⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
今回は、電子計測器の専門商社で国内トップシェアの日本電計(9908)を取り上げるよ。TJも保有している高配当株なんだ!
気になるのは、営業キャッシュフローがマイナスになる年が多いこと。この理由も調べたから、良い面も注意点もみんなで一緒に見ていこうよ!
東証スタンダード | コード 9908 | 卸売業 | 決算月:3月
日本電計
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/08/27 終値)
2,813円前日比+41 (↑1.48%)
時価総額 約332億円
配当利回り(予)
3.87%
109.00円(2027年3月期予想)
PER(予)
9.12倍
過去レンジ 約4.6〜9.5倍
PBR(実)
0.96倍
過去レンジ 約0.4〜1.0倍
配当性向(予)
35.4%
2027年3月期 会社予想
(当ブログ算出)
ROE(予)
10.67%
ROA(予)4.44%
※データ取得日:2026/08/27
日本電計(9908)はどんな会社?【事業内容】
日本電計は、電子計測器の専門商社で国内首位です。自動運転・EV・防衛・AIといった分野の研究開発に欠かせない計測器を、メーカーと使い手のあいだをつないで届けています。電子計測機器を柱に、電子・機構部品や試験・検査装置なども扱い、販売先は約1万社。海外売上は約25%で、中国など海外にも販売網を広げています。筆頭株主はあいホールディングス(3076)で、発行済株式の約21.5%を保有します(2026年3月末)。
📈 株価・PER・配当10年チャート
9908 日本電計|10年
株価(円)
1株配当(円)
PER(倍)
当月点
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点の値です。株価・1株配当は2022年1月の株式分割(1:1.5)を過去にさかのぼって調整した値です(PERなどの比率は分割の影響を受けません)。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探
| 年度 | 株価(円) | 1株配当(円) | PER(倍) |
|---|
| 2017/03 | 802.7 | 26.67 | 5.86 |
| 2018/03 | 1,243.3 | 28 | 7.66 |
| 2019/03 | 1,031.3 | 33.33 | 5.21 |
| 2020/03 | 660 | 33.33 | 4.59 |
| 2021/03 | 911.3 | 43.33 | 7.31 |
| 2022/03 | 1,336 | 60 | 6.98 |
| 2023/03 | 1,910 | 75 | 7.69 |
| 2024/03 | 2,421 | 80 | 9.48 |
| 2025/03 | 1,833 | 87 | 7.03 |
| 2026/03 | 2,414 | 97 | 7.48 |
そこが日本電計のおもしろいところなんだ。配当金は直近10年でおよそ3.6倍。2021年3月期から6期連続で増配しているんだ。
2027年3月期の会社予想も109円への増配見込みで、実現すれば7期連続だね!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
9908 日本電計|10年
配当性向(%)
配当利回り(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※配当利回り・配当性向は、株式分割を調整した各年度の配当実績と年度末株価から算出した値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り(%) | 配当性向(%) |
|---|
| 2017/03 | 3.32 | 19.5 |
| 2018/03 | 2.25 | 17.2 |
| 2019/03 | 3.23 | 16.8 |
| 2020/03 | 5.05 | 23.2 |
| 2021/03 | 4.75 | 34.8 |
| 2022/03 | 4.49 | 31.4 |
| 2023/03 | 3.93 | 30.2 |
| 2024/03 | 3.30 | 31.3 |
| 2025/03 | 4.75 | 33.4 |
| 2026/03 | 4.02 | 30.0 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
9908 日本電計|10年
EPS(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS(円) | 営業利益率(%) | ROE(%) |
|---|
| 2017/03 | 136.94 | 2.74 | 10.86 |
| 2018/03 | 162.41 | 3.10 | 11.40 |
| 2019/03 | 197.86 | 3.26 | 12.68 |
| 2020/03 | 143.64 | 2.62 | 8.71 |
| 2021/03 | 124.62 | 2.29 | 7.04 |
| 2022/03 | 191.35 | 2.90 | 9.78 |
| 2023/03 | 248.41 | 3.57 | 11.52 |
| 2024/03 | 255.47 | 4.08 | 10.77 |
| 2025/03 | 260.86 | 3.91 | 9.96 |
| 2026/03 | 322.82 | 3.73 | 11.13 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
9908 日本電計|10年
BPS(円)
自己資本比率(%)
出典:IR BANK・決算資料
数値データを見る(表)
※最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS(円) | 自己資本比率(%) |
|---|
| 2017/03 | 1,261.45 | 32.3 |
| 2018/03 | 1,424.70 | 31.2 |
| 2019/03 | 1,560.34 | 33.1 |
| 2020/03 | 1,649.09 | 37.3 |
| 2021/03 | 1,770.05 | 40.9 |
| 2022/03 | 1,957.64 | 40.7 |
| 2023/03 | 2,179.66 | 39.3 |
| 2024/03 | 2,396.37 | 41.4 |
| 2025/03 | 2,625.65 | 40.3 |
| 2026/03 | 2,890.43 | 41.6 |
営業利益率が低いね。この会社って稼ぐ力が弱いってこと?
