⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
今回はハウスメーカーの代表格、積水ハウス(1928)。TJも保有している高配当株だよ!
中計期間は配当の下限145円と明言した株主還元で、14期連続増配(実績)の実力派。
ただし、過去には赤字で配当を減らした歴史もある。その光と影、どっちも承知の上で判断してほしい銘柄なんだ。
東証プライム | コード 1928 | 建設業 | 決算月:1月
積水ハウス
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年1月期 本決算(2026年3月公表)
現在株価(2026/08/27 終値)
3,460円前日比-1 (↓0.03%)
時価総額 約2兆2,545億円
配当利回り(予)
4.19%
145円(2027年1月期予想)
PER(予)
10.29倍
過去レンジ 8〜14倍
PBR(実)
1.04倍
過去レンジ 0.8〜1.4倍
配当性向(予)
43.1%
2027年1月期 会社予想
(当ブログ算出)
※データ取得日:2026/08/27
🎁 積水ハウスの株主優待制度
1,000株以上の保有で、魚沼産コシヒカリ(新米5kg)を年1回贈呈。
| 保有株数 |
株主優待の内容 |
| 1,000株以上 |
魚沼産コシヒカリ(新米)5kg |
| 100株〜900株 |
優待の設定なし(対象は1,000株以上のみ) |
優待内容(年1回)
魚沼産
コシヒカリ
基準日 毎年1月31日
お届けは10月下旬〜11月ごろ
※基準日は毎年1月31日(年1回)。継続保有条件はなし。金券ではない現物優待のため、株主優待配当利回りは算出していません。出典:積水ハウス 公式IR。株主優待の内容は 2026/07/31現在。
積水ハウス(1928)はどんな会社?【事業内容】
積水ハウスは、住まいを軸に4つの事業で稼ぐハウスメーカーです。国内の請負と海外の2本柱です。
- 請負型(戸建住宅・賃貸事業用建物・建築土木)
- 国際(米国の戸建住宅・コミュニティ開発・賃貸住宅開発、豪州、シンガポール)
- ストック型(賃貸住宅管理・リフォーム)
- 開発型(仲介不動産・マンション・都市再開発)
家を建てて終わりではなく、建てたあとの管理やリフォームで長く稼ぐ形を持っているのが特徴です。海外売上こそ請負型に並びますが、営業利益率がやや低く、ここが今後の伸びしろにも課題にもなります。東証プライム上場。業種は建設業、決算月は1月。
📈 株価・PER・配当10年チャート
1928 積水ハウス|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
※株価は各年度末(1月末)時点の終値、1株配当は各年度の実績です(2021年1月期は創立60周年記念配当5円を含みます)。株式分割は対象期間に実施されていません。PERは各年度末の株価と実績EPSから算出。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/01 | 1,828.5 | 64 | 10.42 |
| 2018/01 | 1,998 | 77 | 10.35 |
| 2019/01 | 1,626 | 79 | 8.72 |
| 2020/01 | 2,361 | 81 | 11.47 |
| 2021/01 | 2,019 | 84 | 11.14 |
| 2022/01 | 2,314.5 | 90 | 10.18 |
| 2023/01 | 2,451 | 110 | 8.86 |
| 2024/01 | 3,347 | 123 | 10.82 |
| 2025/01 | 3,583 | 135 | 10.67 |
| 2026/01 | 3,438 | 144 | 9.60 |
この10年、配当がいちども減らずに増え続けてるんだね!こんな銘柄は嬉しいなあ。
年間配当ベースで、2013年1月期から14期連続増配(実績)なんだ。
日経連続増配株指数という、原則10年以上の連続増配企業だけで構成される指数にも入っている。配当性向40%以上の方針を会社が明言しているのも心強いね!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
1928 積水ハウス|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※配当利回りは各年度末株価に対する実績値、配当性向は各年度の実績(連結)です。2021年1月期は創立60周年記念配当5円を含みます。出典:IR BANK
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|
| 2017/01 | 3.50 | 36.5 |
| 2018/01 | 3.85 | 39.9 |
| 2019/01 | 4.86 | 42.4 |
| 2020/01 | 3.43 | 39.4 |
| 2021/01 | 4.16 | 46.4 |
| 2022/01 | 3.89 | 39.6 |
| 2023/01 | 4.49 | 39.8 |
| 2024/01 | 3.67 | 39.8 |
| 2025/01 | 3.77 | 40.2 |
