MIX係数22.5以下×高配当株 一覧【2026年7月版】|土曜の作戦会議
⚠️ 免責事項
この記事は、私の実体験を共有する記事です。特定銘柄の投資推奨・勧誘ではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月24日時点。
株が割安かどうか、PERで見るか、PBRで見るか——迷ったことない?
今週の作戦会議は、その2つを掛け算して一度に見ちゃう回だよ!

掛け算って、スコアシートに載ってる「MIX係数」のことだよね?解説記事も読んだよ♪

そのとおり!今回は、MIX係数が22.5以下の銘柄を、このブログのスコアシート掲載銘柄から絞り込んでみたんだ。
小さい順に並べただけで、上から良い順ってわけじゃないよ。来週の一手を考えるたたき台として、気楽に眺めていこう!
- 高配当株投資家
- 一度買ったら長期保有が基本
- 2022年から株式投資スタート
- 15〜20年非減配を基準に銘柄分析
- 独自のスコアシートと10年チャート作成
- 小型株とバリュー株が好き
- スーパーの半額シールも好き
抽出条件
- 条件式:MIX係数(PER×PBR)22.5以下 かつ 配当利回り(会社予想)3.0%以上。MIX係数はPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)を掛け算した割安の目安で、22.5という数字の出どころや注意点は解説記事「MIX係数(ミックス係数)とは?」にまとめています。
- 母体:全上場銘柄ではなく、当ブログ紹介している全銘柄が対象(ETF=上場投資信託を除く80銘柄超)。本テーマでは、ETF以外の除外条件は設けていません。
- 基準株価:2026年7月24日(金)終値
- 並び順と掲載数:MIX係数の小さい順(同値は配当利回り(予想)の高い順→証券コード順)。条件に該当した60銘柄のうち、小さい方から10銘柄を掲載。機械的な区切りで、掲載外=ダメ銘柄でもなく、優劣や推奨順位ではありません。
絞り込みの結果が、こちらの10銘柄!さっそくチェックしていこう!
MIX係数22.5以下×高配当株 一覧表
| No. | 社名(コード) | 株価 (円) |
配当利回り (予)(%) |
MIX係数 (PER×PBR) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジーテクト(5970) | 2,102 | 4.66 | 2.84 |
| 2 | 大同信号(6743) | 893 | 4.03 | 3.80 |
| 3 | ダイナパック(3947) | 2,239 | 3.57 | 3.93 |
| 4 | 東京インキ(4635) | 1,412 | 4.60 | 5.07 |
| 5 | ヤマウホールディングス(5284) | 2,212 | 5.06 | 5.78 |
| 6 | オプティマスグループ(9268) | 410 | 4.39 | 5.78 |
| 7 | 九州リースサービス(8596) | 1,508 | 4.11 | 6.01 |
| 8 | 中本パックス(7811) | 1,909 | 3.88 | 6.11 |
| 9 | イチネンホールディングス(9619) | 2,377 | 3.79 | 6.45 |
| 10 | カメイ(8037) | 3,720 | 3.49 | 6.62 |
※データ取得日:2026/07/24(出典:Yahoo!ファイナンス・自社スコアシート日次更新値)
※参考:グレアム基準(22.5)の半分にあたる11.25以下でみても、掲載10銘柄はすべて該当。条件該当60銘柄のうち34銘柄が11.25以下でした。
更新履歴:2026/07/25 初回公開(2026/07/24終値ベース・条件該当60銘柄中、MIX係数の低い順に10銘柄を掲載)
この一覧の注意点
- 「低い=お買い得」とは限りません:MIX係数が小さい銘柄には、業績の悪化や先行きへの不安を市場が織り込んで安くなっているだけの銘柄(いわゆるバリュートラップ=割安のワナ)が混ざっている可能性があります。なぜ安いのかを個別に確かめることが大切です。
- 予想と実績の掛け算です:当ブログのMIX係数は、PERが会社予想・PBRが直近実績と、よりどころの時点がずれた掛け算です。決算が出るたびに、顔ぶれも数値も入れ替わります。
- 22.5は歴史的な参考値です:半世紀前の米国株を前提としたグレアムの基準が出どころで、当ブログ独自の合格ラインではありません。線引きも掲載数も機械的なもので、わずかな差で一覧に入らない銘柄もあります。
各銘柄ひとことメモ

