ビジネスエンジニアリング(4828)銘柄分析|配当金・高配当株スコアシート
⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年10月14日時点。
今回は、TJがずっとウォッチしているビジネスエンジニアリング(4828)を取り上げるよ!
注目は、財務三表と11期連続増配の実績。
ただ、買いづらい理由もあってね。リスクと共に、順番に整理していくから、みんなで一緒に学んでいこうよ!
東証プライム | コード 4828 | 情報・通信業 | 決算月:3月
ビジネスエンジニアリング
高配当株 銘柄分析スコアシート | 2026年3月期(2026年5月公表)
現在株価(2026/10/14 終値)
1,361円前日比-8 (↓0.58%)
時価総額 約817億円
(当ブログ算出)
※データ取得日:2026/10/14
ビジネスエンジニアリング(4828)はどんな会社?【事業内容】
ビジネスエンジニアリングは、製造業向けの生産・原価管理システム(ERP)「mcframe」を自社開発するIT企業です。ERP導入支援などのソリューション事業が売上の6割超、mcframeをはじめ自社製品のプロダクト事業が3割超を占めます。営業利益率26%台・ROE30%台という高収益のソフトウェア企業。財務面は自己資本比率は70%台、借入はほぼゼロです。
📈 株価・PER・配当10年チャート
数値データを見る(表)
※株価は各年度末時点、1株配当は各年度の実績です。株価・1株配当は株式分割(2013年7月 1:3・2022年6月 1:2・2026年1月 1:5)を過去にさかのぼって調整した分割調整後ベースの値です(PERなどの比率は分割の影響を受けません)。PERは各年度末の株価と実績EPSから算出。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。表の最終行(2026/10)は当月時点の値で、株価は2026年10月14日時点、1株配当とPERは今期の会社予想に基づく値です。出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・株探
| 年度 | 株価 (円) | 1株配当 (円) | PER (倍) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 166.3 | 2.2 | 22.75 |
| 2018/03 | 179.7 | 2.5 | 22.19 |
| 2019/03 | 232 | 4.3 | 16.32 |
| 2020/03 | 237.2 | 4.5 | 16.25 |
| 2021/03 | 347 | 7 | 15.92 |
| 2022/03 | 387.5 | 8.4 | 14.10 |
| 2023/03 | 600 | 12.8 | 15.46 |
| 2024/03 | 751 | 15.6 | 17.14 |
| 2025/03 | 730 | 20 | 13.12 |
| 2026/03 | 1,182 | 41.6 | 14.45 |
| 2026/10 | 1,361 | 42(予) | 17.66(予) |

株価も配当もグングン伸びてる!配当は何倍になったの?
配当は10年でおよそ19倍だよ。
増配が始まったのは2016年3月期。そこから一度も欠かさず、実績で11期連続なんだ。
株価の上がり方も大きいけど、増配のペースはそれ以上なんだ!
📊 配当性向・配当利回り 10年推移
数値データを見る(表)
※配当利回りは各年度末の株価と分割調整後の配当実績から、配当性向は各年度の1株利益(EPS)から算出した値です。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | 配当利回り (%) | 配当性向 (%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 1.32 | 30.1 |
| 2018/03 | 1.39 | 30.9 |
| 2019/03 | 1.85 | 30.2 |
| 2020/03 | 1.90 | 31.0 |
| 2021/03 | 2.02 | 32.1 |
| 2022/03 | 2.17 | 30.6 |
| 2023/03 | 2.13 | 33.0 |
| 2024/03 | 2.08 | 35.6 |
| 2025/03 | 2.74 | 36.0 |
| 2026/03 | 3.52 | 50.9 |
📊 EPS・営業利益率・ROE 10年推移
数値データを見る(表)
※EPSは株式分割調整後。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | EPS (円) | 営業利益率 (%) | ROE (%) |
|---|---|---|---|
| 2017/03 | 7.31 | 5.38 | 11.95 |
| 2018/03 | 8.10 | 5.62 | 15.85 |
| 2019/03 | 14.22 | 7.93 | 18.40 |
| 2020/03 | 14.60 | 8.73 | 17.04 |
| 2021/03 | 21.79 | 10.75 | 20.42 |
| 2022/03 | 27.49 | 13.59 | 21.99 |
| 2023/03 | 38.80 | 17.54 | 25.07 |
| 2024/03 | 43.82 | 19.93 | 23.98 |
| 2025/03 | 55.63 | 22.51 | 24.89 |
| 2026/03 | 81.78 | 26.23 | 30.43 |
📊 BPS・自己資本比率 10年推移
数値データを見る(表)
※BPSは株式分割調整後。最新の株価・指標はページ上部のスコアシートをご覧ください。出典:IR BANK・決算資料
| 年度 | BPS (円) | 自己資本比率 (%) |
|---|---|---|
| 2017/03 | 61.19 | 55.0 |
| 2018/03 | 55.95 | 43.2 |
| 2019/03 | 74.65 | 54.0 |
| 2020/03 | 85.38 | 58.6 |
| 2021/03 | 106.21 | 60.2 |
| 2022/03 | 124.59 | 65.1 |
| 2023/03 | 154.79 | 69.3 |
| 2024/03 | 182.90 | 69.7 |
| 2025/03 | 223.55 | 72.5 |
| 2026/03 | 269.44 | 74.7 |