| 2026/01 | 4.19 | 40.2 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
1928 積水ハウス|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※EPS・営業利益率・ROEは各年度の実績です。出典:IR BANK
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/01 | 175.48 | 9.09 | 11.04 |
| 2018/01 | 193.06 | 9.06 | 11.15 |
| 2019/01 | 186.53 | 8.76 | 10.87 |
| 2020/01 | 205.79 | 8.50 | 11.16 |
| 2021/01 | 181.18 | 7.62 | 9.31 |
| 2022/01 | 227.37 | 8.89 | 10.44 |
| 2023/01 | 276.58 | 8.93 | 11.30 |
| 2024/01 | 309.29 | 8.72 | 11.53 |
| 2025/01 | 335.95 | 8.16 | 11.09 |
| 2026/01 | 358.07 | 8.13 | 10.85 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
1928 積水ハウス|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※BPS・自己資本比率は各年度末の実績です。出典:IR BANK
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/01 | 1598.90 | 50.5 |
| 2018/01 | 1731.60 | 49.4 |
| 2019/01 | 1718.82 | 49.0 |
| 2020/01 | 1852.62 | 48.1 |
| 2021/01 | 1948.12 | 50.5 |
| 2022/01 | 2184.36 | 52.6 |
| 2023/01 | 2466.04 | 54.3 |
| 2024/01 | 2707.90 | 52.3 |
| 2025/01 | 3027.64 | 40.8 |
| 2026/01 | 3300.57 | 42.7 |
ねえ、自己資本比率が2025年にいきなり下がってるよ!借金が増えてるんじゃない?
うん。事実として有利子負債がこの時期に大きくふくらんでいるんだ。
建設業や不動産は、借入を使って開発する会社が多いんだけど、積水ハウスの場合、2025年にある会社を買収したことが関係しているんだ。詳しくは、総合評価で伝えるね!
配当性向40%くらいで、配当利回り4%以上は魅力だなぁ。
ここも積水ハウスの注目点だね!
連続増配で高配当、さらに増配余力もある。そして、業績も伸ばしつつ株主還元姿勢も意識している。投資家にとってプラスポイントが多いんだ。
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
4兆円台に乗せ、直近10年で約2倍に拡大。2027年1月期も会社予想4兆3,530億円と増収を見込む。 |
| 経常利益 |
10年で水準が大きく切り上がり、直近は3,000億円台。2027年1月期は会社予想3,140億円と一服の見通し。 |
| EPS |
直近10年で約2倍に成長し、過去最高圏。2027年1月期の会社予想は減益を見込むが、水準は高い。 |
| ROE |
おおむね9〜11%台で推移し、上場企業平均(8%)を上回る状態が続く。大型株として優秀な稼ぐ効率。 |
| ROA |
おおむね4〜6%台。近年は総資産の拡大で低下気味だが、上場企業平均(5%)前後を維持。 |
| 営業利益率 |
おおむね7%台後半〜9%台で安定。住宅・不動産の大手として底堅い収益性。 |
| 売上原価率 |
おおむね8割前後で安定推移。大きな変動はない。 |
| 自己資本比率 |
長く5割前後で推移し、近年は4割台へ低下。2025年の会社買収による資金調達で有利子負債が同時に拡大した。 |
| 利益剰余金 |
毎期着実に積み上がり、直近10年で約2.4倍。内部留保は厚い。 |
| 有利子負債比率 |
有利子負債は株主資本とほぼ同規模まで拡大。開発用地の取得や海外展開を手がける大手デベロッパー型の財務で、無借金型ではない。 |
| BPS |
右肩上がりで直近10年で約2倍。1株あたりの純資産が着実に積み上がる。 |
| 営業CF |
確認できる直近9期はすべて黒字。年による波は大きいが、直近は2,000億円超の流入。 |
| 投資CF |
毎期マイナスで開発投資を継続。大型投資の年は流出がふくらむ。 |
| 財務CF |
配当・自社株買いの還元と、借入・社債による調達が交錯。大型投資の年は調達超過になることもある。 |
| 現金等 |
現金同等物は確認できる範囲で増加基調。直近は4,000億円台と、事業規模に見合う厚みを確保。 |
| 配当推移(10年) |
年間配当ベースで2013年1月期から14期連続増配(実績・2021年1月期は創立60周年記念配当5円を含む)。日経連続増配株指数(原則10年以上連続して増配する企業70銘柄)の構成銘柄。 |
