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中本パックス(7811)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート

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⚠️ 免責事項

この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月15日時点。

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今回は、中本パックス(7811)を取り上げるよ!お菓子や食品の袋・パウチといった“やわらかい包装”を作っている、暮らしの裏方メーカーなんだ。

配当利回りは高配当株に近い推移で、PER&PBRから見ても割安感が目を引く銘柄。最新の決算データも反映させたから、みんなで一緒に学んでいこうよ!

東証スタンダード | コード 7811 | 化学(軟包装材) | 決算月:2月

中本パックス

高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年2月期 本決算ベース

現在株価(2026/07/15)

1,952前日比-15 (↓0.76%)

時価総額 約172億円

配当利回り(予)
3.79%
74.00円(2027年2月期予想)
PER(予)
7.91倍
過去レンジ 約8〜20倍
PBR(実)
0.82倍
過去レンジ 約0.85〜1.75倍
MIX係数(PER×PBR)
6.49
22.5以下が割安の目安
配当性向(前期)
29.0%
2026年2月期
ROE(予)
10.38%
ROA(予)5.4%
営業利益率(前期)
5.97%
2026年2月期
自己資本比率
51.9%
2026年2月期

※データ取得日:2026/07/15

🎁 中本パックスの株主優待制度

100株以上の保有で、保有株数に応じてQUOカード(1,000円〜2,000円分)を年1回贈呈。

保有株数 優待内容(年1回)
100株以上 QUOカード 1,000円分
200株以上 QUOカード 2,000円分
株主優待配当利回り

4.31%

100株保有の場合
(年配当7,400円+優待1,000円)
÷投資額195,100円

※基準日は2月末・年1回。継続保有期間条件なし。100株保有・200株保有どちらも株主優待配当利回りは同率です。株主優待配当利回りは 2026/07/08現在。出典:中本パックス 公式IR

📈 株価・PER・配当10年チャート

7811 中本パックス|10年
株価(円) 1株配当(円) PER(倍) 当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)

※株価は各年度末時点の値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANKYahoo!ファイナンス

年度株価(円)1株配当(円)PER(倍)
2017/0217355017.19
2018/0223855519.85
2019/0222005615.55
2020/0216825612.66
2021/0218205711.31
2022/0219756210.98
2023/0216606210.56
2024/0217616213.71
2025/021855668.23
2026/022097718.56
株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

株価のラインも配当の棒グラフも、じわじわ右肩上がりだね!しかも予想の配当利回りが約4%もあるなんて、けっこう高いんじゃないの?

TJ
TJ

そうなんだ。1株配当を着実に積み上げてきていて、上場来一度も前の年を下回っていないんだ。会社も累進配当をうたっていて、株主への姿勢がはっきりしている。

しかもPERは7倍台と市場平均よりずっと低い水準で、約4%の配当利回りと合わせて割安感は確かにある。

ただ、景気や原材料の影響は受けやすいから、その注意点もあとで見ていこうね。

📊 配当性向・配当利回り 10年推移

7811 中本パックス|10年
配当性向(%) 配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度配当利回り(%)配当性向(%)
2017/022.8849.5
2018/022.3145.8
2019/022.5539.6
2020/023.3342.2
2021/023.1335.4
2022/023.1434.5
2023/023.7339.4
2024/023.5248.3
2025/023.5629.3
2026/023.3929.0

📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移

7811 中本パックス|10年
EPS(円) 営業利益率(%) ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/02100.934.167.81
2018/02120.134.048.81
2019/02141.524.859.93
2020/02132.844.58.98
2021/02160.994.7610.12
2022/02179.945.7610.26
2023/02157.274.398.34
2024/02128.484.096.02
2025/02225.395.8410.41
2026/02245.075.9710.35

📊 BPS・自己資本比率 10年推移

7811 中本パックス|10年
BPS(円) 自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)

※年次の確定値のみを掲載しています。出典:IR BANK・決算資料

年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/021287.8241.4
2018/021363.5843.0
2019/021425.8143.3
2020/021479.3343.9
2021/021590.0240.9
2022/021753.7942.2
2023/021884.6944.5
2024/021969.6945.7
2025/022165.7348.3
2026/022376.4251.9
しばっち
しばっち

包装材って、原材料の値段が上がったら、利益が削られちゃうんじゃないの?