違うよ。商社の場合、この水準がむしろ普通なんだ。
日本電計はメーカーから計測器を仕入れて、使い手に届けるのが仕事。売上にあたる金額が大きくなるぶん、利益率は数%におさまりやすいんだ。
大事なのは利益率そのものより、その効率性だね。日本電計は少ない元手でしっかり稼いでいて、その効率を示すROEは10%を超える年が多いんだ。
ROEって、株主のお金をどれだけ上手に使えているかの数字だよね。10%超えってスゴイの?
うん、効率よく稼いでいるよ。日本電計は利益をきちんと伸ばしながら、少ない元手で効率よく稼げていて、ROEが10%を超える年が多いんだ。
さらに、自己資本比率も着実に厚くしてきた。
収益力と財務の安定、その両方をこの10年で伸ばしてきた。それが日本電計の強さなんだ。
📋 財務指標 分析一覧
| 指標 |
評価 |
| 売上高 |
コロナ禍の一時的な落ち込みを挟みつつ、この10年で約1.6倍に拡大。直近2026年3月期は約1,331億円と、初めて1,300億円を超えた。2027年3月期も会社予想1,360億円と増収が続く見込み。 |
| 営業利益 |
直近2026年3月期は約50億円。2027年3月期の会社予想は52億円と、さらに伸ばす計画。 |
| 経常利益 |
直近は約51億円。本業のもうけに受取利息などを加えた水準で、堅調に推移している。 |
| 純利益 |
直近2026年3月期は約37億円。2027年3月期は会社予想35億円で、税負担の平常化により小幅な減益を見込む(本業の営業利益は増益予想)。 |
| EPS(1株当たり利益) |
136円台から322円台へ、10年でおよそ2.4倍。2027年3月期の会社予想は308.29円。 |
| ROE |
直近は11%台。この10年はおおむね7〜13%で推移し、少ない元手で効率よく稼ぐ力を保っている。 |
| ROA |
会社予想ベースで4%台半ば。総資産に対する利益率も安定している。 |
| 営業利益率 |
3〜4%台で推移。仕入れた商品を届ける商社という業態を映して高くはないが、これは業種の特性によるもので、収益力の弱さを示すものではない。 |
| 受注残高 |
2026年3月末で約449億円と前期比+34.6%。自動運転・EV・防衛関連の旺盛な引き合いを背景に積み上がり、将来の売上の土台となる。 |
| 自己資本比率 |
30%台前半から40%台前半へ、10年でほぼ一貫して改善。財務基盤の強化が着実に進んでいる。 |
| 利益剰余金 |
約119億円から約282億円へ、10年で約2.4倍に拡大。稼いだ利益を着実に積み上げている。 |
| 有利子負債 |
約120億円から約178億円へ増加。事業拡大に伴う運転資金を借入でも賄っており、金利動向の影響を受けやすい面がある。 |
| BPS |
1,261円から2,890円へ、10年でおよそ2.3倍に成長(株式分割調整後)。1株あたりの会社の中身(純資産)が着実に厚くなっている。 |
| 営業CF |