| 配当性向 |
おおむね4割前後で安定。会社方針「中期的な平均配当性向40%以上」どおりの規律ある還元が続く。 |
| 自社株買い |
実施の記録が多く、直近確認できる年は数百億円規模。機動的な自社株買いを還元方針にも明記。 |
| PER推移(10年) |
年間レンジでおおむね8〜14倍。市場平均(15倍前後)を下回る評価が長く続いてきた。 |
| PBR推移(10年) |
おおむね0.8〜1.4倍と、1倍をはさんだ推移。解散価値の近辺の評価が定着している。 |
| 配当利回り推移 |
年度末ベースでおおむね3%台〜4%台後半。増配の継続で高めの水準が保たれてきた。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
リーマンショック後の2010年1月期は最終赤字となり、配当を24円から10円へ減額(期末配当見送り・有価証券報告書で確認)。その後は業績回復とともに増配基調へ転換した。 |
| 株主還元方針 |
中期的な平均配当性向40%以上を継続し、第7次中期経営計画期間は年間配当の下限145円を明示(会社発表)。機動的な自社株買いも併用。 |
| 株主優待 |
1,000株以上の保有で魚沼産コシヒカリ(新米5kg)を年1回贈呈(1月末基準)。金券のない現物優待のため、株主優待配当利回りは算出しない制度紹介型。 |
| セグメント |
戸建・賃貸住宅の請負から、リフォーム・賃貸住宅管理、不動産・都市再開発、国際事業まで、住まいの価値連鎖で多角化。 |
| 海外売上比率 |
約3割が海外(セグメント情報からの算出値)。国内住宅市場に閉じないグローバル型で、海外市況や為替の影響も受ける。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・決算資料・有価証券報告書
積水ハウスみたいな大きな会社も赤字の時に配当を減らしたんだね。
そうなんだ。2010年1月期は最終赤字で、期末配当を見送って年24円から10円に減配したんだ。
そこから立て直して、いまの14期連続増配がある。歴史ごと知っておくと、この会社の見え方が変わるよ。
住宅ローンの金利が上がったら、家を建てる人が減っちゃいそうだよね?そこがいちばんコワイよ!
まさにそこが、有価証券報告書の主要リスクにも挙げられているポイントなんだ。金利や資材価格しだいで、家を買う人の財布も会社のコストも動くからね。
海外売上も約3割あるから、米国の住宅市況や、買収のとき上乗せして払った代金(=のれん)があとで損失に化けるリスクも見ておきたいところ。
🏆 積水ハウス(1928)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
積水ハウスの売上高は4兆円の大台に乗り、直近10年で約2倍。EPS(1株あたりの利益)も約2倍に伸び、2026年1月期は売上・営業利益とも過去最高を更新。ROEは上場企業平均を上回る2桁を長く保っています。
自己資本比率が5割前後から4割台へ下がった理由は、はっきりしています。2025年1月期に、米国での事業エリア拡大に向けて米国コロラド州のMDC HD(エムディーシー・ホールディングス)を完全子会社化し、子会社株式の取得に5,570億円を支出しました。この資金を長期の借入4,645億円と社債3,525億円でまかなったため、総資産は1年で約1.43倍にふくらんでいます。
自己資本そのものは増えており、減ったわけではありません。割り算の分母である総資産の伸びが上回った結果、比率は52.3%から40.8%へ下がりました。会社も決算短信で「一時的に財務健全性にストレスがかかる状況」と自ら記しています。
ただし、翌2026年1月期は、買収にあたる支出がゼロに戻りました。営業キャッシュフローは2,163億円と前期の約3.4倍に伸び、長期借入を2,155億円返済したことで財務キャッシュフローは支出超過へ転換。自己資本比率も42.7%へ持ち直しています。
営業キャッシュフローは確認できる直近9期すべて黒字で、手元の現金同等物は4,000億円台を確保しています。
割安性・投資タイミング
株価指標の面では、PER(予)が市場平均(15倍前後)を下回り、建設業種の平均(2026年7月時点で13倍前後・株探調べ)より一段低い位置にあります。PBRは1倍近辺。MIX係数も割安の目安22.5を大きく下回っています。
過去10年のPERは年間レンジでおおむね8〜14倍。この10年で株価はおおむね2倍になりましたが、利益もほぼ同じだけ伸びたため、評価水準そのものは大きく変わっていません。業績の成長に評価がついてきた型の値動きで、割安か割高かの判断は、この先の利益成長を信じられるかどうかにかかっています。
■ 同業のハウスメーカー・不動産2社との比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| 積水ハウス(1928) |
10.29倍 |
1.04倍 |
4.19% |
8.13% |
2026/08/27 |
| 大和ハウス工業(1925) |
10.98倍 |
1.00倍 |
3.77% |
11.03% |
2026/08/28 |
| 野村不動産HD(3231) |
9.28倍 |
1.00倍 |
4.71% |
14.67% |
2026/08/27 |