EPSも営業利益率も、キレイな右肩上がりだね!途中で何か変わったのかな?

稼ぎ方の中身が変わってきたからなんだ。
ビジネスエンジニアリングが開発した主力の「mcframe」は、ライセンス販売が伸びるほど、追加の費用をあまりかけずに利益が積み上がる仕組みでね。
直近の本決算でも、ライセンス売上は過去最高と会社が説明しているよ。

自己資本比率、7割を超えてるなら借金も少なさそうだね!
うん、借入はほぼゼロと言っていい水準だよ。
さらに営業キャッシュフローは10年連続の黒字。手元のお金は直近6年でおよそ3倍。このたまったお金をどう使うかが、次の注目ポイントなんだ!
📋 財務指標 分析一覧
▼ くわしくデータを見る
出典:IR BANK・Yahoo!ファイナンス・有価証券報告書・株主還元方針(会社IR)

増配は続くし、財務もピカピカ!これといった大きな弱点が見当たらなさそう。
数字の面では文句のつけどころが少ないね。配当性向は、会社が目指す5割の水準まで引き上げた段階。利益が伸びるかぎり、増配の余地も残っているよ。

mcframeみたいな自社製品があっても、つまずくとしたらどこ?
有価証券報告書には、大きく2つ書かれているよ。
1つめは、ERP導入支援の柱が世界大手SAP社の製品を扱っていること。他社製品の人気に、事業の一部が左右される構造なんだ。
2つめは不採算プロジェクト。大型のシステム開発では、見積もりのズレや納期遅れで費用がふくらむリスクがつきものだからね。
🏆 ビジネスエンジニアリング(4828)総合評価
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ビジネスエンジニアリング(4828)のよくある質問
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💬 【TJの視点】
ビジネスエンジニアリングは、TJが保有銘柄と同じ真剣さでウォッチしている監視銘柄です。気になる銘柄として取り上げた記事はコチラで紹介しています。
数字を並べると、業績、配当、EPS、営業利益率にROE・ROA、財務、キャッシュフロー——どこを切っても優秀で、私の物差しでは100点満点中80点以上の優等生だと見ています。
それでも新規購入に踏み切っていない理由は、PBRの割高感です。純資産と比べた株価の評価はすでに高く、「業績が良いのに値札は安いまま」という私の好きなバリュー株とは逆の位置にある銘柄です。
2026年に入ってからの株価は軟調でしたが、これは同業のソフトウェア関連株に広く共通した流れで、市場の資金がAI・半導体関連へ寄った影響が大きいと私は見ています(2026年7月時点)。会社の中身はむしろ絶好調ですから、業績と関係の薄い下げが続くなら、過去のPERの推移と比べて手が届きやすい水準に近づいてくる——そんな見方もしています。
もう1つの注目は、たまった現金の使い道です。この数年で現金をかなり分厚く積み上げています。このお金を会社がどんな一手に振り向けるのか。ここに次の物語があると考えています。
筆頭株主が図研(6947)という資本のつながりも面白いところです。TJの調べでは、図研も長期にわたり配当を減らしていない会社。株主還元を大切にする姿勢が、株主の顔ぶれにも通じているように感じます。
PBRの過熱感が落ち着くのか、それとも現金の使い道が先に見えてくるのか。この2つを確かめながら、じっくり見極めていくのがTJの向き合い方です。
これはあくまで、まだ買っていない側の人間の個人的な見方です。最後は、アナタの物差しで判断してくださいね。



執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)
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