本業の利益は黒字が続く一方、直近10期で4回マイナス。入金前の売上債権や棚卸資産といった運転資金の増加が主因で、事業を広げる局面で先に資金が出ていくため。第81期有価証券報告書は直近期について「棚卸資産の減少額826百万円を、売上債権の増加額4,326百万円が上回った」と説明している。 |
| 投資CF |
おおむね小幅なマイナスで推移。設備や投資有価証券への投資が中心で、大きな負担にはなっていない。 |
| 財務CF |
配当や自己株式の取得に加え、運転資金をまかなう借入の増減が反映される。株主還元と事業拡大の両方が資金の流れに表れている。 |
| 現金等 |
2026年3月末で約78億円。10年前の約57億円から、事業を広げるなかでも手元資金を積み増してきた。 |
| 配当推移(10年) |
2017年3月期26.67円→2026年3月期97円(株式分割調整後)と約3.6倍。2021年3月期を起点に6期連続増配(実績)。2027年3月期の会社予想は109円。 |
| 配当性向 |
直近は30%前後で推移。会社は連結配当性向35%程度を目安に掲げており、その水準に近づけてきた。 |
| 自社株買い |
2021年3月期以降、ほぼ毎期にわたり機動的に実施。配当と合わせた総還元に前向きな姿勢がうかがえる。 |
| PER推移(10年) |
期末ベースでおおむね4.6〜9.5倍。10年を通じて1桁台にとどまり、割高な評価を受けた年がない。 |
| PBR推移(10年) |
期末ベースでおおむね0.4〜1.0倍。1倍を超えた年はごくわずかで、純資産を下回る評価が長く続いてきた。 |
| 配当利回り推移 |
期末ベースでおおむね2〜5%台で推移。増配の積み重ねと割安な株価を背景に、高めの配当利回りが続いてきた。 |
リーマンショック後 の配当推移 |
2009年3月期・2010年3月期はリーマンショック後の急激な景気後退を受けて2期連続の最終赤字となり、年間配当も減配となった。ただし2010年3月期(年間10円)を底に、2011年3月期以降は前年を下回った年はない(出典:有価証券報告書)。 |
| 株主還元方針 |
「継続的かつ安定的な配当」と「連結配当性向35%程度を目安」を掲げる。株主優待制度は実施していない。なお、これらの方針は将来の配当を確約するものではない。 |
| 海外売上比率 |
直近で売上全体の約25%。とくに中国が前期比+34%と伸びており、地場企業からの引き合いも旺盛。米・アジアで販売網を広げている。 |
| セグメント・取引先 |
電子計測機器を柱に、電子・機構部品や試験・検査装置などを扱う専門商社。販売先は約1万社、国内48・海外48の拠点を持つ。筆頭株主はあいホールディングス(3076)で、発行済株式の約21.5%を保有する。 |
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書・株主還元方針
さっきTJが言ってた営業CFのマイナス、大丈夫なの?