※同業(ハウスメーカー・不動産)のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事(スコアカード)より、表中の基準日時点の値を取得したものです。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は前期実績ベース。決算期は積水ハウスが1月、大和ハウス工業と野村不動産HDが3月で、比較する期がそろっていない点にご注意ください。
配当・株主還元
積水ハウスは日経連続増配株指数の構成銘柄。年間配当ベースで2013年1月期から14期連続増配(実績)。
株主還元方針も明快です。配当性向を中期的に平均40%以上とする方針に加え、第7次中期経営計画の期間中は年間配当の下限145円と会社が明言。機動的な自社株買いも組み合わせています。予想配当利回りは4%前後(2026年7月時点)。
注意点・リスク
最新の有価証券報告書の「事業等のリスク」を開くと、まっさきに並ぶのが金利や資材価格など住宅市場をとりまく環境の変化です。加えて海外売上が約3割を占めるため、米国の住宅市況や、のれん(買収時に上乗せして払った代金)の目減り、資金調達コストの上昇も業績のブレ幅を広げる変数になります。
また、リーマンショック後の2010年1月期には赤字と減配を経験しており、景気の波を受ける事業であることは胸に留めておきたい歴史です。2027年1月期の会社予想も、増収ながら純利益は減益の見通しです。なお、本記事の数値は2026年1月期実績・2027年1月期会社予想に基づいています。
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積水ハウス(1928)のよくある質問
Q. 積水ハウスの自己資本比率は、なぜ下がったのですか?
A. 2025年1月期に米国コロラド州のMDC HDを完全子会社化したためです。子会社株式の取得に5,570億円を支出し、その資金を長期の借入4,645億円と社債3,525億円でまかないました。総資産が約1.43倍にふくらんだ結果、自己資本比率は52.3%から40.8%へ下がっています。自己資本そのものは増えており、減ったわけではありません。翌2026年1月期は買収の支出がゼロに戻り、長期借入を2,155億円返済して42.7%へ持ち直しました。
Q. 積水ハウスの株主還元方針はどうなっていますか?
A. 配当性向を中期的に平均40%以上とする方針に加え、第7次中期経営計画の期間中は年間配当の下限を145円と会社が明言しています。機動的な自社株買いも組み合わせる方針です。年間配当ベースでは2013年1月期から14期連続で増配しており、日経連続増配株指数の構成銘柄でもあります。
Q. MDC HDとはどんな会社ですか?
A. 正式名称はM.D.C. Holdings, Inc.、本社は米国コロラド州です。積水ハウスは「米国での更なる事業展開エリアの拡大に向け」2024年4月に完全子会社化したと決算短信に記しています。決算説明資料では米国戸建住宅事業の中で語られており、この買収により当期の新規連結子会社は34社増えました。なお、MDC HD単独の取得金額や売上・利益の寄与額は、決算短信・決算説明資料のいずれにも開示されていません。
Q. 積水ハウスは過去に減配したことはありますか?
A. あります。リーマンショック後の2010年1月期は最終赤字となり、期末配当を見送ったため年間配当は24円から10円へ減りました。その後は2013年1月期から増配が続いています。住宅は景気と金利の波を受ける事業であることを示す歴史として、押さえておきたい実績です。
▼ 質問と回答をすべて見る
💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私は積水ハウスの株式を保有しています。
この会社で私がいちばん評価しているのは、稼ぐ力と株主還元の姿勢が両立しているところです。
ROEは10%台。用地も建物も抱える“重い”住宅・不動産のビジネスで、株主から預かったお金を二桁で回せているのは立派な水準です。営業利益率も8%台で安定していて、本業がブレずに稼げています。
しかも1株あたりの利益(EPS)はこの10年でおよそ2倍。稼ぐ力そのものが着実に育っているのが、はっきり数字に出ています。だから配当性向にはまだ増配の余力を残せている、と私は見ています。
還元も具体的です。平均配当性向40%以上、中期経営計画の期間中は年間配当145円を下回らない。配る意思をここまで数字で約束してくれる姿勢に、私はとても心強さを感じます。14期連続増配の実績つきで、宣言だけの会社ではありません。
一方で気にかけているのは、会社予想では今期は純利益が減益だということ。これは2027年1月期の見通しで、増収そのものは続く計画ですから、利益がふたたび伸びに転じてくれることを期待しています。
もうひとつ、住宅は景気と金利の波を受ける商売です。いまは海外展開と借入の拡大で会社の姿が大きく変わりつつある局面に感じています。
ここまでは、保有者のひいき目も混じった私個人の見方です。最終的な投資判断は、ご自身でじっくり考えてくださいね。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
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