MIX係数って、小さければ小さいほど優秀ってことでいいの?
そうとは限らないんだ。MIX係数は成績表じゃなくて、割安さをザックリ測る物差し。低くなっている理由は、銘柄ごとに違うからね。
そこで、10銘柄それぞれに私のひとことメモを添えたよ。気になる銘柄は、カードの「分析を見る」から深掘りしてみよう!
5970 ジーテクト
MIX係数 2.84配当利回り(予)4.66%
ホンダ系を主要顧客に、車のボディ骨格などのプレス部品を世界で手がける金属製品メーカーです。財務は健全で、1株あたりの利益も過去最高水準にある一方、業績は自動車の生産動向と主要顧客の動向に左右されやすく、リーマンショック後に減配した過去もあります。
PER(予)6.92倍 / PBR(実)0.41倍 / 配当性向(前期)30.1% / 自己資本比率 59.9%
6743 大同信号
MIX係数 3.80配当利回り(予)4.03%
鉄道の信号システムで大手の一角。直近は売上が過去最高を更新し、財務も盤石です。20年以上、減配なしの実績が強みですが、工事の進み具合で営業キャッシュフローが年ごとに大きく振れる事業特性は理解しておきたいポイントです。
PER(予)7.46倍 / PBR(実)0.51倍 / 配当性向(前期)31.0% / 自己資本比率 54.6%
3947 ダイナパック
MIX係数 3.93配当利回り(予)3.57%
食品向けを軸とした段ボール・包装材の中堅メーカーです。値上げの浸透や買収効果で、直近は売上高が過去最高を更新しました。本業の利益率がもともと薄く、景気や原材料価格の影響を受けやすい点には注意しておきたいところです。
PER(予)8.74倍 / PBR(実)0.45倍 / 配当性向(前期)25.0% / 自己資本比率 55.2%
4635 東京インキ
MIX係数 5.07配当利回り(予)4.60%
印刷インキから化成品・土木資材まで手がける創立100年超の中堅メーカーです。市況回復と価格改定で直近の利益は大きく改善しました。超小型株ゆえ売買のしにくさがあり、配当は記念・特別分を除いた普通配当ベースで持続力を見る必要があります。
PER(予)9.05倍 / PBR(実)0.56倍 / 配当性向(前期)42.7% / 自己資本比率 59.4%
5284 ヤマウホールディングス
MIX係数 5.78配当利回り(予)5.06%
九州を地盤に、道路や農業土木向けのコンクリート二次製品を手がけるメーカーです。売上規模は横ばいながら、この10年で本業の利益率が2%台から16%台へ大きく改善し、借金も大幅に減らしてきました。公共工事に根ざした業態という需要の性格は、押さえておきたいところです。
PER(予)5.96倍 / PBR(実)0.97倍 / 配当性向(前期)30.3% / 自己資本比率 61.2%
9268 オプティマスグループ
MIX係数 5.78配当利回り(予)4.39%
主力は中古車の輸出販売。M&Aを重ねて事業規模を一気に広げてきた卸売業です。勢いがある一方、大型買収の影響で自己資本比率は2割前後と低めで、財務の立て直しはまだ途上。業績も配当も振れ幅が大きめである点は、織り込んだうえで向き合いたい銘柄です。
PER(予)8.76倍 / PBR(実)0.66倍 / 配当性向(前期)49.8% / 自己資本比率 19.6%
8596 九州リースサービス
MIX係数 6.01配当利回り(予)4.11%
九州・西日本を地盤とするリース会社で、直近は採算を重視した選別経営により、営業利益が過去最高の水準まで伸びました。自己資本比率の低さや営業キャッシュフローのマイナスはリース業に共通の事業特性で、見かけの数字だけで財務不安と誤解しないことが大切です。
PER(予)8.12倍 / PBR(実)0.74倍 / 配当性向(前期)33.4% / 自己資本比率 20.6%
7811 中本パックス
MIX係数 6.11配当利回り(予)3.88%
お菓子や食品の袋に使う包装フィルムを手がける軟包装材メーカーです。売上は10年かけて着実に伸び、今期も会社予想では過去最高水準を見込みます。生活に根ざした堅実な業態で財務も年々厚みを増している一方、本業の利益率は中位にとどまり、高収益型ではない点は冷静に見ておきたいところです。
PER(予)7.74倍 / PBR(実)0.79倍 / 配当性向(前期)29.0% / 自己資本比率 51.9%
9619 イチネンホールディングス
MIX係数 6.45配当利回り(予)3.79%
車のリースを軸に多角化する持株会社で、この10年で利益をおよそ2倍に伸ばしてきました。リースを終えた車の売却が収益源のひとつのため、中古車相場が反転すると利益の追い風がそのまま逆風に変わりうる点は覚えておきたいところです。
PER(予)8.16倍 / PBR(実)0.79倍 / 配当性向(前期)24.7% / 自己資本比率 33.8%
8037 カメイ
MIX係数 6.62配当利回り(予)3.49%
宮城・仙台に本社を置く総合商社で、石油・LPガスなどのエネルギーを核に、自動車から薬局まで幅広く手がけます。商社ゆえ利益率は薄いものの、財務体質はこの10年で着実に強くなってきました。
PER(予)10.35倍 / PBR(実)0.64倍 / 配当性向(前期)29.6% / 自己資本比率 52.4%
この一覧の使い方:週末3ステップ