結論から言うと、これは商社ならではのマイナスなんだ。利益はしっかり黒字だよ。
商社はお客さんに品物を届けても、代金を受け取るのは少し先(売掛金)。在庫切れを避けて、大きな案件では仕入れ先へ前払いもする。
売上が伸びる年ほど、こうした立て替えのお金が先に出ていって、その年の営業CFがマイナスに振れることがあるんだ。
TJも最初はここが気になって、有価証券報告書や決算資料をじっくり読み込んでみたんだ。
本業が苦しくてお金が減っているわけではない、と確認できたよ。
与信リスクが挙げられるね。
日本電計の販売先はおよそ1万社。そのほとんどが代金あと払いの信用取引だから、販売先の経営が悪化すると代金を回収できなくなる可能性があるんだ。
ほかにも、米中貿易摩擦で輸出管理の規制が強まると海外取引に響くし、売掛金にドル建てが多いことで為替リスクもあるから、ここは注意が必要だね。
🏆 日本電計(9908)総合評価
業績・財務・キャッシュフロー
売上高はコロナ禍の一時的な落ち込みを挟みつつ、この10年で約1.6倍に拡大してきました。直近の2026年3月期は増収増益で、売上高は初めて1,300億円を超えました。
営業利益率は商社の一般的な水準。ただ、少ない元手で効率よく稼ぐ力を示すROEは10%を超える年が多く、収益性はむしろ良好です。自己資本比率も着実に改善しています。
営業キャッシュフローはマイナスの年も目立ちますが、これは事業拡大に伴う運転資金の増加によるもので、本業の利益は黒字を保っています。業績・財務ともに、質の高い決算が続いているとTJは評価しています。
■ 営業利益と営業キャッシュフローの10年(単位:百万円)
| 決算期 |
営業利益 |
営業CF |
マイナスの主因 |
| 2017年3月期 |
2,298 |
2,136 |
— |
| 2018年3月期 |
2,940 |
▲2,253 |
売上債権の増加 |
| 2019年3月期 |
3,279 |
2,930 |
— |
| 2020年3月期 |
2,450 |
3,672 |
— |
| 2021年3月期 |
1,892 |
4,574 |
— |
| 2022年3月期 |
2,665 |
▲539 |
棚卸資産の増加・法人税等の支払 |
| 2023年3月期 |
3,740 |
▲97 |
売上債権の増加 |
| 2024年3月期 |
4,431 |
3,604 |
— |
| 2025年3月期 |
4,738 |
251 |
— |
| 2026年3月期 |
4,972 |
▲3,621 |
売上債権の増加 |
※営業利益・営業キャッシュフローは各期の実績(出典:IR BANK・2026年7月26日取得。うち5期は有価証券報告書のキャッシュ・フロー計算書と一致を確認)。マイナスの4期の主因は、各期の有価証券報告書「キャッシュ・フローの状況の分析」の記述を要約したものです。営業利益は10期すべて黒字。
割安性・投資タイミング
PBRはほとんどの年で1倍割れが続き、PERは過去10年で見ると2026年はやや上ですが、10年を通じて1桁台にとどまっています。突出した割高感はありません。当ブログでは、ベンジャミン・グレアムが著書『賢明なる投資家』で示した割安の目安(PER×PBR、すなわちMIX係数が22.5以下)を判断のものさしとしていますが、日本電計のMIX係数もこの水準を下回っています。
加えて、受注残高は前期末から大きく積み上がっています(2026年3月末時点)。将来の売上の土台が厚くなる一方で、株価の評価は過去10年のレンジを大きく超えてはおらず、事業の伸びと株価の評価にはまだ差があるとTJは見ています。
業績を着実に伸ばし、増配を続けている会社が、これだけ控えめに評価されているのは、日本電計の一つの特徴です。半導体に代表されるような人気テーマの華やかさこそないものの、中身に対して株価が地味に置かれてきた、バリュー株らしい銘柄だとTJは見ています。
■ 電子・機械まわりの技術系3社との比較
| 銘柄 |
PER(予) |
PBR(実) |
配当利回り(予) |
営業利益率 |
基準日 |
| 日本電計(9908) |
9.12倍 |
0.96倍 |
3.87% |
3.73% |
2026/08/27 |
| 三洋貿易(3176) |
11.46倍 |
1.23倍 |
3.35% |
4.85% |
2026/08/28 |
| 巴工業(6309) |
13.86倍 |
1.39倍 |
3.67% |
9.02% |
2026/08/28 |
※同業のごく一部との比較です。各社の数値は当ブログの各スコアシート記事より。PER・配当利回りは会社予想、PBR・営業利益率は前期実績ベース。
配当・株主還元