TJ
TJ

そこは鋭い見逃せない注意点なんだ。原材料は石油由来の樹脂やアルミが中心だから、市況や為替の動きで利益が振れやすい。

さらに営業利益率もおおむね4〜6%と中位で、ものすごく高収益というタイプではないんだ。そこは冷静に押さえておきたいね。

とはいえ景気の波を受けても減配せずに配当を積み上げてきた実績があって、そこがこの会社の地力だよ。

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

BPSのグラフは見事な右肩上がりだね!

TJ
TJ

いいところに気づいたね。利益剰余金をコツコツ積み上げてきた結果、自己資本比率は5割前後まで改善しているんだ。財務の土台が年々厚くなっていて、これが配当を支える底力になっている。

その一方で、株価はBPSの伸びに追いついておらずPBRは1倍割れのままなんだ。財務の安心感と割安感、両方そろっているのが面白いところだね。

📋 財務指標 分析一覧

指標 評価
売上高 食品包装を中心に直近10年は着実な増加基調。直近実績は約500億円規模で、2027年2月期は会社予想520億円と過去最高水準を見込む。
営業利益 10年前と比べ利益水準が大きく切り上がり、直近は約30億円規模。2027年2月期も会社予想32.65億円と高水準の継続を見込む。
経常利益 本業の伸びとともに長期で増加し、直近は約30億円規模。2027年2月期も会社予想34.50億円と堅調な見通し。
純利益 期によるブレを挟みつつ、長期では右肩上がり。直近は約20億円規模で、2027年2月期も会社予想21.83億円と高水準を見込む。
EPS 長期で上昇基調にあり、直近10年で約2.4倍に伸びた。2027年2月期は会社予想246.7円と過去最高水準を見込む。
ROE 直近はおおむね10%前後で推移し、上場企業平均(8%)を上回る水準。資本効率は良好な部類にある。
ROA 直近はおおむね3〜5%台で推移。自己資本を厚めに積む財務方針のもとで、総資産効率も着実に改善してきた。
営業利益率 製造業の中では中位で、長期ではおおむね4〜6%のレンジ。原材料市況の影響を受けつつも、近年は改善傾向にある。
自己資本比率 直近10年で4割台前半から5割前後まで着実に改善。財務の安全性は年々高まってきている。
BPS 右肩上がりの積み上げが続き、直近10年で約1.8倍に拡大。株主資本の成長が株価の土台となっている。
営業CF 運転資本の増減で年により振れはあるものの、一貫してプラスを確保。本業から安定して資金を生み出している。
現金等 手元資金は長期で積み上がり、直近10年で約2倍に拡大。設備投資と株主還元を両立できる厚みを備えている。
配当推移(10年) 2017年2月期50円から増加基調が続き、2027年2月期は会社予想74円。途中に数度の据置を挟みつつ、上場来一度も前年を下回っていない。
配当性向 直近10年はおおむね30〜50%のレンジで、近年は3割前後に低下。利益成長に伴い増配余力は厚みを増している。
PER推移(10年) 過去10年の期末ベースではおおむね8〜20倍のレンジ。近年は一桁台で推移し、歴史的に見ても割安なゾーンにある。
PBR推移(10年) 直近は1倍割れで推移し、解散価値を下回る評価が続く。BPSの成長に株価が追いついていない構図がうかがえる。
配当利回り推移 年度末ベースでおおむね2〜4%で推移。増配の継続により、近年は3%台を保つ年が多い。
株主還元方針 安定配当をベースに業績連動を組み合わせる方針。会社資料では累進配当を継続する旨が示され、財務体質の強化と内部留保の充実も掲げる(公式IR)。
事業内容 グラビア印刷を軸にラミネート・コーティングを展開する軟包装材メーカー。食品向けの包装フィルムやパウチが主力のBtoB企業。
セグメント 食品包装が売上の過半を占め、IT・工業材、生活資材、建材、医療・医薬と多用途に展開。特定用途への偏りを抑えた構成となっている。

▼ くわしくデータを見る

出典:IR BANKYahoo!ファイナンス・株探・公式IR

株勉強中 ショウくん
株勉強中 ショウくん

売上も利益もじわじわ伸びてるし、配当もずっと増えてきてるから、いい会社じゃないの?

TJ
TJ

うん、地味だけど中身は堅実だね。売上は直近で約500億円規模まで伸びて、自己資本比率も5割前後まで改善してきた。

配当は上場来一度も前の年を下回らず、増配基調を保っている。財務の安全性と還元の安定感、その両方が積み上がってきた会社なんだ。

だけど、利益率がそこそこで原材料の影響も受けるから、そこはしっかりおさえておこうね。

しばっち
しばっち

でもさ、これだけ割安なら、何か裏があるんじゃないの?なんでこんなに放置されてるんだろう?