一覧で気になった銘柄、そのまま買っちゃっていいのかな?

ダメ!買うのはまだ先!MIX係数はあくまで入口の物差しだからね。私が週末にやっている次の3つを、順番に見ていこうよ!
STEP 1 掛け算の中身を分解する
私は、MIX係数が小さい理由を、PERとPBRのどちらが効いているのかに分けて見ます。スコアシートならカードが隣に並んでいるので一目です。利益面で安いのか、資産面で安いのか——同じ22.5以下でも、意味あいが変わってきます。
STEP 2 「なぜ安いのか」を読む
手がかりは、分析記事の「注意点・リスク」と総合評価です。安さの正体が、業績そのものの陰りなのか、それとも業績は崩れていないのに市場に置き去りにされているだけなのか。私が探したいのは、後者だけです。
STEP 3 監視リストで寝かせる
気になった銘柄はすぐに買わない。まずは監視リストへ。決算や相場の節目を待って、自分の基準に合ったときだけ動きます。待つのも作戦のうち、です。
※この記事は毎週土曜に最新データへ更新していきます。ブックマークして、掛け算の顔ぶれがどう入れ替わるかを定点で眺めるのも、この連載ならではの楽しみ方です。もちろん、最後の判断はあなた自身の基準でお願いします。
TJのひとこと
いい会社が、安い値札のまま置かれていないか。TJが株を探すとき、いちばんワクワクする瞬間です。
掛け算の物差しは、その候補たちをひと目で並べてくれます。ただ、多くの場合、安さには理由があります。
この一覧はあくまで入口です。ここから先は、決算資料とにらめっこしながら、残す顔ぶれをふるいにかけていきます。あなたの週末の作戦会議にも、この一覧が役立てばうれしいです!
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「土曜の作戦会議」は、毎週土曜の朝に更新していく週刊の高配当株スクリーニング連載です。テーマごとに1本の記事を最新データで更新し続ける方式なので、この記事をブックマークしておくと、更新のたびに最新の一覧をご覧いただけます。
平日=個別銘柄深掘り/土曜=作戦会議/日曜=高配当株の購入記録。これがTJブログの傾向です。
作戦を立てるのはあなた自身。本記事は、そのための材料の提供です。
実際に購入した記録は、毎週日曜の「先週買った銘柄・気になる監視銘柄」で公開しています。
執筆:TJ(個人投資家・プロフィール/記事の品質管理について)



⚠️ 免責事項
この記事はTJ個人の見解や実体験、決算資料等からまとめたものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終判断はご自身にてお願いいたします。本記事の情報は、2026年7月24日時点。