配当は2021年3月期を起点に6期連続で増配してきました(実績)。2027年3月期の会社予想109円が実現すれば、7期連続の増配となります。リーマンショック後に一度減配しましたが、その後は年間配当が前年を下回った年はありません。1株利益が約2.4倍に伸びるあいだに配当は約3.6倍へと増えており、利益の伸びを上回るペースで還元を厚くしてきた形です。
会社は株主還元方針として、連結配当性向35%程度を目安に、継続的で安定的な配当を掲げています。直近の配当性向は30%前後で、目安の水準に近づけてきました。加えて自己株式の取得も継続しており、配当と合わせた株主還元に前向きな会社だとTJは受け止めています。なお、これらは将来の配当を確約するものではありません。
注意点・リスク
最大の注意点は与信リスク。最新の有価証券報告書「事業等のリスク」には、販売先の多くと代金あと払いの信用取引を行っているため、販売先の信用状況が悪化すると債権の回収に支障が出る可能性があると記されています。販売先が約1万社と幅広いことは取引基盤の強みである一方、景気が悪化する局面では注意が必要です。
もう一つは、海外事業のリスク。米中貿易摩擦などを背景に輸出管理の規制が強まると、海外取引に影響が及ぶ可能性が挙げられています。売上の一部はドル建てで、為替の変動を受ける点にも触れられています。有価証券報告書では、売掛金や入金が米ドル建てになることが多く、急な変動で為替差損が出る可能性があるとしたうえで、見積書の有効期間を短くする、外貨預金を活用するといった影響を抑える取り組みも記されています。
また、事業を広げる局面では、売掛金や在庫といった運転資金が先に増え、営業CFが一時的にマイナスへ振れることがあります。その資金の多くを借入で賄っているため、金利の上昇は費用の増加につながります。
決算のたびに、受注残高の伸びと、運転資金・営業キャッシュフローの動きをあわせて確認することが、この銘柄と長く付き合ううえでの実践ポイントです。
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日本電計(9908)のよくある質問
Q. 日本電計はどんな事業をしている会社ですか?
A. 電子計測器の専門商社で国内首位です。自動運転・EV・防衛・AIなどの研究開発に欠かせない計測器を、メーカーと使い手をつないで届けています。電子・機構部品や試験・検査装置も扱い、販売先は約1万社。海外売上は約25%です。
Q. 日本電計に株主優待はありますか?
A. 2026年7月時点で、日本電計に株主優待制度はありません(Yahoo!ファイナンスおよび株主優待ナビで確認)。株主還元は配当が中心です。
Q. 日本電計の配当はどうなっていますか?
A. 2021年3月期を起点に6期連続で増配しており、2027年3月期の会社予想109円が実現すれば7期連続増配となります。リーマンショック後に一度減配しましたが、その後は年間配当が前年を下回った年はありません。会社は連結配当性向35%程度を目安とする株主還元方針を掲げています。決算期は3月です。
Q. 日本電計の最大のリスクは何ですか?
A. 与信リスクです。有価証券報告書の「事業等のリスク」では、販売先の多くと代金あと払いの信用取引を行っているため、販売先の信用状況が悪化すると債権の回収に支障が出る可能性があると記されています。加えて、米中貿易摩擦などによる輸出管理規制やドル建て取引の為替変動といった海外事業のリスクも挙げられています。
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💬 【TJの視点】
TJ(運営者・個人投資家)
私は日本電計の株式を保有しています。
派手さはないけれど、時代のテーマにしっかり乗っている会社だと私は見ています。
惹かれたのは、業績も財務も配当も良いのに、株価は割安な水準に置かれてきたことです。
業績・財務・配当・キャッシュフローの4つを過去10年の物語で見ても良好。そして、連続増配を続ける割安な高配当株。これはまさに、私がいちばん好きなタイプの銘柄なんです。
TJの投資スタイルに合いそうな会社さんだったので、私がこの会社を本格的に調べていたころ、リーマンショック当時の配当を自分の目で確かめたくて、日本電計のIR担当者に連絡して、2012年3月期の有価証券報告書を取り寄せたことがあります。
とても丁寧に対応いただき、過去の一次情報を自分で確かめる大切さを実感した出来事でした。
これはあくまで私個人の見方です。最後はアナタ自身でよく考えて判断してくださいね。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年8月27日時点。
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