当利回り推移 年度末ベースでおおむね2〜3%台で推移し、増配の加速とともに水準が切り上がってきた。
リーマンショック後
の配当推移
リーマンショック期の2008年は赤字でも配当10円を維持し、普通配当ベースで減配なし(2007年の15円は創業70周年記念配当5円込み・有価証券報告書で確認)。
株主還元方針 累進配当の継続を宣言し、DOE(株主資本配当率)4.0%を下限に新たに導入。年間配当120円以上を打ち出す(決算説明資料)。
株主優待 100株以上の保有でQUOカードを年1回贈呈(12月末基準)。保有株数と3年以上の継続保有で金額が増える金券型の優待。
セグメント 室内外装品関連が売上の8割超を占める中核。駐車場装置関連・減速機関連が脇を固める3セグメント構成。
海外売上比率 海外売上は1割未満(有価証券報告書に本邦90%超と記載)の内需型。売上面では為替の影響を受けにくい。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス株探決算資料・有価証券報告書

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

リーマンショックの行、二度見しちゃったよ。赤字の年まで配当を守ってたの?

TJ
TJ

そうなんだ。2008年は赤字でも配当を維持して、普通配当ベースでは20年以上減配なし。

このあたりは有価証券報告書までさかのぼって確認済みだよ!

しばっち
しばっち

でもさ、ブラインドって家やビルが建たないと売れないよね?景気が冷え込んだときが不安だよ!

TJ
TJ

主なお客さんが住宅やオフィスだからね。新設住宅着工が鈍ると、業績が直に影響を受けやすい有価証券報告書でも筆頭に挙げられているリスクだよ。

あとは今期予想の配当性向が高めな点も、頭に入れておきたいところだね。

🏆 立川ブラインド工業(7989)総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

売上高はおおむね400億円前後で安定し、営業利益率は10年前の1桁台後半から2桁台へ切り上がりました。EPS(1株あたりの利益)も直近10年で約1.8倍に伸びています。

財務も文句なしです。自己資本比率は8割超で、借入金も社債もゼロ(連結貸借対照表に科目なし)。リース債務がわずかに残る程度の実質無借金経営です。本業で稼いだ現金の流入が続き、手元資金の厚みも年々増しています。

割安性・投資タイミング

株価の指標面では、PBRが1倍を下回っています。当ブログでは、ベンジャミン・グレアムが著書『賢明なる投資家』で示した割安の目安(PER×PBR、すなわちMIX係数が22.5以下)を判断のものさしとしていますが、立川ブラインドのMIX係数もこの水準を下回っており、純資産の価値から見れば、まだ割安な水準に置かれた銘柄です。

一方でPER(予)は、本記事執筆時点(2026年7月)では自社の過去10年レンジ(期末ベースでおおむね8〜12倍)より高い位置にあります。大幅増配と累進配当の宣言の発表後、株価が大きく上昇したためです。所属する金属製品業種の平均(同時点で17倍前後・株探調べ)とはおおむね同水準圏で、割安さと人気化のバランスを見極めたい局面です。なお会社自身も、中期経営計画でPBR1.0倍以上を目標に掲げ、市場評価の底上げに取り組む姿勢を明確にしています。

■ 同業の住宅・インテリア関連3社との比較

銘柄 PER(予) PBR(実) 配当利回り(予) 営業利益率 基準日
立川ブラインド工業(7989) 16.64倍 0.95倍 4.42% 10.35% 2026/08/28
東リ(7971) 11.77倍 0.77倍 4.82% 4.54% 2026/08/27
サンゲツ(8130) 13.98倍 1.55倍 4.83% 9.40% 2026/08/27

※同業のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事より。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は前期実績ベース。

配当・株主還元

配当の実績は、この銘柄の看板です。普通配当ベースで20年以上減配なし。リーマンショックで赤字に沈んだ年ですら、配当を守り抜きました(有価証券報告書で確認)。2018年12月期からは8期連続増配(実績)と勢いを増し、今期はさらに大幅な増配の会社予想です。