TJ
TJ

いい問いだね。高配当・PBR1倍割れ・PER7倍台がそろった割安パッケージ株だよ。

理由のひとつは、軟包装材のBtoBメーカーで一般の知名度が低く、市場で目立ちにくいこと。利益率が中位で景気や原材料に左右される点も、評価が控えめな一因だね。

株主優待もあるけど、それはあくまで「おまけ」。主役は増配基調を続ける配当を重視して欲しい。

地味さの裏で還元を積み上げてきた点は、見方によっては妙味かもしれないね。良い面と注意点はセットで持っておこう。

🏆 中本パックス(7811)総合評価

【業績・財務・キャッシュフロー】
中本パックスは、グラビア印刷を軸にラミネート・コーティングを手がける軟包装材メーカーで、お菓子や食品の袋・パウチといった包装フィルムを主力とするBtoB企業である。

売上高は直近10年で着実に増加し、足元は約500億円規模に到達。2027年2月期は会社予想520億円と過去最高水準を見込む。営業利益・経常利益も長期で水準を切り上げ、純利益も右肩上がりの基調にある。自己資本比率は4割台前半から5割前後まで改善し、利益剰余金と手元資金は着実に積み上がってきた。

営業キャッシュフローは運転資本の影響で年により振れるものの、一貫してプラスを確保しており、本業の資金創出力は安定している。

【割安性・投資タイミング】
PER(予)は7倍台と、上場企業の平均(15倍前後)を大きく下回る水準にある。過去10年の期末ベースのPERはおおむね8〜20倍のレンジで、近年は一桁台が定位置となっており、現在はその下限圏に位置する。

PBRは1倍割れで推移し、解散価値を下回る評価が続いている。BPSが着実に伸びる一方で株価がそれに追いついておらず、資産価値から見た割安感は厚い。

割安性の総合指標であるMIX係数(PER×PBR)も、割安の目安とされる22.5を大きく下回る水準にある。高配当・PBR1倍割れ・PER7倍台がそろった割安パッケージ株といえる水準で、指標面の割安さは際立っている。

一方で株価は過去レンジの中ほどにあり、原材料市況や為替次第で業績と株価が振れる点は意識しておきたい。値ごろ感を重視するなら、市場全体が調整する局面を待つ判断も一考に値する。

【配当・株主還元】
1株配当は長期で増加基調が続き、2027年2月期は会社予想74円。注目したいのは、上場来(2017年2月期〜)の11期にわたり、普通配当ベースで一度も前年を下回っていない点である。

途中に数度の据置を挟むため「連続増配」ではないが、減配せず水準を維持・引き上げてきた累進配当(増配基調)として評価できる。

会社資料でも累進配当を継続する旨が示され、安定配当をベースに業績連動を組み合わせる還元方針を掲げる。配当性向は近年3割前後と無理がなく、利益成長に伴う増配余力も厚い。100株からのQUOカード優待も、インカム目線では小さな後押しになる。

【注意点・リスク】
原材料は石油由来の樹脂やアルミが中心で、市況や為替の変動が利益を左右しやすい。景気の影響も受けるため、業績が市況次第で振れる点は割り引いて見ておきたい。営業利益率は製造業の中では中位にとどまり、抜群の高収益というタイプではない。

また、軟包装材のBtoBメーカーという事業特性上、一般消費者からの知名度は高くなく、市場の注目を集めにくい面もある。一方で、こうした地味さの裏側で累進配当・増配基調を続けてきた点はこの銘柄の確かな強みであり、派手さよりも継続力を評価する投資スタイルとは相性が良い。以上、この総合評価は2026年2月期実績と2027年2月期会社予想、および記事内に明記した基準日の終値に基づく。

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💬 【TJの視点】

TJTJ(運営者・個人投資家)

軟包装材という渋い事業ながら、PBR1倍割れ・PER7倍台の割安さと約4%の予想配当利回り、そして上場来続く累進配当には素直に好感が持てます。

地味で知名度が低いからこそ市場で見直されにくく、その分だけ割安に放置されているとも言えそうです。

一方で、原材料市況や為替で業績が振れやすく、利益率も中位という弱点は冷静に見ておきたいところ。

もし狙うなら、原材料コストの動向と、累進配当の方針が今後も維持されるかを確認したいですね。

これはあくまでTJの一つの見方ですので、最後はあなた自身でよく考えて判断してくださいね。

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