会社は累進配当の継続を宣言し、DOE(株主資本配当率)4.0%を下限とする方針も新たに導入しました。DOEの物差しは利益ではなく純資産。純資産は利益ほど年ごとにぶれないため、業績が凹んだ年でも配当を守りやすい仕組みです。予想配当利回りは4%台後半(2026年7月時点)まで高まり、年度末ベースの過去推移と比べても異例の高さです。おまけとして、100株からQUOカードの株主優待もついてきます。なお、これらは将来の配当を確約するものではありません。

注意点・リスク

最新の有価証券報告書の「事業等のリスク」で筆頭に立つのは、新設住宅着工など住宅市場の動向です。売上の8割超を占める室内外装品事業が、住宅・建築の動きと直結しているためです。鋼材やアルミなど原材料価格の上昇も、利益を圧迫する要因になります。

また、利益のうち配当に回す割合=配当性向は、今期の会社予想では7割台と高めです。この還元ペースを支えるには、利益の成長が追いついてくることが大切です。なお、本記事の数値は2025年12月期実績・2026年12月期会社予想・2026年7月22日終値に基づいています。

 

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立川ブラインド工業(7989)のよくある質問

Q. 立川ブラインド工業はどんな事業をしている会社ですか?

A. ブラインドや間仕切りなど窓まわり製品を主力とする老舗のインテリアメーカーです。室内外装品が売上の8割超を占め、駐車場装置・減速機関連が脇を固める内需型(海外売上1割未満)です。

Q. 立川ブラインド工業に株主優待はありますか?

A. あります。100株以上の保有で、保有株数と継続保有期間に応じてQUOカード(500〜5,000円分)が年1回贈られます(12月末基準)。3年以上の継続保有で金額が増える金券型の優待です。

Q. 立川ブラインド工業の配当はどうなっていますか?

A. 普通配当ベースで20年以上減配していません(リーマンショックで赤字だった年も配当を維持・有価証券報告書で確認)。2018年12月期から8期連続増配(実績)で、2026年12月期は年120円の会社予想です。会社は累進配当の継続と、DOE(株主資本配当率)4.0%を下限とする方針を掲げています。決算期は12月です。

Q. 立川ブラインド工業の最大のリスクは何ですか?

A. 住宅市場の動向です。有価証券報告書の「事業等のリスク」でも筆頭に挙げられており、売上の8割超を占める室内外装品事業が新設住宅着工など住宅・建築の動きと直結しています。鋼材やアルミなど原材料価格の上昇も利益を圧迫する要因です。加えて、今期予想の配当性向は7割台と高めです。

 

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

私は立川ブラインド工業の株式を保有しています。

じつは2026年6月に新しく買ったばかりの銘柄です。

きっかけは、業績も財務もキャッシュフローも、そして配当の積み上がりも、どれも優秀で、長く持てる高配当株として安心できると感じたこと。

実質無借金で自己資本比率が高く、本業のキャッシュ創出も毎年安定している——こうした財務の堅さは、私がとても大切にしているポイントなんです。

立川ブラインドは、いわゆるバリュー株という位置づけではありません。

業績が好調ななかで今期の大幅増配を打ち出したあと、株価はすでに大きく上昇しました。

それでも、優良な会社でありながら配当利回りが高めに保たれているのは魅力的で、いまの株価水準(2026年7月時点)も、利益から見て行き過ぎではないと捉えています。

優良企業は本来、人気化して配当利回りが下がりがちですが、この会社は業績以上に配当が高い——そこに惹かれて購入しました。

気をつけているのは配当性向で、直近の大幅増配で一気に切り上がっているぶん、今後の増配は欲張らずに見ています。

これはあくまで私個人の見方ですので、最後はアナタ自身でよく考えて判断してくださいね。

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執筆:TJ(個人投資家・プロフィール記事の品質管理について

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